犯罪者関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:20 UTC 版)
「フライハイトフロンティア」の記事における「犯罪者関係」の解説
ヨーロ バミューナを根城とする親分的存在。かなりの情報通で、人探しなどで彼を頼ってくる者は多い。 相当な歳だが、若々しい容貌に強い野心を抱いている。ビジネス以外の話は興味がないため、冷やかしや世間話には相手にされず追い払われてしまう。 ゴロッサ 逃亡犯の男。気弱な男で、身を隠すのを得意としておりなかなか潜伏先を見つけられないため逮捕されずにいる。現在はアルミスに潜んでいる。 ブラノン 凶悪な逃亡犯の男。変装の名人で一般人を装っているためなかなか逮捕されず、逃亡を続けている。話しかけてもどうでもいい世間話でかわしてしまうが、しつこく話を続けていると怒って正体を現す。ピアンテ、ヴェスキオと潜伏場所を変え、最後にタバロに潜んで女装してまで主人公の目を欺こうとした。自殺志願者の女性を演じているが、飛び降りる気はないため突き落とそうとすると怒って正体を現す。 モンスターをペットにしており、戦闘の際は呼び出して一緒に攻撃してくる。 ダルドー 各地で悪事を働く大悪党。常に数人の仲間を引き連れ、不意打ち、だまし討ちなどを平気で行う卑劣な男。当初は余裕ぶった態度だったが、次第に下卑た本性を現していくことになる。 集めた仲間(トゥリッパーノファミリーの五倍)と共にラスペリアを襲撃し、マフィアたちを抹殺して下克上を企てている。 しかし、デストラの計略によって悪党仲間はすべて討たれ、最後はプレイヤーに敗北してスコットに逮捕された。 捕まる際には「何でおれだけ捕まえるんだ!デストラもおれと同じだ、あいつも逮捕しろ!」と喚き散らすが、デストラから「群れなければ自分より弱い者と戦えない、臆病者と一緒にするんじゃねえ!」と怒鳴りつけられてしまう。ぐぅの音も出なくなり、完全敗北を喫した彼はスコットに連行された。
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犯罪者関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 14:42 UTC 版)
「刑事ナッシュ・ブリッジス」の記事における「犯罪者関係」の解説
トニー・ブッチェリー (Tony 'Tony B' Bucelli) 演 - ステファン・リー(英語版)、日本語吹替 - 龍田直樹(シーズン2、23話のみ)、岩崎ひろし ドジなギャング。通称「トニー・B」。大柄で太めな体形をした大男。だが、外見に反して内面は気弱でずる賢く、ドジばかり踏む。初登場はシーズン2、23話「偽造者との対決」から。初期から終盤まで登場を続けた貴重なサブキャラクター。意外にもナッシュからは友人と思われており、74話で誘拐の片棒を担いだ時には裁判で「更生した」と必死で弁護したという(これにはジョーも呆れていた)。 さまざまな犯罪に手を出しているが、いつもナッシュに捕まるドジな犯罪者。聞いてもいないことを自らベラベラしゃべってくれる。 記憶喪失になったり、借金のカタに犯罪の片棒を担がされたりと、日々の苦労が絶えない。付き合っている女性を自分の犯罪に巻き込ませないように配慮はしているが、いつも女の方から見限られてしまう。 黄色という目立つ色の服装を好んで着る。トニー曰く「黄色はおれのためにあるような色」(第6シーズン第110話でもキャシディが同じセリフを言っている)。 23話では当初、S.I.Uの警部補を語る犯罪者ハミルトンの情報提供者として登場。ナッシュのことを下っ端だと思って喚いており、自分が犯罪に加担させられたという自覚がまったくなかった。 110話「墓の中」でチキンの骨を詰まらせ死んだとされ、その際ナッシュとジョーも彼の死を(遠回しながら)悲しんでいた。