廣瀬仁美とは? わかりやすく解説

廣瀬 仁美

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広瀬仁美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 01:10 UTC 版)

ひろせ さとみ
広瀬 仁美
本名 広瀬 仁美
生年月日 (1980-03-10) 1980年3月10日(45歳)
出生地 日本愛知県名古屋市
民族 日本人
身長 160 cm[1]
血液型 O型[2]
職業 女優実業家画家
ジャンル テレビドラマ
活動期間 1993年 - 1999年2009年 -
配偶者 あり
事務所 GMBプロダクション(エージェント契約)
主な作品
テレビドラマ
有言実行三姉妹シュシュトリアン
忍者戦隊カクレンジャー
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広瀬 仁美(ひろせ さとみ[2][3]1980年3月10日[2][3] - )は、日本女優実業家画家幼稚園教諭

愛知県[3]名古屋市出身[4]。趣味・特技は水彩料理陸上[2]。愛称は「姫」、「鶴姫」など。既婚。5児の母。

有言実行三姉妹シュシュトリアン』の山吹花子役や『忍者戦隊カクレンジャー』の鶴姫 / ニンジャホワイト役で知られる[5]

デビューから6年後の1999年に芸能界を引退し、絵画の個展を全国各地で開催するなど画家としての活動を中心に行っている他[3]、自らデザインしたTシャツや絵画作品を公式HPの通販で販売している。また幼稚園教諭としても働いている[3]

引退から10年後の2009年を境に特撮関連のイベントを中心に活動を再開し、特撮作品への出演も行っている。

略歴

小学4年の時に父の仕事の都合で千葉へ引っ越し、衣装の仕事をしていた母に連れられてスタジオによく出入りしていた際に、母の知人の知り合いであった東映所属のマネージャーに世話になり、マネージャーの芸能事務所・富士企画への移籍に伴い同事務所に所属[4]。小学5年生の終わりごろから下積みとしてオーディションを受けはじめ、1993年に東映不思議コメディシリーズ最終作『有言実行三姉妹シュシュトリアン』の山吹花子役で芸能界デビュー[4]

1994年、『忍者戦隊カクレンジャー』に鶴姫 / ニンジャホワイト役で出演。

1999年11月に所属事務所を退所[6]し、芸能界を引退する。

2009年4月29日横浜で開催された「ワンダーランド・マーケット」における『カクレンジャー』出演者のサイン会にて、引退後初めてファンの前に姿を見せた。
他にも東映チャンネルの番組『ピンスポ』に登場したり、『東映ヒロインMAX 2009 Vol.07』のインタビューにも答えている。『ピンスポ』ではケイン・コスギを除く『カクレンジャー』のメンバーと対談。これを契機として活動を再開し、主に特撮関連のイベントへの出演や特撮作品への客演を行う。

2010年6月20日放送分の『天装戦隊ゴセイジャー』第19話において、『カクレンジャー』で共演した小川輝晃と夫婦役で特別にゲスト出演したことを機に復帰[3]

2012年1月8日放送分の『海賊戦隊ゴーカイジャー』第45話で『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』以来の鶴姫役として出演。

2018年、トークイベント『白雪姫外伝』を主催。『シュシュトリアン』における三姉妹役や同作のパロディエピソードであるカクレンジャー第35話で共演した元女優の田中規子をゲストとして招き、25年ぶりの再会を果たした(同じく三姉妹役とカクレンジャーで共演した石橋けいもシークレットゲストとして会場にビデオメッセージを送った)。

2019年、『カクレンジャー』放映25周年記念企画として小川輝晃と共にクラウドファンディングで『夢みる絵本』と題した絵本制作のプロジェクトを立ち上げ、小川の文、広瀬の絵で分業して制作した絵本『ボクのデンチ』を上梓した。

2024年に東映特撮ファンクラブで配信された『忍者戦隊カクレンジャー』の正統続編『中年奮闘編』の企画に関わり、自身も鶴姫役で出演した。

2025年2月より、GMBプロダクションとエージェント契約を結ぶ[7]

