レ・フィルム・デュ・ローザンジュとは? わかりやすく解説

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レ・フィルム・デュ・ローザンジュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/20 23:45 UTC 版)

レ・フィルム・デュ・ローザンジュ(またはレ・フィルム・デュ・ロザンジュ、Les Films du Losange)は、フランス映画製作会社・配給会社。ヌーヴェルヴァーグの立役者のひとりとなった映画監督エリック・ロメールと、映画プロデューサーからのちに映画監督へと転身するバーベット・シュローダー(バルベ・シュレデール)の2人によって設立された。社名は「菱形映画社」の意味で、会社のロゴも菱形のマークである。

所在地は、パリ市ピエール・プルミエ・ドゥ・セルビ通り22番地 (22, avenue Pierre 1er de Serbie, Paris 75116)。

歴史

1962年、42歳のロメールと21歳のシュレデールによって設立される。第1作はロメールの監督による『モンソーのパン屋の女の子』。シュレデールがプロデューサーとなり、『モンソーのパン屋の女の子』に始まる「六つの教訓話」シリーズの製作を開始する。

1963年ジャン=ダニエル・ポレフォルカー・シュレンドルフの45分の中編ドキュメンタリー映画『Méditerranée』(地中海)を製作。

1975年、マルガレート・メネゴーズが代表になり、女将的な存在として現在に至る。メネゴーズは現在シネマテーク・フランセーズ理事会役員、ユニフランス代表を務め、フランス映画界の重鎮となっている。現在、同社は80本を超える作品カタログを所有し、ロメール(ほぼ全作を同社が製作)、シュレデール、ロジェ・プランション、ジャック・リヴェット、そしてミヒャエル・ハネケジャック・ドワイヨン、ジャン=ポール・シヴェラックのような映画作家の作品も扱っている。

主なフィルモグラフィー

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