犯罪行為によるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 15:53 UTC 版)
列車無線については、トンネル内など車内での騒音が大きい場所を走行中の場合でも通話相手の声が聞き取りやすいよう、補助スピーカーを併設しているのが普通である。2010年に、JR西日本奈良電車区所属の電車について、この補助スピーカーの配線が切断される事件が、6月以降4件発生していることが判明しており、同社は奈良県警察に被害届を出した。運転室内には、通常は乗務員や検修社員などしか立ち入らないため、内部犯行であることが疑われているが、同社は当初公表していなかった。
※この「犯罪行為によるもの」の解説は、「列車無線」の解説の一部です。
「犯罪行為によるもの」を含む「列車無線」の記事については、「列車無線」の概要を参照ください。
犯罪行為によるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 01:39 UTC 版)
「列車防護無線装置」の記事における「犯罪行為によるもの」の解説
1996年には、JR東日本管内において防護無線装置が盗難に遭い、沿線でこの装置から発報され列車運行が妨害される事件が多発した。この機材は携帯型無線機で、運転室のラックに取り付けられていたものである。これを受けて本州JR3社は、それまでのアナログ式から妨害を受けにくいデジタル式への変更を進めたほか、無線装置を鍵により運転台に固定するなど機材盗難への対策を行った。四国・九州の各社は、本州に乗り入れる車両以外はアナログ式のままである。 2010年4月以降、JR西日本管内の森ノ宮電車区などで、防護無線の予備電源のヒューズが、運転室内に侵入した何者かによって抜き取られる事件が相次いで発生した。このヒューズは、後述の福知山線事故で防護無線の発報に失敗したことを受け、同社が運転室に設置した予備電源に、電力を供給するために配備されたもので、固定されていて外部からの侵入者が抜き取るのは困難である。その後の調査で内部犯行が発覚し、同年7月20日、大阪府警は予備電源のヒューズを抜き取ったとして天王寺車掌区に所属する49歳の車掌を器物損壊と偽計業務妨害の容疑で逮捕した。「乗務中にヒューズを抜いた」「会社に不満があった」と供述している。
※この「犯罪行為によるもの」の解説は、「列車防護無線装置」の解説の一部です。
「犯罪行為によるもの」を含む「列車防護無線装置」の記事については、「列車防護無線装置」の概要を参照ください。
- 犯罪行為によるもののページへのリンク