韓国起源説への評価
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岡田英弘も、「もともと、日本は未開野蛮の国で、朝鮮がすべて、いいことを教えてやったんだと思いたい。極端な話が、日本の歌謡曲だって、実は朝鮮人が発明して、それを有名な音楽家である古賀政男が朝鮮に来て、それを聞いて帰って、つまり盗んで、自分が作曲したと言って発表した。それが日本の歌謡曲の起こりだ、という解釈まである。これは国民的な信念なのだ。このようなことに至るまで、とにかく、自分たちが兄で、日本は弟だ、という信念が、韓国人のアイデンティティーの基礎にあって、これを否定されたら、韓国人でいられない」と評している。 三橋貴明と室谷克実の二人は、【三橋】「『何でも韓国起源にする』という話では、桜のソメイヨシノがあります。韓国人にいわせれば、ソメイヨシノは済州島起源らしい。しかし、ソメイヨシノは自生しない種で、接ぎ木でしか育ちません(笑)。オオシマザクラとエドヒガンの接合したもので、それを知らずに、『ソメイヨシノは済州島の自生植物』といっている。哀れです」【室谷】「戦後のソウルでは、『倭臭がするから』と桜の木を切り倒した。ところが今や外国の都市で、日本からの苗寄贈で出来上がった桜並木を見るや、『わが国の木だ』と始める。そもそもソメイヨシノは、現在の東京・駒込の染井霊園あたりでつくられた桜です」【三橋】「まぁ無知だけれども、それで国が潰れる心配はありません。ウソはもっと性質が悪い。ほらを吹いてまでソメイヨシノを韓国起源にしたがるほうが深刻です」【室谷】「ウリジナルですね。韓国語の会話にじつに頻繁に出てくる『ウリ』と英語の『オリジナル』を組み合わせた造語です。誰がつくったのか、言い得て妙です」【三橋】「日本刀と剣道、柔道、合気道、茶道、華道、折り紙、清酒、納豆。みんな『韓国人が創設した、開発した』という。対象は日本の文化に限らず、漢字も韓国人の発明であり、孔子はじつは韓民族だったという」【室谷】「英語を翻訳した諺も、いつしか『そうした場合、韓国では昔からこういってきた』式になり、その諺を生みだした祖先の英知を自慢したりする。ロケット砲を最初に考え出したのも李朝世宗の朝鮮人だとか。なぜ侵略してきた豊臣秀吉軍に、それを使わなかったのでしょう。そんなに素晴らしい文化・文物を創設してきたならば、なぜ今日の韓国は世界の最先進国家でないのでしょうか。誰かが一つのウリジナル説を唱える。それが、まさに『ウリ自尊心』に合致する話だと、たちまち国民的大合唱になり、いつしか韓国のなかでだけ通じる『もはや証明する必要もない既定の事実』になっていくのです」と述べている。 井沢元彦も、「かつて中国スタンダードに反する『オリジナル』の許されなかった『つらさ』はわかるが、だからといってなんでもかんでも韓国が発祥という『ウリジナル』は行き過ぎだろう」と述べている。 大礒正美も「何でもかんでもこじつけてしまうわけです。特に日本を見下し、何を言ってもいい、という感覚がある。韓国国民が起源説を信じているというよりは、ワーワー言うのが楽しいという感じ。それにメディアが乗っかって話を大きくするわけです」と述べている。 金光林は韓国人が漢字を発明した或いは、孔子は韓国人だったという主張を行う韓国人学者がいるが、韓国の学界の定説にはなっていないが、これらの主張が中国に伝わり、韓国人は中国文化は何でも韓国に宗主権があるという韓国起源説として受け止められ、韓国人が中国文化を侵食していると警戒されており、「中国と朝鮮は前近代の伝統社会においては、基本的に東アジアの漢字文明圏、儒教文明圏、または中国文明圏に属し、文明的性格において韓国の独自性が見えづらかった」「ハンティントンは『文明の衝突』の中で、韓国・朝鮮を中華文明のカテゴリーに入れている。現代の韓国・朝鮮においても、伝統文化を論じる場合、その文化の内容が中国の伝統文化と重複、類似する場合が多く、韓国・朝鮮が自国の文化として主張するものが中国でも自国文化として主張する場合と重なっている」「朝鮮は前近代の歴史において、漢字・儒教・政治・社会制度など多数の領域にわたり 中国の影響を受けており、そのために韓国・朝鮮の文化には中国文化との共通的要素が多いので、中国側からすれば、韓国・朝鮮文化の独自性を看過しやすくなる」「韓国・朝鮮では、近代のナショナリズムとの関連から韓国・朝鮮文化の独自性に対する主張が多くなり、印刷術・天文測定器・東洋伝統医学の宗主権論争に見られるように、場合によっては韓国・朝鮮側が中国起源の文化を過剰に自国の独自文化として主張しているように中国側に受け止められたりする」と指摘している。 西尾幹二も、「韓国は日本のコピーである。だから、ほかでもない、韓国人は韓国のコピーを日本にさせたい。それは妄執に近い彼らの欲望となっている。日本海を東海と呼ばせようとするのも、空手の一流派をテコンドーと名づけてオリンピック競技に仕立て、韓国起源を演出するのも、『竹島の日』が出たらただちに『対馬島の日』と言い立てる荒唐無稽も、こういう子供っぽいことをしようとするのはすべてみな日本を意識しての話であって、国際地理学連合が古くから日本海と名づけ、日本人が長い伝統を持って柔道を世界的に普及させてきた…等などの日本の真似をそっくり演じ、しかもそれを日本にも強制する。コピーのコピーをさせようとする」と批判している。 中宮崇も「朝鮮人は、自分たちこそ世界でもっとも優れた民族だと思い込んでいる。彼らが勝手に内輪で盛り上がっているだけなら、朝鮮民族ごときが何を考えていようがなんの影響も害もないのでどうでもよいのだが、まったく根拠のない噴飯ものの思い込みが高じて、世界中に赤っ恥をさらす事態にまで発展してしまうこともしばしばだ。(中略)もっとも有名なのは、1998年に韓国の各マスコミが『日本人サッカー選手の中田英寿は、実は在日3世である』と報じてしまい、中田本人から抗議を受けたという事件である。これは韓国マスコミの特殊なミスリードではない。実は同様の捏造報道は、気づかないところで数限りなくなされているのである。朝鮮人はよほど日本人にコンプレックスがあるのか、こうした在日認定の傾向は、マスコミだけに見られる特徴ではない。むしろ、朝鮮人全般にわたって広く一般的に見られる症状であると言える。なにしろアメリカ大リーグのホームページにまで、『野茂や松井は実は日本人ではなく朝鮮人なのだ』と怪しげな英語で投稿する朝鮮人が後を断たず、アメリカ人にやんわりと諭され、それに逆ギレして失笑を買うという黄金パターンは今も健在だ。歴史上の人物についても同様である。例えば、豊臣秀吉といえば、朝鮮半島に攻め込んだということもあって彼らにとっては悪魔のごとき人物なのだが、その豊臣政権を倒した徳川家康は、朝鮮人には意外とウケがよい。そして彼らにとって、悪魔を倒した英雄は、当然日本人ではあり得ず、朝鮮人でなければならないのである。そこで驚くべきことに、『徳川家康は実は朝鮮人である』という妄想を平気で口にする朝鮮人が出てくることになる。いや、信じられないだろうが、こういうおバカな朝鮮人はマジで多いのだ。(中略)日本人であるはずはない、朝鮮人であるに違いないという、哀しいコンプレックスゆえのことであろう。まぁ、勝手に妄想して勝手に笑い者になってください」と批判している。 呉善花は「最近は韓流ブームですから、それに乗じるかたちで韓国ではルーツの話がかまびすしい。日本文化は着物から剣道に至るまで、すべて韓国ルーツだと、ネチズンあたりが中心になって盛んにいってます。しかも日本人には、日本文化は韓国ルーツだと思い込みたがる人がかなりいて、韓国人がそう言い張ると、ああ、あれもやっぱり朝鮮半島を経由して日本にもたらされた、と思ったりしてしまう」「そもそも朝鮮半島にはお茶を飲む習慣がありません。(中略)また、同じころに在日韓国人が韓国に行って、お茶を飲む習慣があったという歴史を捏造しました。驚くべき事に、家元までつくりあげてしまったんです。たかだか十数年前からの家元ですが、ルーツ好きな日本人は韓国でお茶の店に行くと、『そうか、ここが発祥なんだ』と感心してしまう」「朝鮮半島が中心になる小中華思想では、中国を属国とするわけにはいかない。つまり韓国にとっては、周辺国家といっても日本しかないわけです。しかも島というのは蔑視しやすい。(中略)反日感情のある韓国人は、必ず日本人に対して威張った言い方をしますし、精神性や血統についても韓国のほうが優れている、と思っています。一流大学の歴史学者までがこのような主張をしていて、ある韓国の学者が日本へ行って奈良などを散策したあとに、自国で『日本は韓国だった』という内容の本を出版しました。(中略)色々な建造物を見て歩いたら、いかに日本が韓国であるかがわかった、と」「実際のところ、韓国オリジナルのものはあまりありません。仏教でも漢字でも、中国から韓国に入って日本に流れたものがほとんどです。いちおう韓国の学校でも、韓国にあるものの多くは中国発祥だと教えますが、その部分はほとんど強調されず、中国から入ったものを何百年もかけて朝鮮半島的なものに作り変え、それを何もない未開の地であった日本に伝えてあげた、ということだけがプレイアップされる。たとえば韓国人は中国仏教を百済仏教にアレンジして、それを日本に教えた、というわけです。そんな状況だから、高校まで歴史教育を受けてきた一般の韓国人は、中国のことなど頭から飛んでしまって、『すべては韓国発祥で、われわれはそれを日本に教えてあげた』となる。そして、それこそが韓国人の生きがいといっていい」と批判している。 黄文雄は、「中国と朝鮮・韓国との領土紛争は中国とベトナムをめぐる紛争と酷似している。しかし、多くの点で対ベトナムのそれとはちがう。韓国のウリジナルでは『韓国は人類文明の根であり起源の地である』『古代の韓帝国はユーラシア全域に及び、新羅帝国の領土は一時、上海近くまで及んだ』などさまざまなことを主張する。仮に『一時的』があったとしても、あくまでも『一時的』のみでしかない。実際、コリア半島は『一時的』さえ『帝国』という盛期は歴史上なかった。ずっと中華帝国歴代王朝の『千年属国』というのはまぎれもない史実である。コリア半島の歴史上、いかなる時代でも北方夷狄のように中華世界や東亜世界に君臨したことはなかった。しかし、江南の地は東亜史上、『百越の地』として中国の『正史』にも記録され、ベトナム人のホームランドだったのは史実である。ユーラシア大陸史のなかで流民の吹き溜まりの地であるコリア半島は、中華の千年属国以外にはいかなる歴史も創出しなかった。それが歴史の真実であり、いくら悔しがっても歴史は歴史である」「韓国人のナショナリズムが高揚するにつれて、日本に対する韓国起源説がどんどん強くなってきた。そして、神功皇后は新羅人皇女だ、素戔嗚尊は古朝鮮人で、日本を征服して出雲王朝の祖となった、天照大神は百済人で、近肖古王のふたりの王女のひとりであった、などといったさまざまな荒唐無稽な説が出てきた。そのためのこじつけとして、奈良は朝鮮語で国の意味だとか、そのナラに天神が降臨したという神話があるとか、珍説奇説やら屁理屈をまくしたてる。また、こういった日韓同祖・同種の話は、韓国人の著書にいやというほど出てくる」「応神天皇は韓国人だった説、允恭天皇も天武天皇も、さらには卑弥呼も韓国人だった説まであります。これは韓国人の民族主義や自尊心を満足させるようです。しかしほとんどの天皇韓国人説は資料の厳密な検証の欠陥と支離滅裂な論証、そして恣意的な資料を引用したもので成り立っています」「韓国は武士道だけでなく、天皇、神道、相撲、剣道、茶道、歌舞伎、俳句、和歌、芸者、忍者、日本建築、神代文字、扇子、折り紙、寿司、刺身、納豆、錦鯉や秋田犬に至るまで、あらゆるものを韓国起源だと主張してきましたが、理論は飛躍していて牽強付会、話になりません。中国との間でも漢字、石碑、印刷技術、針灸の起源をめぐった争いがあり、しまいには孔子や秦の始皇帝まで韓国人だと言い出すので、中国人学者と韓国人学生の間で乱闘騒ぎまで起きたほどです」と韓国起源説を荒唐無稽だと評している。 ジャーナリストの竹嶋渉も剣道と茶道の韓国起源説について、「なぜ韓国人はこのような奇妙な主張を展開するのだろうか。剣道と茶道ではその背景がかなり違う。茶道の場合には単純に『日本には高尚な文化があるはずはない』という偏見と『日本は野蛮国なのだから、日本に高尚な文化があるとすればそれは韓国が伝えたものである』という鼻持ちならない高慢な優越意識が背景にある。剣道の場合はこれとはやや異なっている。現在、韓国で公式競技として行われている剣道は日本の剣道とほぼ同じものである。日本に対して高慢な優越意識を持っている韓国人にとっては、野蛮人である日本人の武道を学んでいること自体が心理的負い目として作用する。そこで『剣道の起源は実は韓国だった』ということにしておけば、こうした心理的負い目をきれいさっぱり払拭してくれるばかりか、国内向けに愛国者面をすることもできて、一石二鳥というわけなのである。故に韓国において、日本の剣道や茶道の起源は学究的な問題ではない。日本に対する優越感を満足させ、劣等感を克服するという精神次元の問題なのである」と述べている。 中国人ジャーナリストの戴世煜は『週刊プレイボーイ』で、「韓国は中国人の永住を拒絶したり、中国より古い5千年の歴史があるとか、漢字は朝鮮が起源だといった主張が嫌われる原因です。特に高齢者の間で反韓意識は高いですね。第二次世界大戦中、日本の手先として中国に攻め入ったのに戦勝国側に居座っている事が厚かましくみえるのでしょう。極めつけはベトナム戦争で米国側についた事。その後の韓国の経済発展も米国の援助のおかけだと見て米国の犬と考える人も多いからです」と韓国起源説が中国における嫌韓を助長していると述べている。 中国新聞網は、「文化の強奪を通じて、文化の少なさを補おうとしている」「韓国が他国の文化を強奪するのは、文化に対するコンプレックスがあるからだ」として、起源に固執する理由は「経済的・政治的に成長を遂げながらも、世界に対する影響に制約があるのは、自国の文化的影響力が足りないためと思っているからに違いない」と分析している。 石平は「朝鮮半島最初の王朝・衛氏朝鮮は中国人が建国したという史実や、朝鮮の歴代王朝が中華帝国の属国となり続けたことの劣等意識から、韓民族は建国物語『檀君神話』を生み出した」「儒教など中華の文化に染まり、元や清のように中華世界が夷狄に支配されたことで、『朝鮮こそ本当の中華』と思うようになり、その自尊感情が『何でも韓国起源』のウリナラ史観に繋がった」と分析している。 古田博司も、「剣道も華道も韓国起源、孔子は韓国人だったという。外国人はこうのたまう彼らの文化を俗にウリジナルといっている」として、その原因を民族の「脱落のプロトコル」に求めている。韓国文化は中国文化でしかないため、韓国人は「入ってきたら内の物」だと認識してしまい、ウリジナルの原因になっていると指摘しており、「なぜ彼らは受容しても自分の文化だと思うのだろうか」と考察し、「コリアンはシナ文化しかなかったので、文化に関心を持たなかった」ため、「韓国人は文化が何かよく分からない」という結論に至り、そこに至るまで野崎充彦の朝鮮古典文学の主人公や舞台はほとんど中国(中国人)だから、「朝鮮古典文学の特徴は朝鮮の不在である」という研究が参考になったと述べている。 『週刊大衆』2008年11月3日号は、「ここ数年、主に都市部で激増した中国のネット利用者を中心に、韓国への怒りが蓄積されていたことがあります。その理由となったのは、いま韓国で流行している韓国起源説なんです。韓国起源説とは他国の文化や事物などを、すべて『韓国発祥だ』とする学説。『日本の剣道や柔道、寿司、うどん、歌舞伎、日本語などは韓国発祥』というものから、『世界の古代文明もすべて韓国が発祥で、イギリス人の祖先も韓国人』などという、もはや笑うしかないものまであるのだが、韓国では、大学教授やマスメディアを含め、ごく一部ながら、こうした説が大マジメに議論されている。いつ頃から存在したかは不明ですが、日本や中国で知られるようになったのは、インターネットが普及してからです。歴史的に中国や日本の圧迫を受けてきた国だけに、韓国人が世界一だと思いたい心理が、こんな説を生んだんでしょう。そして、中国の文物に関しても韓国起源とする説はある。漢字や漢方、活版印刷などの事物、老子や孔子といった偉人についても、『韓国生まれだ』という主張がなされてきた」と分析した。 マックス・フォン・シュラーも「チヂミ」は、マルコ・ポーロが盗み、イタリアに持ち帰って「ピザ」になったと主張する韓国人や、「クリスマスツリー」は韓国が起源であり、「クリスマスツリー」の使用に対して世界中で「著作権料」を要求するなどの韓国人の行動の根底には、「ソウルは宇宙の中心」「世界のすべては韓国から始まった」という、韓国人が世界の中心にいるという「エスノセントリズム」や「優越感」があると指摘しており、このような考え方は、中国の皇帝に代表されるもので、天命を受けた正義の中国人が中原から世界を支配するという、中国学者にはお馴染みのものであるが、韓国は数百年にわたって中国の植民地であったため、中国の帝国主義的な考え方が韓国の支配者層に広まったのであろうと指摘しており、国際社会が韓国人の突飛な考え方を見抜き、それを否定することを望んでいる。 中国では、「文化の強奪を通じて、文化の少なさを補おうとしている」「韓国が他国の文化を強奪するのは、文化に対するコンプレックスがあるからだ」と分析し、文化に固執する理由として「経済的・政治的に成長を遂げながらも、世界に対する影響に制約があるのは、自国の文化的影響力が足りないためと思っているからに違いない」と分析している。中国人はこのような主張に対して理解に苦しむという意見が大半だが、「韓国からの強奪にはもう慣れてしまった。孔子だけではなく、仏教の開祖・釈迦ですら韓国人なのだから」といった皮肉も見られる。また、「韓国人はこの地球上において、誰かが何かを成し遂げると、韓国人は決まって『それを成し遂げたのは韓国人だ!』と口を挟む。韓国人のロジックに基づけば、古代中国の四大発明は韓国人が発明したものであり、老子や孔子も韓国人であり、中国で2000年の歴史を誇る端午節も韓国のものなのである。酷いものになると、中国の全てのものは韓国のものだという恥知らずの意見も存在し、本当に笑わせてくれるものだ。これほど恥知らずな国は世界でも他には見当たらず、以前から患っていた自己陶酔病はよりいっそう悪化し、今では総合空想病になってしまったのだろう」という意見もある。 台湾では、「私は日本のラーメンと餃子が大好きなのだが、日本人は改良を加えるのが得意なため、インドカレーやビビンバなど、本場の料理よりも更に美味しくなっているのである。また、全く別の料理であるかのように進化していても、日本人は謙虚であるため、某国人のように自分たちが発明したなどとは言い張らない」という意見がある。 桜井誠も、「韓国人の日本文化朝鮮起源説は、対日劣等感の裏返しであり、言い換えれば朝鮮にはまともな文化がなかったと認めているのに等しい。常に歴代中華帝国の徹底的な蹂躙を受けてきた朝鮮半島では、自分たちを小中華と呼んで中華の正統な後継者と勝手に位置づけ、また中華文化圏からいち早く抜け出した日本などを東夷と呼んで蔑むことで、かろうじて崩壊寸前の精神の均衡を保ってきたのである。(中略)現在に到るまでの朝鮮に共通しているのは『日本のような東夷に立派な文化などあるはずがない、あるならそれはきっと朝鮮半島から渡来したはずだ。世界が日本の文化を賞賛するのは間違っている。賞賛するなら宗主国たる朝鮮を賞賛すべきだ』と多くの人が本気で思っている事であろうか。だからこそ、今後も世界で賞賛されるような日本の文化が表に出てくれば、必ず『それは朝鮮起源だ』と主張してくるであろう。日本文化朝鮮起源説とは、まともな文化を何一つ持つ事が出来なった朝鮮民族の悲しい叫びなのである」「韓国では、あらゆるものが韓国起源であると本気で信じている輩が大勢いる。さすがにトンデモ話として韓国でも受け止められているだろうが、『10万年ほど前に存在した朝鮮語が世界の宗主言語だ』という主張をのたまう韓国人も少なくない。(中略)韓国にまともな歴史や文化が存在しない事は、少しでもかの半島の歴史を勉強した方なら納得いくことだろうが、だからこそ屈辱にまみれた朝鮮の歴史を認める事が出来ない韓国人たちは、たとえ捏造してでも、自分たちがいかに誇らしき民族であるかを世界に示したいのである。韓国人の歴史や文化に対する劣等感は、日本人には想像できないほど凄まじいのである」「空手や相撲だけではなく、韓国人は日本のあらゆる文化を盗もうとしているんだ。『誇るべき文化がない』→『世界的に有名な日本の文化を韓国起源ということにしよう』→『文化を手に入れると同時に日本の足を引っ張れて一石二鳥』というわけさ。しかも韓国人はインターネットを通じて、捏造起源情報を世界中に宣伝しているんだ」と述べている。 2009年6月30日、台湾の馬英九総統は繁体字の世界文化遺産申請と関連して、「韓国に繁体字の世界文化遺産申請を奪われるかもしれない」と懸念を示したが、2011年4月10日に馬英九総統が聖約翰科技大学の学生と懇談した時に、韓国人留学生が「台湾で6か月間留学する間、多くの台湾人が韓国に対して誤解しているということを悟った。台湾人が『韓国人は孔子を韓国人と思っている』『孔子を奪おうとしている』と話す」「韓国人が台湾の伝統料理であるまた豆乳を韓国が発明したと考えているという台湾人の誤解もある、このような誤解のために韓国人は他国の文化を奪うのが好きだというふうに映っている」「台湾で最も影響力があり、信頼を受けている総統が、直接誤解を解いてほしい」と要請した。これに対して馬英九総統は、「韓国では孔子は中国人だと教えており、韓国人は孔子を韓国人だとは思っていない」と回答した。 宮脇淳子も、「鍼灸に限らず、他国の文化について自分たちが発祥だと主張するのは、もはや韓国の『病』といってもいいでしょう。剣道、柔道から寿司に至るまで、日本人にとってはもはや慣れっこの感もありますが、漢方についても、韓国では20年ほど前にわざわざ『韓方』と呼び換えたそうで、漢方薬の調合を韓国独自のやり方でしているから別物だと言っているようですが、韓国の『剽窃癖』には、さすがの中国人もウンザリしているようです。日本にも漢方はあって、当然日本の風土に合わせてアレンジしてあるはずですが、漢方は漢方としてそのまま受け入れ、シナのオリジナルに対して相応の敬意も持っています。ところが韓国の場合、人のモノを自分のものにしないと気が済まない。このように、何でも自分たちがオリジナルだと言いたがる傾向は、巷では『韓国起源説』と揶揄されています。こうした世界でも珍しい思考パターンは、歴史も文化も誇れるものが何もないという、韓国人の潜在的自覚の裏返しなのでしょう。ちなみに、朝鮮料理と言えば唐辛子の真っ赤なイメージですが、唐辛子は朝鮮出兵の際に豊臣軍が朝鮮半島に持ち込んだというのが通説となっています。そのため、それ以前の朝鮮が舞台である『チャングム』には、赤いキムチが出てこなかったわけです。我々からすれば、日本から伝わろうと朝鮮から来ようと、正直どっちでもいい話なのですが、韓国人にとっては彼らご自慢のキムチが日本の影響で生まれたというのは我慢ならないようで、それ以前から朝鮮半島固有の唐辛子があったと主張している学者もいるそうです。もちろん、証拠は何ひとつありません」と述べている。 法隆寺金堂壁画の作者は不明であるが、韓国の歴史教科書は「高句麗もたくさんの文化を日本に伝えてあげた。高句麗の僧侶彗慈は聖徳太子の師であり、曇徴は紙、墨、硯を作る技術を教えてあげ、法隆寺金堂壁画も彼の作品として知られている」と記述しており、勝岡寛次の話によれば、「韓国お得意の“ウリジナル”歴史も登場する。…確たる歴史資料がないため作者不明とされているのをいいことに金堂壁画が朝鮮人の作だとする手前勝手な主張には開いた口が塞がらない」と評している。
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