たらとは?

たら

【一】[係助]《「といったら」の音変化名詞活用語終止形命令形に付く。多く「ったら」の形をとる。

話題として、人や物事取り上げ予想外であるという意や蔑視する意を表す。「彼ったら案外はにかみやね」「私の学校ったらずいぶん古いのよ」

ある状態・性質取り上げ、それが普通の程度を超えていることを表す。「つまらないったらないんだ」「彼の秀才ぶりったら抜群だ」

強調の意を表す。「行くったら行くよ」「よせったらよせよ」

【二】[終助]係助詞「たら」の文末用法から》名詞活用語終止形命令形に付く。

じれったいという気持ち込め相手促す意を表す。「ねえ、おとうさんたら」

驚きいらだちなどの気持ちを表す。「まあ、あなたったら」「いいかげんにしろったら」


たら

[終助]過去助動詞「た」の仮定形「たら」の、仮定を表す「ば」を伴わない用法が固定化したもの活用語連用形に付いて婉曲命令勧告する意を表す。「早く着替えしたら」「とにかく返事だけしといたら」


たら

[副助]《「とやら」の音変化近世上方語から》下に「言う」「申す」などの動詞伴って不確か気持ち提示するのに用いる。とか。

大見屋娼婦(ぢょらう)大角さん―いふのでおます」〈洒・色深猍睡夢


たら【多羅】

《(梵)tāla音写

多羅樹(たらじゅ)」の略。

多羅葉(たらよう)」の略。


たら【×鱈/大魚】

タラ目タラ科総称。あごに1本のひげがあり、背びれ三つしりびれ二つある。日本近海にはマダラ・スケトウダラ・コマイを産するたいこうぎょ。《 冬》「藁苞(わらつと)や在所にもどる―のあご/犀星

[補説] 「」は国字


たら【×楤/×桵】

タラノキの別名。


タラ【(サモア)tãlã】


たら、だら、たぁ、だぁ

大阪弁 訳語 解説
たら、だら、たぁ、だぁ (u)と、(e)ば、(i)ゃ、
たのであれば
次項
「たならば」の転。仮定順接条件最新形態で、優先的に「たら」を用いるが、「と」も場合によって併用する。そう言えば、は、そない言うたら、住めば都、は、住んだら都、なぜなら、は、なんでか言うたら。「行かなんだ」は「行かなんだら」になる。「行ったら」「行きゃ(あ)」「行けば」「行くと」の順で新しい。音便化して「言うたぁあかん」「好きなようにやったぁええやん」と言うこともある。近畿四国奥羽などで使われる。関東九州琉球、などでは「ば」、南奥羽では「と」。江戸薩長土肥上方関東書き言葉の各色が混在する東京では、“先に窓口へ行くと早く終わります”“先に窓口へ行けば良かった”“時間までに行けなかったらどうしよう”“あなたが行くなら私も行きます”のように、「行くと」「行けば」「行ったら」「行くなら」を使い分けるが、「行けば」を多用する。古い言葉書き言葉となり、次項はあまり言わない。


タラ

(たら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 09:05 UTC 版)

タラ(鱈、大口魚、鰔)は、タラ目タラ科のうちタラ亜科に所属する魚類の総称。北半球の寒冷な海に分布する肉食性底生魚で、重要な水産資源となる魚を多く含む[1]


  1. ^ a b c d e 『日本の海水魚』 pp.132-133
  2. ^ a b c d e f g Gadidae”. FishBase. 2011年1月23日閲覧。
  3. ^ a b c d 『Fishes of the World Fourth Edition』 pp.242-243
  4. ^ 幻のタラのお刺身山内鮮魚店(2014年12月17日)2019年3月14日閲覧。
  5. ^ 食育専門家・浜田峰子の魚で元気な未来!(23)縁深い「鱈」と「鱈場蟹」産経新聞』朝刊2019年1月4日(生活面)2019年3月14日閲覧。
  6. ^ a b Roa-Varón, Adela and Ortí, Guillermo (2009). “Phylogenetic relationships among families of Gadiformes (Teleostei, Paracanthopterygii) based on nuclear and mitochondrial data”. Molecular phylogenetics and evolution 52 (3): 688-704. doi:10.1016/j.ympev.2009.03.020. 
  7. ^ Owens, Hannah L. (2015). “Evolution of codfishes (Teleostei: Gadinae) in geographical and ecological space: evidence that physiological limits drove diversification of subarctic fishes”. Journal of Biogeography. doi:10.1111/jbi.12483. 
  8. ^ Møller, Peter R., et al. (2002). “Phylogenetic position of the cryopelagic codfish genus Arctogadus Drjagin, 1932 based on partial mitochondrial cytochrome b sequences”. Polar Biology 25 (5): 342-349. doi:10.1007/s00300-001-0348-5. 


「タラ」の続きの解説一覧

たら

出典:『Wiktionary』 (2019/08/28 01:15 UTC 版)

名詞:鱈

たら大口魚、鰔】

  1. タラ目タラ科タラ亜科属す総称で主に寒冷地の海に分布する。たまごと身は食用

関連語

翻訳

名詞:楤

たら 【楤, 桵】

  1. たらのき

派生語

助詞1

助動詞「た」の仮定形、または古典日本語助動詞「たり」の未然形

  1. 接続助詞仮定を表す。やや口語的
    人により会話でたらばが用いられることがある
  2. 接続助詞確定条件を表す。した以上は。したからには。しては。
  3. 接続助詞)したところ。したときに。すると。
  4. 終助詞)軽い命令提案を表す。
    • そろそろお帰りになったら
  5. 終助詞願望を表す。「したらいい」の略。
    • これからもこの調子でやっていけたら思います。
    • 高すぎて買えない。もっと安かったらな。
  6. 終助詞反実仮想後悔気持ちなどを表す。「したらよかった」の略。
    • あのとき余計なことを言わなかったら、と思うがもう遅い。

助詞2

(「といったら」の略)

  1. 係助詞取り立てて説明加える。って。
  2. 係助詞繰り返しにより強調する。
    • やめろったらやめろ。
  3. 終助詞面白い、困る、などのニュアンスを表す。
  4. 終助詞早くしてほしいといったニュアンスを表す。ってば。
  5. 終助詞強調する。
    • いい加減にしろったら

助詞3

(「とやら」の略)

  1. 副助詞おおよそこういったものというニュアンスを表す。とか。
    • なんたらかんたら長話をする。

同音異義語

たら





  • 画数:15
  • 訓読み:たら




  • 画数:24
  • 音読み:カンコン
  • 訓読み:たら
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