蜂蜜
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利用法
食用

蜂蜜と人類の関わりは古く、英語には「蜂蜜の歴史は人類の歴史」ということわざがある[7]。蜂蜜は、人類が初めて使用した甘味料といわれており[78]、イングランド南部では紀元前2500年頃に壺型の土器に蜂蜜が入れられていた痕跡が発見されている[79]。
人類は当初、巣房(ミツバチの巣を構成する六角形の小部屋)ごと食べる形[注釈 11]で蜂蜜を摂取した[81]。古代エジプトで蜂蜜は、イナゴマメ(キャロブ)と並び主要な甘味料であった[82]。蜂蜜が人々の食生活に広く浸透し始めたのは古代ギリシャ時代のこと[83]で、ギリシア神話には巣に入った蜂蜜が供される場面が登場する[84]。古代ギリシャでは多くの文芸作品、さらにはプラトン、アリストテレスといった哲学者の著作にも蜂蜜が登場する。アリストテレスの記述をもとにした試算では、当時のアッティカの自由市民1人あたりの消費量は20世紀後半の日本の国民1人あたりの消費量をはるかに上回っている[83]。それに応じて養蜂も盛んに行われ、プルタルコスの『対比列伝』には、政治家ソロンが活躍した時代に養蜂場間の距離規制(300プース以上離さなくてはならない)に関する法律が制定されたという話題が登場する[85]。
また蜂蜜を使った保存食も、古くから世界中で利用されてきた。現在でもジャム・プレザーブはもちろんのこと、レモンやゆずなどの果物、生姜などの野菜をそのまま蜂蜜漬けにしたものなどが日常的に食卓を彩っている。その他蜂蜜を固めて作ったのど飴や、蜂蜜ドリンクなど、様々な加工食品が製造されている。
調味料
紀元前15世紀、トトメス3世時代のエジプトの遺跡の壁画には、養蜂とともに蜂蜜入りのパン菓子を作る様子が描かれている[86]。約300年後のラムセス3世の墓の壁画にも同様の絵が描かれており、菓子の種類が増えていることが読み取れる[87]。
エジプトのパン菓子はギリシャに伝わった[88]。古代アテナイの喜劇作家アリストパネスの作品『アカルナイの人々』(紀元前425年発表)の中には蜂蜜入りのパンが登場する[89]。紀元前200年頃にはギリシャ産の蜂蜜を使って72種類のパン菓子が作られていたといわれる[90]。パンと菓子の分化も進んでいった[90]。当時蜂蜜は大変高価で、キュレネの遺跡からは土地の権利と引き換えに蜂蜜を手に入れた入植者について記述された碑文が出土している[88]。製菓、製パンにおいて蜂蜜は、甘みを加えるだけでなく酵母増殖を促進する機能も有している[90]。その後、蜂蜜を使ったパンや菓子はローマ、さらにヨーロッパ全土へと広まった[88]。古代ローマにおいて蜂蜜はパン以外の料理にも用いられた。ローマの美食家マルクス・ガウィウス・アピキウスの著書『アピキウスの料理書』に収録されているレシピは西洋料理の起源とされるが、500点中170点ほどが蜂蜜を使用した料理に関するものである[91]。
東洋においては中国の戦国時代、楚辞『招魂』の中に「粔籹蜜餌」という名の蜂蜜を用いた菓子が登場する[92]。「粔籹」は餅米粉と小麦粉、蜂蜜を混ぜて揚げた菓子を指し、「餌」はキビを臼でついて作った餅を指すことから、これはきび団子風の餅に蜂蜜をかけたもの、または餅に蜂蜜を混ぜて作ったものと推測される[93]。「粔籹」という語は紀元前2世紀の墳墓、馬王堆漢墓の副葬品の竹簡にも登場する[93]。「粔籹」の語は日本にも伝わり、平安時代中期発行の『和名類聚抄』に登場する。ただしここでは製法について「蜜と米を和し煮詰めて作る」と紹介されており、内容が変化している。ちなみに『和名類聚抄』において本来の「粔籹」は、「環餅」(まがり)として紹介されている[93]。
魚料理に用いると、魚の臭みを減らす働きをする。これは蜂蜜に含まれる酸が魚の臭みの原因であるアミンの揮発性をなくすためである[94]。煮魚や照り焼きを作る際に味噌や醤油に蜂蜜を混ぜると、香りの良さが向上する。これは蜂蜜の香り自体が魚の臭いを覆うだけでなく、蜂蜜に含まれるグルコースとフルクトースが魚のタンパク質や味噌・醤油のアミノ酸とアミノカルボニル反応と呼ばれる反応を起こし、それによって生じた香り成分がアミンと結合し、魚臭さを打ち消すことによる[94]。
肉料理に用いると、浸透性の高さによって肉の組織に浸透し、過熱による肉の収縮・硬化を防ぐ。また、蜂蜜に含まれる有機酸は肉の保水性を高め、肉を軟化させる。さらにグルコースとフルクトースが熱によって短時間でカラメル化するため、肉の表面が固められ、内部に水分やうまみを閉じ込めることができる[95]。
炊飯の際に蜂蜜を加えると、グルコースとフルクトースが米の内部に浸透し保水性を高め、さらに加熱されたアミラーゼが米に含まれるデンプンをブドウ糖に転化することで味を高める効果をもたらす[96]。
そのほか、調味料としての蜂蜜はリンゴ、レンコン、ゴボウなどの褐色変化を防ぐ、イースト菌の発酵を促進するといった効果をもたらす[97]。
果実酒で使用したり、砂糖の代用としても利用される。
蜂蜜酒

蜂蜜と水が混ざった液体(蜂蜜水)の糖分が発酵すると、アルコールへと変化する。その結果、出来上がるのが蜂蜜酒で、人類最古の酒とされる[98]。蜂蜜には耐糖性の酵母が含まれており[41]、発酵しやすく、水で割って温かいところに置くだけで蜂蜜酒を作ることができる[99]。蜂蜜酒は古代のヨーロッパ、とりわけ北欧で愛飲され、人々の暮しと密接に関わっていた[100]。北欧神話には蜂蜜酒が度々登場する[101]。古代ギリシャ人はワインを飲むようになる前は蜂蜜酒を愛飲しており、ギリシア神話に登場する豊穣とブドウ酒と酩酊の神ディオニューソスはもとは蜂蜜酒の神であったといわれている[102]。ローマ時代には各家庭が常備薬として蜂蜜酒を置いた[103]。「ハネムーン」という言葉は、夫婦が新婚の1か月間を蜂蜜酒を飲みながら過ごすという古代ゲルマン民族の風習が起源であるともいわれている[100][102][104][注釈 12]。ビールやワインの登場後も蜂蜜酒はヨーロッパにおいて地酒として愛飲された[105]。
古代ローマの文献には次のような蜂蜜酒の製造法が記録されている。
蜂蜜酒の発酵について人類は当初、蜂蜜に含まれる野生酵母に頼っていたが、発酵の早さや発酵の結果得られる風味を調整する技法を身に付けていった[100]。
オラウス・マグヌスの著書『北方民族文化誌』には、中世の北欧における、「生ビール風蜂蜜酒」というべき蜂蜜酒の製法として次のようなものが記されている。
薬用
蜂蜜については、人類の長年にわたる経験をもとに、古来様々な薬効が謳われてきた[106]。旧約聖書には、「心地良い言葉は、蜂蜜のように魂に甘く、身体を健やかにする」ということわざが登場する。この言葉から、人類が早くから蜂蜜の健康上の効能について認識していたことが窺える[107]。
古代エジプトの医学書『エーベルス・パピルス』および『エドウィン・スミス・パピルス』には内用薬[注釈 13]および外用薬(軟膏剤、湿布薬[109]、坐薬[110])への蜂蜜の活用が描かれている[111]。旧約聖書の『サムエル記・上』には疲労と空腹により目のかすみを覚えたヨナタンが蜂蜜を食べて回復する逸話が登場する[112]。
古代ギリシャでは医学者のヒポクラテスが炎症や潰瘍、吹き出物などに対する蜂蜜の治癒効果を称賛している[113]。紀元前五世紀にヒポクラテスが書き残した、ハチミツで甘みをつけた「マムシの粉末」の処方は、十四世紀半ば人々が伝染病から身を守るのに再び使われた。[114]古代ローマの皇帝ネロの侍医アンドロマコスは、蜂蜜を使った膏薬テリアカを考案した。テリアカは狂犬病に罹った犬や毒蛇に噛まれた際の、さらにはペストの治療薬として用いられた[115]。テリアカの存在は奈良時代に日本へ伝えられ、江戸時代になってオランダ人によって現物が持ち込まれた[116]。
中国の本草書『神農本草経』(成立は後漢から三国時代の頃)には「石蜜」と呼ばれる野生の蜂蜜の効用について、「心腹の邪気による病を治し、驚きやすい神経不安の病やてんかんの発作をしずめる。五臓(心臓、肝臓、肺臓、腎臓、脾臓)を安らかにし、諸不足に気を益し、中を補い、痛みを止め、解毒し多くの病を除き、あらゆる薬とよく調和する。これを長く服用すれば、志を強くし、身体の動きが軽くなり、飢えることもなく、老いることもない」と記されており[117]、中国最古の処方集である『五十二病方』(戦国時代)には蜂蜜を用いた利尿剤の処方が記されている[118]。明代の薬学書『本草綱目』には「十二臓腑ノ病ニ宜シカラズトイフモノナシ」と、あらゆる疾病に対し有効な万能薬と記述されている[119]。同書には張仲景による医学書『傷寒論』を引用する形で、蜂蜜を使った外用薬(坐薬)の作り方も登場する[120]。
日本の医学書『大同類聚方』には「須波知乃阿免」(すばちのあめ)が見え[121]、巣蜂とはハチの巣のことである[122]。ただし旧暦8月に土の中から掘り出して採るとしており[注釈 14]、ハナバチの仲間ではマルハナバチが巣を土の中に作る。
漢方薬では生薬の粉末を蜂蜜で練って丸剤(丸薬)をつくる。例として八味地黄丸がある[123][124]。江戸時代の医師栗本昌蔵は、著書の中で丸薬を作る際の蜂蜜の使い方について解説している[125]。
薬効とその科学的根拠
古来謳われてきた薬効について科学的な検証を行ったところ、ある程度の信憑性が確認されている[126]。
蜂蜜は砂糖と同様に、脳と心臓血管系に悪影響を及ぼす[127][128][129][130][131]が、上気道感染症(風邪など)の症状である喉の痛みや咳が出る場合は、蜂蜜がその症状を軽減する可能性があると2020年11月にハーバード大学医学院で公開された。蜂蜜には抗菌特性があり、科学者は、大人(1歳以下の子供ではない)では、上気道感染症(風邪など)の症状に対処するための無害な方法であると結論付けた[132]が、抗菌特性は限られた条件で有効であると報告されている[133]。
蜂蜜は古来、外科的な治療に用いられてきた[57]。古代ローマの軍隊では、蜂蜜に浸した包帯を使って傷の治療を行っていた[134]。蜂蜜は無毒で非アレルギー性で、傷にくっつくことはなく、痛みを与えず、心を落ち着かせ、殺菌スペクトルは広域で、抗生物質の耐性菌にも有効であり、かつ耐性菌を生まない[135][136]。元となる花の種類は効果に差を生じさせないようである[135]。創傷(けが)に有効性を示した研究は少なくなく[137]、火傷では流水後、火傷に直接つけるかガーゼに浸潤させたり、また閉塞性のドレッシング材にて覆ってもいい[135]。交換頻度は、滲出液によってハチミツが薄まる速度に応じて行う[135]。
蜂蜜には強い殺菌力のあることが確認されており、チフス菌は48時間以内に、パラチフス菌は24時間、赤痢菌は10時間で死滅する[138]。また、皮膚の移植片を清浄で希釈や加工のされていない蜂蜜の中に入れたところ、12週間保存することに成功したという報告がある[139]。蜂蜜の殺菌力の根拠についてカナダのロックヘッドは、浸透圧が高いことと、水素イオン指数が3.2ないし4.9で弱酸性であることを挙げている[140]。蜂蜜の持つ高い糖分は細菌から水分を奪って増殖を抑える効果をもたらし[注釈 15][142]、3.2ないし4.9という水素イオン指数は細菌の繁殖に向いていない[143]。しかしながらポーランドのイズデブスカによって、蜂蜜に水を混ぜて濃度を10分の1に薄めても殺菌力を発揮することが確認され、ロックヘッドの主張と両立しないことが明らかとなった[140]。アメリカのベックは、皮膚のただれた箇所に蜂蜜を塗って包帯を巻くとリンパが分泌され、それにより殺菌消毒の効果が得られると主張している[144]。前述のように蜂蜜に含まれる酵素グルコースオキシターゼは、グルコースから有機酸(グルコン酸)を作り出す[36]が、その過程で生じる過酸化水素には殺菌作用がある[145]。人類は古くから蜂蜜がもつ殺菌力に気付いていたと考えられ[94]、防腐剤として活用した[注釈 16][注釈 17]。
蜂蜜は古来瀉下薬として用いられ[148][149]、同時に下痢にも効くとされてきた[150]。蜂蜜に含まれるグルコン酸には腸内のビフィズス菌を増やす効能があり、これが便秘に効く理由と考えられる[148]。フランスの医学者ドマードは、悪性の下痢を発症し極度の栄養失調状態にある生後8か月の乳児に水と蜂蜜だけを8日間、続けてヤギの乳と水を1:2の割合で混ぜたものを与えたところ、健康状態を完全に回復させることに成功したと報告している[注釈 18]。これは、蜂蜜のもつ殺菌作用によって腸内環境が改善されたためと考えられている[151]。
古代エジプトの医学書中には盲目の馬の目を塩を混ぜた蜂蜜で3日間洗ったところ目が見えるようになったという記述が登場する[152]。また、マヤ文明ではハリナシバチが作った蜂蜜を眼病の治療に用いていた[153]。その後、蜂蜜が白内障の治療に有効であることが科学的に明らかとなった[154]。インドでは20世紀半ばにおいて、蜂蜜が眼病の特効薬といわれていた[155]。
欧米には「ハチミツがガンに効くという漠然とした"信仰"に近いもの」が根強く存在する[156]。1952年に西ドイツのアントンらが19000人あまりを対象に職業別の悪性腫瘍発症率を調べたところ、ほとんどの職業において1000人中2人の割合であったところ、養蜂業の従事者については1000人中0.36人の割合であった。この結果からは養蜂業従事者の生活習慣の中に悪性腫瘍を抑制する要因があることが読み取れるが、それを蜂蜜の摂取に求める見解がある[157][注釈 19]。フランスのアヴァスらは、動物実験によってハチミツに悪性腫瘍を抑制する作用があることを確認している[158]。また、前述のように蜂蜜には生成の過程でローヤルゼリーに含まれる物質が混入すると考えられている[15]が、カナダのタウンゼンドらはローヤルゼリーの中に悪性腫瘍を抑制する物質(10-ヒドロキシデセン酸)を発見している[159][160]。
二日酔いには蜂蜜入りの冷たい水が有効であるとされる[148]。蜂蜜に含まれるフルクトースは、肝臓がもつアルコール分解機能を強化する効果をもち[148]、さらにコリンやパントテン酸にも肝臓の機能を高める作用がある[161]。デンマークの医師ラーセンは、泥酔者に蜂蜜を飲ませたところ、短時間で酔いから覚めたと報告している。また、ルーマニアのスタンボリューは124人の肝臓病患者が蜂蜜を摂取することにより全快したと報告している[161][162]。
古代ローマの詩人オウィディウスは『恋愛術(恋の技法)』の中で、精力剤としてヒュメトス産の蜂蜜を挙げている。蜂蜜の精力増強作用について、19世紀の科学者は懐疑的であったが、20世紀に入りイタリアのセロナは0.9gの蜂蜜中に20国際単位の発情物質が含まれると発表した[163]。
蜂蜜には血圧を下げる効能があるといわれてきた[161]。蜂蜜にはカリウムが多く含まれるが、食塩を過剰に摂取した際にカリウムを摂取すると血圧を下げることができる[164]。また、蜂蜜に含まれるコリンには高血圧の原因となるコレステロールを除去する効果がある[161]。
古代エジプトや中国の文献には、蜂蜜の駆虫作用に関する記述がみられ、甘草と小麦粉、蜂蜜から作った漢方薬「甘草粉蜜糖」は駆虫薬として知られる[164]。1952年(昭和27年)に日本の岐阜県岐阜市にある小学校で実験が行われ、蜂蜜を飲んだ小学生の便からは回虫の卵がなくなるという結果が得られた[165]。蜂蜜に含まれるどの成分が駆虫作用をもたらすかについては明らかになっていない[165]。
その他に、鎮静作用[166]が認められ、咳止め[167]、鎮痛剤[168]、神経痛およびリウマチ[169]、消化性潰瘍[170]、糖尿病[171]に対する効能が謳われている。
化粧品
蜂蜜は、古代エジプト・ギリシャの時代から化粧品に用いられ、クレオパトラ7世は蜂蜜を用いて化粧をし[172]、古代ローマの皇帝ネロの妻は蜂蜜とロバの乳を混ぜたローションを使っていたと伝えられている[173]。蜂蜜を用いた最も有名な化粧品の一つとして、パックが挙げられる[172]。蜂蜜の糖分には肌を整える働きがあり[172]、ビタミンB1には皮膚の血行をよくし、新陳代謝を高める作用がある[174]。
芳香剤
蜂蜜は古来、芳香剤として利用されてきた[175]。古代エジプトには蜂蜜と没薬、松脂、ワインに浸した菖蒲やシナモンを混ぜて作られたキフィーと呼ばれる煉香があった[175]。古代の中国にも蜂蜜を用いた煉香があった[175]。平安時代の日本にも蜂蜜を使った香があり、『源氏物語』「鈴虫」の冒頭には「荷葉の方をあはせたる名香、蜜をかくしほろろげて、たき匂はしたる」[注釈 20]という記述が登場する[176]。小一条院皇后の女房であった人物は、蜂蜜を用いた香には虫が湧くという記録を残している[177]。香の中には飴のようになめて使うものもあり、服用を続けると顔を洗った水や抱いた子供にまで匂いが移ったとされる[177]。タバコの中には香りの調整に蜂蜜を使用しているものもある[178]。
画材
西洋では古くから、水彩絵の具などを組成する顔料の保湿剤として、中世~近世画家たちの重要な地位を占めたが、化学合成法によるグリセリン等安価な物質が台頭。価格面から対抗できなくなった現在では、伝統的な手法に則った絵の具メーカー品や、通常メーカーが偶に出す特別品があるのみである。
防腐処理
蜂蜜は死者の防腐処理に使われ、墓にも入れられた。死者が死後の世界で味わうためである。[179]
注釈
- ^ 花以外の器官から分泌される蜜(花外蜜腺蜜)や虫が分泌する甘い体液(甘露)が含まれる場合もある[1]。
- ^ 花粉を分析することで蜜源植物や産地を推定することが可能である[1]。
- ^ ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンK、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン[31]。
- ^ カルシウム[32][33]、マグネシウム[32][33]、カリウム[32][33]、ナトリウム[32][33]、鉄[32][33]、マンガン[33]、銅[33]、硫黄[33]、塩素[33]、リン[33]、ケイ素[33]、ケイ酸[33]。
- ^ プロリン(アミノ酸の7割以上を占める[34])[32]、グルタミン酸[32][34]、アラニン[32][34]、ロイシン[32][34]、イソロイシン[32][34]、リジン[34]、アスパラギン酸[34]、ヒスチジン[34]、アルギニン[34]、スレオニン[34]、セリン[34]、グリシン[34]、バリン[34]、メチオニン[34]、チロシン[34]、フェニルアラニン[34]。アミノ酸の組成は蜂蜜の味に影響を及ぼす[34]。
- ^ 蜂蜜を長期間保存すると、アミノ酸がグルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)と反応してメラノイジンを生成し、蜂蜜の色が褐色に変化する[34]。
- ^ 7割以上[34]はグルコン酸[35]で、他にコハク酸[34][35]、酒石酸[35]、酢酸[34][35]、酪酸[34][35]、シュウ酸[34][35]、乳酸[35]、クエン酸[34]、リンゴ酸[34]、乳酸[34]、ピルビン酸[34]、ギ酸[34]、マロン酸[34]、フマール酸[34]、α-ケトグルタル酸[34]、シスアコニット酸[34]。
- ^ グルコースオキシダーゼ[36][37]、アミラーゼ[36][37]、カタラーゼ[36][37]、インベルターゼ[36][38]、ジアスターゼ[39]、α-グルコシダーゼ[34]、β-フルクトフラノシダーゼ[40]、フォスファターゼ[37]。
- ^ クロロフィル、カロテノイド、メラノイジン[36]。
- ^ 蜜源植物によって異なる部分が大きい。蜜源植物を問わず共通するものに酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸、2-フェニルアルコール類など[41]。一般に、色が濃いものほど香気が強い[36]。
- ^ 巣ごと食べる蜂蜜を巣蜜という[80]。
- ^ これとは別に、ムーンは月を指し、「蜂蜜のように甘い夫婦の愛情も月のように欠けていく」という意味だとする説もある[104]。
- ^ エーベルス・パピルスからは、蜂蜜が瀉下薬、駆虫薬として活用されていたことが読み取れる。渡辺孝は、現代においてもあまり知られていない蜂蜜の駆虫作用が紀元前1600年代に知られていたことは注目も値すると述べている[108]。
- ^ 文政11年刊本の巻之十一(用薬類虫類部)に「須波知乃阿免 味多尓甘久香之 土中乃者八月堀[掘カ]出而採之 無毒」とある。
- ^ 蜂蜜の吸水性は膿を吸い出す効果や、火傷が水ぶくれになるのを防ぐ効果ももたらす[141]。
- ^ ローマの美食家マルクス・ガウィウス・アピキウスの著書『アピキウスの料理書』には肉や野菜を蜂蜜に浸けて保存する方法について記されている[94]。
- ^ 古代エジプトではミイラを作る際の材料の一つとして用いられたとされる[146]。アレクサンドロス3世がバビロンで死亡すると、死体を蜂蜜に漬けてアレクサンドリアまで運ばれたと伝えられている[147]。
- ^ ただし後述の通り、乳児ボツリヌス症発症の可能性があり現代では乳児への投与は厳禁とされている
- ^ ミツバチにさされることに求める見解もある[158]。
- ^ 国文学者の山岸徳平はこれを、「荷葉の香の仕方(方法)を、調合に用いた名香は、蜂蜜を目立たぬように少し加えて、ぼろぼろと脆くして焚いた匂いが」と訳している[176]。
- ^ 採蜜をこまめに行う地域では蜜源植物が一つであるといって差し支えない蜂蜜がとれるが、1年に1、2回しか採蜜しない地域では様々な蜜源の蜂蜜が混合し純粋性が損なわれる[189]。
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