基本キャラクター(歴戦の勇者、新たなる挑戦者)
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「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」の記事における「基本キャラクター(歴戦の勇者、新たなる挑戦者)」の解説
マリオ(MARIO) 声:チャールズ・マーティネー 『マリオ』シリーズの主人公。『マリオオープンゴルフ』で着用していた衣装の柄が描かれたものと、ワルイージのカラーリングがカラーバリエーションに追加された。 ドンキーコング(DONKEY KONG) 『ドンキーコング』シリーズ(『スーパードンキーコング』)の主人公。 ダッシュ攻撃が「ローリングアタック」に変更されており、原作における同名の攻撃を再現している。また、最後の切りふだ「タルコンガビート」使用時に譜面が表示されるようになった。 リンク(LINK) 声:笹沼尭羅 『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。本作も『X』同様に『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のリンクが下地となっている。 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の私服のリンクや、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』の鬼神リンクを意識したカラーバリエーションが追加された。 サムス(SAMUS) 『メトロイド』シリーズの主人公。『メトロイド Other M』仕様のデザインへと変更された。また、ゼロスーツサムスはサムスと別枠での参戦となったため、最後の切りふだ「ゼロレーザー」を使用してもパワードスーツは崩れなくなっている。 ヨッシー(YOSHI) 声:戸高一生 『ヨッシー』シリーズの主人公であり『マリオ』シリーズの登場キャラクター。グラフィックが大幅に描き直され、やや立った姿勢へと変更されている。足と尻尾を使ったワザが増加し、シールドや「タマゴうみ」等のたまごの色が色替えで変化するようになった。 『Wii U』では新ステージの1種『ヨッシー ウールワールド』が原作に先駆けて登場している。 カービィ(KIRBY) 声:大本眞基子 『星のカービィ』シリーズの主人公。横必殺ワザの「ハンマー」が溜め撃ち可能になり、その際には「鬼殺し火炎ハンマー」に変化する。また、最後の切りふだは「ウルトラソード」に変更された。 ボイスが新規に録り直されている。なお、海外版においても声優の変更はないが、パルテナ、ルフレ、シュルクの必殺ワザをコピーして使用した際の台詞が英語になっている。 フォックス(FOX) 声:野島健児 『スターフォックス』シリーズの主人公。過去作と同様にボイスが録り直されているが、日本語声優は『アサルト』準拠のままとなっている。 カスタマイズ版の横必殺ワザ「ウルフフラッシュ」は、『X』に参戦したウルフの同名のワザを再現している。 最後の切りふだ「ランドマスター」の効果時間が減少している。 ピカチュウ(PIKACHU) 声:大谷育江 『ポケットモンスター』シリーズの登場キャラクター。グラフィックが大幅に描き直され、前作よりも細身になった。 色替えに『ハートゴールド・ソウルシルバー』や『X・Y』の男主人公の帽子などが追加され、シリーズ通して初めてカラーバリエーションが4色ではなくなった。 ルイージ(LUIGI) 声:チャールズ・マーティネー 『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。「初代」から「X」までは、3作連続で隠しキャラクターとして登場していたが、本作では初めて最初から使用可能となった。『ルイージ30周年』の年に参戦が発表された。 ジャンプ時に足をばたつかせるようになり、ルイージマンション2の発売に合わせて最後の切りふだが掃除機で攻撃する「オバキューム」に変更された。 キャプテン・ファルコン(CAPTAIN FALCON) 声:堀川りょう 『F-ZERO』シリーズの主人公。『DX』同様に最初から使用可能。最後の切りふだ「ブルーファルコン」のSEがSFC版の物に変更された。 ピーチ(PEACH) 声:サマンサ・ケリー 『マリオ』シリーズの登場キャラクター。キノコ王国のお姫様。全ファイターの中で唯一「空中浮遊」ができる。 対戦勝利時の演出の一つが、手を組み上を見上げるものから、ハートを散らしながら1回転しポーズを決めるものに変更された。また最後の切りふだ「ピーチブラッサム」で降ってくる桃が13個から巨大かつ回復量の高い3個に変更。回復量が減少(『X』5%×13個=65% ⇒ 『for』20%×3個=60%)。 ゲッコウガ参戦時に公式ホームページで公開されたイラストでピーチが全面に押し出されているのは、杉森建がピーチが1番好きであるためのもの。 クッパ(KOOPA) 『マリオ』シリーズの登場キャラクター。 グラフィックが大幅に描き直され、やや立った姿勢へと変更されている。走る際も体を引きずる形ではなく、足を上げて走るようになった。ダッシュ攻撃や横スマッシュ攻撃なども足を使った攻撃に変更された。なお、最後の切りふだで「ギガクッパ」に変身している間は『X』のワザ・モーションに戻る。 ゼルダ(ZELDA) 声:水沢潤 『ゼルダの伝説』シリーズの登場キャラクター。リンク同様『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のデザインとなっている。シークはゼルダと別枠での参戦となった。それに伴い、下必殺ワザが『ゼルダの伝説 大地の汽笛』に登場したファントムを召喚する「ファントムアタック」に変更された。『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』の発売日に参戦が発表された。 シーク(SHEIK) 声:水沢潤 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の登場キャラクター。ゼルダと別枠で単体キャラクターとしての参戦となり、横・下必殺ワザが変更された。 マルス(MARTH) 声:緑川光 『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』『ファイアーエムブレム 紋章の謎』の主人公。シリーズを通して初めて最初から使用可能になった。 デザインは『新・暗黒竜と光の剣』をベースに以降の作品の要素を追加した完全リニューアル服になり、神剣・ファルシオンはフォルムが少し変更になっている。 ルキナとは必殺ワザ、最後の切りふだ、カスタマイズ必殺ワザ、移動速度やジャンプなど、モーションが同じだが、髪の色が青固定、剣先で当てるとルキナよりもワザの威力が高く爆発力がある。『Wii U』のイベント戦「マルスの名にかけて」では使用キャラクター・マルスでルキナとのバトルがある。 マルスを演じた緑川はNintendo DREAMのファイアーエムブレム25周年の担当声優のインタビューにおいて、「本作も収録のオファーがかからず、参戦が決定した時は喜んだ」と語っている。今回は、声優側から「声の流用」について提言を出した。 メタナイト(META KNIGHT) 声:私市淳 『星のカービィ』シリーズの登場キャラクター。手に小手らしき防具が装着された他、新たにギャラクティックナイト、ダークメタナイトのカラーリングがカラーバリエーションに追加された。 滑空が廃止されたことで上必殺ワザの仕様が変更された。 ピット(PIT) 声:高山みなみ 『パルテナの鏡』シリーズの登場キャラクター。『新・光神話 パルテナの鏡』仕様のデザインへと変更され、ボイスも新規に録り直された。 新たに神器を使うワザが実装され、最後の切りふだも「三種の神器」に変更された。これはパルテナがプレイヤーキャラクターとして参戦したことによる変更だとされている。 メタナイト同様に、滑空の廃止によって上必殺ワザの仕様が変更された。 ゼロスーツサムス(ZERO SUIT SAMUS) 声:アレジア・グライドウェル パワードスーツを脱いだサムスで、本作では単体のファイターとしての参戦となった。本作オリジナルの装備「ジェットブーツ」を履き身体能力を強化している。最後の切りふだも場外から砲撃する「スターシップ」に変更された。 アイク(IKE) 声:萩道彦 『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の主人公。『ファイアーエムブレム 暁の女神』仕様のデザインへと変更された。 リザードン(LIZARDON) 声:三木眞一郎 『ポケットモンスター』シリーズの登場キャラクター。前作ではポケモントレーナーの操作ポケモンの内の1匹だったが、本作では単独での参戦となり、ボイスも新録された。 これに伴い必殺ワザの構成も変更され、最後の切りふだはメガリザードンXになる「メガシンカ」に変更された。一定時間飛行状態になり、ボタンを押すたびに攻撃を行う。 ディディーコング(DIDDY KONG) 『ドンキーコング』シリーズ(『スーパードンキーコング』)に登場するドンキーコングの相棒。下必殺ワザで出せるバナナの皮の数が減少している。 デデデ(DEDEDE) 声:桜井政博 『星のカービィ』シリーズの登場キャラクター。プププランドの自称大王。ボイスが新録されている。 『X』の時と比べ瞳が小さく、コミカルな演出が見られる。上必殺ワザ「スーパーデデデジャンプ」に埋める効果が追加され、下必殺ワザ「ジェットハンマー」の上限ダメージが100%に変更された。 横必殺ワザ「ワドルディ投げ」が「ゴルドー投げ」に、最後の切りふだが、大きく吸い込んで炎をまとったハンマーで連続攻撃を浴びさせた後、巨大な爆弾でとどめを刺す「デデバースト」に変更された。理由は『3DS』におけるゲームの処理負荷軽減のためである。ワドルディは前作と同じデデデの登場シーンや、勝利画面で登場する。 3DS用ソフト『星のカービィ トリプルデラックス』の発売日前日に参戦が発表された。 ピクミン&オリマー(PIKMIN & OLIMAR) 声:若井淑(5色のピクミン)、朝日温子(羽ピクミン) 『ピクミン』シリーズの主人公。上必殺ワザが「羽ピクミン」に変更された。また、連れて行けるピクミンが最大3体までとなった代わりに、ピクミンの順番が固定化された。『ピクミン3』の発売日前日に参戦が発表された。 カラーバリエーションでピクミン&アルフ(PIKMIN & ALPH)にも変更可能。アルフは本作で初参戦となる。カラーはオリマー・アルフ各4種類ずつで、オリマーとしてのカラーバリエーションは前作より減少している。 『ピクミン3』の「羽ピクミン」は上必殺ワザで出演しているが、「岩ピクミン」は未登場となっている。岩ピクミンは開発期間が間に合えば追加される予定が存在した。 ルカリオ(LUCARIO) 声:浪川大輔 『ポケットモンスター』シリーズの登場キャラクター。『X』では隠しキャラクターだったが、本作では最初から使用可能。ボイスが新録されている。 蓄積ダメージが増えると強くなる特性「波導」の影響が前作以上に強くかかるようになっている。 最後の切りふだがメガルカリオに変身する「メガシンカ」に変更された。変身中は「波導」の影響が普通のルカリオの上限以上になる。 トゥーンリンク(TOON LINK) 声:松本さち トゥーンレンダリングデザインのリンク。アピールや勝利ポーズでタクトを使ったり、「大海原をゆく戦士」と称される など『ゼルダの伝説 風のタクト』を意識したものとなっているのが伺える。『X』では隠しキャラクターだったが、本作では最初から使用可能。『ゼルダの伝説 風のタクト HD』の発売日に参戦が発表された。 むらびと(MURABITO) 『どうぶつの森』シリーズの主人公。同シリーズに登場する家具や道具を用いて戦う。グラフィックは『街へいこうよ どうぶつの森』準拠の2.5頭身で、デフォルトカラーは同作のパッケージに写っている「おとこのこ」のデザインである。 カラーバリエーションで顔や髪型、服のデザインが変わる他、「おんなのこ」にもできる(男女各4種類ずつ)。 Wii Fitトレーナー(Wii Fit TRAINER) 声:廣瀬仁美(女性トレーナー)、樋口智透(男性トレーナー) 『Wii Fit』シリーズに登場する女性トレーナー。使用ワザのポーズは同シリーズのトレーニングのものであり、必殺ワザではサッカーボールやフラフープなどの道具を扱い戦う。 女性トレーナーが基本だが、カラーバリエーションで男性トレーナーも選択できる(男女各4種類ずつ)。 ロゼッタ&チコ(ROSETTA & CHIKO) 声:ケリー・ケイン(ロゼッタ)、竹澤勇矢(チコ) 『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。『DX』『X』に登場したアイスクライマーのように、2人1組で戦う。基本的にはロゼッタを操作するが、チコを相手に飛ばすこともでき、ロゼッタの動きに連動してチコも攻撃を行う。 キャラクター付けのテーマは「オプション攻撃」で、無重力を意識した動作を個性づけされて作られた。 リトル・マック(LITTLE MAC) 声:鳥海浩輔 『PUNCH-OUT!!』の主人公。『X』ではアシストフィギュアとして登場していたが、本作ではプレイヤーキャラクターとして登場となった。セコンドのドック・ルイス(声:小山剛志)も演出に登場する。 固有の「K.O.ゲージ」と呼ばれるものが存在し、ダメージを受けるなどして最大まで溜まっている時に通常必殺ワザを使うと、超高威力の「K.O.アッパーカット」が発動する。 カラーバリエーションとして、アーケード版に準じたワイヤーフレームモデルも登場。また、彼のみカラーバリエーションが16色存在する(通常モデル、ワイヤーフレームモデル各8種類ずつ)。 「パンチアウト!!#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」も参照 ゲッコウガ(GEKKOUGA) 声:うえだゆうじ 『ポケットモンスター X・Y』に登場するしのびポケモン。「ハイドロポンプ」「みずしゅりけん」といった水タイプの攻撃ワザを駆使して戦う。 名前が決まっていない時に、数枚のイラストだけで夕方からワザ、必殺ワザ、ポーズを作成し、その日の午後12時に完成・撮影した後確認を行ったとされる。 ゲッコウガ参戦のイラストがきっかけで、セガからイラストの作成依頼が杉森にあった。 パルテナ(PALUTENA) 声:久川綾 『パルテナの鏡』シリーズに登場するキャラクター。前作では演出として、ピットの最後の切りふだ使用時に背景に灯影される形での登場であったが、今回はプレイヤーキャラクターとして登場となった。 カスタマイズで変更可能な、通常・横・上・下にそれぞれ3種類ずつ存在する必殺ワザは全て『新・光神話』で登場する奇跡で、このキャラクターのみそれぞれの特性が大きく異なる。桜井によると、カスタマイズ必殺ワザは他のキャラクターより多いパルテナが一番大変であり、さらにバランスを崩す恐れのある「超速ダッシュ」も調整が困難だったという。 服の形が国内版と海外版では微妙に異なり、海外版は原作同様太ももの上まで切れているが、日本版ではこの部分が閉じられた本作オリジナルの服。 ルフレ(REFLET) 声:細谷佳正(男性)、沢城みゆき(女性) 『ファイアーエムブレム 覚醒』のマイユニットにして主人公。他のファイアーエムブレム出典のキャラクターとは違い「魔法」と電撃の衝撃波が出る「サンダーソード」を用いて戦うのが特徴。 男性が基本だが、カラーバリエーションで女性も使用できる(男女各4種類ずつ)。