まぐわいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > まぐわいの意味・解説 

ま‐ぐわい〔‐ぐはひ〕【目合ひ】

読み方:まぐわい

目と目とを見合わせて愛情通わせること。めくばせ

出で見て、すなはち見感(みめ)でて、—して」〈記・上〉

男女交接性交

「みとの—せむ」〈記・上〉


麻具波比

読み方:まくばい,まぐわい

  1. 「みとのまくばひ」の古事如く男女交接を云ふ。『三徳秘録』に曰く男女まくばひ天下達道にして閨門の化を現はす也」
  2. 性交古語。「みとのまぐはひ」(※「みとのまぐわい」)参照。「目交ひ或は「うまくくひあひ」より出づものなりとの両説あり。「古事記」に「麻具波肥」とありて具の字濁音なり、但し俗には「まくばひ」といひてばの字を濃りて呼べるならん。「清輔集」に「ちぎりおきししぢのはしがき見えねどもみとのまぐはひ月日へにけり」とあり。「三徳秘録」に「男女のまくばひは天下達道にして閨門の化を現はすなり」と出づ。「おつかないまぐはひをする伊勢留守」。
  3. 男女交合をいふ。美斗能麻具波比の略。古事記神婚の条に「伊邪那岐命然らば吾と汝と是の天之御柱行き廻り逢ひて美斗能麻具波比為な』と詔りたまひ」とある。〔情事語〕
  4. 男女交合をいふ。美斗能麻具波比の略。古事記神婚の条に伊邪那岐命然らば吾と汝と是の天之御柱行き廻り逢ひて美斗能麻具波比為な」と詔りたまひとある。
  5. 「麻具波肥」。交会古語。みとのまぐはひとも称す。「まぐはひ」は目交ぜ、まくばせの転なりと云はるれども、「うまくくひあひ」の謂なりとの説正しからむか。
    『古事記』に麻具波肥とありての字濁音なり。但し俗にはまくひとばの字を濁りてよめるならん。尚ほ「みとのまぐはひ」(※「みとのまぐわい」)の部を参照すべし。
  6. 古語男女交接のこと、真具合は真に具合気持)がよいの意から出た語か。
  7. 古語性交のこと。〔風流

分類 情事

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

性行為

(まぐわい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/14 05:54 UTC 版)

性行為(せいこうい)とは、性欲に基づいた行為[1]性器肛門の接触や性交などといった行為[2][3][4][5]。その近代以降の日本語名称。古来の日本語では、古語「みとのまぐはひ(御陰の目合)」[注 1] から転じて「目合現代表記・現代仮名遣い:まぐわい、歴史的仮名遣:まぐはひ)」、動詞形で「:まぐわう(:まぐはふ)」といい、今でも稀に用いられる。20世紀末以降はセックスやエッチなどと言ったカタカナ用語が用いられる。表現を和らげた「結ばれる」という表現も存在する[6]




「性行為」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「まぐわい」の関連用語

まぐわいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



まぐわいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの性行為 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS