在京局
在京局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 08:19 UTC 版)
テレビの在京キー局においては、概ね編成(編成局・編成本部・編成制作局)の下部組織に置かれており、フジテレビを除いては「アナウンス部」の名称である(フジテレビは「アナウンス室」)。 ラテ兼営(ラジオ・テレビ兼営)局であったTBSのアナウンス部は、開設当時はラジオ局に設置されていた。その後1963年に旧来のアナウンス部を残したまま、報道部やスポーツ部・ラジオ制作部にもアナウンサーを配属し、アナウンサーを報道・スポーツ・芸能・ラジオの各分野に専門職化させた。しかし1980年代後半、アナウンス部は報道総局の元に移ることになる。アナウンス部はその後「アナウンスセンター」(局相当)として独立するが、2004年10月に行われたTBSから子会社TBSテレビ(2008年度までは番組制作会社)への放送事業委託に伴い、当時「アナウンスセンター」に所属していたアナウンサーはTBSテレビに新設された「編成局アナウンス部」への出向扱いとなった(2005年以降入社のアナウンサーはTBSテレビが採用)。TBSの持ち株会社移行により、現在は全員がTBSテレビに転籍している。 テレビ東京は1980年代後半から1990年代前半まで「アナウンス室」という名称を廃して「パーソナリティ室」を設置し、地方局などでのアナウンス経験者を多く採用していた。系列局でも同様の名称を使っていたが、1990年代後半に「アナウンス室」(局相当)の組織に改め、2005年7月の機構改革で「編成局アナウンス部」となった。
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