副助詞とは? わかりやすく解説

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ふく‐じょし【副助詞】

読み方:ふくじょし

助詞の一。種々の語に付き、それらの語にある意味添えて副詞のように下の用言活用連語修飾限定する類の助詞現代語では「さえ」「まで」「ばかり」「だけ」「ほど」「くらい(ぐらい)」「など」「やら」など、古語では「だに」「すら」「さへ」「のみ」「ばかり」「など」「まで」など。


副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:40 UTC 版)

秋田弁」の記事における「副助詞」の解説

程度限定を表す場合に、それぞれ「-ばかり」「-くらい」「-ほど」「-だけ」「-しか」に相当する「-ンバリ」「-グレァ」「-ホンド」「-ンダゲ」「-シカ」が用いられる共通語で「-ばかり」を用いることができない事柄限定程度を表す用法に「-ンバリ」を用いことがある点が特徴的である。また否定呼応した限定には、共通語では「-しか」が用いられるが、秋田方言では「-シカとともに「-ヨリ」「-ヨッカ」が多用される

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副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 08:13 UTC 版)

山形弁」の記事における「副助詞」の解説

「-どころか」にあたる表現に、村山地方中心とする一部地域に「-おかしゃれ(おがしゃれ)」があるという。例えば「一俵おがしゃれ、一斗も買わんなえ」(仮訳:一俵どころか一斗買えない)など。

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副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 20:13 UTC 版)

上伊那地域の方言」の記事における「副助詞」の解説

…カ° …くらい、…だけ …サラ、…セ(ー)ラ、…マシ …ごと …シャ(ー)、…キリシカ、…バカ(リ)シカ …しか、…だけしか …ッツ …ずつ。南部では、「…つ+ずつ」は「…ツッツ」となる。したがって3つずつ、4つずつ…」などは「ミッツッツ、ヨッツッツ…」となる。例外として「1つずつ、2つずつ」は「シトンツ、フタンツ」となる。 …ドコ、…ドコカ …どころ、…どころか …ナニ、…ナンゾ …なんか。「…ナンゾ」は南部用いられる。 …バカ、…バッカ …ばかり …ホーケ …られるだけ、可能な限り動詞の第1連用形接続する。例.クイホーケ クー(食えるだけ食う)

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副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:14 UTC 版)

名古屋弁」の記事における「副助詞」の解説

みたい(みてぁ) など、なんか。〔例〕俺みたいほんなとこ何度も行っとるに。(俺なんかそんなところは何度も行っているよ) て 共通語の「って」と同義だが、「っ」が入らない。〔例〕ウィキペディアて何?(ウィキペディアって何?)

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副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 05:10 UTC 版)

江州弁」の記事における「副助詞」の解説

「どこぞ」「誰ぞ」のような疑問詞強める「ぞ」を全県的に用いる。また湖北湖東甲賀中心に「くらい」を「当然……とも」または「……とする(なら)」の意で、「そんなもん誰かてできるくらい」「誰かてできるくらいなら苦労せんわ」のように用いる。また甲賀などでは係り結びこそあれ」が「親ならこされ(=親ならばこそ)」「それこされ(=それだよそれ)」など、「こされ」の形で慣用的残されている。

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副助詞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 08:05 UTC 版)

秋田弁の文法」の記事における「副助詞」の解説

共通語の副助詞には、「-ばかり」「-くらい」「-ほど」「-だけ」「-まで」などがある。

※この「副助詞」の解説は、「秋田弁の文法」の解説の一部です。
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副助詞

出典:『Wiktionary』 (2020/08/09 15:35 UTC 版)

名詞

  ふくじょし

  1. (品詞, 日本語文法) 助詞一つで、副詞のように意味加える。「だけ」「くらい」「さえ」など。
    1. 上記のように分類される助詞の内、係助詞含めたもの。
    2. 上記のように分類される助詞の内、係助詞含めないもの。

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