.au
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/23 19:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動.au | |
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施行 | 1986年 |
TLDの種類 | 国別コードトップレベルドメイン |
現在の状態 | 利用可 |
管理団体 | 様々 |
後援組織 | .au Domain Administration |
利用地域 | オーストラリアに関連する団体・個人 |
使用状況 | オーストラリアでは広く使われている。 |
登録の制限 | オーストラリアにある団体・個人に限る。サブドメインごとに他にも条件あり。 |
階層構造 | 第三レベルドメインの登録のみ。 |
関連文書 | IANA report on redelegation; ICANN registry agreement |
紛争解決方針 | .au Dispute Resolution Policy (auDRP), Complaints (Registrant Eligibility) Policy |
ウェブサイト | auDA; AusRegistry |
このドメインは元々1986年、IANAのオペレータジョン・ポステルによって、メルボルン大学のKevin Robert Elzに割り当てられたものである。1990年代の5年間のプロセスを経て、インターネット産業はドメインを運用するために、.au Domain Administrationと呼ばれる監視機関を自ら作り上げた。この機関は2001年、ICANNから同意を得て、2002年7月1日に新しく自由競争体制の運用が開始された。新しい体制になってから、いかなる登録もレジストラを通して行わなければならなくなった。
このドメインは、mycompany.auといった感じで第二レベルに直接登録することはできない。.auの命名規則では種別を示す第二レベルドメインの下で登録することが義務付けられている。たとえば、.com.auは商業向けを想定したドメインである。これは、イギリスやニュージーランドドメインの方針と似ている。
目次
.auの運営
.auの監視は.au Domain Administration (auDA)によって行われている。この団体はインターネット関連団体、工業団体、利害関係のある個人などから選ばれたメンバーで組織されている非営利団体である。組織の運営は、国で電子アドレス指定のオペレータに決定させる立法権を持っているオーストラリア政府の同意の下で運営されている。
.auの方針は、policy development panelsによって考案される。これらパネルは、auDAによって招集され、方針を作るために工業界の代表の意見を取り込んでいる。
.auのレジストリの日々の技術的設備の運用はauDAの外部に委託されている。2002年から2006年まで、.auの第二レベルドメインの管理は、AusRegistryによって行われていた。
このレジストリは、直接消費者と取引はせず、レジストラを経由して登録・管理していた。2002年の産業自由化のあとは、価格やサービスなどで、レジストラ間で活発な競争が行われている。
サブドメイン
第2レベルドメイン
従来の第2レベルドメイン
- .com.au - 商業向け
- .net.au - 商業向け(元々はISPのみだったが、緩和された)
- .org.au - 協会や非営利団体(元々は、他のカテゴリに属さない団体のみだった)
- .edu.au - 教育機関(第3レベルドメインを参照)
- .gov.au - 政府機関(第3レベルドメインを参照)
- .csiro.au - CSIRO (連邦科学産業研究機構)
- .asn.au - 協会や非営利団体
- .id.au - 個人 (実名や通り名)
新しい第2レベルドメイン
- .act.au - オーストラリア首都特別地域
- .nsw.au - ニューサウスウェールズ州
- .nt.au - ノーザンテリトリー
- .qld.au - クイーンズランド州
- .sa.au - 南オーストラリア州
- .tas.au - タスマニア州
- .vic.au - ビクトリア州
- .wa.au - 西オーストラリア州
かつてあった第2レベルドメイン
いくつかの第2レベルドメイン名はもはや、活動的に使われていない。一部に登録が免除されているだけで、新規登録は認められていない。
- .archie.au - 1990年代初頭にArchie information serviceのホストが使用。既に削除。
- .conf.au - 会議やその他短期間イベント
- .gw.au - ゲートウェイと多岐にわたるAARNetのルーティング装置。既に削除。
- .info.au - 一般的な情報
- .otc.au - X.400アドレスのマッピング用。telememo.auによって廃止に
- .oz.au - オーストラリアのサイト。ストアアンドフォワードインターネットメッセージングシステムMHSnetに割り当てられたオーストラリアのドメインが.ozだった。トップレベルドメインは後に正式に.auとなり、.ozにあったドメインは.oz.auに移動された。
- .telememo.au - X.400アドレスのドメインマッピング用。
第3レベルドメイン
.gov.auと.edu.auにはさらに州を示す第3レベルドメインが用意されている。州政府と学校は、州を示す第3レベルドメインの下にあるドメイン名を使っている。州を示す第3レベルドメインはそれぞれの州が独立して管理している。
たとえば、西オーストラリア州にある学校は学校名.wa.edu.auと、ニューサウスウェールズ州にある政府機関なら、省名.nsw.gov.auとなる。同様に、ビクトリア州なら.vic、クイーンズランド州なら.qld、南オーストラリア州なら.sa、タスマニア州なら.sa、ノーザンテリトリーなら.nt、オーストラリア首都特別地域なら.actとなる。
高等教育機関は、州に基づく区別を必要としていないため、通常対象外となっている。たとえば、西オーストラリア州にあるエディスコーワン大学は、www.ecu.wa.edu.auではなくwww.ecu.edu.au、ビクトリア州にあるモナシュ大学は、www.monash.vic.edu.auではなくwww.monash.edu.auが適当である。
- 1 .auとは
- 2 .auの概要
- 3 .au 以外のオーストラリアのドメイン
+WiMAX
(.au から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/03 08:35 UTC 版)
+WiMAX(プラスワイマックス)とはauブランドを展開するKDDI、並びに沖縄セルラー電話が自社で展開するCDMA網に加えて、UQコミュニケーションズの展開するモバイルWiMAX網を使用できるようになるサービスである。KDDI、並びに沖縄セルラー電話はいずれもMVNOとしてモバイルWiMAX網を借り受けて展開している。通信速度はUQコミュニケーションズと同様で下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbps(端末により10Mbps)である。
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- ^ “UQ WiMAXサービスの提供終了に伴う、関連サービス終了のお知らせ” (プレスリリース), KDDI, (2018年9月3日) 2018年9月3日閲覧。
- 1 +WiMAXとは
- 2 +WiMAXの概要
- 3 関連項目
AU
a+u
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/28 14:05 UTC 版)
『a+u』(エー・アンド・ユー)は、株式会社エー・アンド・ユーが発行する建築専門月刊誌。誌名の『a+u』は"Architecture and Urbanism"(建築と都市)の略である。
- 1 a+uとは
- 2 a+uの概要
天文単位
(.au から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 05:20 UTC 版)
天文単位(てんもんたんい、英: astronomical unit、記号: au)は、長さの単位で[1]、定義定数であり、正確に 149597870700 m である。非SI単位であるが2014年3月にSI併用単位(SI単位と併用できる非SI単位)に位置づけられた。地球と太陽の平均距離に由来し、主として天文学で用いられる。
- ^ 2006年の国際単位系文書では、「距離(distance)の単位」とされていたが、2019年の国際単位系文書では、「長さ(length)」の単位となった。
- ^ SI国際文書第9版(2019) p.114、表8
- ^ “9th edition of the SI Brochure (French and English) 2019”. BIPM. p. 145 (2019年5月20日). 2020年4月20日閲覧。
- ^ “国際単位系 (SI) は世界共通のルールです”. 産業技術総合研究所計量標準総合センター. p. 5. 2020年4月20日閲覧。表-F SI単位と併用できる非SI単位
- ^ 国際文書第8版 (2006) 国際単位系(SI)日本語版 (SI補遺による修正前の)p. 38の表7における単位記号は ua となっている。
- ^ JIS Z 8000-3:2014(日本産業標準調査会、経済産業省) (ISO 80000-3:2006)、p. 9、付属書 C(参考)、その他の非SI単位及びその換算率 3-1.C.b 記号が 「ua」 となっている。 換算率として 1.49597870691(30)×1011 m を採用しており、データとしても古いものである。なお、標準不確かさを示す(30)の値は疑問である。
- ^ 実際の惑星軌道は、他の天体重力の影響(摂動)を受けてさらに歪んでいる
- ^ “XVIth General Assembly (PDF)”. Resolutions adopted at the General Assemblies. International Astronomical Union (1976年). 2010年11月7日閲覧。 Recommendation 1: IAU (1976) System of Astronomical Constants.
- ^ 国際単位系 (SI) 8版 (2006), 表7 注(d) (p. 38).
- ^ 1800年から2050年までの地球の軌道を楕円軌道として近似したときの値: Standish, E. M.. “Keplerian Elements for Approximate Positions of the Majore Planets (PDF)”. Solar System Dynamics. NASA JPL. 2010年11月7日閲覧。
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- ^ “The International System of Units, Supplement 2014:Updates to the 8th edition (2006) of the SI Brochure”. BIPM. p. 13 (2014年6月). 2020年4月20日閲覧。Table6(英語版)
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Capitaine, N. and B. Guinot (2008). “The astronomical units” (PDF). Proceedings of the “Journées 2008 Systèmes de référence spatio-temporels”. pp. 73–74
Capitaine, N., B. Guinot, and S. Klioner. “Proposal for the redefinition of the astronomical unit of length (ua) through a fixed relation to the SI metre (PDF)”. Scientific programme, Proceedings, Journées 2010 “Systèmes de référence spatio-temporels”. SYRTE, l'Observatoire de Paris. 2010年11月8日閲覧。 - ^ Noerdlinger, P. D. (2008). “Solar mass loss, the astronomical unit, and the scale of the solar system”. (preprint). (arXiv: 0801.3807)
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- ^ E. M. Standish
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- ^ 荒木田英禎 (2007年). “天文単位は永年増加するか!? 太陽系天体の精密位置測定からの新たな問題”. 「高精度アストロメトリ観測の時代を迎えた21世紀の天文学」研究会. JASMINE ホームページ. 2016年2月7日閲覧。
- ^ 荒木田・福島 (2008) p. 522.
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- ^ Neugebauer, Otto. A History of Ancient Mathematical Astronomy. Book 1 (3 volumes). New York: Springer-Verlag. pp. pp.325–326. ISBN 0-387-06995-X
Van Helden (1985) pp. 10–13. - ^ 1 スタディオンを 160 – 200 メートルとした場合。
- ^ Van Helden (1985) pp. 13–14.
- ^ Van Helden (1985) pp. 16–27.
- ^ Van Helden (1985) pp. 31–32.
.auと同じ種類の言葉
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