Flow (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 02:45 UTC 版)
Flow | |
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Flow | |
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監督 | ギンツ・ジルバロディス |
脚本 |
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製作 |
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音楽 |
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撮影 | ギンツ・ジルバロディス |
編集 | ギンツ・ジルバロディス |
製作会社 |
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配給 |
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公開 |
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上映時間 | 84分 |
製作国 | |
製作費 | €3.5 million[1] |
興行収入 | US$36 million |
『Flow』(原題:Straume)は2024年公開の3DCGアニメーション冒険映画。ラトビア・フランス・ベルギー制作。
制作費350万ユーロで制作された低予算インディペンデント映画。ラトビア語原題の「Straume」は正確には英語の「Stream」に該当する。
2024年5月22日に第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でワールドプレミア上映されて以降 各地で絶賛され、第97回アカデミー賞・長編アニメ映画賞を受賞した(インディペンデント作品では史上初の受賞)。
ラトビア出身の映画監督ギンツ・ジルバロディスが監督・脚本・音楽・編集・撮影を務めた。人間は全く登場せず、キャラクターは動物のみ。人間の言語は一言も用いられず、動物たちの鳴き声以外にセリフはない。
あらすじ
人間がいなくなったポスト・アポカリプスの世界で、森で暮らす1匹のダークグレーの猫が洪水と水位上昇に流され、旅に出る物語。
猫は旅の中で犬(ラブラドール・レトリバー)、カピバラ[2]、猿(ワオキツネザル)、鳥(ヘビクイワシ)、謎のクジラなど様々な動物と出会いながら流されていく。
受賞
- 第97回アカデミー賞 長編アニメ映画賞 受賞 / 国際長編映画賞 ノミネート
- 第52回アニー賞 長編インディペンデント作品賞・脚本賞 受賞 / 監督賞ノミネート
- 第82回ゴールデングローブ賞 アニメ映画賞 受賞
出典
- ^ Zahed, Ramin. “Flow Director Gints Zilbalodis Sets Adventure Adrift in an Animal Waterworld”. Animation Magazine 2024年8月30日閲覧。.
- ^ 監督のギンツ・ジルバロディスはカピバラのリサーチを日本の伊豆シャボテン動物公園で行ったという。
外部リンク
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