柾木家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 16:08 UTC 版)
「天地無用!シリーズの登場人物」の記事における「柾木家」の解説
柾木阿主沙樹雷〔まさき あずさ じゅらい〕 声 - 大塚明夫 現・樹雷皇。遙照の父。天地の曽祖父。母親が柾木家を捨てて押し掛け女房したため樹雷領外の星で生まれたが、瀬戸によって柾木家当主に迎えられる。即位前の武者修行中に神我人や魎呼と戦って負傷し、静養を兼ねて降り立った地球で船穂と出会った。 若い時は柾木家の男らしく、明晰な頭脳を冷静な判断力を持ち合わせながらも直情的で血気盛ん、自由を好む気風の快男児であった(父親となり樹雷皇となった現在でも、その気風は見え隠れしている)。 第一世代艦「霧封(きりと)」のマスター。なお、阿主沙・船穂・美砂樹・瀬戸の4人でもって真の樹雷最高評議会となる。 柾木船穂樹雷〔まさき ふなほ じゅらい〕 声 - 佐久間レイ 柾木家当主(阿主沙が皇のため)。阿主沙の第一皇妃で情報総監。遙照の母。天地の曾祖母。初代樹雷皇の妹である真沙希の子孫。地球出身であり、武者修行中に立ち寄った阿主沙と出会って恋に落ち、そのまま樹雷へ連れてこられた。普段は素直で木訥な性格で、皇家の樹に似た雰囲気を持つ。 第二世代艦「瑞穂」のマスター。「瑞穂」と美砂樹の「霞鱗(かりん)」は双子樹であり、二本の樹を合わせた力は第一世代と同等かそれ以上の力を持つとされる(#皇家の樹を参照)。 皇家の樹のマスターは戦闘時に自身の船からバックアップを受けられるが、船穂は「瑞穂」だけでなく「霞鱗」からも強制的にバックアップを引き出すことが可能で(反対に美砂樹が船穂の船からバックアップを引き出すことはできない)、さらに酒乱の癖があるため、もし理性が飛んだ場合、両艦のエネルギーが自動で流れ込みバーサーカー状態となる。船穂がその状態になった際には、阿主沙と美砂樹の二人でも手を焼く戦闘力を発揮していた。原作では、遙照が行方不明になった際の会議における息子への侮辱に対し、この力を発揮して無礼講決闘で皇宮大広間を全壊させた事がある。それ以来、船穂に酒を勧める人はいなくなった。 柾木美砂樹樹雷〔まさき みさき じゅらい〕 声 - 榊原良子 阿主沙の第二皇妃で親衛隊総司令官。瀬戸と内海の娘で阿重霞と砂沙美の母。船穂とは実の姉妹以上に仲が良く(美砂樹の方が10歳年下で、船穂を「お姉様」と呼ぶ)、それぞれの子供を結婚させようと約束していた。無邪気な性格で、可愛いものや人を見かけると思わず抱きついてしまう癖がある。 世代を超えての生体調整を重ねられた末に生まれた桁違いの身体能力を持つ。実は、三命の頂神の次元干渉の反動によって生まれた「反作用体」。原作者・梶島正樹による同人誌では、数十万年後にその力が暴走し、宇宙が破滅の危機に陥るが天地に抑えられるという設定(ただ、その未来は可能性の1つであり、まだ確定したものではない)があり、アニメではOVA第三期第6話にてその出来事が描かれた(津名魅=砂沙美が「お母様」と呼んでいること、クレジットに「柾木・美砂樹・樹雷」と記されていることからも、それがわかる。また、小説版『GXP』第9巻の中でも訪希深が天地と西南に語っている。)。 第二世代艦「霞鱗(かりん)」のマスター。 柾木遙照樹雷 声 - 子安武人 柾木勝仁を参照。 柾木阿重霞樹雷 声 - 高田由美 #基本キャラクターを参照。 柾木砂沙美樹雷 声 - 横山智佐 #基本キャラクターを参照。 柾木闥亜〔まさき たつあ〕 防衛総監代行。瀬戸からも信頼されている優秀な闘士。魎呼が樹雷を襲撃した際、自らの第三世代船で迎撃に出たが、第一世代を凌駕する能力を持つ魎皇鬼に撃沈されてしまった。撃沈されたものの、樹とコアユニットは健在でクルーと共に無事であった。 柾木麻真樹雷〔まさき まま じゅらい〕 闥亜夫人。元・砂沙美お付きの侍女。かつては美砂樹の侍女だった。砂沙美が阿重霞と共に樹雷を出奔、行方不明になった後、幾度と無く捜索隊に加わったり、自費を投じて必死に砂沙美を探していた。地球に居ると判った後も(彼女らが地球に居る事がトップシークレットだった)ほとんど連絡する事が許されなかったため、後に樹雷にやってきた西南に砂沙美の話を聞かされるまで不安ともどかしさに苛まれ続けていた。漫画(奥田版)では秘密裏に地球に来ており、小学校に通う砂沙美の護衛として子供に偽装して傍に就いていた。 なお、時期は不明だが、同じく遙照の樹雷出奔を止められなかった柾木闥亜と結婚(この過程で一時的に神木家の養女となった)し、正式に皇族柾木家の一員となっている。 柾木水穂〔まさき みなほ〕 声 - 永島由子 遙照とアイリの長女(清音の姉)。天地の伯母。およそ700歳(魎呼が樹雷を襲撃したときにはアイライに戻っていたアイリが水穂を出産済み)。神木家第三艦隊司令官兼情報部副官で、「瀬戸の盾」と呼ばれる。なかなか結婚してくれないのが遙照とアイリの悩みで(小説版GXPやOVA第三期+1にも、二人して結婚を催促しているような描写がある)、兼光の子供が男の子だったら結婚させるという約束まで交わしていた(が、結局生まれてきたのは女の子・魅影だった)。本人は結婚を敬遠しているわけではなく、瀬戸の副官という立場上、瀬戸の悪評の矢面に立つことが多く、そこにアイリや清音のヤンチャな行動による風評被害が加わったことにより敬遠されていると自覚しているが、実際には身近な関係になるほど有能さ故の尊敬と恐怖の対象になってしまい、恋愛的な意味で男の方が近づいて来てくれない。それ故、瀬戸の性格やアイリの性格に似てしまうことを恐れて意識的に猫を被って取り繕っているものの、本性は同類のようである。 小説版では彼女の夫候補として西南があがっており、瀬戸を始め、阿主沙や船穂もかなり乗り気。当人も少なからず意識している。 柾木霧恋樹雷〔まさき きりこ じゅらい〕 声 - 佐久間紅美 天地無用! GXP#主要人物を参照。
※この「柾木家」の解説は、「天地無用!シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「柾木家」を含む「天地無用!シリーズの登場人物」の記事については、「天地無用!シリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- 柾木家のページへのリンク