チーム・ハルヒロとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > チーム・ハルヒロの意味・解説 

チーム・ハルヒロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 07:30 UTC 版)

灰と幻想のグリムガル」の記事における「チーム・ハルヒロ」の解説

クラン暁連隊』に所属同期12人の中で、レンジ選んだメンバーキッカワを除く6人が仕方なく組んだあまりものパーティ最初ゴブリン一匹を倒すのにも四苦八苦していた。リーダーマナト→ハルヒロ。見習い時代マナトの仇であるホブゴブリン狙い執拗にゴブリンだけを狩り続けていたため、「ゴブリン・スレイヤー」という渾名つけられていた。 ハルヒロ 声 - 細谷佳正 class盗賊 本作主人公パーティの現リーダー。いつも眠そうな目をしている平凡な容姿少年一見すると頼りなく、内心他者頼りたがる傾向がある。一方でパーティ結成当初から思い切りの良さ冷静さ持っており、困難な状況下でも最善尽くし行動するため、仲間からの信頼は厚い。戦闘では主に敵の背後から奇襲する戦法を得意としており、のちに背面打突では決し二流でない称されるほどの技術身に付ける。極稀に正体不明の【光る線】を見えた際は自然に体が動き、これが発動する格上の敵をも瞬殺できるようになる盗賊ギルド収めた際に与えられる通り名は【年寄り(オールドキャット)】。バルバラ曰く年老いたみたいに眠そうな目をしているからとのことだが、後にある願い込められていたことが明らかになる1巻中盤から、マナト落命によりなし崩し的リーダーとなってからは常に仲間の安全を最優先心掛けるようになる。他のパーティリーダー達と自分比較し、ハルヒロ当人も本当にリーダーとして相応しいのか常に疑問抱いてもいる。新たな神官としてメリイ加入した後は意思疎通悩みつつ彼女と真摯に向き合い信用関係を築き上げることに成功した2巻ではサイリン鉱山でのデッドスポットとの一騎討ちの際は、【光る線】が発動賞金首一人討伐するという大金星上げた3巻では後輩義勇兵チョコ出会い、昔どこかで会っているおぼろげな記憶からチョコのことを意識していたが、デッドヘッド監視砦で死別してしまう。これに加えてモグゾーまで失ってしまう。 4巻ではモクゾーを失ったショックや、仲間が他のチームからスカウト受けたことからパーティ解散危機となるが、仲間たちはハルヒロ達の元に残ることを選び新たな役としてクザクを迎えて再出発し、さらにソウマ出会い暁連隊加入する5巻では偶然に黄昏世界発見居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解危険を冒すタダ対し意見述べたりミモリ告白されたりと慌ただしい日々となる。 6巻ではミモリの真剣な想いに対して嘘を吐いて付き合うことはできないと断るも、第三者交えてデートなどを通し次第グリムガルでの生活に張り感じようになったソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、メリイとクザクが一緒に居るところを目撃したときに抱いた気持ちから自分メリイへの恋心自覚したその後ヒュドラたちとの戦闘ではゴッホたちを説得したりと自分意見を通す意思も持つようになるなど成長見せた圧倒的な敵の数に悩まされる中、グリムガルへの退路断たれ帰り道崩壊進退窮まる中でララノノ出会い二人と共にダルングガルたどり着く。 7巻でのダルングガルでの生活の中、前々から感じていたリーダーとしての能力不足に日々むようになり、自分のせいで皆を巻き込んでしまったのではないか精神的に自分責め傾向強くなっていく。更にクザク本人からメリイ振られたことを明かされそれ以降以前よりもメリイ意識するうになる。。 8巻にてダルングガルからグリムガル戻った際は思いがけず遠隔地であったためユメと共に偵察に出る。そこでロックスフォルガン戦闘巻き込まれさらには戻らないハルヒロとユメ捜索し出たランタメリイフォルガン捉えられてしまう。生き延びるためにフォルガン付いたランタ困惑するメリイ救出優先支援の引き換えにハルヒロの左目を求めたセトラ要求即座に了承し周囲驚かせるロックアーノルド一騎打ちの隙に、ニャア誘導メリイ発見救出成功する。そこで待ち構えていたランタ一騎打ちになるが、強襲勝利する止めを刺す直前メリイ制止され、クロウ援護によって撤退成功する9巻でのメリイとの会話ではフォルガンについたランタ態度や行動から、本当に裏切ったとは思わない語っている。その後現れセトラ約束通り左目を差し出そうとするが、はぐれた仲間捜索への協力提案される。その条件として「左目の所有権セトラだがハルヒロに貸し与える」「セトラ飽きるまで恋人のようにふるまう」ことを求められる飽きるまでという条件に高を括ってこれを了承するが、セトラから「飽きないかもしれない」「子供何人欲しい?」とメリイ目の前で言われ困惑気まずい雰囲気になっているその後仲間たち合流襲撃してきたワイバーン退けることに成功する10巻では千の峡谷抜けた後はロックス別れオルタナ目指す道中巨大グォレラの群れ遭遇し苦戦を強いられるセトラ機転逃げ切るその道中、元義勇兵謎の男ジェシー運営するグモォジェシーランド辿り着き偵察に向かうがジェシー重傷を負わされる仲間たちジェシー交渉滞在許可されメリイ治療受けて後に意識取り戻し寄り添っていたメリイとの距離が縮まる。しかし直後追撃してきたグォレラの群れ襲撃で、目の前でメリィを殺されてしまう。 11巻では最終的にグォレラの群れ撃退成功するも、メリィを失ったことに絶望する。しかしジェシーから蘇生方法があることを提示されその結果起こりうることに不安を感じつつもメリイ蘇生を願う。処置最中セトラからメリイ別人になる可能性が高いと警告を受け、中止することを勧められる最終的にメリイ蘇生成功する直後モンスター襲撃最中、なぜかそれらに対す知識持ち、さらに炎熱魔法を使うメリィに驚く。しかし全て受け入れると心に決め、再び仲間たちオルタナ目指す12巻では、エメラルド諸島ドラゴンまつわる事件巻き込まれる仲間と共に事件解決しその際出来事からドラゴンライダー呼ばれることになる。 1314巻では商人ケジマンの護衛としてオルタナへの帰路につく。その途上発見したレスリーキャンプ通してパラノと呼ばれる異界入ってしまう。そこで出会った少年アリスCや先に迷い込んでいたイオ様隊との共闘の末にパラノを脱出するが、再び記憶奪われオルタナ開かずの塔目覚める事態陥る15巻では記憶喪失者を偽って近づいてきたひよむーからの仲間になる誘いを受けるがこれを拒絶記憶喪失のまま仲間と共に諸王連合軍から追撃振り切って逃走中にジン・モーギス将軍率い本土からの援軍出会いオルタナ奪還作戦協力させられる羽目になる。その作戦過程オルタナ潜入中に師匠バルバラ再会するが、オルタナ奪還戦闘死別してしまう。 16巻ではモーギスにシホルを人質にされる形で、ゴブリン同盟を結ぶ使者任務強制される。なんとか任務成功させるがシホルを返されるに至らなかった。ここでランタユメ再会し仲間と共にシホル奪還為に強硬手段に出るが、遺物レリック)を手に入れていたモーギスに切り伏せられ、忠誠を誓わされる羽目になってしまう。 17巻ではお嘆き山の攻略部隊参加。ここでレンジやトッキーズと再会する戦い終盤援軍として現れたシホルを目撃必死に呼びかけるもシホルは記憶奪われており連れ戻すことは叶わなかったが、生きていたことに安堵する18巻ではドワーフ鉄血王国への使節一員となる。その道中でメリイ互い気持ち伝えあい、晴れて恋人となったランタ 声 - 吉野裕行 class暗黒騎士 パーティメンバー1人。口と性格悪く空気読めないお調子者身長168cmで天然パーマ本人は気にしている)の少年初め戦士ギルドに入る予定だったが、本人曰くかっこいいからという理由で、ギルド抜けすることが出来ない暗黒騎士になってしまう。 口が悪くセクハラ発言絶えないため、パーティメンバー(特に女性陣)から顰蹙を買うことは日常茶飯事一方で嫌われることも厭わず現状即した発言・行動をするなど、良くも悪くも現実的な思考をもつ。モクゾーが死んだときは自分なり弔いをする、レンジ勧誘された時は断ってチームハルヒロに残るなど、なんだかんだ言って仲間への情は篤い。ハルヒロのことはチキン呼ばわりするものの、自分にとって思いもしないことを考えリーダーとしての責務果たしていることは内心認めている。ハルヒロからは友達なれないが、だからこそ本音遠慮なくぶつけ合うことができる、ある意味対等特別な存在見られていた。 マナト落命サイリン鉱山での戦闘経てモグゾーのことを「相棒」と呼ぶようになる。いつか義勇兵辞めた時、一緒にラーメン屋を開くことを夢見ていたがモグゾーの死でそれが叶わなくなる。 クザクを加えた後、偶然に黄昏世界発見居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解意外な形でイヌイセクハラ通して交友深めるイヌイ同じくセクハラ便乗するキッカワやトキムネも加え、シホルへセクハラする同志を得るがパーティ内での人望をますます失うこととなったソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、圧倒的な敵の数に悩まされる中、グリムガルへの退路断たれ帰り道崩壊進退窮まる中でララノノ出会い二人と共にダルングガルたどり着く。 ウンジョーの助け借りダルングガルから脱出した後、ユメがハルヒロと偵察に出かけたことに苛立ってしまう。クロウ達と行動を共にしなくてはならなくなったハルヒロとユメ帰還を待つことができず、ハルヒロの指示無視して別行動提案するという強硬手段に出る。最終的にランタ提案ランタメリイがハルヒロたちを探し出発、クザクとシホルが待機となり、自身メリイと共に千の峡谷にてフォルガン一党拘束されてしまう。 そこでタカサギに挑む敗北し生き延びるためタカサギに弟子入りフォルガンへの加入志願してジャンボ認められる。このとき嘘でもハルヒロ達を裏切れないと恭順拒絶したメリイを、自分が目をつけていた女性だとして手出しさせないことを約束させた。 様々な種族共存し自由に生きるフォルガン目の当たりにし、義勇兵に戻ることに疑問感じる。 後にカツハル助けられたクザクとシホルと対峙、タカサギが目の前にいたということもありクザクに対し本気の攻撃開始メリイ無事なので奪い返しに来るよう意味ありな発言残して去る。その後はハルヒロが必ずメリイ助けに来ると読み、タカサギと共に待ち伏せる。 ハルヒロとの一騎打ちは本気の戦いになり、一手先を取ったハルヒロに敗北メリイ制止クロウ介入もあり、止めを刺さされずタカサギと共に撤退しそのままハルヒロ達とは別れたフォルガンについたのは自分とメリイが助かるために現実的な選択であったことの他、義勇兵以外の生き方目の当たりにしてハルヒロたちにもこれを見せて今後どうするかについて意見聞かせて欲しいというのが真意だった。 ハルヒロたちと本格的に別れた後はタカサギに修行をつけてもらうが、数日後に短い書き置き残して姿を眩ませる。 激怒したタカサギに追撃受けた際、フォルガンに染まれば自分自身でなくなると啖呵を切り、これに呼応したゾディアッくんが進化する追撃振り切り、ゾディアッくんとのやり取り通して自分仲間含めて他者に(好かれるなどを)何も期待していなかったこと、それでいて負担何もかも他者押し付けてきていたことを自覚する直後襲われるも、タカサギから刀を投げて寄こされて窮地脱し最終的に見逃された。 その後自分自身の心に従うことを信念単独オルタナ目指して旅を続け、その途上フォルガン諸王連合降ったことを知る。三年後に諸王連合オルタナ侵攻したのと同時に帰還乱戦の中、ユメ再会する当初から、ユメに対して好意寄せているような素振り見せてはいたが、三年後に再会したハルヒロに、自分は「ユメのことが好きだ」とついに本音を語る。他者好かれることを期待していなかったランタが、他者への好意幸せでいて欲しいという愛情)を吐露し精神的に大きな成長見せた。ゾディアッくん 声 - 佐藤結良 ランタ召喚する悪霊仮面被った毛むくじゃら魔物の姿をしている。ピンチ時に助言求めても「とっとと死んでスカルヘル様に抱かれよ」などというばかりで全く役に立たない。 後にランタ精神的成長呼応し戦闘時禍々しい甲冑に長薙刀備えた姿に変身できるようになった。この姿ではゾディーと呼ばれるマナト 声 - 島﨑信長 class神官 パーティまとめ役爽やかな青年で、仲間のことを大切にしていた。 何をすればいい分からず途方に暮れていたハルヒロ達をまとめ、戦闘から日常生活まで、様々な面でハルヒロ達を導いてきた。 旧市街ゴブリン狩っていた際に遭遇したホブゴブリン達に追い詰められ逃走を図るも敵の攻撃背中に受け、それが致命傷となり死亡する。 「俺は、みんなに仲間扱いしてもらえるような人間じゃない気がすると言っているが、その真意語られることは無く死に際にハルヒロに謝罪仲間頼み息を引き取る本人自身呆れるほど外面がいいが、自分本心がどこにあるのか分からない述懐するなど複雑な内面を持つ。狡猾な一面もあり、最初仲間たちのことも必ずしも肯定的に見ていなかった。 死の間際に「元の世界」で近しい人たちに冷淡さを詰られ、拒絶され記憶思い出しグリムガルでは仲間たちと共に歩んでいくのが自分望みだったと自覚しながら死んでいった。アニメ版では死後ハルヒロの精神世界の中でよく現れるモグゾー 声 - 落合福嗣 class戦士 パーティメンバー1人温厚な性格だが、ハルヒロ曰く怒らせると怖い。パーティの盾役として常に前衛戦いその中で才能開花させパーティとして成長していく。 ハルヒロからは『装備優先してモグゾー装備揃えていきたいと言われておりタンク役として活躍するうになる手先が器用で料理も得意。パーティ料理番として、当初当番制にしていた料理一人引き受けていた。ランタから「相棒」と呼ばれており、義勇兵辞めた二人でラーメン屋を開くことを約束していた。 兵団指令受けて参加した作戦訪れたデッドヘッド監視砦で、賞金首ゾラン猛攻から仲間守り戦い作戦参加していたレンジたちと協力してゾランを倒すも、戦いの中で受けた傷が致命傷となり死亡する。共に戦ったレンジ達からはその才能惜しまれカジコからは「順調に成長していれば名を成していた」と言わせた。 「大きくて愛らしい」と評価してくれたメリイのことを意識していたが、その想い告げられることは無かったユメ 声 - 小松未可子 class狩人 パーティメンバー1人天真爛漫な性格誰とでも仲良くなれる癒し系関西弁のような微妙な言葉使い、よく言葉間違えて仲間訂正されている。弓の腕は悪いが、狼犬欲しいからという理由狩人になった当初パーティ内の癒し系だと思われていたが、その独特な空気所長ブリトニー狩人ギルド師匠厳しいことで有名なイツクシマをも混乱させるほど。イツクシマ至っては、ユメのことを「娘」として溺愛するほどである。 マナト落命後、仲間がすれ違っている時に本音吐露し涙するハルヒロを慰めるために抱きしめ合った。これによりハルヒロが精神的に安定しサイリン鉱山での冒険は何とか成功するが、デッドヘッド監視砦にてモグゾー失ってしまったことで再びパーティ危機迎える。シホルと共にカジコからスカウトされかけるもハルヒロについていくこと選択、シホルと共にハルヒロに一連の経緯伝えパーティとして再スタートとなる。 クザクを加えた後、偶然に黄昏世界発見居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解ランタセクハラ便乗するメンバー増えたことで耳年増態となりシホルの悩みの種増えるようになったランタからの貧乳扱いにも慣れたことで自分から胸を揉んで大きくするよう努力していることを語り、胸を成長させる秘訣について皆の前でシホルにアドバイス求めるなど、ランタ違い無意識でのセクハラごくごく普通のこととなっていった。 ソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、グリムガルへの退路断たれ帰り道崩壊進退窮まる中でララノノ出会う二人と共にダルングガルたどり着く道中大怪我負った際はメリイによって回復したが、ダルングガルでは魔法若干ながら使用可能であることを知らなかったハルヒロによって強く抱きしめられるユメ自身はハルヒロが錯乱していることや自分心の底から配してくれたのだと笑って許していたが、この行動ランタ嫉妬したことが後々ランタ暴走するきっかけとなったダルングガルでの生活の中、ランタ性欲限界宣言をしてシホルやメリイから完全に危険人物扱いされ粗雑な扱いをされていくようになる中、女性陣の中で唯一これまで通り接するが度を越えたセクハラ場合物理的に埋めやすくする計画賛同するなど優しさ厳しさ併せ持つようにもなる。一応ランタセクハラには憤慨しているが、好きな子をいじめたがる子供行為だと受け止めており、ランタ自分や皆のことが好きなのだからしょうがないと母性的な優しさ見せるようになる。ウンジョーとの会話でも普段通りの独特の空気接し、ウンジョーのハルヒロたちへの態度軟化させた。 ダルングガルからグリムガル戻った際は思いがけず遠隔地であったためハルヒロと共に偵察に出る。