アストラル体とは? わかりやすく解説

アストラル体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/22 13:42 UTC 版)

アストラル体(アストラルたい、: Astral body)とは、神智学体系では、精神活動における感情を主に司る、身体の精妙なる部分である。主に情緒体、または感情体感覚体星辰体などとも。

概要

アストラル体という名称は、フランスの神秘主義者エリファス・レヴィの「アストラル光」という考え方に端を発する。アストラル光は、サイキック能力(魔術心霊現象霊媒など)を発揮させる、宇宙に遍満するエネルギーであるとされる。このことから、感情を司る身体は(後述するとおり)サイキック能力に関する身体でもあるので、「アストラル体」と名付けられた。

アストラル体は、動物[1]にのみ備わり、精神活動における感情を司る身体であるとされる。肉体(濃密な肉体とエーテル体)とメンタル体と一体であり、パーソナリティ(人間の低位我)を構成するとされる。

情緒的反応と共に、感覚器としての役割も担うとされる。受容器である肉体を通して、現象世界を知覚するのはアストラル体であるとされる。

アストラル界は、アストラル体が存在するとされる領域であり「グラマー(glamour、幻惑)の界」と呼ばれる。グラマーは人間を感情的、欲望的行動に走らせる原因であるとされる。また、動物にはアストラル界は存在しないとされる[要出典]

なお、19世紀末イギリスの魔術結社黄金の夜明け団もエリファス・レヴィに倣い、物質界以外の次元を「アストラル光」(Astral Light)と呼んだが、これは神智学の「アストラル界」とは多少意味が異なる[2]

脚注

  1. ^ ヒトを含む。
  2. ^ Owen 2014.

参考文献

関連項目


アストラル体(Astral Form)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:54 UTC 版)

マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事における「アストラル体(Astral Form)」の解説

魔術師のみならず全ての生物有している精神体。アストラル投射によって肉体から分離されると、肉体存在する次元からアストラル次元移り一部例外除いて分離した肉体と全く同等外観常時宙に浮かび、壁や建物など物体すり抜け自在に移動することができる。この精神同士会話戦闘などのやりとりを交わすこととアストラル次元側から任意で姿や音声現実世界現すことが可能だが、基本的に現実世界からの視認不可能である。ただし精神体が何らかの理由消滅すると、対になる肉体亡骸となり、逆に分離中の精神体と対になる肉体心肺停止状態になると精神体も消滅してしまう。

※この「アストラル体(Astral Form)」の解説は、「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の解説の一部です。
「アストラル体(Astral Form)」を含む「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事については、「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アストラル体」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アストラル体」の関連用語

アストラル体のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アストラル体のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアストラル体 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS