KCP+
読み方:ケイシーピープラス
別名:KDDI統合プラットフォーム
KCP+とは、KDDIが携帯電話サービス「au」に対応する端末向けに提供している、ソフトウェア開発プラットフォームの名称である。2007年10月に発表された。
KCP+は、QUALCOMMのアプリケーション実行環境である「BREW」をベースとして構築されている。各種携帯電話間でソフトウェアの共通化を推進することによって迅速な開発を可能にしている。
KDDIでは従来よりKCP(KDDI Common Platform)と呼ばれる共通化プラットフォームが提供されており、アプリケーションソフトの開発の共通化が可能となっていたが、KCP+によってオペレーティングシステム(OS)やミドルウェアを含めたソフトウェア全般に関して共通化が実現される。
KCP+を利用した機能開発の例としては、音楽配信サービス「LISMO」におけるオーディオ機器連携機能などが挙げられている。
参照リンク
KDDI統合プラットフォーム「KCP+」の構築完了について - (KDDI)
KCP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 15:37 UTC 版)
KCP(ケイ・シー・ピー)とはKDDI Common Platform(ケイディディアイ・コモン・プラットフォーム)の略で、KDDIと米国クアルコムにより共同開発された携帯電話専用の共通プラットフォーム(基本プラットフォーム)である。正式名称はKCP1.x(ケイ・シー・ピー いちてんエックス)。KDDIおよび沖縄セルラー電話の各au携帯電話で利用された。
- ^ BREW最新事情:BREWを使ったプラットフォーム「KCP」とは何か - ITmedia(2010年1月7日閲覧)
- ^ 簡単ケータイS PT001はディスプレイレス・ユーザーインターフェイスレスの通話専用機のため、当然であるが基本プラットフォームは搭載されていない。またPT002の後継機種であるPT003にはKCPの代わりにKCP3.xの元となった基本プラットフォームのBrew MPが新たに搭載されている。
KCP+
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 16:45 UTC 版)
KCP+(ケイ・シー・ピー・プラス)は、KDDI Common Platform +(ケイディディアイ・コモン・プラットフォーム・プラス)の略で、KDDIとクアルコムにより共同開発されたau携帯電話専用の共通プラットフォームである。
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- ^ 「net K2」 - JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(具体的な詳細については「K2 Post処理」の項を参照)
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- ^ 旧 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ
- KCPのページへのリンク