犯罪者・テロリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 10:19 UTC 版)
「S -最後の警官-」の記事における「犯罪者・テロリスト」の解説
正木 圭吾(まさき けいご) 国際テロリストで、自らの職業を「破壊活動全般」と称する。 霧山六郎とも面識がありかつては彼の主宰する「霧山塾」のメンバーでもあったが考え方の違いから袂を分かちアフガニスタンで消息を絶っていた。NPSとSATの合同訓練時に神御蔵をおびきだして殺害することを目的に横川秋警視を拉致した。横川を救出に来たNPSを圧倒的な武力と巧みな戦術で苦しめ、神御蔵を射殺する寸前まで追い詰めたがSATの嵐と蘇我により阻まれ、自身も嵐の助言を受けた神御蔵と蘇我のミッドナイトエントリー(闇に乗じて突入する作戦)に敗れ逃亡した。その一方で東日本大震災の復興支援ボランティアに参加し、石巻市で知り合った幼い姉弟とともに家族の遺品を探す一面も見せている。その後「この国に当たり前の希望を取り戻す」としてプルトニウム輸送船第二あかつき丸シージャック事件を起こすもNPS・SAT・SSTの活躍により計画は阻止され自らも神御蔵との激しい死闘の末ついに逮捕される。事件解決後連行される途中で、仲間の裏切りにより狙撃され瀕死の重傷を負った際、神御蔵に幼い姉弟に会わせるよう懇願した。結果として超法規的措置として姉弟と面会することが認められ、死ぬ間際に姉弟2人に強く生きていくことを伝えた後、死亡する。死後、正木圭吾は偽名で本名は坂田健であることが判明した。 壬和 圏壱(みわ けんいち) 連続強姦魔で、肥満体で無精髭と濃い体毛が特徴。 蘇我伊織の姉を強姦・殺害した張本人であり、蘇我伊織が警察官そしてSATの狙撃手を志したきっかけを作った人物。被害者は判明しているだけでも13人おり、出所後も強姦を繰り返すなどしていた。見かけとは裏腹に指先が器用であり、刑務所内作業では旋盤加工を主に行っていた。このことが災いし3ATD銃ハイジャック事件では主犯格の宿那 束原(すくな たばら)から目を付けられて、メンバー加入や3D銃本体及び弾丸の分解・加工を強要される。その後、宿那らと仲間割れを起こし、SATから奪ったサブマシンガンを乱射して仲間を殺害すると同時に、燃料給油車に引火させ大惨事を引き起こした。燃え盛る機内で蘇我と対峙したのち、背中に向け発砲して蘇我を負傷させるが、神御蔵・蘇我・横川勇太郎の尽力によってついに逮捕され、裁判で死刑を求刑された。 コーヘイ 人気ロックバンド「オニオンワールド」のボーカルだがその正体はテロ組織「アルタイル」メンバーであり、YOホールで行われたコンサートでの歌唱中に突如サブマシンガンを発砲し他のメンバーと共に人質事件を起こす。最期は負傷した中丸を庇う神御蔵に向けてサブマシンガンを乱射するが、イルマに射殺された。 ベス テロ組織「アルタイル」の幹部であり、劇場占拠事件では現場の陣頭指揮・ドローンの操縦を行った。 決断にためらう仲間を躊躇なく殺してしまうほどの冷酷非情な性格で、任務には忠実であり他のテロリストメンバーからは「鉄の女」と呼ばれている。冗談が通じないのはおろか、作戦遂行中に自分の名前を呼ばれることを極度に嫌う。第二海堡での最終決戦ではハイジャックした民間ヘリから爆弾を使用した攻撃によってSATや巡視船くにしまに大損害を与える。しかしイルマの狙撃によってローターを破壊され墜落するヘリから負傷しながら辛くも脱出。槙を殉教者とするため防災センターへ侵入し槙と子供達を庇う神御蔵に銃撃を浴びせるが、駆けつけた蘇我に射殺された。 槙 師郎(まき しろう) テロ組織「アルタイル」の頭領であり、通称「軍師」と呼ばれている。 以前は遺伝子の研究者であったが海外で行方を眩ましていた。日本東京を皮切りに「浄化」・「間引き」などと称した無差別テロを世界各国で引き起こした残虐かつ非道な人物。また自らの遺伝子を持つ子供を買収した女性に生ませるという常軌を逸した行動も取っている。
※この「犯罪者・テロリスト」の解説は、「S -最後の警官-」の解説の一部です。
「犯罪者・テロリスト」を含む「S -最後の警官-」の記事については、「S -最後の警官-」の概要を参照ください。
犯罪者・テロリスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 17:24 UTC 版)
「ゴルゴ13の登場人物」の記事における「犯罪者・テロリスト」の解説
青い目(ブルーアイ)・ザラス 第2巻5話「檻の中の眠り」(アニメ版第9話) 声:小山力也 刑務所「パンドラの島」の死刑囚。 隣房の囚人(ゴルゴ)と協力し、あらゆる苦難を切り抜け脱獄に成功する。それが自分を死刑前に殺害する罠であることをゴルゴに告げられ射殺。 ゴルゴが「殺す前に名を教えた」最初の人物。アニメ版では、致命傷を負わせたザラスに「名前を…教えろよ」と頼まれ、答える形になっている。 マックス・ボイド 第8巻35話「素晴らしきシカゴ」 カンザスシティで銀行強盗を犯し、シンシン刑務所に8年間服役していた老人。 仮釈放後、かつて愛した女性ジニーのため、仲間共にテロリストに扮した銀行強盗を決行する。FBIからテロ退治の依頼を受けたゴルゴにより被弾。ジニーの写真を見て泣きながら力尽きた。 レネ・ガルシア 第11巻53話「そして死が残った」 フィリピンの反政府ゲリラ「フク団(フクバラハップ団)」のリーダー。 フィリピン政府から依頼されたゴルゴにより、腹心のカバネロを残し全滅。コソ泥と偽り警察署に逃れる。カバネロに保釈金を支払わせ抜け出すつもりだったが、裏の裏をかいたゴルゴに釈放され、呆然状態で狙撃された。 ボイス 第107巻369話「守宮の盗聴」 別名“守宮(やもり)”。元FBI捜査官で、現在はサンフランシスコ随一の盗聴屋。頑固者だが、FBIにもハッキング可能な悪魔的盗聴技術を持つ。 FBI時代、麻薬組織の捜査中に自分の妻と組織員との浮気を傍受。以来人間嫌いとなり、ペットにのみ心を開く。 盗聴中に偶然ゴルゴへの依頼を傍受。ターゲットの周辺にマイクを装着したペットを配置。証拠となる狙撃音を録音し、方角の割り出しにより狙撃地点の特定に成功する。 現場の犬の様子からゴルゴに「あらざる偶然性」を察知され窮地に陥る。守宮のように身を隠して反撃をやりすごそうとするが、完璧な用意周到さが逆に潜伏場所を特定する結果となる。射殺される際、ペット達を殺さぬよう頼み、「音のない世界に行ける」ことを安堵していた。 ホセ・カンポス 第138巻増刊62話「フロリダ・チェイス」(アニメ版第25話) 声:屋良有作 キューバからの亡命者。麻薬売買・殺人でフロリダの刑務所に収監中。所内でも再三暴動を起こす凶悪犯。 完全防弾の現金輸送車を仲間に盗ませ、移送中の護送車を襲わせて合流。看守や同乗の囚人だけでなく、仲間すら殺害して単身脱走を図る。だが予め暗殺依頼を受けていたゴルゴに車体の下に潜り込まれ、弱点であるマフラー管の貫通射撃により絶命した。 チャールズ・フィッツジェラルド 第151巻「爆弾魔(ボマー)」 元IRAの工作員「爆弾魔」。左手首の蜂の刺青から暗号名は「蜂(ビー)」。IRA脱退後はフリーランスのテロリストとして活動。ネットオークションを利用して世界各地から依頼を受ける。プラスチック爆弾と改造した携帯電話を使用し、遠隔操作によりターゲットを無差別に爆殺する。 WAモータース会長の殺害を依頼され名古屋にて殺害を図るが、暗殺者の狙撃依頼を受けたゴルゴに手口と変装を見抜かれ射殺された。 デゴス 第174巻「極北のテロル」 アメリカ・アラスカ州に住む初老のイヌイット。熟練の知識と射撃の腕を持ち、「アラスカの狼」「イヌイットの鬼神」と恐れられる。一方で伝統を重んじ、周囲からの尊敬も厚い。 政府の石油開発計画によるアラスカの自然破壊を憂い、数年前から施設破壊などのテロ活動を開始。SWATを含む警官隊を誘い込み壊滅、遭難に陥れる。 核廃棄物を石油施設にて爆破させ、使用不能となるよう計画する。NASらから依頼を受けたゴルゴに地の利の筈のアラスカにて奇襲に遭い、その健闘を称え死亡する。 ゴルゴを救った恩人でありながら当人に斃され、死の間際に再度危機を救った人物。
※この「犯罪者・テロリスト」の解説は、「ゴルゴ13の登場人物」の解説の一部です。
「犯罪者・テロリスト」を含む「ゴルゴ13の登場人物」の記事については、「ゴルゴ13の登場人物」の概要を参照ください。
- 犯罪者・テロリストのページへのリンク