人物

母子家庭育ちであり、デビュー前の時期は引きこもりのような状態で学校に通えない時期も多かったという。そんな中、『有言実行三姉妹シュシュトリアン』のオーディションを受けて芸能界デビューを果たすことになった。デビューの翌年に出演した『忍者戦隊カクレンジャー』以後も学校に通いつつオーディションを受けて仕事を続けていたが、ネットが発達していない時代ゆえにファンからの反応や自身の活動に対する世間的な評価を知ることができず手応えを感じられなかったことで徐々に自信を喪失していき、成人を前に引退を決心したという。上述の画家としての活動も演技以外の表現の場を求めて引退後に独学で始めたものであることを後年のインタビューで明かしている[8]

『カクレンジャー』のオーディションでは、企画書での鶴姫の年齢が18歳であったことから他の参加者は年上ばかりであったため、場違いな感じがしていたという[2]

岩下の新生姜が大好物である。

出演

テレビドラマ

ラジオドラマ

映画

Webドラマ

オリジナルビデオ

舞台

  • 歌と朗読劇「マジカルペンシル・マジビジョ!」(2018年4月27日・29日、LIVE BOX Gaba-Sugoka)
  • 朗読劇団桃色旋風 vol.29(2019年3月16日、榎の樹ホール)

脚注

  1. ^ “広瀬仁美”. Twitter. https://twitter.com/0927satoku/status/1080536630207762433?s=46&t=2dyjq66LpWPk1UkvapW67Q 2022年11月16日閲覧。 
  2. ^ a b c d e 「カクレンジャー思い出アルバム メモリアル座談会」『忍者戦隊カクレンジャー超全集小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、1995年3月1日、76-79頁。ISBN 978-4-09-105112-7 
  3. ^ a b c d e f 宇宙船186 2024, pp. 98–99, 「[対談]小川輝晃×広瀬仁美」
  4. ^ a b c 『別冊太陽 有言実行三姉妹シュシュトリアン写真集 雪月花』 28頁 広瀬仁美インタビュー
  5. ^ HEW. “「カクレンジャー」女優、30年ぶり正統続編に思い「太ったなとか、老けたなとか言われても…」 - 芸能 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年2月2日閲覧。
  6. ^ 徳間書店「ハイパーホビー」Vol.09 49頁
  7. ^ “広瀬仁美”. Twitter. https://x.com/0927Satoku/status/1895776745841967332 2025年4月5日閲覧。 
  8. ^ ねとらぼ連載 私の人生が動いた瞬間 2023年04月09日 12時00分 公開『「カクレンジャー」鶴姫役の広瀬仁美にインタビュー 俳優引退からアーティスト転身、30周年目前のサプライズ全員集合の裏側も聞いてみた』より。 2025年3月28日閲覧
  9. ^ 「スーパー戦隊最強バトル!!」に結木滉星、市道真央、金子昇、出合正幸、古原靖久出演”. 映画ナタリー (2019年1月27日). 2019年1月27日閲覧。
  10. ^ 空想労働シリーズ サラリーマン”. RKBオンライン. 2024年10月12日閲覧。
  11. ^ 帰りたいサラリーマン”. RKBオンライン. 2024年10月12日閲覧。
  12. ^ 「ゼンカイジャー」外伝後編にカクレンジャー鶴姫登場、ゼンカイレッドはセンター奪取”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年3月28日). 2021年3月28日閲覧。
  13. ^ 忍者戦隊カクレンジャー:30年ぶり新作「第三部・中年奮闘編」が今夏配信 小川輝晃、ケイン・コスギら5人集結 ゲストはミセス大森元貴 講談師は神田伯山”. まんたんウェブ. MANTAN (2024年5月11日). 2024年5月11日閲覧。
  14. ^ 劇場版「リバイス」出演のJO1豆原一成がスピンオフ主演!橋本祥平はキマイラに変身”. 映画ナタリー. ナターシャ (2022年6月21日). 2022年6月21日閲覧。
  15. ^ 「キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」に出合正幸、高山侑子、広瀬仁美が出演”. 映画ナタリー (2018年3月10日). 2018年3月13日閲覧。

参考文献

  • 『宇宙船』vol.186(AUTUMN 2024.秋)、ホビージャパン、2024年10月1日、 ISBN 978-4-7986-3649-8 

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