これによりユメがハルヒロと出かけたことに嫉妬したランタ暴走ランタメリイオーク不死族集団捉えられてしまう。ランタとハルヒロの本気の戦いロックアーノルド一騎打ちフォルガン率いジャンボ仲裁など目まぐるしく状況が変わる中で混戦となってしまう。クザクともはぐれてしまい、シホルと共に逃亡余儀なくされる。この時はランタがハルヒロによって斃されたという誤情報困惑してしまい、ランタ対す自身思い友達恋人として見たことはな大切な家族の一員であったことを吐露する。 千の峡谷での戦闘では大黒獣使いゴブリンであるオンサ対峙、シホルを守るためオンサと共に崖へ落下してしまう。負傷して朦朧とした意識のなかで失っていた記憶垣間見た。(転勤族両親がおり、転校先では標準語からかわれるなど辛い経験をしていたことが示唆されている。)同じく負傷したオンサ達とは一時休戦となり、協力して崖から脱出することを余儀なくされる当初仕方なく脱出を共にしていたが、風雨晒されながら脱出路を探す中、ユメ独特な空気オンサ大黒にも伝わったことで互いに体温分けるようになるユメオンサ達とはもう戦いたくないと話しかけたこともあり、脱出後は協力してハルヒロたちの危機救った。 シホル 声 - 照井春佳 class魔法使い パーティメンバー1人小柄可愛らしい容姿女の子。臆病で引っ込み思案な性格なためあまり自分意見を発さない。涙脆く、よくユメ慰められている。一方でハルヒロやメリイからは慎重で思慮深いとその判断力信頼されており、ハルヒロが動けないときに司令塔となりうるのはシホルだと思われている。物語が進むにつれて精神的に強くなっていき、取り乱した仲間慰めたり他者からのセクハラ発言等には厳し口調相手呼び捨てにするなどしている。ランタ隠れ巨乳と言われていたが、実は「隠れ」どころではなく巨乳おさまらない爆乳。現在でも成長しているらしく、冒険が進むにつれシホルの外的特徴として目立ってきている。(防御力問題からサイズ小さ服装我慢しているが、ゆったりとしたローブ以外の服装がきついなど普段から苦労している。) 影魔法を得意とし主に仲間援護を行う。一度攻撃力高めようと寄り道して電磁氷結などの魔法習得したが、本質一つのことをとことん追求したいと思う一途な性格であるため、ゴッホ魔法コツ教え請い自分考えて辿り着いたオリジナル影魔法ダーク】を編み出す。影のエレメンタル直接召喚したのようなダークはシホルの肩に乗るくらいの大きさで、戦闘では側で共に戦う。ダーク自身成長していくため既存影魔法大きく異なったポテンシャル秘めている泣くことしかできなかった自分たちを導いてくれたマナトには好意抱いており、マナト落命する頃にはハルヒロも朧気ながらシホルはマナト好きなのだと感じるほどであった。このことがハルヒロにとってシホルが想うマナト救えなかったという自責の念となっており、マナト救えなかったハルヒロがシホルと仲良くしてよいものかどうか後々までハルヒロを悩ませる悔恨となっている。逆にランタに対してユメ同様によく口喧嘩をしており、当初はあまり強く出られユメに庇われることが多かったが、最近では自分から毒舌殺意向けて黙らせるまでになっているメリイ加えたサイリン鉱山での戦闘モグゾー失ったデッドヘッド監視砦、目まぐるしく状況が変わる中、ユメと共にカジコからスカウトされる悩んだ末に断る、この頃から自分達はハルヒロについていくという意志固めるようになる。 クザクを加えた後、偶然に黄昏世界発見居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解関わる男性増えたことでスタイル良さ対すセクハラ発言悩まされるうになる単純にスケベランタだけでなく羨望からくるユメ発言によってほぼ日化し、特にユメがシホルの成長著し部分について形や重さまで皆に具体的な説明をしてしまうのが悩みの種になっている。この時点ですでに「肩がこるほど重い」「両腕乗せても辛い」と自身の胸について悩んでいる。 ソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、圧倒的な敵の数に悩まされる中、グリムガルへの退路断たれ帰り道崩壊進退窮まる中でララノノ出会い二人と共にダルングガルたどり着くこの頃から仲間のことを本当に大切に思っているハルヒロのことを心の底から信頼するようになり、二人で話す機会多くなる。