アフランシ・シャアとは? わかりやすく解説

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ガイア・ギア

(アフランシ・シャア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/25 10:15 UTC 版)

ガイア・ギア』(GAIA GEAR)は、富野由悠季による日本の小説アニメ雑誌月刊ニュータイプ』において1987年4月号から1991年12月号まで全60話が連載された後、 全5巻の文庫が刊行された。また1992年には、この小説を原作としたラジオドラマ作品が制作されている[1]


注釈

  1. ^ ラジオドラマでは宇宙世紀0203年と設定されており、年表などではこちらが採用されている。
  2. ^ 作中にモビルスーツは改修前のゾーリン・ソールと海岸で朽ち果てたギャプラン(文中の名前の最初が「ギャプ-」で深い緑色の機体という描写と挿絵イラストから)しか登場しない。
  3. ^ 当時はアニメの原作権の概念が希薄な時代で、珍しいことではなかった。
  4. ^ 結局、『ガンダム Gのレコンギスタ』はガンダムシリーズに組み込まれ、マン・マシーンはモビルスーツと改称された。
  5. ^ ゾーリン・ソールの回では「ガンダムシリーズ」との繋がりにも積極的に言及されている。
  6. ^ 文庫刊行にあたり加筆されている。
  7. ^ 古代の奴隷船のようなもので、貧しい者や地球連邦政府が地球にいてはいけないと決めた者を強制的にコロニーに送り込むシャトルである。
  8. ^ 選挙特番のため、日曜12:00〜12:30に放送された回がある。
  9. ^ CDレーベル面の表記は「宇宙の呼ぶ声」。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m “Gレコ”の原点!? シャアのクローンが活躍する富野ガンダムの黒歴史『ガイア・ギア』が復刻されないワケ”. おたぽる. サイゾー (2014年6月27日). 2021年6月11日閲覧。 アーカイブ 2021年6月9日 - ウェイバックマシン
  2. ^ 月刊ニュータイプ1987年11月号.
  3. ^ a b 復刊ドットコム奮戦記, p. 171.
  4. ^ 復刊ドットコム奮戦記, p. 152.
  5. ^ 月刊ホビージャパン1991年2月号, p. 46-49.
  6. ^ 月刊ホビージャパン1991年3月号, p. 48-51.
  7. ^ 月刊ホビージャパン1991年4月号, p. 30-33.
  8. ^ a b c d e 小説『ガイア・ギア4』, p. 82-100.
  9. ^ a b 小説『ガイア・ギア4』, p. 168-197.
  10. ^ a b c d e f g 小説『ガイア・ギア2』, p. 204-226.
  11. ^ 小説『ガイア・ギア3』, p. 80-99.
  12. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 20.
  13. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 125.
  14. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 68.
  15. ^ a b c d 小説『ガイア・ギア1』, p. 220-240.
  16. ^ a b 小説『ガイア・ギア2』, p. 132-153.
  17. ^ a b 小説『ガイア・ギア1』, p. 262-284.
  18. ^ a b c d e f g h i 小説『ガイア・ギア2』, p. 18-40.
  19. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 156-177.
  20. ^ a b c 小説『ガイア・ギア2』, p. 42-64.
  21. ^ a b 小説『ガイア・ギア2』, p. 66-86.
  22. ^ a b 小説『ガイア・ギア2』, p. 110-130.
  23. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 88-108.
  24. ^ a b c d 小説『ガイア・ギア3』, p. 142-161.
  25. ^ a b c d 小説『ガイア・ギア1』, p. 198-217.
  26. ^ a b 小説『ガイア・ギア3』, p. 18-38.
  27. ^ a b c d e f g h 小説『ガイア・ギア1』, p. 242-260.
  28. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 186.
  29. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 9.
  30. ^ 小説『ガイア・ギア5』, p. 185.
  31. ^ 小説『ガイア・ギア3』, p. 40-78.
  32. ^ 小説『ガイア・ギア5』, p. 251.
  33. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 180-202.
  34. ^ a b 小説『ガイア・ギア3』, p. 102-120.
  35. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 122.
  36. ^ a b 小説『ガイア・ギア3』, p. 122-139.
  37. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 274-298.
  38. ^ 小説『ガイア・ギア4』, p. 60-80.
  39. ^ a b c 小説『ガイア・ギア1』, p. 98-119.
  40. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 174-196.
  41. ^ a b c d e f g h 小説『ガイア・ギア1』, p. 122-146.
  42. ^ 小説『ガイア・ギア2』, p. 228-245.
  43. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 148-172.
  44. ^ a b 小説『ガイア・ギア1』, p. 10-29.
  45. ^ a b 小説『ガイア・ギア1』, p. 54-74.
  46. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 76-96.
  47. ^ a b 小説『ガイア・ギア3』, p. 206-224.
  48. ^ 小説『ガイア・ギア4』 & p40-57.
  49. ^ 小説『ガイア・ギア3』, p. 248-266.
  50. ^ 小説『ガイア・ギア1』, p. 199-200、202.


「ガイア・ギア」の続きの解説一覧

アフランシ・シャア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 21:47 UTC 版)

ガイア・ギアの登場人物」の記事における「アフランシ・シャア」の解説

声:横堀悦夫 かつての英雄シャア・アズナブル記憶受け継ぐ反地球連邦政府組織メタトロン指導者シャア・アズナブル再生させる計画シャア・コンティニュー・オペレーション」によって生み出されシャアのメモリークローン。シャア・アズナブルその人細胞分割して再活性化させてその遺伝子再現したクローン体に、シャア記憶収めた膨大な情報量のセル・チップを埋め込んで生み出された。自然環境が人を鍛え上げるではないかという仮定のもと、19歳になるまで南太平洋にある特別環境保護区の「自然保護監視地区」の島で身寄りのない孤児として育てられた。育ての親ガバ・スー遺言と常に自分体内のどこかでカチカチ音を立てる感覚従い幼馴染エヴァリー・キー反対押し切って宇宙に行くことを決意した白人純血種連想させる金髪青年で、その容姿シャアファンで動く映像でも彼をよく見ているミランダ・ハウの目から見てシャアそのもの見えた。 幼い日の記憶持たず年齢育ての親ガバ・スー教えられたもの。自分育ち組織によって仕組まれたものである可能性気付いてからは、島で自分考えた思い付いたりしたことや身につけた知識全て自分を島で育てさせた依頼人仕掛けたことだと判断して忘れよう努めた機械などほとんど扱ったともないのに、生まれて初め見たマン・マシーンノーマルスーツなどの機器装備の意味理解し操作することができた。それは彼が成長する段階学んでにつけたことや生まれ持った自身洞察力よるものではなく、どこで覚えたのかもわからない彼の記憶身体の中に確実に学習したものとして存在する知識技術(セル・チップのシャア記憶)によってであった。人の記憶受容できるものだけが残る。認めたくない記憶不必要な記憶忘れ機能持っているから人は学んだこと、おぼえたこと、知ってしまったことに押し潰されずに生きて行けるし、それが出来なければ人は狂気陥る。しかし、忘れることができないものに支配され狂気にも走らず行動しているのがアフランシである。 シャア記憶持ち遺伝形質が同じものであっても、アフランシの人格シャアのものではない。また彼の成長した南の島環境がアフランシをかつてのシャアのようには育てなかった。シャア・アズナブルその人細胞から再生され個体であることはバアム・ゼーゲン揃えたデータにより証明されているが、アフランシは自分はあくまでアフランシ・シャアであり、メタトロン勝手に信じているシャアコピーではないと否定してシャアその人としてふるまうことを拒否し続けたそのことが彼とメタトロンの上層部との間に深い溝を生んだマハ追撃作戦ではガイア・ギアα駆って自ら地球へ降下するが、それは戦闘者に没頭することで事実上シャア後継者としての役割放棄することでもあった。そのことシャア再来期待していたマザー・メタトロン老人たちの失望招き補給増援送られなくなった。しかし、地上降りてからもアフランシは組織リーダーではなく戦闘者の一人として振舞い続け結果リエージュ戦闘では味方多数犠牲者を出すことになった生き残ったメンバー責められたアフランシは、マザー・メタトロン掌握できず、むしろ総帥として祭り上げられることを嫌がって地球逃げて来たことを認める。