戦略(級)シミュレーションゲーム
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「ウォー・シミュレーションゲーム」の記事における「戦略(級)シミュレーションゲーム」の解説
7 years World war (7年世界戦争)…近代戦 植民地獲得戦争 - S&T 七年戦争と言えば、プロイセンのフリードリヒ大王の欧州での陸戦が著名である。しかし、この戦争は欧州諸国の様々な思惑と連動しており、世界規模での勢力争いの一部分である。本作は、世界地図を舞台に、イギリス、フランス、ロシア、スペインなどが争う。英仏の新大陸での覇権争いが焦点の一つで、イギリスは北米でのフランスの活動を間接的に妨害するために欧州の新興勢力プロイセンを金銭支援したという構図が見えてくる。ミランダの作品。 American Revolution (アメリカ革命、北米の決断))…近代戦 陸戦 - S&T/コマンドマガジン アメリカ独立戦争を扱った戦略級ゲーム。ウォーゲーム界のカリスマ、ミランダの作品。軍事作戦だけでなく、ランダムイベントや、作戦チットにより政治、経済的要素も網羅している。 CHINA WAR(中ソ戦争)…架空戦 陸戦 - SPI ソ連の中国侵攻を扱った架空戦。 Civilization(文明の曙)…古代 外交戦 - アバロンヒル 地中海沿岸を舞台にした、文明民族の成長を競う、マルチ・プレイヤー・ゲーム。 プレイヤーはバビロニア、クレタ、エジプトといった古代の文明国家を受け持ち、人口を増やして都市を築いていく。飢饉や洪水等の災害を乗り越えつつ貿易カードを集め、ある意味このゲームの目標である 「文明の進歩」 の証となる文明カードを集める。それによって、新石器時代から青銅器時代、そして鉄器時代へと文明を成長させる。 Cybernaut(サイバーノート)…架空戦 電脳戦 - GAMEFIX誌 当時ムーブメントだったサイバーパンクを題材にしたボードゲーム。グローバル規模でのハッカー対管理組織の戦いを描く。世界地図のリアルワールドマップと、そこからアクセスする電脳空間のサイバーマップを併用する。両者の使うプログラムには、ウィルス、アイス(プログラム防壁)、トロイの木馬など、サイバーパンクで有名になったツールがそろっている。デザイナーは、ウォーゲーム界のカリスマ、ミランダ。 Diplomacy(ディプロマシー)…WWI 外交戦 - アバロンヒル 第一次世界大戦をモチーフとしたマルチプレイヤーズゲーム。軍事面は極度に抽象化されており、外交交渉が主眼。ウォー・シミュレーションゲームではなく外交シミュレーションゲームに分類されることもある。 For the People(フォーザピープル)…南北戦争 - アバロンヒル/GMT カードドリブンシステムによる南北戦争キャンペーンゲーム。アバロンヒル倒産直前に発売されたためエラータなどのサポートが不十分となった。GMTから新版が出され、さらにGMTの第2版が出されることで完成度が向上し、南北戦争戦略級の代表作の一つに数えられるようになった。 Freedom in the Galaxy (銀河革命)…遠未来 SF - SPI/アバロンヒル 腐敗した大銀河帝国の圧政に対して立ち上がる革命軍の戦いを描いた戦略級ゲーム。映画スターウォーズの大ヒットを契機としてデザインされたので、テイストは良く似ている。しかし、正式な版権を取っていないので別世界。その後のスターウォーズシリーズの発展的な展開で、両者のテイストの乖離は広がった。両軍ともに主要人物は個人単位のユニットになっており、任務という形で行動する。さらに、通常のウォーゲームのような部隊戦闘も並行して実施される。デススターに相当する惑星破壊級のアルマゲドン兵器が3種類も登場する。 Guerra Amuerte(グエラアムエルテ)…中南米独立戦争 - ATO誌 シモン・ボリバルに代表される中南米諸国の独立戦争。エリア式のマップであるが、歩兵、騎兵、砲兵と言った兵科の違いのあるユニットを編成して、対抗する勢力と国土を争う。題材の性質上、スペイン語資料を基盤としており、スペイン語圏デザイナーのハヴィエルロメロの作品である。メキシコ、コロンビア、ペルー、チリなどが、順次独立勢力の圧倒する処になっていく過程が見られる。 Hannibal (ハンニバル)…古代戦 陸戦 - アバロンヒル/ヴァレーゲームズ 第二次ポエニ戦争の全体を扱った戦略級ゲーム。カードを交互に使用してアクションを実施するカードドリブンシステムを世に定着させた作品(最初に世に示したのは、ハーマンの「ウィー・ザ・ピープル」)。デザインは、シモニッチであり、彼の出世作である。高い人気を誇っており、アバロンヒル倒産後に別出版社での再版が実現した。 History of the World(世界史)…世界史 - ギブソンゲームズ、アバロンヒル シュメール人の文明から第二次世界大戦期までの全世界史をエリア式のマルチプレイヤーズゲームとして扱った作品。ゲームは7つのエポックに分かれており、各プレイヤーは各エポックに当時活躍した国を一つ担当する。戦闘はリスクと類似した簡潔なもの。各地域を制圧するか、歴史的建造物を構築することで勝利点が得られ、累積得点で勝敗を決定する。イギリスのギブソンの秀逸なデザインを、アバロンヒルがライセンスして世界に広く普及させた。 Imperium(インペリウム)…SF - GDW SF宇宙艦隊戦。ジャンプドライブを開発し、恒星間航行で銀河へ進出した地球人類は衰退しつつある銀河帝国と戦端を開く。 後にTRPG『トラベラー』の世界観に組み込まれて、本作の帝国は第1銀河帝国(ヴィラニ帝国)であるとの設定になった。 1ターン2年なため、恒星間航行可能なユニットはジャンプルートを進む限り、ジャンプによって距離無制限で進む事が出来る。戦いは敵軍がジャンプに不可欠な燃料補給が可能な星系に存在する事で発生する。地球軍はビーム戦。帝国軍はミサイル戦に長ける特徴があり、それぞれ短/長距離で威力を発揮する。惑星制圧や軌道からの上陸戦もある。一度の戦闘で決着は付かず、戦いは星系を巡る数ターン続く戦役と途中に数十ターンの停戦状態(この間に技術開発。老朽化した艦隊の整備。惑星開発などを行う)を挟んだ長期戦であり、プレイヤーは数百年単位の先を見据えて戦略を練らなければならない。 帝国側プレイヤーの立場が地球の存在する辺境領の総督であるのがミソで、強大な力を持ちながら自由に軍を動かす事が出来ないのが(戦力を持つと謀反と疑われるので、通常は重巡以上の建造は禁止。また開戦するのにも皇帝の許可が必要。総督の勝利条件は自身の勝利ポイントを稼ぐことなので、勝利ポイント稼ぎの対象となる戦争以外の戦は基本的にやれない)、まだ若く、国力も未熟な地球軍との戦力バランスを取っている。総督は戦況とは無関係な帝国中央の政治的動向にも左右されるので、優勢に進めていた戦争を強制的に停戦させられたり、次期皇帝争いに巻き込まれてどちらへ付くか決断を迫られたり(いずれにせよ、艦隊を引き抜かれる)、逆に皇帝の気紛れで中央から強力な援軍を増派されたりするので、タクテクス誌No4では「中間管理職の悲哀をたっぷり味わえる」とのレビューもあった。 過去にホビージャパンでライセンスされた日本版では、実際にゲームで使用可能な冗談ユニットとして「愛で動く戦艦」「伝説の巨神」「可変戦闘機」「角付きの赤いパワードスーツ」などが追加されていた。 Imperium Romanium 2(インペリウムローマニウム2)…古代戦 - ウェストエンドゲーム 古代ローマ帝国の歴史で戦われた著名な戦いのほとんどを、シナリオでプレイできる大作。扱われている時代範囲が広いため、マップ上の都市が発生したり消滅したりする。このため、シナリオごとにマップに記載されている都市の存否が定義されている。同様に、登場する部隊や戦術の進歩も大きいため、ルールの量も多い。雑誌によっては「プレイするためのゲームというより、ローマ史を勉強するための教材」と評したものもあった。 KREMLIN(クレムリン)…冷戦時代 -ファタ・モルガーナ/アバロンヒル(英語版)/ニューゲームズオーダー(日本語版) 旧ソビエト連邦体制下における共産党内派閥党争をテーマにした珍しい作品。 