出産後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 04:06 UTC 版)
「抗Dヒト免疫グロブリン」の記事における「出産後」の解説
RhD抗原に対する同種免疫を持たないD陰性の母親は、RhD陽性の乳児を出産した後にも適切な量のRhIGを受けるべきである。出産後、RhD陰性の母親から生まれた新生児の臍帯血を採取し、RhD抗原の検査を行う必要がある。新生児がRhD陰性であれば、それ以上のRhIGは必要ない。しかし、新生児がRhD抗原陽性であれば、母親の産後の血液サンプルで胎児由来血の有無を調べ、投与すべきRhIGの適切な量を決定する必要がある。産前のRhIG投与による残留抗RhDの存在は、同種免疫からの継続的な保護を示すものではなく、RhIGの再投与が必要である。 産後のRhIGは、出産後72時間以内に投与する。予防が遅れると、同種免疫を防ぐ事が出来る可能性が低くなるが、それでもRhIGの投与が推奨される。何故なら、部分的な保護がまだ発生しているからである。新生児または死産児のRhD型が不明または決定出来ない場合は、RhIGを投与すべきである。
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「出産後」の例文・使い方・用例・文例
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