だが彼の死は偽装で、それが大事件に繋がってしまう。その話が最後の登場となった。 レイ・ゲイツ (Ray Goetz) 演 - ルイス・マンディロア、日本語吹替 - 家中宏 フランキ-・ドワイヤーと同じボスに仕えていたサンフランシスコを縄張りとするギャングの男。 第2シーズン第21話「汚れた法廷」では判事と連邦保安官を買収し、殺人の目撃者ホリーごとナッシュとジョーを諸共亡き者にしようした。検事補ステイシーを食事誘って懐柔しようとするが、それをあっさり断られた時は脅しに転じるなど余裕のある振る舞いを見せていた。しかし、殺し屋として雇った連邦保安官が失態を犯した時には突然激昂している。しかもその連邦保安官から金を要求された際は部下に射殺させ、連邦保安官の片割れ(殺された男の相棒)を次の指揮官に任命している。表と裏の二つの顔を上手く使い分けていた。 第2シーズン第29話「動く標的」では、大物ギャングのヴィック・ウォルシュ1の右腕として登場。親分の暗殺を指示したのはドワイヤーだと気づき、そしてドワイヤーもゲイツに勘づかれたことを悟り、互いに熾烈な争いを繰り広げることとなる。ベティーナを殺害しようとしたり(防弾チョッキで彼は助かるのだが)なかなかのやり手であった第3シーズン第34話「ギャング・キラー」では元自分の手下であった殺し屋ジミー・ライシャートに命を狙われることになる。最後はビルの屋上でライシャートと対峙する。駆けつけたナッシュとジョーのとった行動は先にゲイツの脚を撃ちそのあとライシャートの肩を撃つという意表をついたものだった。このストーリーを最後にレイ・ゲイツは出てこなくなる。 フランキ-・ドワイヤー (Frankie Dwyer) 演 - ティム・ランソン、日本語吹替 - 土師孝也、中田和宏 サンフランシスコを縄張りとするギャングの男。 29話「動く標的」にて大物ギャングであるヴィッグ・ウォルシュに仕えるナンバー2として登場。このときはフランキーではなくフランクであった(字幕では「フランキー」)。ウォルシュを殺害し、レイ・ゲイツも亡き者としようとして壮絶な争いを繰り広げるものの徐々に追い詰められ最後に逮捕される。その後の空白を経て、第5シーズンの丁度エバンの混乱期にあたる第82話「謎の襲撃」で再登場。再逮捕される時、ナッシュに銃撃されて下半身不随になるものの、間もなく第5シーズン後半にて車椅子姿で3度目の登場を果たす。この時はアダルト映画を作製・監督していた。タイトルは「陪チン員」。このセンスにはナッシュも笑っていた。 3度目はケイトリンを囮にした捜査に引っかかってしまい、彼女に対してパートナー以上の感情を見せていた。しかし、彼女の素性を知る女性が取引相手だったため、ケイトリンの正体がバレてしまう。直後にナッシュたちが突入し、再び追い詰められるが車椅子を置き去りにして逃走を果たした。ところが保釈中で州外に出られなかったためか、いつまでもサンフランシスコに犯罪の拠点を置いてナッシュの命を狙い続け、挙句の果てにIQの低い犯罪者エルドン・シストランクを雇ってしまったために(第5シーズン第93話「暗殺指令」)自分がナッシュ殺害の指示を出していたことが発覚してしまう。最後は側近の女殺し屋をソムリエとして差し向け、ナッシュに毒入りのワインを飲ませようとしたが、ワインのふたが開いていたことを怪しまれ失敗する。その後、女はナイフを手に襲い掛かってくるが、ナッシュには及ばず敗北する。殺し屋とはいえ、ナッシュが女を殴り倒した貴重なワンシーン。 それによって足が付いてしまい、ホテルから移動する為に自分のリムジンに乗ったところにナッシュとジョーが待ち構えており、最後の逮捕となった(運転手はハーベイ)。 幾度もナッシュに勝負を挑み続け、最後は問答無用の敗北を喫した。 タマラ・ヴァンザント (Tamara Van Zant) 演 - ドナ・W・スコット、日本語吹替 - 佐々木優子 本名はタマラ・クリスティン・ヴァンザント。いわゆる詐欺師であるが、内容は詐欺にとどまらず殺人紛いなことにも関与している美女。仕事の相棒を変えるたびに名前も変え、タマラ、もしくはミドルネームのクリスティンを偽名に使う。 初登場は第3シーズン第40話「魔性の女」。ナッシュとは以前恋人同士だったが、別れた今でも彼に対して愛情を抱いている。彼女がトラブルに巻き込まれた時にナッシュに助けを求めたが、その始末をナッシュがつけてやると、金を持ち逃げしてしまうというなかなかの悪女である。第4シーズン55話「悪女の罠 HIGH FALL」ではナッシュの会計士ジョエル・ラスビッセンを自殺に追いやり、ナッシュの資産投資先を破産させるという詐欺行為を行う。そして自分に捜査の手が伸びると共犯で自分のそっくりのケビン・マイケルを射殺しその遺体を車ごと爆破し自身の死を偽装した。しかし歯形の相違からタマラが生きていることをナッシュに気づかれあえなく逮捕された。しばらくの間登場しなかったが、第6シーズン第113話「偽装結婚」でナッシュと偽装結婚しいつも以上にナッシュを付け狙う。だが最終的に黒幕にナイフで刺され、しかもサンフランシスコ湾に落とされてしまう。(ただし、死んだという明確な描写がないため、生死は不明)。 普段は妖艶な美女だが、ひとたび激情すると凄まじく暴力的になる。第6シーズン第103話「危険な関係」にて、自分の獲物をトニー・Bに取られた時は、彼に対して凶器を手に執拗に殴りかかるという一面を見せた。 第1シーズン第4話「姿なき爆弾魔」にボビー・ワークスマン市長のマッサージ師の「ドナ」役として一度登場している。ストーリーには影響を及ぼす役ではなかった上に、ワンシーンのみの出演であった。 ビッグ・タイニー (Big Tiny) 演 - キース・ハーベイ、日本語吹替 - 中博史 / 後藤哲夫 態度は“Big”だが背丈は“Tiny(とても小さい)”である。「ちっちゃいからってナメてんだろ!?」という台詞をナッシュとジョーに発しており、身長が低いことにコンプレックスを抱いているようである。 演じるキースは、第4シーズン第56話「疑惑の保証人」で初登場。その時は中博史が声優を務めていたが、以後は後藤哲夫がつとめる。保証人という隠れ蓑で悪党に依頼を持ちかける男リンクスに雇われ、彼の相棒を殺害。その後はSIUに身柄を拘束され、同じく逮捕されたエルドンと「どちらが先に自白するか」で負けてしまい、サン・クエンティン州刑務所送りとなった。 71話「不倫の代償」では、冒頭から宝石を盗んだ罪でナッシュとジョーにつかまるが、車酔いが酷いため吐いてしまった。ナッシュたちが公にせず行っている捜査内容を知るため、ケイトリンと甲板で談笑をするという絡みがある。「膝の上に座っていい?」と甘えようとしたが、すぐに「ダメ!」と返答されてしょげてしまった。 第6シーズン第106話「もう一人のナッシュ」ではナッシュの名を語ってナッシュ達探偵事務所を混乱に陥れた事もあった。 元々別の役名でチョコチョコ登場しており、ホテルの中にあるパン屋でパイをめぐってジョーとケンカをしたり、シカゴの女刑事に殺害されたりと視聴者を笑わせてくれた。 一見タダの小人に見えるが、実は映画で『E.T.』を演じた俳優。 エルドン・シストラング (Heldon cystlang) 演 - ステファノス・ミルトサカキス 日本語吹替 - 宝亀克寿 大柄で気性が非常に荒い男性。57話「疑惑の保証人」にてナッシュの殺害依頼を受け、ナッシュとジョーに襲い掛かる。巨体から繰り出されるパワーとチェーンを凶器としていたが、ナッシュは、はしご車のはしごを引っ張り出してエルドンの額に激突させた。その後はSIUに拘束され、逃れようと暴れた時にキャシディの写真に傷をつけてしまったためナッシュに蹴り倒されてしまった。取引によって無罪放免となり、釈放される。