基本グラフィックスおよび他のパッケージとの比較
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 01:31 UTC 版)
「ggplot2」の記事における「基本グラフィックスおよび他のパッケージとの比較」の解説
ベースRグラフィックスとは対照的に、ggplot2では、ユーザーが高レベルの抽象化で、図表内のコンポーネントを追加、削除、または変更できる。 この抽象化にはコストがかかり、ggplot2は格子グラフィックスよりも低速である。 ベースRグラフィックスの潜在的な制限の1つは、プロッティングデバイスに入力するために使用される「ペンと紙のモデル」である。 インタプリタからのグラフィック出力は、プロットの個別の要素ごとに個別にではなく、プロットデバイスまたはウィンドウに直接追加される。 この点では、ラティスパッケージに似ているが、ウィッカムはggplot2はウィルキンソンからより正式なグラフィックスモデルを継承していると主張している。 そのため、高度なモジュール化が可能。同じ基になるデータを、さまざまなスケールまたはレイヤーで変換できる。 プロットは、便利な関数qplot()を介して作成できる。引数とデフォルトは、ベースRのplot()関数と同様のものである。 より複雑なプロット能力は、 ggplot()を介して利用できる。これにより、ユーザーは文法のより明示的な要素にさらされる。
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