内輪

デジタル大辞泉

うち‐わ【内輪】

読み方：うちわ

［名・形動］

１ 外部の者を交えないこと。うちうち。身内。「—で祝う」

２ 外部には知らせない内部の事情。内幕(うちまく)。うちうら。「あれで—はだいぶ苦しいそうだ」

３ 控えめなこと。特に、数量や金額などを控えめにすること。また、そのさま。「予算を—に見積もる」

４ つま先を内側に向けて歩くこと。また、その足。⇔外輪。

「—にチョコチョコ運ぶ足では」〈宮本・貧しき人々の群〉

難読語辞典

内輪

読み方：ウチワ（ｕｃｈｉｗａ）

家族・親戚・仲間など親しい者だけで、それ以外の者をまじえないこと

大車林

内輪

英語 inner wheel

自動車が旋回するとき、旋回の内側になる車輪をいう。横加速度を無視できないような旋回では、遠心力による内輪から外輪への荷重移動により、負荷荷重が減少し、旋回運動に対して外輪ほどは機能しなくなる。激しい旋回では、浮き上がって接地していないこともある。低速では、前後輪の内輪差に関係し、交差点での巻込み事故の要因になる。

反対語 外輪
参照 内輪差

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

短編小説作品名辞典

内輪

作者スタンリイ・エリン

収載図書最後の一壜
出版社早川書房
刊行年月2005.1
シリーズ名ハヤカワ・ポケット・ミステリ

ウィキペディア

内輪

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関連項目

• 内輪差

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

内輪

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:01 UTC 版)

名詞(1)

内 輪（ないりん）

1. 内側の円、円形の内側。
2. カーブを曲がる時に内側になる車輪。

関連語

• 複合語:内輪差、内輪山

名詞(2)

内 輪（うちわ）

1. 身内以外の他人は交えないこと。
2. 外部には知らせない内部の事情。
3. 数量などを控えめにすること。
4. 爪先を内側に向けること。また、そうして歩くこと。

Weblio日本語例文用例辞書

「内輪」の例文・使い方・用例・文例

• 彼らの内輪の冗談がわからなかった
• 私の実家は、内輪で小さな造り酒屋をやっています。
• 彼らは内輪げんかを始めた。
• どんな家にも内輪の悩みはあるものだ。
• その浮気は内輪の秘密だ。
• ごく内輪の集まりなのです。
• 内輪もめはよせ.
• 内輪の見積もり.
• 控えめ[内輪]に見積もっても 2 千万ドルの損失をこうむった.
• 内輪の恥をさらす.
• 内輪の結婚式.
• 結婚式は内輪に行なわれると聞い(てい)た(のに).
• あなたは内輪の人だからこの事をお知らせしておきます.
• 結婚式はごく内輪の者だけでやりました.
• 彼の財産は内輪に見積もって約 2 億円はある.
• ここは内輪げんかをしているところじゃない
• 内輪同士だ
• 内輪のことだから表向きにする必要は無い
• 内輪で芝居見物に来ておった
• 内輪だ