しかし、第5シーズン第93話「暗殺指令」でフランキー・ドワイヤーの手下として登場し、殺し屋たちに命令してナッシュとジョーの命を狙っていた。これも発覚してしまい、逮捕されて刑務所送りとなった(フランキー・ドワイヤーからは「君には失望した」と見捨てられている)。 その外見どおり怒りっぽい性格。ナッシュから「6歳児でも知恵比べに勝てる」といわれてしまう。仮釈放後は、第6シーズン第108話「愚か者」で再登場。出所後に、刑務所に投獄されていたベティーナと手を組んで脱獄に協力した。 隠し金のありかをベティーナから聞き、用済みとなった彼を殴り倒してしまう。それからジョーを人質に取り、ナッシュをも捕らえたがベティーナに不意を付かれて今度は逆に殴り倒されてしまった。ビル解体の爆風に巻き込まれるも、奇跡的に生存。それを最後に登場しなくなる。 チェイス (Chase) 演 - イワナ・ミリセヴィッチ、日本語吹替 - 幸田夏穂 第5シーズン第91話「殺し屋刑事」と第96話「強盗団潜入捜査」に登場する女性犯罪者。始めは潜入捜査のため殺し屋ゲットマンに扮したナッシュと手を組み、麻薬組織のリーダーの命を狙う相棒として登場。雇い主にナッシュの正体が刑事だと疑われてしまい、危うく殺されそうになったのをチェイスは救ったが、その直後にナッシュによって逮捕されてしまう。その後、ナッシュは命の恩人である彼女と強引に取引することで無罪放免の扱いにした。 その後、ナッシュは強盗団に潜入捜査を開始し、そこで再びチェイスと出会う。最後はチェイスから激しく迫られ、ナッシュは手錠を見せて「逮捕するよ」と何度も拒絶の意を見せていたがついに折れてしまった。一夜限りの愛を交わし、チェイスが目を覚ました時にはナッシュの姿はなくなっていた。変わりに書置きがおいてあり、「チェックアウトは12時! 忘れるなよ」と書かれていた。 ライナス・ミルズ (Linus Mills) 演 - ウィリアム・アザートン、日本語吹替 - 大塚芳忠 シーズン1の最後に当たる第8話「目撃者」に登場する犯罪者。職業は病理学者を営むドクター。正体はCIAの分裂派「ブラックコマンドー」のメンバー。今まで培った情報網を使ってアメリカの最新技術を盗み出し、国外へと輸出する仕事に着手している。そのためナッシュから「あいつはアメリカの敵ナンバーワンだ」といわれた。 寄付金を集めるために開いたパーティで、思いを馳せていた女性ブレーネ・カランダーズと勘違いしてエリケ・ハンセンを銃殺(殺害の理由は後述)。その現場をナッシュの元妻であるリサ・ブリッジスに目撃されてしまう。 狡猾で用心深い人物のためなかなか逮捕に至る証拠がつかめず、ジョーからは「あいつを引っ張るのは、ストローでシェイクを一気飲みするより難しい」、ハーベイからは「見た目どおり、水も漏らさぬケツの穴野郎」といわれたほど。 死体は病院の病理学専門の小部屋に隠されており、リサによって発見されSIUの元へと移ることとなった。しかし、死体を調べてもミルズが犯人だという証拠は出てこなかったため起訴は出来ず。ミルズは死体に超伝導のマイクロチップを埋め込み、秘密裏に海外へ持ち出していた。そのため死体を取り返すべく「闇雲な力では見つけられない」と冷静に行動し、リサを拉致。ナッシュに取引を持ちかける。しかし、ナッシュは逆にミルズの手下を捕らえてリサの監禁場所へと案内させてしまう。 死刑執行に使う毒液をリサに注入して殺害しようとしていたミルズとナッシュは鉢合わせし、殴り合いの対決となる。その最中、拘束されていたリサは暴れだして片足でミルズを蹴り飛ばした。それによってミルズの腹部に注射が突き刺さり、命を失う。 カール・ローバード 演 - ディーン・ノリス シーズン2最終話「シティソルジャー」に登場。湾岸警備隊を率いる元プロの軍人。クウェートの戦場にて単身で敵の一個小隊を全滅させて部下たちを救ったという功績の持ち主。 戦争が終わったため軍には残らず、警備隊の仕事を始めた。