北山家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:51 UTC 版)
北山 なずな(きたやま -) 演 - 田畑智子 この物語の主人公。19歳で村井健人と結婚するはずだったが、挙式の最中に健人は別の女性に連れ出され行方不明に。その後妊娠している事が判明し一人で育てることを決意し男の子を出産、「太陽(たいよう)」と名付ける。息子の太陽を溺愛し一緒に暮らしている。世間の母子家庭(シングルマザー)に対する偏見や生活・仕事の困難さ、父親との親子喧嘩など次々と苦しみが襲ってくるが、持ち前の「ガッツ」で乗り越えていく。生活費を稼ぐため、学校の給食調理員の仕事と武蔵氷業のアルバイトを掛け持ちしている。いまだに村井健人のことが(太陽の父親以上の存在として)好きで気になっているが、正式に籍をいれるまでには踏み切れていない。現在は管理栄養士を目指して勉強中。歴代朝ドラ作品で初めて髪を茶髪にしたヒロインである。 北山 太陽(きたやま たいよう) 演 - 篠田拓馬 なずなと健人の息子。両親から愛されている。勉強もスポーツも非常によくでき、親孝行もできる「良い子」。ただ、母のなずなに気を遣うあまり、時に爆発してしまったり、病気(軽度の失声症と思われる)になってしまったこともあった。父親の健人とは隣同士に住み、彼の勤めるボクシングジムに通ったりで「非常に近い関係」を保っているが、本当は親子3人一緒に暮らしたいと思っている。同級生からは「太ちゃん」と呼ばれている。 北山 辰男(きたやま たつお) 演 - 伊東四朗 北山家の大黒柱で、なずな・舷の父親。太陽の祖父。「大間一」のマグロ漁師でもある。超頑固親父で、なずなが「父なし子」を生むのに反対し、その後もなずなに対して厳しい態度で接し続けた。誰に対しても(子供のなずなや舷・孫の太陽のみならず『2002』ではよその子の佐藤猛も)スパルタ主義で接し、口の利き方から礼儀まで徹底的に叩き込む。ただ、本当はなずな姉弟や太陽のことをとても心配しており、影ではいろいろと力を貸している。美空ひばりの「津軽のふるさと」がカラオケの十八番(おはこ)で、いつも譲二の店で歌っている。 北山 珠江(きたやま たまえ) 演 - 加賀まりこ なずな・舷の母親。最初は、辰男のなずな親子に対する接し方に反発していたが、やがて認めていく。それに伴い、自らも布団たたきを使って子供たちにバシバシと喝をいれることが多くなった。普段は漁協婦人会で活躍している。非常に明るい性格。そのため、なずな親子が悩んだとき、何かと頼りにされている。息子の舷からは「お珠」、太陽からは「お珠ちゃん」と呼ばれている。 北山 舷(きたやま げん) 演 - 山崎裕太 なずなの弟。高校を中退したり、髪の毛を金髪に染めたりしてグレていた(一回青く染めたこともある)が、ただ、典子に恋をしてから少しずつ変わり始める。口は悪いが、なずなのことをいつも心配するなど姉想いの一面もあり、甥の太陽もいたくかわいがっている。最終的には心を入れ替え、髪を黒く染めてけじめをつけて、漁師を目指すために辰男に弟子入りする。 村井 譲二(むらい じょうじ) 演 - 宝田明 村井健人の父親。本名は村井権太郎。母親がいない健人を一人で育てる。ただ、そのようにして育てた健人が婚約者のなずなに迷惑をかけてしまったことを申し訳なく思っている。そのため、なずな・太陽親子に対して必要以上に甘く接してしまう。普段はカラオケスナック「メランコリー」を経営したり(ただ、3人+αしか客がこないが)、青森カクテル協会会長として活動している。かつてはミュージカルスターになることを夢見て三沢基地で通訳をしていたことから英語は堪能で、いつも欧米かぶれの金ぴか服を着ている。
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