なお、もう一人の主人公のクロム(声:杉田智和)は最後の切りふだや勝利演出での登場となる。 青銅の剣と魔法(4種類の魔道書の一つを使用して発動する魔法とそうでない魔法がある)とサンダーソードを使用して戦う。4種類の魔道書(1つ目は弱攻撃の三段目の一つと横必殺ワザで使用。2つ目は弱攻撃の三段目の一つ・四段目と上必殺ワザで使用。3つ目は通常必殺ワザで使用。4つ目は下必殺ワザで使用)とサンダーソード(スマッシュ攻撃と上下前後方向の空中攻撃で使用)には制限があり、魔道書を何度か使用するとその魔道書を使用する弱攻撃・必殺ワザが一定時間使用不可能になりサンダーソードを何度か使用するとスマッシュ攻撃と上下前後方向の空中攻撃が一定時間青銅の剣による攻撃になるが使用不可能になった魔道書・サンダーソードは一定時間たつと再び使用可能になる。 キャラクター付けのテーマは「剣と魔法 回数制限つき攻撃」。参戦理由は上述のようにクロムよりも能力の個性づけがしやすかったことに加え、『ファイアーエムブレム』の魔道書系キャラクターを以前から参戦させたいと考えていたことを発売後に明かしている。 シュルク(SHULK) 声:浅沼晋太郎 『ゼノブレイド』の主人公。大剣「モナド」を扱い、モナドの能力である「モナドアーツ」で能力値を変えながら戦うのが特徴。 Miiverseで桜井は「本来なら『スマブラ』に出られるキャラクターではないのだけど、超がんばって達成しました」と発言している。カラーバリエーションは海水パンツ一丁のものを除き、旅の仲間のカラーをモチーフにしている。 桜井は「モナドアーツ」はバランスを崩す恐れのあるものであったため、調整が困難だったとしている。 ソニック(SONIC) 声:金丸淳一 『ソニック』シリーズの主人公。セガからのゲスト参戦。『X』では隠しキャラクターだったが、本作では最初から使用可能。 ロックマン(ROCKMAN) 『ロックマン』シリーズの主人公。カプコンからのゲスト参戦。原作同様さまざまな「特殊武器」を用いて戦う(特に『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』からのワザを重視している)。 パックマン(PAC-MAN) 『パックマン』シリーズの主人公。バンダイナムコゲームス(現:バンダイナムコエンターテインメント)からのゲスト参戦。 デザインは通常は『パックマニア』のものだが、一部のワザでは元祖『パックマン』仕様のデザインとなる。ワザはバンダイナムコゲームスの他作品である『ギャラガ』などの作品からも使用されている。登場年が1980年でマリオより1年年上(Mr.ゲーム&ウォッチと同い年)ということで「ゲームの歴史を組み込ませたい」という理由により、このようなオールド仕様にされている。『3DS』では日本語版のみ当初勝利時の名前にハイフンがついていなかったが、バージョンアップで海外版と同様の上記の表記に変更された。 『X』の時に宮本茂から「ゲストキャラならパックマンはあかんの?」と言う質問を受けたというエピソードがあった。 Miiファイター(Mii FIGHTER) 『Miiスタジオ』で作成可能なMii。名前は各自付けられ、1ハードに複数作成できる。格闘、剣術、射撃の3タイプがあり、必殺ワザはそれぞれのタイプごとに通常・横・上・下にそれぞれ3種類ずつ用意されている。 Miiの設定体型が大きいほどパワータイプ、小さいほどスピードタイプになる。 専用のカスタマイズパーツが用意されており、「ぼうし」「からだ」の2種類に分類される。Miiファイターの見た目を変えることができるが、性能は変わらない。 オンライン対戦の「だれかと」では使用不可能。これは、版権無法地帯になることを防ぐためと、他人を模したMiiを出しても面白くないためである。 『X』よりMiiをキャラクターとして収録する予定だったが、いじめの助長になる恐れや、Miiの世界観がスマブラに合わない上キャラも立っていないため、「戦闘に向いていない」として没となった。