セネとは? わかりやすく解説

セネ

名前 Czene

セネ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/26 07:28 UTC 版)

Séné


行政
フランス
地域圏 (Région) ブルターニュ地域圏
(département) モルビアン県
(arrondissement) ヴァンヌ郡
小郡 (canton) ヴァンヌ・エスト小郡
INSEEコード 56243
郵便番号 56860
市長任期 リュック・フーコー
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) fr:Communauté d'Agglomération du Pays de Vannes
人口動態
人口 8126人
2008年[1]
人口密度 408人/km2
住民の呼称 Sinagot, Sinagote
地理
座標 北緯47度37分14秒 西経2度44分09秒 / 北緯47.6205555556度 西経2.73583333333度 / 47.6205555556; -2.73583333333座標: 北緯47度37分14秒 西経2度44分09秒 / 北緯47.6205555556度 西経2.73583333333度 / 47.6205555556; -2.73583333333
標高 平均:m
最低:0m
最高:21 m
面積 8.93km2
Séné
公式サイト Site de la mairie
テンプレートを表示

セネ (Séné、ブルトン語:Sine)は、フランスブルターニュ地域圏モルビアン県コミューン

地理

サンタルメル水道付近の干潟

モルビアン湾の奥にあるセネは、ヴァンヌの東、テの西に位置する。小さな砂浜や港のある47kmの長さの海岸線を持つ。

海にも陸にも近いためにセネ住民は農業と漁業に従事してきた。船乗りは、かつて2本の赤い帆をあげた平底船のシナゴで海に出ていた。季節に応じて湾の干潟に貝を採りに行ったり、春には罠を仕掛けて地元ではモルガと呼ぶイカ漁をしてきた。漁業は数日間かけて漁網でも行われ、キブロン湾ヴィレーヌ川河口近くのクロワジックの中間でシラスウナギ漁をする。

セネ周辺の集落では農業が行われていた。また、セネの領域には4つの島が含まれている。

かつての塩水の湿原は今は数千の渡り鳥の集まる場所となっている。

歴史

ゴルネヴェズのドルメン

セネに最初に人が定住したのは新石器時代で、ドルメンのような巨石記念物墳丘墓がいまも見られる。

ウェネティ族がヴァンヌとなる場所に移動してきたのは紀元前5世紀である。彼らはロクマリアケールを本拠とした。紀元前56年頃、彼らは侵攻してきたローマ軍に負け、ローマは事実上アルモリカを勢力範囲に組み込んだ。ガロ=ローマ時代の遺跡、縁取りがされたタイル、炉の跡がセネでも見つかっている。

中世、セネ北部には領主の治める土地が増加した。これはブルターニュ公国の中心であったヴァンヌとの関連である。住民の大多数は、聖職者民事基本法を代表とする革命政府の政策に失望し、王党派のシュアンヌリーを指示したが、セネ北方で行われた軍事行動に参加しなかった。1790年、セネはコミューンとなった。

人口統計

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年
2353 2744 3596 4599 6180 7868 8064

言語

2006年9月、セネ議会はブルトン語の日常使用を促進するYa d'ar brezhoneg憲章を批准した。

脚注


「セネ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「セネ」の関連用語

セネのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



セネのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのセネ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS