『ピクミン』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 10:10 UTC 版)
ホコタテ星の運送会社に勤めるキャプテン・オリマーは、久々に取れた有給休暇を使ってドルフィン号で宇宙旅行をしていた最中、不運にも隕石がドルフィン号に衝突、そのまま謎の惑星(ピクミンの星)に墜落。気付くとドルフィン号は壊れてひっくり返ってしまい、多くの宇宙船パーツを失ってしまった上、この星の大気は猛毒の酸素が多量に含まれている事が判明。更に不運は続く。それらから、身を守ってくれる生命維持装置が30日しか持たない事が分かるなど極めて厳しい状況に置かれてしまう。大きな絶望感に襲われながらも、考えてる暇はないと思い立ち、早速パーツ探しを開始したオリマーの前に不思議な生物が現れた。故郷のホコタテ星名産のオニヨンそっくりの赤紫色の物体があった。オリマーが近付くとそれは、赤い鮮やかな色に変化し、白い花を咲かせて立ち上がり、そこから一つのタネを吹いた。これが成長したこれまた、ホコタテ星名産のピクピクニンジンそっくりの奇妙な二足歩行の生物。オリマーはそれぞれ、前者の赤い物体を『オニヨン』、後者の二足歩行の生物を『ピクミン』と名付けた。オリマーはピクミンとオニヨンの性質を理解しつつ、探索をしていくと最も重要なエンジンパーツを発見。ピクミンに指示を出して回収させ、どうにかドルフィン号を飛ばす事に成功する。その後、『希望の森』と名付けた広大な森で黄ピクミン、その先の『樹海のヘソ』と名付けた薄暗い洞窟で青ピクミンに出会い、最初に不時着した『遭難地点』と名付けた場所を改めて探索するなど、更なるパーツ回収を進めて行く。そして更に捜索範囲を広げ、『大水源』と名付けた湿地帯の探索を経て29個のパーツ回収に成功。残り最後のパーツ回収のため、更に奥地にある『最後の試練』と名付けた土地へ向かう。三色のピクミンの能力を駆使してパーツへの道を開き、深奥部で潜んでいた巨大な生物、ダイオウデメマダラと交戦、激闘の末、撃破。呑み込んでいた最後のパーツを回収して漸くドルフィン号が完成した。その後、ピクミン達に別れを告げ、ドルフィン号を発進、惑星からの脱出に成功と同時に、故郷のホコタテ星に無事に帰還した。
※この「『ピクミン』」の解説は、「ピクミンシリーズ」の解説の一部です。
「『ピクミン』」を含む「ピクミンシリーズ」の記事については、「ピクミンシリーズ」の概要を参照ください。
- 『ピクミン』のページへのリンク