capacity
「capacity」とは、容量・能力・資格のことを意味する英語表現である。
「capacity」とは・「capacity」の意味
「capacity」は、容量、容積という意味を持つ名詞である。場所や空間などに対して用いられ、類語としては「volume」が挙げられる。体積や容積、容量といった意味を持つ言葉だ。また、「capacity」は、収容能力や、最大限の収容力、最大容量といった意味合いも持っている。乗り物などに使われる場合は、定員と訳されることもある。工場や国などの際は、生産能力という意味合いになることも多い。そして、人に備わっている能力や才能、素質、適応性などというニュアンスも持ち合わせている。「capacity for~」の他、「of doing」「to do」などを伴って、「~する能力」「~の能力」といった意味の表現にすることが可能だ。ビジネスの分野においては、仕事上の資格や役割、立場などの意味を持つ。「in one's capacity as~」で、「~という立場で」という意味合いの表現にすることも可能だ。この意味の場合、同義語としては「role」が挙げられる。「role」は、役割という意味を持つ名詞だ。なお、「capacity」は、契約書で登場することが多い言葉でもある。「capacity to act」は、権利能力という意味だ。「capacity to hold rights」は、権利能力を意味する表現である。「legal capacity」や「capacity to contract」は、契約能力という意味を持つ。
「capacity」が形容詞として使われる場合は、最大限の、収容力いっぱいの、満員のといった意味合いになる。関連語としては、「capacitate」が挙げられる。「~する能力(資格)を与える」という意味を持つ動詞で、法的な場面で用いられることが多い。また、「できるようにする」というニュアンスも持ち合わせている。
「capacity」の発音・読み方
音節は「ca・pac・i・ty」である。発音記号は「kəpǽsəti」で、「カァパァサァティ」と発音する。なお、アクセントは「パァ」の部分にくる。「capacity」の語源・由来
「capacity」の語源は、「たくさん収容できる」という意味を持つ「capax」と、状態を表す抽象名詞語尾「-tas」だとされている。これらが組み合わさった「capacitas」は、「収容する能力」という意味を持っており、古期フランス語の「capacitas(収容可能数)」を経て、形を変えていった。なお、「capax」は、ラテン語の「capio(取る)」と「-ax(~する傾向がある)」からできた言葉である。「capacity」の覚え方
「capacity」は、「capax(たくさん収容できる)」と「-tas(~する状態)」を語源としてできた言葉である。つまり、ここから、たくさん収容できる状態をコアイメージとして挙げ、最大容量や生産能力といった意味につなげることができる。「capacity」と「capability」と「ability」の違い
「capacity」は、そのものや人が持つ限界値を表すことが多い。そのため、それ以上を超えることは難しいというニュアンスも含んでいる。一方、「capability」は、すでに備わっている素質や能力を指す言葉だ。仕事や専門的な内容に関して用いられる。今後取得されるものという意味も持ち合わせており、将来性と訳される場合もある。「ability」は、能力や技量という意味を持つ。元々備わっているものというものだけでなく、そこから努力を重ねて習得したものに対して使われることもある。「capacity」を含む英熟語・英語表現
「inspiratory capacity」とは
最大吸気量、吸気容量というニュアンスを持つ表現だ。「inspiratory」は、吸気性の、吸息のという意味を持つ言葉だ。
「current carrying capacity」とは
導体許容電流という意味を持つ。機械工学などの分野で用いられることが多い。
「capacity」の使い方・例文
「capacity」を使った例文は、下記の通りである。・The theater has a maximum capacity of 5,000 people.(この劇場の最大収容人数は、5000人だそうだ。)
・Her capacity to do her job may be surprisingly high.(彼女の仕事をこなす能力は、意外と高いのかもしれない。)
・We should reconsider how much the production capacity of the factory is.(工場の生産能力がどの程度なのか、一度見直してみるべきだろう。)
・His capacity to concentrate on his reading should be appreciated.(彼の読書に集中する能力は、評価すべきだろう。)
・How much storage capacity would be required in the warehouse to accommodate all this baggage?(この荷物を全部収容するために、倉庫にはどの程度の収容量が必要だろう。)
キャパシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 06:18 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動キャパシティ(英: capacity)は、保持、受け入れ、または取り込む能力を言う。体積の概念に類似する。キャパとも略される。人の記憶力の許容範囲を示す場合など、日本語でさまざまな場面で使用されるが、ここでは、特に使われることの多いスポーツ用語としてのキャパシティを取り上げる。
スポーツ用語におけるキャパシティは、特定の空間にある席に座れる人の数を指す。観客席として使用した空間のことを指すこともあれば、法律的に規制されている空間を指すこともある。座席数、収容人員も同様に使用される。世界最大のスポーツ会場は、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ。
球場や公会堂など、民間に貸し出す会場は、一般的にキャパシティを公開している。 スタジアムやアリーナなどをスポーツで使用する際や、建設する際に、重要な項目として考慮される。NFLのシュガーボール委員会は、販売チケット数を決める座席数(キャパシティ)を、会場決定の重要項目としている。
参考
- スタジアムリスト(キャパシティ順)(英語) - en:List of stadiums by capacity
- アメリカのスタジアムリスト(キャパシティ順)(英語) - en:List of American football stadiums by capacity
- サッカースタジアムリスト(キャパシティ順)en:List of football (soccer) stadiums by capacity
キャパシティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 10:23 UTC 版)
「魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-」の記事における「キャパシティ」の解説
本作では攻撃を行うごとに「キャパシティ」のゲージを消費する。ゲージの減り具合は攻撃の種類によって異なる。ゲージは時間経過により少しずつ回復する。
※この「キャパシティ」の解説は、「魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-」の解説の一部です。
「キャパシティ」を含む「魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-」の記事については、「魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-」の概要を参照ください。
「キャパシティ」の例文・使い方・用例・文例
- キャパシティのページへのリンク