ハルヒロがメリイのことを好きであると気付いており、ハルヒロが自分の身を犠牲にしてでも皆を守ろうとする危うさを心配するうになるダルングガルからグリムガル戻った際、ハルヒロとユメ偵察出たことで勝手な行動開始したランタ制止しようとする押し切られてしまう。クザクと共に残るがオーク不死族集団接近気付かず様子見ていたカツハル助言従い避難する。後にハルヒロとユメ再会ランタメリイのため救出作戦開始するランタとハルヒロの本気の戦いロックアーノルド一騎打ちフォルガン率いジャンボ仲裁など目まぐるしく状況が変わる中で混戦となってしまい、ユメと共に逃亡余儀なくされる。 千の峡谷での戦闘ではユメ大黒獣使いゴブリンであるオンサ崖下落下したことで、残り大黒群れ対峙する多勢に無勢で力尽きかけるもロックスサカナミツガ駆け付け九死に一生を得る瀕死の重傷ではあったが強力な回復魔法であるサクラメントによって五体満足救助された。回復後はハルヒロとの合流のため出発、「(胸)をじっくり拝ませてもらった」という理由同行してくれたツガ協力得てハルヒロと無事合流することができた。 ジェシーランドにおいてジェシーによって自分達が日本人であることや日本地名など告げられるが、それを理解しようとしてもできないこと自覚見えざる力が働いていることを朧気ながら感じたメリイ 声 - 安済知佳 class神官 本作ヒロイン見目麗しい完璧な美貌持ち主クールな性格冷たい視線をしている。神官としての仕事も微妙であり、いい噂はひとつもなく、周りからは「性悪メリイ」や「恐怖メリイ」と呼ばれている。ハルヒロより先にグリムガル目覚めた先輩義勇兵で、昔はハヤシたちとパーティ組んでいた。 本来の性格明るく元気でよく笑う、完璧な見た目を鼻にかけない仲間のことを大切にする女の子だった。所属していたパーティサイリン鉱山でデッドスポットに壊滅させられ、その原因自分魔法力尽き回復をすることができなかったせいと自分責める。以降いざという時光魔法使えず仲間死なせてしまう事態を防ぐため魔法力極力消費しないよう心がけており、小さな怪我放置し戦闘支障をきたす大怪我をした時にのみ回復し戦闘の要である魔法使い護衛する後衛務めるようになる。しかし、そのこと自分からは誰にも話さないため誤解与えてしまい、いくつもパーティ属してはすぐに解雇させられていた。恋愛に関してガード固くデート誘いにも応じない。パーティーメンバーとは恋愛はしたくないと考えていたが、セトラ加わって以降はハルヒロのことを強く意識する描写増えている。ハルヒロのことを「ハル」と愛称呼び、度々ハルヒロを支え場面見受けられるマナト穴を埋めるためにキッカワ紹介されてハルヒロ達のパーティに加わるも自分スタンス曲げずに皆からの反感を買うが、ハヤシから事情聞いたハルヒロ達がなおも自分のこと仲間として受け入れてくれることから次第心を開いていく。皆に心を開き始めた頃、メリイ気遣ったハルヒロの提案によりサイリン鉱山冒険しゾンビとなってしまっていたかつてのパーティ思いがけず再会メリイ自身の手無に帰した。ハルヒロがデッドスポットとの一騎討ち賞金首一人討伐するという大金星上げたことで自分過去との因縁に一応の決着をつけた。 デッドヘッド監視砦に向かう際、好み男性聞かれモグゾーの名を挙げるモグゾーとしても「大きくて愛らしい」と評価してくれたメリイのことを意識していたが、ゾランとの戦いにおいて目の前でモグゾー失ってしまう。かねてより仲間の死を神官である自分力不足思い自身責め危うく脆い部分があったが、モグゾーの死も光の護法効果切れていたことに気付かなかったせいと自分責めそのことから自暴自棄になりお酒溺れてしまう。危うく暴漢襲われそうになるが、偶然同じ店に居合わせたクザクに助けられるこのため後に再会したクザクには微妙に気まずい感情抱いていた。 クザクを加えた後、偶然に黄昏世界発見。ルミアリスの加護届かない世界で光魔法使えなくなるも、居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解、後から参加した同士ということでクザクとの行動増えていった。 ソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、黄昏世界居留地でクザクに告白されるが即座に断る。 