主要な設定などとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 主要な設定などの意味・解説 

主要な設定など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 06:48 UTC 版)

のらくろ」の記事における「主要な設定など」の解説

原作準じた設定記述するのらくろ野良犬黒吉主人公。顎と手足以外は真っ黒で、大きい目が特徴口のあたりにあるゴマのようなものは口ではなくヒゲである。後述通り雑種。「野良犬黒吉」(現在では戸籍名「のら山黒吉」ということになっている)を略してのらくろ」と自称する性格明朗快活マイペースお調子者のところもあるが、孤児であることにコンプレックス感じている。好物豚饅頭豆大福で、かなりの健啖家大の苦手であり、少尉時に演習をしていた時にが見に来た為に部下追い払わせた。それを機に戦争になったが、部下が言う事を利かず防毒面着けずに進軍開始して仕舞い負けそうになった。自ら急を報告に行く途中で、敵の仕掛け地雷発見出来た為に辛うじて勝てた時もあった。猛犬聯隊入営した際は大喜びをし、将校ブル大佐)用のサーベル勝手に下げたりして、自分の姿を鏡に映して見たりしていた。しかし銃の持ち方逆だったり、口の聞き方雑だったりと、あまり軍犬(軍人)や軍での制度について詳しく知らなかった入営直後何かとへま(ドジ)をやらかし重営倉入りするなど懲罰を受けることもあったが、次第頓知を効かせたり器用さ度胸のよさを発揮して聯隊勝利貢献トントン拍子出世する伍長の時、師団司令部当番行き師団長(中将)から「用が出来たら呼ぶから当番室で待っておれ。」と、云われて当番室で待って居る間に、剣舞踊ったり、居眠りをして師団長(中将)から叱られて居たその後師団長(中将)より猛犬聯隊聯隊旗軍旗)の図案任され自分の腕をモチーフ聯隊旗意匠(デザイン)する。曹長最後師団長河童討伐報告へ行くブル大佐お供をして、師団指令部から五千円俸給先に持ち帰る様云われて、持ち帰る時に本を買いに行った隙に泥棒俸給盗まれたと思い捕まえた泥棒滅茶苦茶殴った曹長入学した士官学校で、怪物退治し校長中将)に「特別の計らいをしたいもの、将校相応しい」と言われ士官学校卒業し、それと同時に少尉進級モデルである帝国陸軍少尉候補者制度準拠)し、ハンブルと共に官舎支給を受けその隣に住む事となった。後に聯隊旗手や駐屯守備隊長務める。のらくろ大尉進級した時にモール大尉少佐進級して第ニ大隊長になるために、第五中隊長後任受け持ち務め、「大」「日」「本」三つ勲章授与されたが、思うところあり退役。なお兵長経ず進級したではないかという誤解を受けることが多いが、兵長日中戦争延長に伴い新設され階級であり、原作者それ以前兵役経験者であることもあり、のらくろ世界では兵長という階級自体存在しないので二階級特進説は誤りである。戦後は聨隊除隊後大陸渡り、ここでも金山掘り当てて成功を収める大陸ブル金山就職するが、テキサス大佐作戦負け戦戦っていた猛犬聯隊から予備役召集を受け、ブルドッグ大佐と共に軍隊に戻るが、始めは「なんだ予備さんか」「適当にあしらおう」と、この時の所属していたせみの軍曹デブ伍長、がら伍長、ぬけ伍長等から嘗めてかられる事になる。しかし、元からの部下であったデカ接し形や、のらくろ以前の様な働きで、次第嘗められない様になっていった終戦後の国に帰国した後は、デブ伍長助けてくれる様になっていた。のらくろは職を転々とした後喫茶店珈琲入れ方修行をして、自分店舗開業しマスターとなって軍隊務め時代ら行きつけで、馴染みであった焼き鳥屋の娘のおぎんちゃんと恋愛結婚する。プロポーズ言葉は「ぼくのお嫁さんになるかい?」。場所は押し入れだった。