警備隊と言っても民間組織であり、警察のような権限は持たない。およそ18ものの地区の警備を担当しており、治安を守るためにパトロールしている。 以上は表の顔で、裏の顔はハンター・ポイントにいる麻薬の売人たちを殺しては資産を奪い取る強盗殺人集団。そこの住民は彼らの正体を察しており、恐れるあまり口をつぐんでいる。ナッシュがにそのことを嗅ぎつけられたため敵対することになる。 ナッシュとリサの友人の息子マイク・ゴメスが売人をやっており、ナッシュにタレ込みをしたことから自宅を制圧して脅しを掛ける。しかしマイクに抵抗されたため、足を銃撃。このことからナッシュを本気で怒らせてしまう。 そこでナッシュたちが保護しようとしている売人のタイレルを殺害し、「銃撃戦を展開して相討ちになった」ことにしてナッシュとジョーの抹殺を目論む。しかしナッシュたちに反撃され、逃げる途中で銃を落としてしまう。ナッシュからはそのまま投降するように言われたが、「最期まで戦って死ぬのが名誉だ」と自らの行動をバイキングにたとえ、耳を貸すことなく抵抗し、ナッシュの凶弾に倒れた。その死に顔は笑顔を浮かべた安らかなものであった。演じるディーン・ノリスはシーズン5「強盗団緊急出動」に偽消防士として出演している。 リッキー・アレン・クリンズマン (Rickey Allen Klinsmann) 演 - カーク・フォックス 日本語吹替 - 小山力也 シーズン4の57話「別れの時」に登場した男性。プラウラーと名乗り、夜な夜な女性宅に侵入しては女性を拘束し、怯える様をビデオに撮って精神的に陵辱している異常者。インターネットで情報を公開している女性記者に届け、一般の目に触れるようにしている。 ナッシュの身近にいる人物を殺害すると予告し、標的となったミシェルを殺害。かけつけたナッシュを挑発し、一騎討ちに引き込んだ。ミシェル宅の屋上にて、クリンズマンは抵抗をやめ、「美人の刑事を殺した。これでオレは刑務所に行っても有名人だ。もう逮捕していいよ」とナッシュを嘲笑った。しかし、ナッシュの取った行動はクリンズマンの銃殺であった。「刑務所には行かせない。地獄に行け!」と叫び、クリンズマンを射殺。こうして侵入者プラウラーは銃殺されたが、SIUの面々に深い傷跡を残したのであった。 オーランド・ライチェック (Aurand Rycheck) 演 - ジム・パリッシュ、日本語吹替 - 長克巳 ロシア随一の殺し屋。だが、ロシア国内での殺しはせず、もっぱら国外を専門としている。そのためついたあだ名が「旅人」。第4シーズン第60話「殺しのターゲット」のみの出演だったが、特筆すべき点は全ストーリーの中で唯一決着のつかなかった相手ということである。。空港でデビット・カッツを射殺しようとするがナッシュに阻まれ、何度もカッツを狙うが失敗。最終的にライチェックの依頼人がナッシュの手に落ち、カッツの暗殺を取りやめにすることとなった。ライチェックもプロであるため依頼自体がなくなれば手を引いたようだが、もしナッシュが依頼人を逮捕しなければ本格的に攻撃に乗り出すつもりだった様子。 協力者がヘタを踏んだ場合、容赦のない制裁を下す。協力者にカッツを始末するための拳銃を空港に隠させたが、そこは監視カメラに移ってしまう場所だった。そのため、協力者は鉛筆を心臓に突き刺され、殺されてしまった。その殺しの技術はナッシュとジョーを感心させたほど。 ルー・グリソン (Lou Glison) 演 - ビリー・ドラゴ、日本語吹替 - 小川真司 第4シーズン第75話「執念の復讐鬼」のみに登場した元警官。妻は今も現職の警官で夫であるルーに暴行され殺されそうになった過去がある。またケイトリンの友人である。ケイトリンが管理統制課に在籍していたときに起訴まで担当した。ルーはケイトリンを恨みさらに元妻をも恨んでいた。彼は元警官というだけありケイトリンに対する翻弄作戦は秀でたところがあり、ケイトリンを追い詰める。