エーエム‐ステレオほうそう〔‐ハウソウ〕【AMステレオ放送】
AMステレオ放送
AMステレオ放送
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AMステレオ放送(エーエムステレオほうそう)の記事では、AMラジオ放送(AM方式による中波放送)のステレオ化に関するトピックについて述べる。研究自体は2波を利用するものまで含めればオーディオのステレオ化の初期からあったが、1波による実用的な方式の機材が一般的に利用可能になったのは1980年代以降であった。日本では1990年代に開始されたものの、10年程度で新規導入局や一般向けの対応受信機は発売されなくなるなど、中波ラジオ放送としては一過性のブームの域を出ない展開ではあったが、局あるいは中継機材のステレオ対応は、その後の中波ラジオ以外へのサイマル放送で活用されているものも見られる。
- 1 AMステレオ放送とは
- 2 AMステレオ放送の概要
AMステレオ放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:33 UTC 版)
岡山本局と高梁局では1992年10月5日からAMステレオ放送が実施されていた。開始当時は日本国内で11局目の実施であった。 RSK山陽放送のラジオにおけるAMステレオ放送の特徴は、在京局・在版局などの同放送の様に全番組をステレオで放送するのではなく、一部の番組のみでステレオ放送を行うということであった。具体的には、ステレオで放送されるのは自社制作番組・JRN及びNRNからのテープネット番組と自社送り出しのCMで、JRN・NRNなどからのラインネット番組については原則としてモノラル放送となっていた(ラインネット回線がモノラルで配信されていたため)。 ただ、ステレオパイロット信号はステレオ・モノラルに関係なく放送中常に送信されていたので、AMステレオ対応ラジオのステレオインジゲータはモノラル放送でもステレオ放送状態であった(他の同放送実施局や民放FMラジオ・コミュニティ放送各局、2010年以降のNHK-FM放送も同じである)。 高梁局は2011年3月20日、岡山局は2011年3月27日をもって同放送が終了された。 AMステレオ放送廃止後、ステレオ放送を前提としているRadikoやワイドFM放送への対応から、JRN・NRNの回線がステレオ化された2019年12月からラインネット番組のステレオ放送が拡充されている。
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