事態打開するため、アフランシは衛星軌道上からマハ進駐しているヌーボ・パリミサイル絨毯爆撃することを決定しマザー・メタトロン支援要請するマハ殲滅マン・マシーンで行うという大前提覆し世間からは回復しつつあるヨーロッパ環境破壊したとの誹りを受ける可能性のある方針転換だったが、アフランシはそれを独断決めたこれ以上味方犠牲を増やさず、初期の予定通りマザー・メタトロン協力させるための苦肉の策だった。それでもなおガイア・ギアαでの戦闘にこだわるアフランシに対しマドラスミランダガイア・ギアαのメインパイロットをメッサー変更する決定を行う。しかし、アフランシは最後までパイロットであることにこだわりシャア・アズナブルではなく「アフランシ・シャア」として事態収拾させることを決意ガイア・ギアα最終決戦挑んだ。 アフランシがスペースコロニーヘラスチンピラだったメッサーたちをメタトロン参加させたのは、彼らを更生させるためではなくメタトロン毛色の違う人間たち参加させるめだった。アフランシは、メタトロンメンバー理性的お行儀がよいインテリ集団で、皆同じような顔をしているのが気になっていた。自分育った島に住む人々同様の同じ鋳型押し込まれ単一人々集団では反地球連邦政府組織運動の成功可能性は無いと判断した彼は、組織がもっと強力になるためには雑多なものを容認するしかない考えて彼らを組織引き入れることにした。 「アフランシ」が白人の代表を表す名前で、白人至上主義メタトロン白人神話復活願って付けたという疑惑何度も聞かされており、「それならば自分マハ共同メタトロンを叩かなければならない」と軽口言ったこともあった。クリシュナ・パンデントにその名前の作為性を指摘された時も、自分はこの名前で生まれ育ったのでとても自然な名前であり、人類宇宙生きること正義尊ぶだけで、それ以外の意味メタトロン戦い込めるつもりはないと言うしかなかった。 ラジオドラマ版 かつてのスペースコロニー独立運動の英雄シャア・アズナブル」の記憶受け継ぐメモリー・クローン。 外見的にシャア・アズナブル似ているようだが、ウル・ウリアンによれば瓜二つというわけではないらしい。クリシュナ・パンデント立ち居振る舞い似ていると言っていた。 南太平洋の島でエヴァリー・キー穏やかに暮らしていたが、頭の中でカチカチと音が鳴り誰かの声が聞こえ症状悩まされるようになっていた。育ての親ガバ・スー出生明かされ宇宙に出るように言われた夜、ウル・ウリアン率いマハによる2度襲撃を受け、捕まってしまう。ウル尋問受けた際、シャア記憶一部覚醒衝動的にガイア・ギアα搭乗しガウッサ撃破した小説とは違いラジオ版のアフランシはエヴァリー・キーに対して一途であり、ミランダとの疑似恋愛描写無くクリシュナに対して好意示したり彼女の告白に対して心を動かしたりすることも無かった小説では自らの決断行ったミサイル爆撃は、ラジオ版ではあくまで連邦側に付いたパリッシュの裏切り行為結果であってアフランシに責任はなく、彼はその爆撃利用して艦を突入させたにすぎなかった。 そのミサイル爆撃最中ノイシュヴァンシュタイン城でダーゴルと対峙してお互い理想をぶつけ合い、銃を向け合った場面で本編終了。その生死不明のままである

※この「アフランシ・シャア」の解説は、「ガイア・ギアの登場人物」の解説の一部です。
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