安来節とは? わかりやすく解説

やすぎ‐ぶし【安来節】

読み方:やすぎぶし

島根県安来地方民謡酒席歌われてきた騒ぎ歌で、江戸後期出雲節変化してできたものという。「どじょうすくい」の踊りを伴うことが多い。やすきぶし


安来節

読み方:ヤスギブシ(yasugibushi)

島根県代表的民謡


安来節

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 04:48 UTC 版)

安来節(やすぎぶし)は島根県安来市民謡である。「どじょう踊り」という滑稽なおどりを含み、総合的な民俗芸能として、大正期を中心に全国的人気を博した[注釈 1]


注釈

  1. ^ 「やすぶし」と誤読されることが多いが、正しくは「やすぶし」である。NHK放送文化研究所編『NHKことばのハンドブック 第2版』(2005年、日本放送出版協会ISBN 978-4140112182 (p.204)
  2. ^ 大塚民俗学会『日本民俗芸能事典』(1976年)に安来節は項がない。
  3. ^ 吉本せいの関わりは小説に現れるが、実際には弟の正之助より遥かに役割は小さい。なお、連続テレビ小説わろてんか』でも番頭の風太(林正之助がモデル)の提案で、総席主の北村藤吉(吉本吉兵衛がモデル)が中途で妻のてん(吉本せいがモデル)の助力を得て、安来に赴いて踊り子のスカウトをするシーンが描かれた。
  4. ^ 中山涙『浅草芸人 エノケン、ロッパ、欽ちゃん、たけし、浅草演芸150年史』によれば、さらに早く1916年(大正5年)頃には初代渡辺お糸により、東京にブームが伝播していたという。東京音楽学校での採譜は確認
  5. ^ 放送時期、時間等は不明

出典

  1. ^ 1916.2.4松江:安来節大会、渡辺糸ら、栄徳座[山陰]1916.2.16安来節の家元渡辺いと・富田徳之助、東京音楽学校で採譜のため上京1916.2.21松江:安来節大会、保存会幹部、今市町記念館[山陰]年表上p.167
  2. ^ 『浅草六区興行史』、『古老がつづる下谷、浅草の明治、大正 (第一巻) 』
  3. ^ 堀江誠二『吉本興業の研究』
  4. ^ 矢野誠一『女興行師 吉本せい』
  5. ^ ここまで台東区教育委員会『浅草六区』p.41-42
  6. ^ 『近代日本芸能年表・下』p.79
  7. ^ どじょうすくいの踊り方”. 安来節保存会. 2021年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
  8. ^ 京都の安来節踊り師範 一宇川敏
  9. ^ 安来市ふるさとメール 2006/5/12 号
  10. ^ 安来ドジョウ寿司(安来市観光協会)、【仰天グルメ】安来ドジョウ寿司/主役は隠れてシャリの中『読売新聞』日曜版よみほっと(朝刊2018年4月15日)


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