ひぶそう‐ちたい〔ヒブサウ‐〕【非武装地帯】
DMZ公開エリア【DeMilitarized Zone 非武装地帯】
非武装地帯
【英】DMZ, DeMilitarized Zone
非武装地帯とは、ネットワーク上でファイヤーウォールによって包囲された、外部からも内部からも隔てられた特殊な領域のことである。
非武装地帯はネットワーク上のセグメントの1つであるが、外部ネットワークであるインターネットからも、内部ネットワークであるイントラネットからも独立したものとして設けられている。主にWebサーバーやDNSサーバー、FTPサーバーなどの公開用サーバーが非武装地帯に設置されることが多い。非武装地帯を設けることにより、インターネット・DMZ・イントラネットのいずれを通る際にも、ファイヤーウォールを通過しなくてはならなくなる。そのため、外部から不正アクセスが試みられてもファイヤーウォールであらかじめ阻止することができ、また、その領域が攻撃によって乗っ取られたとしても、もうひとつのファイヤーウォールによって内部ネットワークへの侵入を防ぐことができる。
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【非武装地帯】(ひぶそうちたい)
Demilitarized Zone(DMZ(ディーエムズィー)).
非武装地帯
非武装地帯 (DMZ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「非武装地帯 (DMZ)」の解説
非武装地帯(DMZ、DeMilitarized Zone)はメールサーバ、ウェブサーバ、DNSコンテンツサーバ、Proxyサーバといった、組織内、インターネット双方とアクセスする必要があるサーバ群を置いておくためのネットワーク領域で、組織内ネットワーク・インターネット・DMZの3つの領域間の通信をファイアウォールで制限する。ウェブサーバ等をDMZではなく組織内ネットワークに設置すると、ウェブサーバが用いるポートを開けて置かなければならない為、そのポートを利用してインターネットから組織内に攻撃を行う事が可能になってしまう。これを防ぐためにウェブサーバ等をDMZに設置する。
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