『ピクミン2』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 10:10 UTC 版)
前作でオリマーがドルフィン号と共に未知の惑星に不時着し、ピクミンの力を借りて惑星からの脱出に成功してホコタテ星へ帰ってきてからの話となる。 オリマーの勤めるホコタテ運送には新入社員ルーイの失態によって莫大な社長の借金ができてしまっていた。そんな時に未知の星からお土産に持って帰ってきていた物体をドルフィン初号機が鑑定した所、かなりの価値があることが判明。社長の命令により借金を返済するためにルーイを伴って再びピクミンの星へ行き、10000ポコ(ゲーム上の通貨の単位)を稼ぐことになる。惑星に到着し、最初の探索エリア『ねむりの谷』に降り立とうとする際トラブルに見舞われ、ルーイとはぐれてしまうが、自生していた赤ピクミンの力を借りてどうにか合流。加えて近くに落ちていたお宝を運良く回収することに成功する。さらに捜索は続き、着実にお宝を回収していく最中、地下洞窟に通ずる穴を発見する。そこに飛び込んだオリマーたちは不思議な紫色の大きな花を発見。そこに、ピクミンを放り込むと花が閉じて放り込まれたピクミンを再びタネにして吹き出し、枯れてしまった。それを抜くと見たことのない新種のピクミンが生まれた。どうやら、赤ピクミンと違いオニヨンがないらしく、彼らはこういった形で増やしていくことを知ったオリマーは増やせる分だけ増やして、彼ら紫ピクミンの力を借りて、赤ピクミンだけでは、回収できなかった巨大な惑星の様子を描いた地図のようなお宝を回収。初号機がそれを解析したことによって捜索範囲が広がり、新たなエリア『めざめの森』に向かう。そこの地下洞窟でまたしても新種のピクミンと出会うことになる。今度は白い色のピクミンで、彼らの埋まっているお宝を掘り出す能力と毒に強い特性を生かして順調にお宝を回収、更には、その過程で『まどいの水源』で黄ピクミン、『めざめの森』で青ピクミンとも出会い、五色のピクミンを駆使してついに10000ポコの借金に相当するお宝を回収することに成功する。無事にホコタテ星へ帰還しようとしたのも束の間、ルーイがピクミンの惑星に置き去りになっていたことに気付く。しかし、引き返すこともできるはずもなく、一端はホコタテ星に帰還する。 借金を全て返済し、まだ惑星にはお宝が沢山ある事を社長に伝えると、社長は再び回収に向かうよう指示を出すが、ルーイがいない事に気付く。すると、社長は自らが行くと言い、オリマーは社長と共に三度、惑星へ向かう。これまでのエリアに残されたお宝を全て回収し終えると、新たに『のぞみの大地』と名付けた土地へ降り立ち、ルーイの捜索を展開しつつお宝を回収していく。最後に降り立った地下洞窟の深奥部でお宝に囲まれたルーイを発見するが、直後に巨大なクモのような生物、ヘラクレスオオヨロヒグモが出現。ピクミン達がそれぞれに耐性を持つ火、水、電気、毒を放射するお宝を駆使した攻撃に苦戦を強いられながらもどうにか撃破に成功する。残されたお宝とルーイ救出に成功し、遂に全てのお宝を回収したオリマーと社長は、三度ピクミン達に別れを告げ、ホコタテ星へ帰還した。
※この「『ピクミン2』」の解説は、「ピクミンシリーズ」の解説の一部です。
「『ピクミン2』」を含む「ピクミンシリーズ」の記事については、「ピクミンシリーズ」の概要を参照ください。
- 『ピクミン2』のページへのリンク