後に息子をもうけることとなる(上記参照)。 ブルブルドック太った白いブルドッグ。「ブルドッグ」を略してブル」と自称する猛犬聯隊聯隊長階級大佐威厳が漂うガンコ親父風の犬物で、また、時として感情任せた行動に出ることがあるが、根はひょうきんなところもあり、情が深い。陸軍好きな一人息子がいる。のらくろ才能認め、よく重要な任務命じるが、『のらくろ武勇談』で、のらくろ瀕死の重傷負ったときは「今思えば、私がのらくろ中隊に無理な攻撃をさせたのが悪かったとんだことをした」と猛反省しきりだった。のらくろにとっては厳格な聯隊長であるとともに父親代わりともいえる存在のらくろ退役するとき、自分大切にしていた宝刀の「興亜丸」を餞別贈った聯隊長の職を退いてから、大陸にて偶然のらくろ再会した戦後は聨隊解散後ブル商事興し社長に就任従兄弟テキサス大佐後述通り士官学校の生徒隊長としてのらくろ達の恩師となり、その後退役したブル聯隊長後任にもなった。のらくろ息子時代には一時期漫画連隊率いていたことがあるモール忠太 テリア猛犬聯隊第二大隊第五中隊長階級大尉、後に(のらくろ達の大尉進級同時に少佐進級大隊長第二大隊)を務める。のらくろの上官で、ブル聯隊長同様にのらくろ良き理解者であり良き相談相手でもある。海軍好きな一人息子がいる。平時温厚な性格だが、ふざけた態度をとる者には手厳しいのらくろも「うちの中隊長殿は話が分かる」と評しており、温情かけてもらったことがある一方演習中に抜け出して食事をしていた事、地震恐れてかぶった事、贅沢な飲食店何度も出入りしていた事、自分軍刀落とし紛失した事、演習中に回れ右」の号令掛けてふざけた事、敵軍ゲリラ戦法引っ掛かった事等に附いて叱責されていた。特に、のらくろ曹長時に軍人(軍犬)の魂でもある軍刀紛失した時は、鉄拳制裁の上「お前なんか軍人辞めてしまえ!」と厳しく叱責した。しかし、『のらくろ武勇談』で、のらくろが豚軍の銃弾を受け瀕死の重傷負った時には、涙を流しながら「どうぞ神様、私の命と代えてよろしいですから、どうかのらくろの命をお助け下さい」と心優しい一面見せる。のらくろ自分息子様に育て、かつ新兵の頃から厳しく指導したもう一犬父親的存在である。体格痩せており、ブル聯隊長対照的な存在である。戦後聯隊解散後(※猛犬軍の1聯隊である、ブル大佐率い猛犬聯隊と、同じ師団所属しているであろう飛行聯隊等の他聯隊や、今迄の上官である師団長の下に、他にも存在している筈の聯隊等の存廃不明である。)には、議会議員選挙出馬し次点繰り上げ当選市議会議員となる。戦後版で、フルネーム判明。尚、単行本版で、時たま1ページが入るフルカラーページと、テレビアニメ版体毛色が薄茶色になっていた。 デカ 黒い鼻の白い犬犬種不明)。のらくろ軍曹時代猛犬聯隊二等兵として入営のらくろの班に所属するたい焼き大好物。のんきで、頼りなさげなところもあるが、怪力持ち主体重重くぶら下がって重み鉄棒曲げたり太鼓打って皮を叩き破ったことがあるまた、追い払う時に銃の台尻殴り飛ばし討伐での、蛙軍との開戦引金引いてしまったこともある。体が大きいので入営当初駆け足が苦手で、入営最初演習教練では着いて来る事が出来ず、「あぁ苦しい。もっとゆっくり駆けて下さい。」と弱音吐いたりしていたが、のらくろ大尉進級、及び自らの伍長進級直後山猿軍との戦争では、のらくろ負けない健脚見せ迄になっていた。のらくろ負けず劣らず健啖家で、のらくろ炊事長の時に一度聯隊昼食用に作っている筈の煮物を二平らげた事も。のらくろブル大佐お供で、師団指令部へ行き先に俸給持ち帰るのを迎えに行くのらくろが本を買いに行った間、たい焼き屋寄りたい焼き包んだ風呂敷包みを泥棒盗まれた。のらくろ俸給盗まれたと思い泥棒捕まえて滅茶苦茶殴った後、警察付きだすから歩け。