しかし『X』発売以降の『Miiverse』が発売され、Wii以外に、Wii U・3DSによるMiiの知名度の上昇、Miiを含んだ様々なキャラクター参戦要望があったこと、Miiのシステムを利用して「誰でも参戦させられる」ことより、本作での参戦が決定となった。 キャラクター選択画面および、シンプルや競技場などのスコアでは1枠にまとめられているが、対戦成績のみはタイプごとに分けて記録される。 ゲーム内での表記やキャラクターセレクトでのコールは3タイプ共通で「Mii」と呼称されるが、優勝時のキャラクター名にはMiiの名前が表示される。 2015年4月15日より、有料追加コンテンツとして本作オリジナルのコスチュームや様々なゲーム作品とコラボレーションしたコスチュームが配信された。
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基本キャラクター
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「天地無用!シリーズの登場人物」の記事における「基本キャラクター」の解説
柾木天地〔まさき てんち〕 声 - 菊池正美 本作の主人公。正木紳士会会員。岡山県立倉敷西高等学校に通うごく平凡な高校生だったが、柾木神社の祠に封印されていたミイラ化した鬼(正体は魎呼)を解放してしまったことがきっかけとなり、超常現象と女難の日々を味わうことに。さまざまな経緯を経て、自らが銀河連合最大規模の勢力を誇る王政国家“樹雷”の四大皇家のひとつ、柾木家の直系(現樹雷皇の曾孫)であることを知る。その後、ある理由で高校を自主退学した。 真面目で素直な性格で、他人に対して深い思いやりをもつ。女性に非常にモテるが、本人に自覚はない。優柔不断な面があり、女性に非常に奥手。恋愛に疎いために「朴念仁」「鈍感」とされることもしばしば。周囲の美女たちから多大な好意を寄せられているにもかかわらず、煮え切らない態度をとることも多く、しびれを切らした女性陣から半ば強引にモーションをかけられる。 皇家の樹の力を借りずに自力で「光鷹翼」を展開できる唯一の存在であり、またそれを物質化した「光鷹真剣」の使い手。OVA第1期・第2期では一度に展開できる光鷹翼は3枚までだった。 第3期終盤で、鷲羽ら『三命の頂神』を超える高位次元生命体(超次元生命体)として覚醒する。その後は光鷹翼を6枚まで展開できるようになったようだが、本当の力としては10枚以上展開出来るキャパシティを持っている。その影響として不老化(死なないのではなく、老いない存在)している。また、天地の力により彼の周りにいる、魎呼、阿重霞、砂沙美、ノイケ、美星、魎皇鬼、鷲羽、そして西南まで不老化させている。OVA5期にて、正式に魎呼・阿重霞・砂沙美・魎皇鬼・美星・鷲羽・ノイケとの結婚を身内に報告し、魎呼・阿重霞がそれぞれ長女を出産後、魎皇鬼が妊娠したところまで描かれ、7人の妻と3人の子を持つ父親になっている。 魎呼〔りょうこ〕 声 - 折笠愛 元宇宙海賊。生理年齢17歳。実年齢約5000歳。血液型不明。身長162cm。スリーサイズ、B81 / W57 / H83。趣味 / 朝寝、朝酒、朝湯。鷲羽の卵子を使って作られた人工生命体(鷲羽の遺伝子上の娘であり、九羅密美雲の遺伝子上の妹)であり、鷲羽の(三命の頂神としての)記憶と能力を封印した3個の宝玉を持っていたが、遙照によって700年前に宝玉から切り離され、柾木神社の祠に封印されていた。天地が幼い頃にアストラル体だけ外に出ることができるようになり、それから解放されるまで10年以上の間、天地のことを見守っていた。男勝りで奔放な性格。天地のことが好きで、愛情表現もストレート。阿重霞とは恋敵関係にあり、口論が絶えない。かつて神我人に洗脳されて悪の傀儡となり、破壊と殺戮、略奪の限りを尽くした。そして皇家の樹の始祖「津名魅(つなみ)」奪取のため、樹雷本星を襲う。その結果、遥照に征伐されて地球の柾木神社の祠に封印されていたが、天地によって封印が解かれてしまい、自由の身になった。 阿重霞に対抗して「柾木魎呼」を自称している。大酒飲みな上に家事が壊滅的に下手で、特に料理に関しては普通の食材を使うのに、出来上がるものは猛毒レベルでとても食べられたものではない。おまけに柾木家の家屋をよく壊す。OVA5期では妊娠・出産をして、天地の第一子の母となっており、娘は魎呼にそっくりで宙を飛んで移動するなどの能力も受け継いでいる。 柾木阿重霞樹雷〔まさき あえか じゅらい〕 声 - 高田由美 / 七緒はるひ(愛・天地無用!、OVA第4期 - ) 樹雷星の第一皇女。天地の大叔母。約700年に及ぶ時間凍結のため生理年齢20歳であるが実年齢はおよそ720歳。血液型A型。身長161cm。スリーサイズ、秘密。髪は本来、美砂樹や砂沙美と同じ質と色だが、遙照に気に入られようと現在の髪にした経緯がある。 一見上品でお淑やかだが、傲慢とも取れるほどにプライドが高い一面もあり、キレるとヒステリックになって見境がなくなる悪癖も。婚約者であった異母兄・遙照を追って地球へやってきたが、天地と魎呼に出会い、更に龍皇と魎皇鬼が交戦の末に双方大破したため天地の家で暮らすことに。 始めは反発していたが、遙照の面影を持つ天地の優しさに触れ惹かれていくこととなる。 魎呼とは、彼女の起こした樹雷襲撃事件と天地をめぐる恋敵という関係を主な原因とする犬猿の仲であり、毎日のように喧嘩しているが、同じように天地に想いを寄せている為か、時折意見が一致したり、二人だけで酒を飲むこともある。結界を作り出す能力がある。OVA5期では魎呼の後に妊娠・出産し、天地の第二子の母となっている。こちらも娘は阿重霞そっくりであり、母親たちとは違い、娘同士は仲がいい様子。 第二世代艦「龍皇(りゅうおう)」のマスター。魎呼と勝負出来る程に家事の腕は壊滅的(ただし服飾縫製に関しては熟練職人並み。料理もとても不味いものの、猛毒レベルまではいかない)。 柾木砂沙美樹雷〔まさき ささみ じゅらい〕 声 - 横山智佐 樹雷の第二皇女で、阿重霞の妹。天地の大叔母。姉の阿重霞と同じく約700年に及ぶ時間凍結のため生理年齢8歳であるが実年齢はおよそ708歳。血液型O型。身長123cm。スリーサイズ内緒。趣味 / 料理、魎皇鬼と遊ぶこと。天真爛漫な性格にして家事万能。初登場時は年相応の悪戯好きの少女であったが、柾木家に来てからは精神的に急成長を遂げ、明るく素直かつしっかり者になる。魎呼や阿重霞同様天地に思いを寄せている。 魎呼の起こした樹雷襲撃事件の際に瀕死の重傷を負い、皇家の樹の始祖「津名魅(つなみ)」と同化することで生きながらえた。そのため津名魅の使用している人型の姿は、砂沙美の未来の姿でもある。 樹雷の皇族ということもあって、可憐な見かけとは裏腹にその戦闘能力は高く、マシスをあっという間に打ち負かすほど。 阿重霞とはまるっきり正反対に皇族とは思えないほど家事の腕に優れ、料理の腕も下手なシェフ顔負けなほどで、大所帯である柾木家の家事を任されている。 『魔法少女プリティサミー』『砂沙美☆魔法少女クラブ』という2つのスピンオフ作品において、主人公となっている。 魎皇鬼〔りょうおうき〕 声 - 小桜エツ子 魎呼の宇宙船、及びその生体コンピュータユニット。普段は耳の長い猫のような姿をしているが、OVA第10話で万素(ます)と同化したため人型にもなれるようになった。同化直後はハイティーン程度だったが、精神年齢に合わせて調整した結果幼稚園児サイズになった。 コンピュータユニットとしての魎皇鬼は、メイン1匹とサブ100匹がおり、全員合わせると「101匹魎皇鬼ちゃん大行進」となる。宇宙船としての魎皇鬼には、樹雷の絶対防衛圏をも突破した『グングニル』という技を持つ。 101匹全てニンジンに目がなく、柾木神社周辺で天地が育てている畑は一つ残らずニンジン畑となっている。 映像などから剣士が幼い頃に乗せて貰ったと『異世界の聖機師物語』で語っている宇宙船と推察される。OVA5期にて天地と結婚・妊娠した。 九羅密美星〔くらみつ みほし〕 声 - 水谷優子 / 富沢美智恵(OVA第4期 - ) GP(ギャラクシーポリス)1級刑事。偶然の天才との異名をとり、彼女の周囲では、なぜか普通ならありえないようなことばかり起きる。かなりの天然ボケで、数々のトラブルの原因になることもあり、柾木家の家屋も度々壊している。 九羅密家は美星をはじめ、確率変動の偏りが強い人間を輩出することで有名な家系でもある。本人は知らないが、実は鷲羽の子孫(玄孫)。 白眉鷲羽〔はくび わしゅう〕 声 - 小林優子 自称「宇宙一の天才科学者」。哲学士。外見は10代前半の少女と大人の女性の二通り(普段は前者)。「ちゃん」付けで呼ばれることを好み、相手に対しては「殿」を付けて呼ぶ。銀河アカデミーの設立者の一人。年齢は2万歳以上。魎呼と魎皇鬼の製作者(特に魎呼は鷲羽本人の卵子を利用しているため、いわば母親)である。また学生時代に結婚して夫・美醸との間に息子・美雲を産んでおり、その子孫が九羅密一族(美守・美瀾は孫、美兎跳は曾孫、美星・美咲生は玄孫)。 世界の謎を探るために高次元生命体としての能力と記憶を封印して人間として生活している(前述の年齢はこの次元の人間として存在し始めてからの年齢であって、実際には異なる次元、異なる時代で、異なる人生を何度かやり直している)。本来の存在は、津名魅および訪希深とともに創生の三女神(三命の頂神)の長女である。 『異世界の聖機師物語』では、幼少時代の剣士に催眠術をかけている時に、うっすらとだが影のみ登場していて、宇宙船などの違和感を消していた。 PCエンジンSUPER CD-ROM2版とPC-FX版では、PCエンジン、もしくはPC-FX本体のセーブ用バックアップメモリーの空き容量が不足していると彼女に注意される。静止画はPCエンジン版とPC-FX版で異なるが、音声は同じものを使用している。 神木ノイケ樹雷〔かみき ノイケ じゅらい〕 声 - 進藤尚美 元GP1級刑事。当時の名はノイケ・酒津〔ノイケ さかづ〕。GPでは、九羅密美星と同期。かなりの巨乳。 現在は瀬戸の養女(つまり、阿重霞と砂沙美の義叔母、美砂樹の義妹)となっており、天地の婚約者として柾木家に送り込まれて来た。実は、瀬戸から、銀河全体と渡り合える能力を持つに至った天地達の監視とコントロールを目的とした密命を受けていた。次第に、天地と親密な関係になっていく。 初登場時は長髪だったが、柾木家に来てからは昔の短髪に戻した。 第三世代艦「鏡子(きょうこ)」のマスター。砂沙美と競えるほどの家事の腕を持つ。 生い立ちは、雌雄同体であった神我人が鷲羽の影響で女性不信となり、自分の女性部分を分離することで出生した。男性部分である神我人に殺されかけたところを時空を転移してきた天地に救われる。天地の時空転移に巻き込まれて別の時代に転移したところを、戸籍上の生母となる女性に、孤児として拾われた。生母は、恋人との仲を維持する道具とするために、孤児をDr.クレーに依頼して赤ん坊にまで退化して自分が産んだ子供とした。その退化の反動でノイケとしての人格が生まれる。母親が当時の恋人と別れたことで邪魔となり、孤児院に預けられた。長じて、奨学金補助のあるGPに進路を選択することになる。GPでは、美星の相棒となり、暴走しがちな美星をコントロールできる数少ない存在(TV版、清音のような存在)となっていた。美星の伝手で、工作員として九羅密家などの政治の中枢にかかわっていくことになる。瀬戸の養女となり、天地の婚約者として柾木家に送り込まれて来た時に、隠れていた神我人の女性部分としての人格をZに利用されるも、鷲羽により人格を統合された。 TVA「天地無用! GXP」初出後、OVA「天地無用! 魎皇鬼」第3期のメインヒロイン。
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