暴行魔を送り込んだり、住まいを勝手に売却したり、元妻のフィアンセを殺害したりと非道の限りを尽くすが自身が手を下していないためなかなか逮捕できない。ナッシュはケイトリンを保護という名目で探偵事務所に匿う。これこそがルーを誘い込む作戦であり、彼女を殺害するために来たルーを罠にかけることに成功する。銃撃戦の末、ルーはケイトリンを背後から撃とうとしたが、それに気づいたナッシュとジョーによって射殺される。このストーリーでナッシュとケイトリンの信頼関係は強固になった。 ジミー・ブラッシャー 日本語吹替 - 寺杣昌紀 シーズン4の最終話に登場する犯罪者。麻薬の売人という顔のほかに、宝石商を狙い、拉致し、宝石を奪い取っては闇ルートで換金して荒稼ぎするという一面をもつ。用済みとなった宝石商は大抵は殺されている。不運にも、ナッシュとジョーの目の前で強盗殺人を犯したため狙われることとなった。 M.C.D本部長補佐であるバンクスの娘ジーナとは恋人関係にあったが、自分に警察の手が伸びていると気づいた時には彼女を置いて逃亡。外の女のところへ転がりこんで身を潜めていたが、ジーナの証言が仇となって後にナッシュたちに踏み込まれて逮捕される。 しかし、これ終わらず仲間の協力により脱獄。ジーナを拉致し、再び宝石商を狙って犯行を重ね始める。ジーナに裏切られた形となったジミーだが、拉致した後も彼女に暴行は加えた様子もなく、宝石を奪い取っているのも「お前のためなんだぜ」とキスをしていた。 だがしかし、必死の追跡を続けるナッシュとジェイクのコンビについに追い詰められてしまう。拉致した宝石商が宝石を持っておらず、持っているのは間もなく帰国する妻のほうだと知った彼は待ち伏せを開始。そこへナッシュとジェイクが駆けつけ、ジェイクの奇襲によって殴り倒されてしまう。だが、車内に潜んでいた仲間がジェイクに拳銃を着きつけ人質に取る。 拳銃を構えるナッシュは上手くジェイクには当てず、敵だけを銃撃。ほぼ同時に動いたジェイクもジミーを投げ飛ばして取り押さえ、逮捕。ナッシュの冷静さとジェイクの熱血によるコンビネーションに敗北することとなった(ただし無茶をしたジェイクはナッシュから「お前ふざけるなよ!」と怒鳴られた)。 ジミー・G (Jimmy) 演 - ツィ・マー、日本語吹替 - 千田光男 香港を拠点に活動する国際的犯罪組織の尖兵。ロイ・マクネアーの上司。サンフランシスコを牽制するため、エンバーカデロ署のジラルド署長の暗殺をロイ・マクネアーに下した人物。さらに言えば、ジミーに暗殺指令を命じたのは上海に陣取る組織のボスである。ジミーの立場は、本人曰く「ここまで来てまだ下っ端扱いだ」。ジミーの行動を監視するため、ボスが自分の腹心を送り込んできたことを快く思っていない。 ジラルドを暗殺した後は、側近のエレン・ホリデーとロイ・マクネアーを従え、30億ドルの大金を洗浄(マネーロンダリング)するため行動する。 大幹部の到着と同時に、ナッシュの合図によりDEAの武装部隊が突撃。ジミーは上司と共にジラルド署長殺害の容疑で逮捕され、ジョーから「上海には二度と帰れないと思いな」と言い渡されてしまった。 警察側にメンの割れてしまったマクネアーに大金を渡して、労いの言葉と共にしばらく休暇をすごすように言ったジミーだが、実際にはマクネアーを追ってきたナッシュを追い払うための口実に過ぎなかった。マクネアーがラスベガスから去ればナッシュも追って出て行くと考えていたジミーだが、ナッシュはマクネアーに暗殺の指示を出したのはジミーだとエレンから聞いたため、マクネアー個人の逮捕が狙いではなくではなく組織壊滅を目的にしてしまったことを知らなかった。 マクネアーもまた、自分がSIUに捕らわれた際に、ナッシュにジミーを売り渡すという取引を持ちかけていた。 ロイ・マクネアー (Roy MacNair) 演 - サイラス・ウィアー・ミッチェル、日本語吹替 - 大塚芳忠 第5シーズン第99話「疑惑の女」、続く第100話(第5シーズン最終話)「ある刑事の死」で登場する第5シーズン最後の犯罪者。香港の巨大組織の尖兵の部下として登場し、ナッシュの最初の相棒であるエンバーカデロ署の署長フランク・ジラルドを殺害。それからは何人も警察官を殺害して逃げ続けている。口癖は「落ち着け」。ビビアン・リーフという金髪美女に熱を上げており、しつこく付きまとって電話をかけたり、急に仕事場へやってきたりもしていた。本人はビジネスマンと経歴を偽っていたが、ドラッグを大量に持っていたためすぐに嘘だと見破られてしまった。 仕事とプライベートは混同しないことをモットーとしており、好意を寄せていたエレン・ホリデーにでも一度疑惑の目を向けた後は、拳銃を突きつけ、縛りあげて尋問した。暇な時はダンスを踊っていたり、横柄で軽薄な口調や態度を見せる。しかし、そんなひょうきんな一面を見せていても平然と人を殺せるという酷薄な一面も持っている。そんな彼でも、署長暗殺を指示したジミー・Gを引き渡すという取引をナッシュに蹴られた時は、動揺を露わにしていた。 一旦はナッシュ達に逮捕されるが、取調べのため身柄はDEA捜査官に移される。だが取調べ中に彼はDEA捜査官の不意を突きDEA捜査官(その中にはサラの上司であるマサロッティもいた)を全員殺害し、ラスベガスへ逃亡する。 第5シーズン第100話「ある刑事の死」でラスベガスに逃亡した後、自分の行方を探していたエバン、ハーベイ、ロニーと遭遇。逃走するマクネアーは単身突出して追ってきたエバンを待ち伏せし、背後に回り込み「ゲームオーバーだ」との台詞と共に銃撃。エバンを殺害した。 その後は、ナッシュを嘲笑うかのようにDEAの作戦を見破り、組織の大幹部を捕らえようと空港近辺で待機していたDEA隊員を襲撃。2人の部下と共に警官に化けてナッシュたちの目を欺き、潜入捜査官であるサラ・ウィリアムズ(偽名エレン・ホリデー)を人質にとる。そしてナッシュ、DEA、さらには自分の所属する組織を出し抜き、ナッシュに「相手が悪かったな!勝ったのは、俺のほうだ!」と勝ち誇ると大金がつまれた飛行機に乗り込み、発進を開始した。 マクネアーの裏切りは唐突なようにも思えるが、ジミーから休暇を言い渡された際に「考える時間も欲しいし」と口にしていたことから、組織を裏切って30億ドルを奪うか考えていた模様。 無論、人質に取ったサラは用済みとなった後、パラシュートなしのスカイダイビングをさせて殺害するつもりであった。そのことで命の危険を感じたのか、サラは必死の抵抗を見せて部下を殴り倒してしまう。マクネアーはサラを銃撃したが、全てはずれた(マクネアーは助手席に居たため、射撃しにくい体勢であった)。 サラが飛行機から生還したことで、ナッシュはジョーから提案された「滑走路の封鎖」という案を蹴り、ロケットランチャーでマクネアーを仕留めることを選んだ。飛行機の離陸と共に放たれたナッシュのロケットランチャーの一撃により、マクネアー一味は爆死。ナッシュはフランクとエバンの仇を取り、高笑いした後、真剣な声で「地獄に堕ちろ」と言い放った。 ジョイ・ラーソン (Joy Larsson) 演 - ステファニー・ジンバリスト ラジオ局のニュースキャスター。シーズン6の第119話「逆恨み」に登場。一児の女性で幼い息子トミーとふたりで暮らしている。フロリダ出身の32歳ということになっているが、後に偽造された出生証明書だと判明する。ハーベイ同様グレイトフルデッドの大ファン。アラスカやエジプトのライブにまで顔を出しており、ハーベイと話が合って徐々に親密な仲となっていく。初対面のハーベイからは「デッドを見にエジプトへ行く女だぞ!最高!」といわれた。 本名はスーザン・メーダー。過去、過激派グループ『フリーワールド』のリーダーであるライアン・コリンズの恋人だった。彼と共に同志を募って、72年にコネチカットで軍事工場の爆破を目論む。しかし、爆弾の誤爆で多数のメンバーが命を落とすことになってしまう。中には彼女と一緒にいた一般人の留学生もいた。 その後、名前や出生を変えて逃亡を図り、ジョイ・ラーソンとして生活する。 だが、ライアンが刑務所に投獄され、コリンズ一家は生きる術を失ってしまう。家族は彼の出所まで二十九年間待ち続けたが、仮釈放の二日前に囚人に刺殺されてしまった。その後、ライアンの弟であるネルソンに逆恨みされ、ジョイは命を狙われることとなる。 協力者である弁護士の老人に助けを求めるが、彼はライアンの弁護を担当していたためネルソンに目を付けられていた。弁護士の事務所に乗り込んできたネルソンは、ジョイの住所が書かれたメモを見つけたしまう。弁護士は彼女を守るため不意をついてバットで殴りかかるが失敗し、銃殺されてしまう。 ジョイは別室に隠れていたためネルソンに見付かることはなかったが、事務所の窓ガラスを割って逃げる際に手を怪我してしまう。これが後に仇となる。 ハーベイは、ジョイが過去の爆破事件の首謀者だと疑惑を持っていたが、決め手にかけていたため深層にたどり着けないでいた。その後ネルソンは逮捕されたが、それで終わらずハーベイは独自に調査を続けていた。 ライアンが逃亡に使った車から、二種類の特殊な血液型が検出されたのに目を付け、ハーベイはジョイが怪我をした事務所のガラス片を入手。それにジョイの血液がこびりついており、それを突きつけられて血液検査をすると言われ、ついに自らの犯行を認めた。警察に連行される母親の姿を見て、息子のトミーは悲痛な叫びを上げて母を引きとめようとしていた。 似たような犯罪者として19話には、グレイトフルデッドのファンである女性の元テロリスト「サンシャイン」が登場している。こちらもハーベイに23年前の悪事を暴かれた。 マーク・リー・ペイジ (Mark Lee page) 演 - ジェームズ・レマー 第6シーズンの最終話に登場する連続殺人犯。殺人を目的として人を殺す男。IT企業の社長といった成功者達を狙ってタクシーに乗せ、人気のないところまで連れて行って殺害するという手口で6人の命を奪った。 過去、さまざまな犯罪に手を染めており何度も逮捕歴がある。出所後はディーラーのテッドの元で集金を担当していたが、やり方が暴力的の上、それを楽しんでいたためクビにされる。テッドからは「まともじゃない」と言われていた。 キャシディの尾行に気づいた後、彼女を人質に取った。背の高い女性が好みで、それに当てはまるキャシディには甘い態度を見せる。キャシディに逃亡の手助けをさせようと車を運転させたところ、それが仇となって車をバスに突っ込ませるという荒業を敢行されてしまい、動けなくなったところを逮捕された。 殺人に利用していた車を逆手に取られ、逮捕されるに至った。 ゲリー・ストークス 演 - マイケル・ワイル 日本語吹替 - 青山穣(36話)、堀川仁(74話) 第3シーズン36話の「失なわれた記憶」でキャシディの家庭教師役として登場。かつて囚人で現在は更生したという人物を家庭教師にするということでナッシュとキャシディが喧嘩する原因となる。実際のところ更生したかはよくわからなかったがラストでATMで現金を下ろした女性を襲い逮捕される。「助けてくださいよっ」とナッシュに懇願するがこのストーリーの記憶喪失に掛けて「誰だっけ」と袖にされてしまう。続いてかなり間が開いて第4シーズン74話「誘拐犯」では小切手の偽造で捕まっていたが、更生の一環としてオメランツ警部補(厳しい女性)の監督の下、市警察車両の洗車をしていることが判明。このときはバーベイとエバンに代車としてパトカーを無理やり借りられてしまい、車に装備していたショットガンの暴発で屋根に穴を開けられてしまうがハーベイとエバンのコネで修繕に成功するが警部補にはコーヒーの染みを指摘されてしまう。
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