と泥棒を歩かして居る時に追い付き五千円盗られたじゃないかと言うのらくろに、五千円此処にあります。と云い、泥棒に俺はたい焼き盗まれ恨みがあると、最後に殴りした。のらくろ副官務めを果たすうちにたくましく成長して行き彼の右腕となる。のらくろ違い両親健在の上兄弟姉妹迄居るという正反対家族境遇自分負傷しているにもかかわらず、足を負傷したのらくろ軍馬代わりになったり、のらくろ為に命をかけて奮戦するなど絶対的な忠誠心を持つ。豚軍との戦争の功により、“猛犬勲章授与され軍曹進級のらくろ退役後には猛犬軍で飛行士になる。戦後猛犬聨隊解散後プロレスラーとなり、職を転々とするのらくろ大い助ける。軍隊では標準語だったが、軍隊辞めてからは、軍隊言葉なかったらお国言葉でしか話せないということで、何時までも軍隊言葉で話すので、「もう軍隊言葉で話さ無くて良いと言われても直さないので、「別に恥ずかしい事では無い」と言われ九州弁、あるいは東北弁入った話し方になっているテレビアニメ版では最初からお国言葉のらくろと同階級ハンブル ブルドッグ別の犬種とのハーフで、半分ブルドッグ似ているので「ハンブル」である。士官学校出会ったのらくろの一番の親友となった。『のらくろ伍長』の「のらくろ突進隊」の巻で、ゴリラとの戦争聯隊長ブル大佐から斥候に行く様に命令を受ける、他の中隊の上等兵として初登場ゴリラ戦役一時旅団司令部配属していた。のらくろ一緒に軍曹士官学校入学し、(※連載版では怪獣退治のらくろ行った事で、のらくろと共に先に卒業果たしている。)卒業入学前軍曹時には旅団司令部配置されていたが、聯隊復帰時にはのらくろと同じ第五中隊に配属となる。のらくろとともに活躍する機会が多いので、のらくろ出世すると大抵ハンブル出世する卒業時に軍曹から少尉への進級をしている。また、のらくろ官舎の隣の官舎支給された。ちょっとのんびり屋(拳銃魚釣りをして、失敗している)だが、勇猛さ智謀ではのらくろ決し劣らない戦後は聨隊解散後探偵事務所を開く。 バクダン爆弾どんぐり眼特徴垂れ耳軍曹。(犬種ビーグルの様な顔付き)「爆弾」を片仮名表記して「バクダン」と自称する士官学校のらくろハンブル出会い以来親友になる。口が達者で、士官学校時代のらくろ口論になることもあったが、仲間対す頼み事話し方が上手(爆弾に「熊が攻めてきたので当番を代わってくれ」と言って目的ばらしてしまったハンブルの前で、目的気づかれないように鉢巻説得した)。力が強く時に工兵としても活躍する。他の部隊から来たが、卒業後には、猛犬聯隊第五中隊に配属される士官学校の6人の中ではのらくろハンブル爆弾の3モール大尉隊長として率い第五中隊において、小隊長としてその後物語でも活躍する。後に、のらくろハンブルや、他の中隊配属された,トンガリ鉢巻カメ一緒に大尉進級しそれぞれ中隊長勤務に就く。のらくろ第五中隊に配属された。戦後不動産屋始め大通りに店を持つこととなったはちまき鉢巻立ち上がった耳の先端折れ曲がった軍曹。(犬種秋田犬の様な種類、わさお君同種の様)鉢巻」を平仮名表記して「はちまき」と自称する。そこによく自前の手拭を巻いている(基本的に軍務関係のときはしていなかったが、豚京城攻略したときや恐竜退治の時は一時的に着けている)。のらくろたちと同時に士官学校入学し親友になる。豚軍との戦争中工兵部隊引き連れ河川架橋した自叙伝によれば頭が良いらしい。のらくろハンブル一緒に出世(※単行本版連載版では、のらくろハンブル先に卒業をしている。)する。名前が片仮名書きされることもある。戦後は聨隊解散後手先器用さ活かすために板前修業をし、後に料亭開店したトンガリ 耳が真っすぐとんがって(※日本犬;白い柴犬の様な種類)いる軍曹のらくろ伍長時に第三中隊所属をしていた伍長として初登場し、剣道大会で勝ち進んで来た。