在京キー局発の報道情報番組のネット率増加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 00:50 UTC 版)
「夕方ワイド番組」の記事における「在京キー局発の報道情報番組のネット率増加」の解説
在京キー局が17時台に放送する報道番組も勢いを増している。フジテレビは昼のワイドショーから一旦撤退して、関東のみで17時台を開始したが、徐々にネット局を増やしていった。TBSも昼のワイドショーから撤退して、17時台に進出したが、開始当初からネット局は多かった。 フルネットしなくてもローカル枠である14~16時台にローカルワイドを編成して、17時台をキー局発のネット受けにする系列局もある。 制作予算が無いなどの理由により、在京キー局の夕方ワイド番組をネットする局も増えている。参入したものの視聴率の悪化や制作費の都合などで終了、撤退に追い込まれるテレビ局もあり、在京キー局の夕方ニュース番組の関東ローカル枠である17時台を部分ネットする局やフルネットする局も増加した。全民放テレビ局が飛び乗り無しで、17時台の枠を在京キー局からフルネットしている地域もある。 また、ライバル局への対策や予算対策として、冒頭のニュースや芸能ニュースなど部分的に放送している番組もある。『どさんこワイド179』は日本テレビ制作17時台ニュースの一部を差し替えて放送している。 過去には県内の民放全てで同時間帯に夕方ワイド番組(ローカル時間帯)が横並びとなっていた地域もあったが近年では前述の通り視聴率の苦戦や制作予算の関係などの上、更には新型コロナウィルスによる放送局経営悪化などが原因で放送時間の縮小・移動(週5日の放送から週1回程の放送へと変更など)・番組は継続するものの17時台・18時台のみへと変更、番組の内包・ワンコーナーと言う形で一部時間帯でキー局のニュース番組の放送する放送局も増えていきている。夕方ワイド番組に限らず、午前中の帯番組も曜日や放送時間を縮小か終了しキー局の情報番組や通販番組へ変更するなど平日午前中の帯番組にもこう言った現象が発生する。 キー局のニュース番組を放送しその後にローカル発の夕方ワイド番組に差し替える局も多く、例として16時台に夕方ワイド番組を放送し、17時台にキー局のニュース番組、もう一つは16時台にキー局のニュース番組を放送し、17時台に夕方ワイド番組に切り替えて、18時前の全国ネット枠をネットし、18:15頃(又は18:10頃)にローカル番組(ニュースコーナーなど)に差し替える局も少なくはない。キー局のニュース番組を全国ネット以外放送しない局もある。 2020年の新型コロナウィルス蔓延下において、番組制作体制を見直したうえで番組構成や出演者の組み換えによって短期間で東京からのネットと自社制作番組の時間配分の見直しを行ったり、大型連休中は番組そのものを休止して、全編を東京からネット受け(一部はローカルニュース・天気予報)に切り替えるケースもさらに増えている。
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