AMスクリーニングとFMスクリーニング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 18:34 UTC 版)
「スクリーン線数」の記事における「AMスクリーニングとFMスクリーニング」の解説
階調印刷物を網点の大きさで表現するのが、本項目で解説しているAMスクリーニングである。これに対し、印刷の階調をミクロン単位の印刷点の密集の大小で表現するのがFMスクリーニングと呼ばれる。FMスクリーニングでは、製版・印刷の原理が異なることからスクリーン線数は使われず、またAMスクリーニングでは不可避だったモアレ問題をほぼ解決している。 現在では、目が粗い紙に印刷する新聞や雑誌を中心に、FMスクリーニングを採用する印刷会社が増えてきている。一方で、AMとFMでは得意・不得意な絵柄が異なることから、試行錯誤を繰り返しながらFMスクリーニングに移行したり、一度FMに移行しながらも再びAMに戻したり、FMにせずにAMのスクリーン線数を上げて高精彩印刷にするなど、印刷会社によって対応は様々である。
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