決勝戦のらくろ対戦し刺されそうになったのらくろが、から逃げながら討った手に敗北したのらくろたちと同時に士官学校入学・卒業(※単行本版連載版ではのらくろハンブル先に卒業をしている。)した親友一人。自ら発言することは少ないものの、頼れる親友でもある。戦後生命保険会社などいくつかのブローカーをしている。軍隊では標準語だったが、軍隊を辞てからは、関西弁入った話し方になっているカメメガネのらくろたちと同時に士官学校入学・卒業(※単行本版連載版ではのらくろハンブル先に卒業をしている。)した親友一犬軍曹。6人の中では『のらくろ小隊長』では活躍していたが、後の作品では影が若干薄くなってしまった。しかし、ちゃんと『のらくろ総攻撃』のときなどは戦っている様子見られた。また、揃って進級時には必ず顔を見せる他、のらくろ達への新型兵器考案をする様に言われ時に出てきている。垂耳で顔に特徴がないため階級章見ないと他のモブキャラ的な犬たち区別しにくい。また、守備隊長那智大尉とよく似た姿形でもある。戦後は聨隊解散後メガネをかけて名前(愛称)もメガネ改名本名は、カメである)、小学校の教師となった破片 小さな、ぶち模様チンのらくろ大尉時代猛犬聯隊二等兵として入営(『のらくろ武勇談』で初登場)。入営時、身長辛うじて合格域だったが、あまりの軽さ不合格となった。そこで、のらくろデカ弁当勝手に食べて体重水増しし再検査で合格した瓦斯マスク窓際置かれているのを見て、「ややっ!怪物怪物覚悟しろ!やあっ!」っと窓を叩き割って叱られたり、あわてんぼうそそっかしいところは、入営直後のらくろ思わせる手先器用なところと頭の回転速さのらくろ認めている。のらくろ勇猛さデカに、機転が利くところは破片受け継がれたようである。"破片"との渾名破片のように小さ体格であったことから名付けられた(当初はチビスケなどと呼ばれていた)。豚軍との戦争の功により一等兵進級した連載版では後期キーパーソンだが、性格行動のらくろ類似した主人公型のキャラクターであるためか、戦後版未登場。なお当時のらくろ守備隊駐屯地にいたので他の部下共々詰所暮らしであり、ここで破片のらくろからライフハックなどを教わっているので、彼にとってはのらくろ上官であると共に生(人生)の師匠でもある。のらくろ除隊(予備役)許可書状着いた時に見付け大変だ大尉殿がお辞めになる」と泣いていた。 穂高 猛犬聯隊第二大隊長少佐モール大尉の上官。外見カメ変わりないが額に皺がある。『のらくろ総攻撃』で後にも先にも1度しか登場していないが、豚軍との戦争の時敵地偵察第五中隊からのらくろ中尉指名し斥候司令を出す。「のらくろ中尉行ってもらえば確かだ」と絶大な信頼を寄せる那智 猛犬聯隊第三大隊第十一中隊長大尉。『のらくろ総攻撃』で羊の国や豚の国を熊の国から守る猛犬守備隊隊長として派遣(豚勝将軍からの依頼)される。垂れ耳の白で、姿形カメ酷似であり、階級章等で将校である事を見分けないと、大勢兵卒者のモブキャラクター見分け付かない。熊閣下そそのかされた豚勝将軍が軍を率いて守備隊夜襲仕掛けるが、守備隊難無く撃退する。豚勝将軍からいじめられていた羊の国は独立国となったが、の国に盗られたと思い逆恨みした豚勝将軍が再び熊の国から武器援助を受け、守備隊に対して繰り返し不法襲撃重ねるため、本国猛犬聯隊本部援軍要請する。のちに敵地道路偵察中だったのらくろ中尉から本隊到着連絡を受ける。 テキサス 猛犬士官学校生徒隊長教官ブル聯隊長従兄弟ブルドッグ階級ブル大佐同じく大佐。尾が長く額の皺が印象的のらくろ曹長他5名の軍曹ハンブル爆弾鉢巻トンガリカメ)に対し全員予科練服装になるように命じる(※単行本版のらくろ以外は軍曹だが、曹長軍曹ではそれぞれ軍刀銃剣で扱う剣が違い公平に教育しにくいため、最初のらくろにも同じ軍曹として共に教育を受けるように命じた。のちの小隊教練では曹長戻し小隊長任務命じた)。これらの候補者将校にするための教育実戦などを行う(※単行本版では、在学中何回となくドジ踏み重ねのらくろに「貴様は馬鹿のようで、利口なようで、利口なようで、馬鹿のようで、一体どっちが本当なのだ?」と呆れる事もあった)。連載版では怪物退治した2に「特別の計らいをしたいものだ」と、のらくろハンブル卒業認め校長閣下(階級中将)が、卒業時に卒業証書渡している。(単行本では漫画猛犬軍監督(田河水泡)より承認了解得て候補者たちを将校少尉)に進級させた)。テキサス大佐の上官である校長閣下は2駒のみの登場。この時の敬語を使う姿が見られた。テキサス大佐は、教官としては優秀な犬物であるが、実戦不慣れな点が仇となり、山猿との戦いで現地視察無し無謀な作戦立案したために大敗し予備役ブル予備大佐のらくろ予備大尉召集令が下ることになる。 師団長 中将セントバーナードのらくろ以外では非常に珍しい有色(非白色)の大型犬種。ブル聯隊長の上官。将官である為、ブル聯隊長以下は「師団長閣下」と呼び部下多く多に敬語使わないブル大佐が、師団長に対して敬語使用しているのを見ることができる。本名不明。体が大変大きい。のらくろ一等兵少年倶楽部版では一等卒時代開かれた軍旗祭で、各隊員の展示物巡っていったが、のらくろ製作した師団長によく似たびっくり箱に脅き逃げ出してしまった(もちろんのらくろブル聯隊長怒られた)。その後のらくろ師団司令部当番で来た時(出掛けて行く時に師団長大きいから怒られると怖いなぁ」と呟いているのが見られる。)に、猛犬連隊軍旗の意匠の製作を依頼する有色は、少なくとも破片のらくろ上等兵時に胃拡張入院時に緋鯉食べて腹痛起こした事件相棒ヤケ大尉赤城大尉、剣大尉などもいる(さらに単行本版稀に1駒位が入る、フルカラーページと、カラーテレビアニメではモール大尉(中隊長)も系の体毛有色種である)。 士官学校校長 中将少年倶楽部付録本にカラー印刷執筆された(のらくろ漫画全集のらくろ漫画文庫2巻モノクロ復刻)、“のらくろ士官学校”の最後方の全171駒中の169駒と170駒の2駒のみの登場小さな垂れ耳で、目が三角小さく口先黒っぽい長い毛並みがある(犬種不明)。テキサス大佐の上官。師団長と共に将官である為、テキサス生徒隊長から校長閣下呼ばれる単行本の“のらくろ小隊長”の元になるが、単行本全員退治し校長閣下代わりに作者登場する連載付録版では、恐竜退治のらくろハンブル仕留めて、テキサス生徒隊長と共に優秀な働きで、二人は特別の計らいをしたいものだ」と、卒業証書渡しその他のカメバクダンはちまきトンガリから「うまくやったな」といわれ、少尉として卒業させた。 多摩 少尉守備隊時に配属されてくる。のらくろ大尉から迎えられ食事用意されていたが、デカ伍長間違えて、違う部隊少尉呼んでしまい、待ちぼうけを喰らった。 嵐山 准尉前述多摩と共に守備隊時に配属されてくる。のらくろ大尉から迎えられ食事用意されていたが、デカ伍長間違えて違う部隊准尉呼んでしまい、多摩共々待ちぼうけを喰らった。 せみの 戦後連載版で、登場軍曹第五中所属のらくろ予備役召集猛犬聯隊予備役大尉として第五中隊の中隊長として出会ったのらくろ予備役大尉であることで、嘗めて掛かって来た。しかし、予備役となる前と同じ様な働きを見るに付け次第嘗めて掛かるのを止めている。 ぬけ 戦後連載版で登場した伍長第五中所属のらくろ予備役大尉として第五中隊の中隊長として着任した時に出会った予備役大尉のらくろを、予備さんか適当にあしらおうと、嘗めて掛かって来た。 デブ 戦後連載版で登場伍長第五中所属で、太っている部下演習等ではサボる事ばかり考えている。注意しても、のらくろ嘗めて掛かっているので、言う事を聞かない注意をすると直ぐに「私て、ええ処のボンボンやで。