プレイヤーは、自身の影響下にある書記長(党首)を革命記念パレードで3回演説(手を振る)をさせると勝者となる。 ゲーム開始時に各プレイヤーはクレムリンの要職に就いている政治局員に影響ポイント(IP)を割り当てて自身の派閥に取り込む。 書記長が最も大きな権限を持つのは当然だが、粛清を行って同志をシベリア送りにする事のできるKGB長官、スパイ嫌疑に関わる捜査・裁判を行う事のできる国防長官、書記長死亡時の書記長候補者選出に際して多大な影響力を持つ外務大臣等々、主席(第1レベル)政治局員がゲーム上で重要な位置を占めている。 病気やその療養、アクションやトラブルによるストレス・ポイント(本ゲームにおいては老化と同意)の蓄積、粛清の矢面に立たされたり嫌疑を掛けられたりと、様々な困難や陰謀をかいくぐりながら書記長の地位を守らなければならず、他の政治局員は書記長をその椅子から引きずり降ろさなければならない。 上級ゲームになると、IPポイントの処理方法や、ゲーム途中でのIPポイントの増減、さらに、いわゆるイベント・カードである 「陰謀カード」(感染症や、密告、暗殺、航空機の撃墜、オリンピックでの勝利、キューバのミサイル危機など) が導入される。 Machiavelli(マキャベリ)…ルネサンス 外交戦 - バトルライン/アバロンヒル ルネサンス期イタリアを舞台にしたマルチプレイヤーズゲーム。ディプロマシーのバリアントだが、領地収入や財政支出。そして疫病などのランダム要素が付加されている。 Path of Glory(パスオブグローリー)…WWI - GMT Third Reich(第三帝国)…WWII - アバロンヒル 第二次世界大戦(欧州戦域)をモチーフとした戦略級ゲーム。マップとしては欧州・北アフリカをカバーしている。 Stellar Conquest(ステラー・コンクエスト)…SF - アバロンヒル 我々の住む太陽系にほど近い、銀河系の一部を舞台としている。エイリアンの4大勢力が、銀河系に散在する54ヶ所の太陽系の覇権を巡って争う SFマルチ・プレイヤー・ゲーム(2 - 4人によるプレイが可能で4人がベスト)。元はメタ・ゲーミング社から出版されていたが、AH社が版権を買い取って発売したもの。 このゲームの特徴を一言で表すならば 「生産発展系秘匿マルチ」 と言う事ができる。オープン系(公開型)のSFマルチ・プレイヤー・ゲームと言うと、同AH社 AMOEBA WARS 等が挙げられるが、敵プレイヤーの情勢が分からないまま 独自に開拓・発展を行わなければならず、接敵するまではほとんどソロ・プレイ状態でゲームを進めなければならない。 実際に探査してみると実は小艦隊だったり護衛が存在せずに植民地丸儲け的な好機にも頻繁に遭遇するため暗いイメージはない。 偵察艇、コルベット艦、移民船、から成る艦隊を恒星のある星系ヘクスへと向かわせて星系ヘクス(太陽系)内で探査を行う。探査に成功すると恒星色と同色のカードを引いて、その星系ヘクス内に居住可能な惑星や鉱物資源に富んだ惑星があるのかどうか、またその惑星の最大収容人口(単位は100万人)はどの程度か、等の情報を得る。居住可能な惑星なら移民を降ろして 植民地 を築き、惑星に居住する人口に応じて人口増加や生産ポイントが得られる様になる。その生産ポイントを使用して様々な科学技術を研究・購入し、より強力な宇宙船である戦闘艇やデス・スター(移動要塞)を建造したり、最初は1ターンに2ヘクスまでしか移動する事ができないスピードを上昇させたり、ミサイル基地や工場、惑星シールド等を建設する事ができる様になる。 各居住可能な惑星には最大収容人口が設定されているために、それを越えて増えた人口は自ずと他の惑星への移住を目指し支配エリアが拡大する。こうしてプレイヤーのエリア同士が重なってくると自然発生的に衝突が起こり始めるが、相手となるのが未確認の敵艦隊なので、ここでの戦闘はより一層スリリングなものとなる。 War At Seaシリーズ…WWII 海戦 - アバロンヒル 英独大西洋の戦い(War At Sea) エリア制の海戦ゲーム。両軍戦力が存在するエリア毎に、どちらかの戦力が無くなるまで戦闘を続ける殲滅戦が基本となる。システム自体は抽象化されて、極めてシンプルながら白熱した戦いとなり、手軽に欧州戦線のキャンペーン・ゲームを行う事ができる。 太平洋の覇者(Victory In The Pacific) 第2次世界大戦の太平洋戦線全般をテーマにし、日本軍による真珠湾攻撃から1944年末のフィリピン沖海戦までをカバーしている。 ゲーム・システムは同じアバロンヒル社の War At Sea(英独大西洋の戦い)のシステムを継承したものである。過去、『タクテクス誌』1-2号では両ゲームを連結して空母アーガスや仮装巡洋艦アトランティス他の追加ユニットと、カリブ海と喜望峰のマップを追加し、WWIIにおける全世界規模の海戦を再現する「海洋の覇者」と言う拡張ルールも発表されている。 War In Europe(第二次欧州大戦)…WWII - SPI ※実体は四畳分ほどの巨大なマップ上でプレイされる作戦級だが、部隊生産などの戦略システムもあるため、全体としては戦略級。 元亀争乱 ソリティア信長包囲網…戦国時代 - ウォーゲーム日本史 信長上洛以後の戦いを再現した一人プレイ専用ゲーム。プレイヤーは織田信長の立場となり、家臣団を指揮して他勢力と戦う。他勢力の行動はカードイベントによってコントロールされていて、どのタイミングで参戦してくるかによってゲームの展開が大きく変わる。歴史通りに敵が行動するヒストリカルゲームと、仮想展開を体験するオルタナティブプレイが選べて、プレイ時間は2時間と手頃。家臣の成長要素もあるのがこの手のゲームとしては珍しい。 関ヶ原…戦国時代 陸戦 - エポック社/サンセットゲームズ 天下分け目の関ヶ原を日本全国規模で再現した野心作。この規模になると、戦闘行動だけでなく、事前の調略行動も含んでいる。また、毎ターン、武将ごとに戦意チットを引き、攻撃可能かと行軍範囲を定める方式になっており、ランダム性が高かった。実際の史実でも、同床異夢の諸将の思惑は総司令官が必ずしもコントロールしきれていなかったことを再現している。独創性が高いため、ルール運用解釈の透明性に難があった。 戦争と平和…ナポレオニック 陸戦 戦国大名…戦国時代 外交戦 - エポック社/サンセットゲームズ 戦国時代を舞台にした、戦国大名に寄る領地拡大を競う、マルチプレイヤーズゲーム。多数の武将が実名で登場し、カードイベントによる雰囲気作り、全国規模でプレイできる点で定番となった(エポックで一番売れたゲームとの評判あり)。その後、ルールに一部調整を加えたバージョンがサンセットゲームズより販売された。またスケールを日本中部に絞り、戦国中後期の戦術、経済の変化などをカードで制御して歴史再現性を高めた同題作品がウォーゲーム日本史から発売されたが、ほぼ別作品。 戦略/戦術…架空戦 陸/空戦 - バンダイifシリーズ 『バンダイifシリーズ#歴史(フィクションを含む)をテーマにしたゲーム』を参照。 第一次世界大戦…WWI - コマンドマガジン日本版 1914年から18年までの4年間を、同盟国と協商国に別れて競う合う2人用ゲームで、動員ポイントによる作戦・生産管理が必要で、長期戦略を要求される。デザインは、同誌編集長だった中黒靖。 大戦略南北戦争…南北戦争 陸戦 1861年から1865年までのアメリカ内戦南北戦争を扱う2人用ゲーム。実際の南北戦争でも大きな問題となった将軍人事の問題がクローズアップされている。SPI社末期にデザインされたが、同社の倒産によりVG社から発売された。日本では、HJ社が翻訳ルールを付属して販売した。デザインはエリック・スミス。 第三帝国の興亡…WWII - コマンドマガジン日本版 『第二次世界大戦(バンダイ)』の流れをくむ戦略級ゲームで、生産マネジメントの要素がより重要となっている。戦略級ゲームとしてはめずらしく、西アジアとアフリカにも焦点が当てられていて、歴史の可能性と必然を実感できる。1939年シナリオと、ミュンヘン会議から始まる1938年シナリオがプレイ可能。 第二次世界大戦…WWII 陸戦 - バンダイifシリーズ 『バンダイifシリーズ#2800シリーズ』を参照。 太平洋艦隊…WWII 陸/海/空戦 - ホビージャパン/サンセットゲームズ 1941年から1945年までの太平洋全域を題材にした陸・海・空戦が題材。タイトルから判るが主役は大日本帝国では無く、アメリカ太平洋艦隊である。 チトーパルチザンの戦い…WWII 陸戦 - SPI/S&T誌 ユーゴスラビアの地下抵抗運動を扱った異色のゲーム。国土をファシストに占領されたユーゴでチトー率いるパルチザンは枢軸軍を駆逐し、戦後独立のため支配固めを目指す。マップはエリア制。パルチザン、枢軸軍の他にチェトニクが登場するのが珍しい。 超人ロック Locke the superman… SF 外交戦 - エポック 漫画『超人ロック』を原作とするボードカードゲーム。個々の戦いは戦闘級だが、プレイヤーは正体を隠して宇宙を渡り歩き、自己の目標を達成して勝利を目指すので戦略眼(と演技)が要求される。 東国争乱…戦国時代 - ウォーゲーム日本史 農地改革による生産、動員力の変化や、季節感、各大名ごとの戦略戦術の違いを再現した、戦国大名による領地拡大をテーマとしたマルチ・プレイヤー・ゲーム。二人プレイからシナリオが用意されていて、極めてシンプルなルールながら、現在の歴史解釈により近いリアルなシミュレーションとなっている。 ヒトラー帝国の興亡…WWII - 翔企画/コマンドマガジン日本版 第二次世界大戦・ヨーロッパ戦域の戦いを、枢軸軍、連合軍の二人(または連合軍二人の計三人)でプレイ可能。1ターン半年、ユニット軍〜軍集団、海空軍は抽象的ながら三軍立体作戦を表現しており、ミニゲームながら戦略級に必要な要素を包括している。デザインは、中黒靖。 ヒトラー電撃戦…WWII - LUDIC/コマンドマガジン日本版 第二次世界大戦のヨーロッパ戦域を扱う。枢軸軍、連合軍の二人(または連合軍二人の計三人)でプレイ可能。カードによる生産管理が特長。 ファクトリー…アニメ/超時空世紀オーガス SF・外交戦 - ツクダホビー 混乱時空世界の国家間の貿易・軍事・技術開発などを競い、国家の領域を広げる外交戦。特異点の獲得、またはD計画の完成によって時空修復の主導権を握った陣営の勝利だが、物語の二大勢力であるエマーンとチラムは互いの存在が相容れずに、片方しか勝利出来ないルールになっている。 本能寺への道…戦国時代 陸戦 - ゲームジャーナル 池田康隆がデザインした戦国マルチの佳作。一般的にマルチプレイヤーズゲームは、先に動いた者が「世界の敵」呼ばわりされて狙われるため、誰も先に動こうとせず膠着してしまい、最終ターンにバタバタと事が動き出す(最終ターン効果)。本作はそうした問題が発生しないように、本能寺の変直後を起点として、織田信長の仇を誰が討つかという先陣争いの勝利得点を設定している。また、プレイヤーは信長配下の有力諸将だが、盤上には反信長勢力も存在しており、何もせずに様子を窺っていても外敵から攻撃されることもある。加えてゲームターン数の設定が短いこともあり、プレイ開始から決着まで常に局面が動き続けるエキサイティングな作品になっている。 レッドサン ブラッククロスシリーズ…架空戦 - アドテクノス 架空の日独戦 後に同名タイトルで小説化。レッドサン ブラッククロス 第二次世界大戦(ただし、アメリカは参戦せず)に勝利した日独が、戦後、インド亜大陸で衝突する模様を陸・海・空戦で再現する。デザインは、佐藤大輔。 リターン・トゥ・ヨーロッパ 「レッドサン・ブラッククロス」の続編。ドイツが制圧した欧州に、欧州大戦時は中立を守った米国が満を持して侵攻する。 連合艦隊…WWII 陸/海戦 - バンダイifシリーズ 『バンダイifシリーズ#歴史(フィクションを含む)をテーマにしたゲーム』を参照。
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