とり‐しらべ【取(り)調べ】
取調べ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:18 UTC 版)
下鴨署での調べに対して広川は、4人が最後に目撃された日である6月27日に、自分が小笛宅に泊まっていたことを認めた。しかし、自分は同日に4人と食事をとった後、28日の朝5時30分頃に小笛宅を出てそのまま会社へ出ただけである、と主張した。現場の遺書については、鉛筆も用紙も印もすべて自分のものであると認めたが、印は上着のポケットに入れておいたものを勝手に使われたのだと主張した。汽車の中で遺書を書いたのも、発作的な行動に過ぎなかった、と述べた。 しかし、広川が小笛宅を出る際に通ったと主張する裏口には、外側から鍵がかけられていた。また、小南の鑑定では4人は食後7、8時間で殺害されたとされるが、5人が27日に夕食をとったのは19時頃であり、広川が小笛宅を出たと主張する時刻には4人は既に死んでいることになる、という矛盾もあった。一方で、広川は事件後の6月30日に小笛と2人の娘の親に挨拶の手紙を出しているが、これは単なる偽装工作と判断された。
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