其の様な事はよう出来んわ」と言って動こうとしないのが常であった。しかし、のらくろ態度見ているうちに、次第嘗めて掛かるのを止めている。 がら 戦後連載版に登場伍長第五中所属部下であるが、予備役大尉のらくろを、せみの軍曹と共に嘗めて掛かっていた。後には、のらくろ態度見て嘗めて掛かるのを止めている。 やせポチ 二等卒。耳は尖っていて目がのらくろ似て大きく、体は小さめな白い犬のらくろ二等卒時代戦友で、演習斥候のらくろと行くが、敵の中隊に捕まる。 ジャン二等卒呼称ジャン二等卒で、小さめで耳の垂れた白い犬(犬種ビーグルの様である)。ゲストにも出る“目玉チビちゃん”から出てきた。1931年の「のらくろニ等卒」の第5話登場したのらくろとやせポチ演習中に戻って来ない為に中隊長から見てくる様に云われて、捕虜になっていたのらくろとやせポチ救出した山猿軍、ゴリラ山猿大将チンパンジーチンパンジー大将。かえるの国、かえる大将豚の国、豚勝将軍大将)。かっぱ大王。熊の国、熊(大将)閣下猛犬聯隊と戦う敵たち。 山猿の国)特に山猿軍とは何度も戦闘繰り返し、それも山猿軍が一方的に攻撃仕掛けているのだが連戦連敗となっている。何度戦って勝てないので自軍兵卒にさえ「我ながら愛想尽きた」などと言われる有様だった。ゴリラの国)ゴリラ軍は山猿頼まれ猛犬連隊攻撃した兵器や数では猛犬連隊勝っていることも多いが、のらくろたちの活躍により、最後に敗北喫する最終的に山猿とは国境線付近互いに非武装地帯化したではないか思われる講和条件戦争停止させている。チンパンジーの国)ブル大佐デカ二等兵に刀を研がせたが、チンパンジーは刀を研ぎ終えたデカ二等兵から強奪し大将渡され欲しけりゃ力で取り来いブル言えと言われ戦闘になったカエルの国)カエルのらくろ小隊が、演習をしている処を、勝手に見学してのらくろ代わりに話し聞けと言われデカ二等兵等が、銃の台尻叩いたり、蹴飛ばした事で、戦闘になった河童)河童大王とは行軍演習が行われている最中豪雨出会い帰軍の途中の川で、流失しているので、修繕始めると、出てきて壊し始め様子を見に行ったデカ二等兵捕虜にされた為に聯隊長共々聯隊出動し、川を干す作戦負け戦をした。熊の国)熊は始め猛犬軍の弾薬庫から武器弾薬窃盗し、戦闘負けると、豚軍の豚勝将軍大将)を「豚の方が強いさ!戦闘開始するなら、武器弾薬提供するよ」と唆し、羊の国等を植民地にしていたのを、追い出され軍に敵意抱いていた豚勝将軍に、開戦をさせた。 山羊、羊、豚。 大陸に棲み、それぞれ国家を持つ。羊の国等は始めは、豚の国の植民地にされていた。 豚の国)熊の国の熊閣下唆された豚勝将軍が、猛犬守備隊夜襲掛けた事で、羊の国等は独立したが、豚勝将軍猛犬軍が奪った判断し守備隊長意見言われ時に「それなら、羊の国をこちらへ返すあるか」と言っていた。又は、今回戦争起きた理由知っている者と聞かれた豚軍の兵士は「私知っている。羊の国を取り返す為。の国は悪い国」と言っていた。日本内地朝鮮、豚は支那中国漢民族)、熊はソ連の(ロシア人)、羊は満州山羊蒙古暗示させる地域棲む。これらは当時国際情勢日本の外交政策反映している。但し設定上はあくまで架空世界の話であり、当時実在の国の実像とは必ずしも合致しないのらくろ大陸にいた頃は親友になった者(金剛豚の包、山羊の汗、羊の)もおり、一緒に金山会社興すゲスト出演的なことが多いが人も適宜登場する警官荒間右衛門など。上記通り作者田河水泡自身登場した単行本表紙などには田河のトレードマークである後ろ足生えたオタマジャクシサイン描かれる。このサイン年を経るごとに少しずつ変化し晩年にはの姿となった この他、田河の他作品からも次のキャラ参加カメオ出演)している チビちゃん 「目玉チビちゃん」の主人公である冒険少年単行本のらくろ武勇伝」で他の田河キャラと共に飛行機大陸へ赴き、土古豚城陥落提灯行列メンバーとなる。一緒に出るジャン公と名付けた垂れ耳白い犬ジャン公ニ等卒としてのらくろがニ等卒時代一緒に演習出ていた。 凸凹黒兵衛凸凹黒兵衛」の主人公であるオスウサギで、「凸凹医院」の息子両親白ウサギであるのに対し自分のらくろ同様の黒い体。原作では「のらくろ大陸行」でのらくろ大陸へ行く前に住んでいたアパートの住人として登場その後のらくろ出発」では白ちゃん・八ちゃんと共に大陸へ行くのらくろを見送る。また単行本では「のらくろ総攻撃」で他の田河キャラと共に大陸へ赴く猛犬連隊見送り、白ちゃんと共にのらくろを励ます。武勇伝」では白ちゃん・マメゾウと「わらわし隊」を結成して慰問現れ、そして行列にも加わった。 白ちゃん 「凸凹黒兵衛」から参加黒兵衛ガールフレンドであるメス白ウサギ。「出発」と「総攻撃」・「武勇伝」で黒兵衛と共に登場。 八ちゃん 「の八ちゃん」の主人公であるタコ海底住んでいたが人間興味持ち人間社会に来ると田河水泡から服をもらって人間になり生活をしている。原作では「大陸行」と「出発」に登場単行本では「総攻撃」から「武勇伝」まで登場し連隊見送り慰問行った。 小の八ちゃん」から参加した文字通り小さなタコ。八ちゃんを追って人間社会にやってきて生活している。「総攻撃」から「武勇伝」まで八ちゃんと共に慰問行った。 スタコラサッチャン 「スタコラサッチャン」(後に「ラッキーサッチャン」→「サッチャンとモンチャン」)の主人公である女学生。「武勇伝」で大陸にやって来て提灯行列メンバーになる。 マメゾウマメゾウ」の主人公であるオスの子ゾウ。「総攻撃」ではハンブルバナナ贈り、「武勇伝」で黒兵衛・白ちゃん共に大陸に来る。 フサキチ 「マメゾウ」から参加マメゾウの父でバナナ屋を経営。「武勇伝」でマメゾウ祖父チイと共に大陸に来る。 チイ子 「マメゾウ」から参加マメゾウガールフレンドであるメスの子ゾウ。「武勇伝」で大陸来てマメゾウ出会う。 窓野雪夫 「窓野雪夫さん」(第1話のみ「窓野雪夫君」、後に「雪夫さんと七曜組)の主人公である漫画家田河水泡の家に住み込んで漫画勉強をし、後に大陸へ行く。「総攻撃」と「武勇伝」に登場、「総攻撃」ではブル聯隊長会話し、「武勇伝」では提灯行列指揮担当した七曜組 「雪夫さんと七曜組」から参加大陸雪夫と共に働く少女たちで、日代月代・火の子水江木の子お金ちゃん・土子ちゃんの7人からなる。「武勇伝」で提灯行列整理係を担当平気の平左衛門平気の平左衛門」の主人公にして、その次作「平気の平助」の準主人公武士だが気合術が得意。「総攻撃」でデカ千本針を贈り、「武勇伝」では平助と共に大陸に来る。 平気の平助 「平気の平助」の主人公平左衛門息子ある少年剣士。「武勇伝」に登場ご隠居愉快なご隠居」の主人公である白髭老人。「武勇伝」で他の田河キャラと共に大陸へ来る。

※この「主要な設定など」の解説は、「のらくろ」の解説の一部です。
「主要な設定など」を含む「のらくろ」の記事については、「のらくろ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「主要な設定など」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「主要な設定など」の関連用語

主要な設定などのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



主要な設定などのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaののらくろ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS