劇場版の登場人物
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「魔法科高校の劣等生」の記事における「劇場版の登場人物」の解説
綿摘未 九亜(わたつみ ここあ) 声 - 小原好美 劇場版『星を呼ぶ少女』に登場する少女。 調整体魔法師「わたつみシリーズ」のNo.22。 南方諸島工廠にて、横浜事変にて灼熱のハロウィンを起こした陸軍の戦略級魔法「質量爆散(マテリアル・バースト)」に対抗するため海軍が開発を進める戦略級魔法隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)の演算処理に利用するために作られる。隕石爆弾とは、地球の近傍に存在する大質量(隕石)の軌道を変化し、地球の任意の場所に落とす戦略魔法。宇宙空間という遠距離に存在する大規模な質量体を事象改変させることから、一人では魔法の処理を行えないため、九亜を合わせた九人のわたつみシリーズを専用の大型CAD「計都(けいと)」に搭乗させて魔法演算領域をリンクさせ、魔法式の構築を行う。本来、12人での運用が必要である所を9人で十分な休養も与えられず精神を強制的にリンクさせられた代償で、自我の消失が進んでおり、進行すれば自我を失い人形のようになってしまう危険性がある。特に九亜は次の実験には耐えられない程までに状態が悪化しており、その惨状を見過ごせなかった担当の主治医である盛永から研究所からの脱走を指示され、七草家の次男が盛永の大学時代の教え子であった縁から七草家の真由美に保護される手筈となっていたが、飛行場に真由美たちの自家用飛行機と同じ型である北山家の飛行機に間違って乗ってしまい、それがきっかけで達也たちと知り合うこととなった。達也たちに自らの現状を伝えた後、他のわたつみシリーズの姉妹たちの救助を求める。 当初は粗末な実験着と一切の手入れがされていない髪で顔の部分が隠れていたが、エリカやほのかをはじめとする女性陣たちとの交流によってはじめて人間らしい扱いを受け、雫の用意した服装やほのかが手入れした髪型によって見違えるほどになる。交流の最中に自分が七草真由美に保護される手筈だったことを伝え、深雪の連絡によってその翌日に真由美と合流を果たす。そこで、達也の要求によって真由美の自家用機で美月、ほのか、雫と共に東京に保護されることになった。達也たちがわたつみシリーズたちを救出した後、魔法協会にて姉妹たちと再会。その後は四葉家に引き取られ、「綿貫(わたぬき)」と改姓し四葉家の施設に移ることになる。 ゲーム「LOST ZERO」では四葉家に引き取られるところまでは同じだが、苗字を「海神」と改姓し、海神九亜として特例で第一高校に編入。魔法の才能は優れているが、本人の希望により二科生となっている。 綿摘未 四亜(わたつみ しあ) 声 - 小原好美 調整体魔法師わたつみシリーズの一人。外見は九亜と同じだが反抗的な気性で、九亜よりも感情表現は豊か。 移動系魔法に高い適性を持つもののその高い適性故に魔法を暴走させてしまう事があり、それを抑えるため普段から精神安定薬物を投与されている。このことを利用して、九亜の脱走の際には裏で協力していた担当医の江崎の指示で意図的に魔法を暴走させ、警備の目を引き付ける陽動役となる。 わたつみシリーズたちの名前は開発順に「一亜(ひとつ)」「二亜(ふたつ)」「三亜(みあ)」「四亜(しあ)」「五亜(いつ)」「六亜(むつ)」「七亜(なつ)」「八亜(やつ)」「九亜(ここあ)」と名付けられている。もともと製造されたのは二十人だったが、度重なる実験の結果生き残ったのはこの九人で、当初は番号で呼ばれていたが、実証実験が決定された三ヶ月前に便宜上の名前が付けられた。九人それぞれに担当する研究員がおり、名前の音が違うのは担当研究者の派閥を表している。三亜、四亜、九亜の担当研究者はわたつみシリーズたちを使いつぶす現在の実験に批判的で、魔法式の改良を優先すべきと考えていた。 海軍の切り札となることから海神の名を意味する「わたつみ」の姓を与えられたが、現段階で能力的に未完成なため「綿摘未」と名付けられる。「綿摘」には江戸時代の下級娼婦の別名の意味もあり、彼女たちを蔑視する開発者たちの本音も反映されている。 脱走した九亜の要請を受けた達也により救出され、魔法協会関東支部にて九亜と再会を果たした。 兼丸 孝夫(かねまる たかお) 声 - 安原義人 小笠原諸島南盾島の研究所、「南方諸島工廠」の所長。老齢の男性。 横浜事変で灼熱のハロウィンを引き起こした陸軍の戦略級魔法「質量爆散(マテリアル・バースト)」が使用されたことに焦りから、海軍への実績のために強引に戦略魔法「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」の開発実験を推し進めた。自らの科学者としての自尊心を満足させるためなら周囲の被害やリスクを一切考慮せず、自らの実績を海軍にアピールするために実験に邁進する。利用するわたつみシリーズを使いつぶすことになんの躊躇いも覚えず、その扱いを見咎めた同所属の科学者である盛永から反発を受けるも一顧だにしなかった。 隕石爆弾は兵器としての威力では一国をまるごと消滅させられるほどの威力を有しているが、魔法の規模の大きさから来る成功率の不安定さと、一度発動したら飛来する質量体を止める術がないという欠点から、兵器としてだけでは使い勝手が悪い。そのため兼丸は、隕石爆弾の隕石落下の起動式の方向性を逆転させ、将来的に脅威となる小惑星や戦略軍事衛星などを地球から遠ざける「軌道離脱実験」によって、防衛兵器として成り立たせる研究も行い、その成果を用いて海軍上層部へアピールしようとしている。 隕石爆弾の実験で飛来させた小惑星「2095GE9(通称ジーク)」が達也によって爆破されたことを確認した後、「軌道離脱実験」の実施を宣言。九亜が脱走したことで、本来実験に12人必要だったわたつみシリーズが8人となってしまうも、それにも実験を断行し、実験の標的にUSNAの廃棄戦略軍事衛星「セブンスプレイグ」を選ぶ。セブンスプレイグは約60トンの劣化ウラン弾を抱え込み、さらに30発の対地ミサイル「ヘイルオブファイア」を内蔵しており、失敗して地球に落下すれば甚大な環境汚染が、軌道変更の衝撃でミサイルが誤射されれば世界大戦の再発も懸念されるほどのリスクを有している。 わたつみシリーズをエリカたちに預け戻ってきた達也からの脅迫で、セブンスプレイグの軌道データを端末に記録。その後、達也によってデータと実験機器のすべてを破壊された。 盛永 明子(もりなが めいこ) 声 - 岡寛恵 「南方諸島工廠」の研究員。魔法師としての能力は平凡だが、研究者としての能力は高い魔法工学者。真由美の兄・七草考次郎の大学の恩師。海軍の研究員となり、南方諸島工廠に配属された。 海軍が開発を進める戦略級魔法「隕石爆弾(ミーティアライト・フォール)」の実験に参加するも、実験に利用される九亜達わたつみシリーズの扱いのひどさに耐えられず、九亜の脱走を幇助する。その際七草考次郎の恩師であった縁から七草家に九亜の保護を求めた。 九亜の脱走を許した罪で基地に軟禁されているところにコバート・ムーバルスーツを纏った達也に救助される。彼女たちへの情は本物であるが、それ故にわたつみシリーズたちを用いた精神の強制リンクを行ったことを達也に糾弾され、自らの過ちを認め、その上でわたつみシリーズたちの救出を依頼した。 劇場版ではその後の動向は明かされていないが、ゲーム「LOST ZERO」では登場していないながら、四葉家に保護された後、「海神九亜」として一高に通い、一人暮らしをしている九亜のもとをときどき訪れている。
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劇場版の登場人物
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殯 蔵人(もがり くろと) 声 - 神谷浩史 人気のベンチャーIT企業「シスネット」の代表。身長181.5cm。その正体は「朱食免」をその身体に宿す一族の末裔であり文人の協力者だが、その一方で文人に仇なす存在になり得る若者を集めて抵抗組織サーラットを結成し、彼らを監視しつつも文人と敵対するふりを演じている。朱食免を所持している副作用により車椅子生活をしているが、仲間に対しては、これは過去に文人に関わった際の怪我であり、怪我の復讐のために文人と戦っているのだと偽っている。 小夜に対しては自分の素性を「文人のイトコ」と騙っている。劇中では彼女の協力者を装いつつも薬物を飲ませることに成功し、最後の戦いで文人に貢献した。文人と共に朱食免の力で世界征服の大望を成し遂げることを夢見ていたが、文人が「世界征服」よりも「小夜への執着」を優先していることを知ると、薬物で一時的に身体が麻痺した小夜から刀を奪い、「文人は小夜に殺された」と偽装するために文人の脇腹を刺すが、逆に小夜の血を体内に注入される形で返り討ちにされ、肥大化する朱食免に飲み込まれ死亡。その朱食免も巨大半魚人のような〈古きもの〉に変異し小夜との激闘の末に倒される。 柊 真奈(ひいらぎ まな) 声 - 橋本愛 都内の私立十字(つじ)学園に通う女子高校生。17歳。身長154㎝。眼鏡っ娘。サーラットに所属する一方で、取材のために浮島地区に向かったまま行方不明の父親を探している。父は新聞記者で、母親は早くに亡くなっている。卓越したハッキング技術を持つが、その技術が父親の関心を浮島地区に向けてしまったという自責の念から、物語開始時にはその技術を自ら封じている。 物語冒頭で〈古きもの〉に取り憑かれた人間に襲われていたところを小夜に救われ、父親のことを知ろうとして小夜と行動を共にする内、彼女に心を寄せていくが、真奈を襲って小夜に倒された〈古きもの〉が父親のなれの果てであったことを知ることはなかった。 松尾 伊織(まつお いおり) 声 - 中村悠一 19歳の大学生でサーラットのメンバー。身長178㎝。パソコンの操作技術はからっきしで、車の運転を担当している。小夜と出会った当初はよそ者として彼女を信じなかった。 藤村 駿(ふじむら しゅん) 声 - 梶裕貴 真奈の元同級生で18歳。身長165㎝。サーラットのメンバー。松尾とは高校の先輩後輩の関係。赤縁の眼鏡を掛けている。 月山 比呂(つきやま ひろ) 声 - 花澤香菜 サーラットのメンバーで13歳。身長119㎝。天才的なハッキング技術を持ち、手だけでなく足の指も使ってキーボード入力を行うことができる。サーラット内では「月ちゃん」と呼ばれる。ハッキングの師である真奈を慕っている。 矢薙 春乃(やなぎ はるの) 声 - 甲斐田裕子 殯の秘書。24歳。身長163㎝。サーラットメンバーのまとめ役。 九頭(くとう) 声 - 諏訪部順一 昔から七原家に仕えた家柄の出で、〈塔〉の実行部隊指揮官。身長191.5cm。剣と拳銃使いで、〈古きもの〉と戦うための戦闘技術を家伝として継承しており、卓越した戦闘力で小夜を苦しめる。小夜との戦で、片腕を切断された直後に自ら〈古きもの〉になり果て、武装部隊を襲った後、文人のもとへ向かう小夜に不意打ちで襲いかかったが斬られた。 四月一日 君尋(わたぬき きみひろ) 声 - 福山潤 対価と引き換えに願いをかなえる『ミセ』の店主でCLAMPの別作品『XXXHOLiC』の主人公。詳細は該当項目を参照。
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劇場版の登場人物
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「機動戦艦ナデシコの登場人物」の記事における「劇場版の登場人物」の解説
マキビ・ハリ 声:日髙のり子 愛称は「ハーリー」。連合宇宙軍少尉で、ナデシコBの副長補佐。11歳。ルリやラピスと同じく遺伝子操作によって生まれた少年である。能力は申し分なかったがコミュニケーション能力が不足していたルリの反省点を踏まえ、一般家庭の夫婦に預けられ育てられた普通の子供らしい性格。普段は副長補佐としてサブロウタのフォローに気を配っているが、彼からはおちょくられ気味で端からみるといい漫才コンビである。ルリを姉の様に慕っており、ルリからは弟分として可愛がられている。愛称のハーリーは、ルリが付けた。また劇中からも新たに、ミナトにも懐く様になっていた。 名前の由来は七宝の一つで、石英のことを指す「玻璃」から。 タカスギ・サブロウタ 声:三木眞一郎 ナデシコBの副長で、連合宇宙軍大尉。25歳。元木連優人部隊所属であるが、熱血クーデター後に、超人的な能力を持つルリの身の安全を危惧した秋山の命令で、ミナト家に引き取られていたルリの護衛として、その近所に住んでいた。その際にサーファーに変装したのがきっかけで、TVシリーズでの硬派な姿から一転、金髪の軟派な姿になる。しかしその変貌した外見とは違い、実直である中身までは変わっていない。木連式武道の優れた使い手で、身体能力も極めて高い。 普段は軽い調子でハーリーをからかいながらも、面倒見の良い兄貴分としてコンビのようになっている。またルリに対してのみ「姫に付き従う騎士」のように振る舞っている。劇中での付き合いから、リョーコとは微妙な関係になっている。火星の後継者との決戦ではスーパーエステバリスを駆り、リョーコやヒカル、イズミの3人とふざけた調子ながらも見事に連携し北辰の部下と戦った。 北辰(ほくしん) 声:山寺宏一 「火星の後継者」の諜報部所属非合法活動部隊「北辰七人衆」の隊長。搭乗機体は夜天光。木連時代は草壁直属の暗殺集団のリーダー。 アキトやユリカを始めA級ジャンパーを事故に見せかけて誘拐した張本人でもある。その因縁もあり、アキトとは幾度も激闘を繰り返すことになる。ナデシコCにより火星全域のシステムが掌握され火星の後継者の敗北が決した中、負けを承知した上で部下と共に登場、アキト達との決着を望み、彼と激突。最終的には夜天光もろとも撃破された。 この際、全システムが掌握された火星の上であって北辰達の機体だけは動けていたが、それは北辰との対決を望むアキトの気持ちを汲んだルリ個人の計らいによるものである。 特別版のドラマCDによると、夜天光の残骸からは北辰の遺体は見つからなかった。 北辰六人衆 北辰の部下で、常に行動を共にしている。暗殺術に優れ、木連式抜刀術を使いこなす。また機動兵器・六連では、連携プレーによる攻撃を行う。 ラピス・ラズリ 声:仲間由紀恵 ルリと同じく遺伝子操作によって生まれた少女。年齢は不詳だが、ハーリーと同じ11歳前後と推測される。ネルガルの研究所から、「火星の後継者」の北辰達によって拉致されていた。それをアキトが「火星の後継者」を追う過程で彼らの研究所にて発見、救出した。その後、感覚を失ったアキトをサポートするために行動を共にするようになる。ネルガルが秘密裏に建造した戦艦「ユーチャリス」の運用を一人で行い、ターミナルコロニー「アマテラス」襲撃の際にはアマテラスのシステムへのクラッキングを行いアキトを遺跡の許まで導くなど、ルリに勝るとも劣らない能力を見せた。 作中の殆どの彼女はほぼ全て無表情かつ無口で、感情が無いような無機質で抑制的な雰囲気を醸していたが、北辰及び彼女自身の回想においては恐怖の表情を浮かべ怯えているカットが入っているため、決して感情が無い訳ではないようである。 火星極冠の決戦時、ルリに対して「私はアキトの目、アキトの耳、アキトの手、アキトの足…」と語っており、アキトとの間に異常なまでの繋がりがあることが推測されるが、ストーリー中では多くは語られなかった謎多きキャラクターである。 名前の由来は、宝石で七宝の一つでもある「瑠璃」の英名「ラピスラズリ」から。 ムネタケ・ヨシサダ 声:真殿光昭 地球連合宇宙軍参謀長で階級は中将。TV版で死亡したムネタケ・サダアキの父親。TV版でも子供の頃のサダアキと写っている若かりし頃の写真が見られた。外見はサダアキそっくりだが、性格は正反対で有能な将官。 アズマ 声:飯塚昭三 統合平和維持軍准将。ターミナルコロニー「アマテラス」の警備責任者。周囲が辟易するほどの熱血漢。蜥蜴戦争時は宇宙軍以外の軍に所属していたらしく宇宙軍に対する敵愾心は非常に強い。戦術に関してはお世辞にも優秀な指揮官とは言えない所が多々あった。火星の後継者の一斉蜂起の際に拘束されたが、以後の経緯は不明。 ヤマサキ・ヨシオ 声:若本規夫 コロニー開発公団の次官だが、実は「火星の後継者」の科学者。生体ボソンジャンプの研究をしている。ユリカを演算ユニットとして組み込み、イメージ伝達率をほぼ100%まで成功させるという非人道的な手段をとった。優秀な科学者だが、その原理を説明する際に少女漫画を用いて、且つ落語調に解説するなどのユーモアの溢れるキャラクターで、不思議と存在感は強かった。 アララギ 声:立木文彦 連合宇宙軍大佐で、戦艦ライラック艦長。月へ向かうルリ達のシャトルに、護衛艦隊を引き連れ現れた。ルリの事を「宇宙に咲きし白き花」「電子の妖精」「宇宙の宝」と賞賛し、通信時の映像を録画して部下達に見せるつもりだった。彼ら部下達も同じくルリファン。 元木連優人部隊所属でTV版第19話にも登場、有人ミサイル実験部隊の指揮を執った。 マユミお姉さん 声:三石琴乃 ターミナルコロニー「アマテラス」の見学コースのインストラクター。仕事中はカツラをかぶっている。 ヒサゴン 声:林原めぐみ ヒサゴ・プランのマスコットキャラクター。見学コースの案内を務める着ぐるみ。
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劇場版の登場人物
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「マクロスFの登場人物」の記事における「劇場版の登場人物」の解説
おもな登場人物はテレビ版と共通で、一部の設定、立場、関係などが変更されている。以下に挙げるオリジナルキャラクターおよび、旧作からのキャラクターは、いずれも劇場版における出番は僅少だが、小説や関連媒体において主人公級の扱いをされているものや、詳細な設定が公開されているものも存在する。 ジュリア・アンジェローニ (Julia Angeloni) 劇場版 - ルカの姉で、三島の婚約者。27歳。マヤン島で慰安旅行中のルカのもとを訪ねた際、ミハエルが口説こうとする。のちに三島の陰謀が明らかになると、S.M.Sによって身柄を保護される。 劇場版小説 - 劇場版とほぼ同じ。ミハエルは口説こうとした場ではジュリアとルカが姉弟であることに気づかず、のちにルカとの会話で知ることになる。 アルカトラズ所長 劇場版 - アイランド・アルカトラズ監獄島の責任者。ランカの熱狂的なファンで、慰問ライブの開催を許可し、ランカのサイン色紙を掲げて満面の笑みを浮かべる。 劇場版小説 - 『劇場版マクロスF(下) サヨナラノツバサ』における扱いは劇場版とほぼ同じ。短編「アルカトラズ・デイ」ではジェームズ・ベイズリーと名づけられている。13歳の娘ウェンディは母をフォールド事故で失って以来不登校となっているが、シェリルの歌をきっかけに生きる気力を取り戻しつつある。自身がランカの熱狂的ファンという描写ではなく、サイン色紙はランカのファンでもある娘に渡す予定であるとされている。 三島よりポストと引き換えにシェリルのプロトコル解析と救出に来るS.M.S鎮圧のために特殊部隊を突入させることへの協力という不本意な指示をされ、さらに特殊部隊がアルカトラズで虐殺を行おうとしていることを知ると、自身の判断で刑務所を封鎖して突入を拒み、特殊部隊が投入した水陸両用多脚戦車オクトスbisに対しては、刑務所の飾り物となっていたデストロイド・トマホークをみずから操縦し、囚人のテムジン02356と協力して戦う。 イサム・ダイソン 声 - 山崎たくみ 劇場版 - 『マクロスプラス』の主人公。『サヨナラノツバサ』では、バジュラ本星における最終決戦においてS.M.S・新統合軍の連合艦隊とともにVF-19EF/Aでフロンティア船団の救援に駆けつける。エンディングクレジットの表記は「イサム」。新統合軍を追い出されたあと、S.M.Sに所属しているという設定。 テレビ版小説 - イサムの『マクロスF』関連作品への登場はテレビ版小説が先で、『マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー』において、2年前にYF-24 エボリューションのテストパイロットを務め、惑星エデンへのバジュラ来襲時、YF-24に搭乗してニューエドワーズ基地から出撃する予備役少佐の話が描かれている。本文中ではこの人物の名前を明かしていないが、BD / DVD『イツワリノウタヒメ』付属のブックレットではイサムと断定し、『マクロス・クロニクル』でもイサムがYF-24のテストパイロットリーダーを務め、小説の記述と同様の功績を挙げたとしている。のちに、『マクロスF』の時代を遡ること19年前の2040年を舞台とする短編「カブキ・ウォーバード」において初めて実名で登場し、惑星エデンに向かう道中の惑星セフィーラで早乙女嵐蔵と出会う物語が描かれる。続編「楽園星天剣酔舞」では惑星エデンに配属後、嵐蔵と再会する。 劇場版小説 - 下巻『サヨナラノツバサ』ではみずからS.M.Sのマクロス・クォーター級クレイジー・ホースに搭載した、VF-19ADVANCE「イサムスペシャル」を駆って大量のゴーストV-9やバジュラを瞬殺して回り明らかな性能差のあるVF-27βを易々と撃破する。
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