ダルングガルでは再び光魔法使えるうになる。全くの未知の世界冒険の中、シホルやユメ固まって寝る、入浴中でも負傷したハルヒロ達の回復優先するなど仲間たちとの絆を深めていく。 ダルングガルからグリムガル戻った際は思いがけず遠隔地であったためハルヒロとユメ偵察出て戻ってなくなった為、ランタと共に捜索に向かうがランタ共々フォルガン捉えられてしまう。ランタがタカサギに挑んで敗北した直後、あっさり降参してフォルガン加入申し出た姿に失望する自身加入勧められるが、嘘でも仲間裏切ることはできない拒否慰み者にされかねない状況であったが、ランタ自分目を付けていた女だから手出ししないで欲しいと偽ることで守られた。 チーム・ハルヒロとロックスアララカツハルらによる合同作戦救出された際、ハルヒロとランタの本気の戦い制止する。これにより本気になったハルヒロがランタの命を奪う寸前止めることができた。ロックアーノルド一騎打ちフォルガン率いジャンボ仲裁など目まぐるしく状況が変わる中、ハルヒロと脱出成功するその後のハルヒロとの会話ランタ自分を守るために嘘をついていたことを察していた。 ハルヒロが自分救出のためセトラに左目を提供するという事実を知った際は仰天、ハルヒロの左目を差し出さないで済むなら何でもするとセトラ懇願する。後に恋愛疎いハルヒロの様子セトラ好奇心刺激、「左目の所有権セトラだがハルヒロに貸し与える」という契約内容の変更によりハルヒロの左目の提供は形骸化代わりにセトラ恋人のようにふるまうことが条件とされてしまう。このため救出されたばかりという状況にも関わらずハルヒロとセトラの関係にやきもきさせられている。 ジェシーランドにて追撃してきグォレルの大群戦闘、ハルヒロたちを守るため命を落としてしまう。元義勇兵にして謎の外国人ジェシーにより蘇生することに成功するジェシーが行った蘇生方法ジェシー自身身代わりとなりメリイ蘇生させるという回復の超えた方法であり、蘇生した人間が他に存在することが示唆されている。(生死対すジェシー反応軽さジェシー自身この方法で蘇生していたためなのかは不明。) 蘇生後神官使えないはずの炎熱魔法放つ見たことが無いはずのものに対す知識がある等、やや異常な状態にある。メリイ本人時折自分自身失いそうな感覚襲われ、不安を抱えている。 18巻にてあるものが憑りついていたことが明らかになった。 クザク 声 - 鈴木達央 class聖騎士 パーティメンバー1人。190cmを超える長身だが、姿勢が悪いためにヒョロヒョロして見え青年。 ハルヒロより後にグリムガル目覚めた後輩義勇兵で、チョコ所属していたパーティメンバー一人だったが、ハルヒロ達を含む多く義勇兵参加したデッドヘッド監視砦の戦いで仲間全員殺されてしまいクザク一人だけ生き残る。砦の戦いでハルヒロ達の戦い間近で目にしており、他のどのパーティに対してよりも彼らに憧れ抱いていた。 デッドヘッド監視砦の戦いから生還した後、自暴自棄になり泥酔したところを襲われかけていたメリイ助け知己を得る。その後モグゾー失ったパーティ自分から志願して参加した。盾役として前衛となった当初戦闘技量低く、盾としてとても頼りなく前任だったモグゾー比較されることに微妙な感情抱いていたが、実は自分自身が最もモグゾーの事を意識しており彼の姿を常に頭に置いて自分なりに努力していたことを後にハルヒロに語った自分なりやり方仲間守りたい研鑽した結果、盾役として成長欠かすことの出来ない仲間としてパーティ受け入れようになったパーティ加入後、偶然に黄昏世界発見居合わせたトッキーズと共に冒険し抜け駆けしたトッキーズの救援和解それぞれのパーティ方向性が違うことを改め再認識し変わり者多く命を落としかねない冒険をするパーティが多い中、仲間をきちんと生還させ収支安定しているハルヒロの手腕は優秀であり、そのうえでメンバー人格まともなハルヒロのパーティ奇跡的な存在改め評価したソウマアキラと共に黄昏世界冒険した際、自分と同じく後から加入したメリイと話す内に好意抱き黄昏世界居留地メリイ告白する振られてしまう。グリムガルへの退路断たれ帰り道崩壊進退窮まる中でララノノ出会う二人と共にダルングガルたどり着くダルングガルでの生活の中、ランタ性欲限界宣言には当初同情もしていたが、その後セクハラ内容が度を越えて下品であったためドン引きしてしまう。ランタ女性陣性行為要求するなど具体的な性欲発散方法にまで言及したことで、ほぼ危険人物感じるようになり、人格が酷いランタがなぜハルヒロのパーティいられるのかを本気で悩むようになるダルングガルからグリムガル戻った際、ハルヒロとユメが共に偵察出たことに不満をもつランタ制止しきれず、ランタ身勝手な行動許してしまう。シホルと共に残るがオーク不死族集団接近気付かず様子見ていたカツハル助言従い避難する。後にハルヒロとユメ再会ランタメリイのため救出作戦開始するメリイ身を守るために命懸け芝居打ったランタとハルヒロの本気の戦いロックアーノルド一騎打ちフォルガン率いジャンボ仲裁など目まぐるしく状況が変わる中で混戦となってしまい、皆と離れた状態で戦闘続行せざるをえない状況追い込まれる。 千の峡谷での戦い最中朦朧とした意識の中で失った記憶を恒間見る。(数多く愛人をもつ父親病弱な母、優秀な姉がいたらしい友人会いに出かけたことが最後の記憶となっている。)その後はハルヒロたちと合流し、何とか生還したジェシーランドにおいてはセトラとハルヒロの関係に悩むメリイについて思案、ハルヒロであればメリイ安心して任せられる考え二人の関係を後押すすることで自分気持ち決着をつけた。その後ジェシーランド戦いで聖騎士としての本体実力長身筋力活かした凄まじい攻撃力発揮し役としてのモグゾーとは一味違うパーティ決定打としての役割手に入れる。その後パーティ突貫力として戦い続けるも膨大な敵の数に苦戦、ハルヒロたちを守り切れず倒れる中、目の前でメリイを斃されてしまった。 セトラ class死霊術師 ランタ離脱前後して一行加わった少女。サウザンドバレーの隠れ里一族シュロ家の三女。自ら製作した人造人間エンバ使役している。ニャア使った周囲の探索長けており、その中で灰色ニャアキイチとは深い絆がある。剣や弓、など一通り武器使いこなし隠密の技や料理なども習得している。 容姿はかつてクザクが所属していたパーティいたチョコ似ている。頭の回転速く努力家多芸多才同行後は何度もパーティ危機を救う。一方でに対して言動がきついため、人付き合いは苦手である模様死霊術生業とする家系生まれながらニャア育成熱中していており、生家では面汚し扱いされ孤独な境遇にあったフォルガンとの戦いでロックスからニャアによる探索協力依頼されてこれを断ろうとするが、メリイ救出為にハルヒロから取引持ち掛けられる。代償として人造人間材料に使うためとして左目を要求するが、ハルヒロは躊躇なく了承。この一件でハルヒロに興味持ち協力承諾してメリイ救出貢献するその後仲間待っていたハルヒロとメリイ前に現れ約束通り左目を差し出そうとするハルヒロに代わり条件として、「自分飽きるまでハルヒロはセトラ恋人として振舞う」ことを認めさせるそのまま生まれ育った里を離れパーティー同行する当初はハルヒロへの好意を隠すことなくことあるごとに過剰なスキンシップをしていた。ジェシーランドでハルヒロのメリイ対す感情察してからは一歩引くようになり、その後他のメンバーとも旅を通じて少しずつ打ち解けるようになっているエンバ セトラ作られ人造人間セトラ基本エンバの肩に乗って移動するキイチ セトラ飼っているニャア一匹ニャア中でも特に能力高くセトラにも非常に懐いている。

※この「チーム・ハルヒロ」の解説は、「灰と幻想のグリムガル」の解説の一部です。
「チーム・ハルヒロ」を含む「灰と幻想のグリムガル」の記事については、「灰と幻想のグリムガル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「チーム・ハルヒロ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チーム・ハルヒロ」の関連用語

チーム・ハルヒロのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チーム・ハルヒロのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの灰と幻想のグリムガル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS