その他の妖とは? わかりやすく解説

その他の妖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:55 UTC 版)

夏目友人帳」の記事における「その他の妖」の解説

登場順に掲載している。アニメオリジナルキャラクターも複数存在する。 かりかげ 声 - 河本邦弘 友人帳に名を書かれた妖の一人夏目初めて名を返した妖。アニメ版には「長耳の妖怪」として登場しており、前述のような友人帳名のあるではなく友人帳を狙う妖という設定変えられている。第1巻1話アニメ第1期1話登場ひしがき 声 - 斉藤貴美子 友人帳に名を書かれた妖の1人作中最初に夏目に名を返された。一つ目ザンバラ髪姿。昔、空腹時にお供え物饅頭食べようとした所をレイコ横取りされ、「自分と勝負勝ったらおいしい饅頭ご馳走する」という約束勝負をし、負けて子分となる。その際レイコひしがきの名前を「綺麗な名前」と褒めたレイコが名を呼んだ飛んでいくことを約束したが、その後ずっと待ち続けて呼んでもらえることは一度もなく、孤独感募らせる。名を返した際、レイコもう一人寂しくはないのかと案じながら姿を消した第1巻1話アニメ第1期1話登場。 露神(つゆかみ) 声 - 青野武 友人帳に名を書かれた妖の1人七つ森の中の住み、翁の面を着けている。ニャンコ先生とは旧知間柄。偶然雨乞いの神として信仰されるようになり、信仰が厚い時期には人間と同じぐらいの大きさだったが、祠の場所が山中ということもあってか、信仰途絶えていき、それに伴い現在の大きさ一寸法師程度になっている。今ではお参り来ているのは老婆ハナさん一人だけである。 友人帳ページススギページ米粒くっついてしまっていたため、ススギ同時に夏目に名を返してもらった。彼が描いたススギ肖像夏目に「『参』しか合ってない」と評されるほどなので、絵は得意ではないらしい。 その後最後信仰者であるハナさんが亡くなり居合わせた夏目ニャンコ先生感謝しながら消滅した第1巻2話アニメ第1期2話登場ススギ 声 - 安元洋貴 友人帳に名を書かれた妖の1人木陰伝い、「まいりましたと言いながら移動する。胸に「参」の文字がある。昔は木陰伝って下り村人残飯をもらう代わりに、その家の皿を洗って帰っていく生活をしていた。ツユカミの描いたイラストにより、遭遇するまでは仮に「キューちゃん」と呼ばれていた。夏目に名を返された。第1巻2話アニメ第1期2話登場時雨(しぐれ) 声 - 土田大 友人帳に名を書かれた妖の1人夏目の通う学校旧校舎に棲んでいた。もともとは人と親し招福の神だったが、その昔に力を利用しようとした欲深い商人監禁され悲しみの果てに妖となってしまった。夏目に名を返される笹田旧校舎でなくしたお守りを見つけてやったことがあり、そのとき学生服に、切れ目入って片目だけのぞいているバケツかぶった姿で接していた。このため笹田からはバケツの君などとも呼ばれた肝試しの際に再会した折、笹田から感謝の気持ちと、「あなたは不浄じゃない」という言葉受け取り自身笹田感謝しながら消えていった。第2巻5話アニメ第1期4話登場。 さんと 声 - 平井善之 友人帳に名を書かれた妖の1人毛むくじゃらカバのような姿をしており、大変のんびりした口調で話す。レイコと「ヶ沼に行く」という約束交わし、既に廃線となって使われなくなっていた森口駅でずっとレイコ待っていた。その後夏目に名を返される。アニメオリジナルキャラクター。第1期5話登場。 みくり 声 - 柳原哲也 さんとの友達のような姿をした妖で、さんととは対照的にまくし立てるような口調でしゃべる。さんとがレイコに名を預けたことに怒り、しばらく喧嘩したままになっていた。アニメオリジナルキャラクター。第1期5話登場。 燕(つばめ) 声 - 柚木涼香 元は燕だった妖で、漢字の「のような模様書かれた布面をしている。当初もう一枚面を被っていたが、夏目殴り割られた。 低級の妖であるため名は無く(「燕」は夏目命名)、あまり妖力強くないが、ニャンコ先生への態度は「タヌキだるま」「古狸」「寸胴」と呼ぶなど大変大きい。また元が燕だったためか、雨が降ることが分かる長い間二葉ダム水底眠っていたが、ダム一時的に減ったことで目覚める。昔の恩人である谷尾崎(声 - 鶴岡聡という名の人物再会するべく、通りすがり夏目取り憑いた。夏目協力もあって探し人は見つかったが、案の定触れ合うことはできず、それでも燕自身満足していたが、後に夏目から「ふたばの祭り」のレース優勝賞品である“一晩だけ人に化けることができる浴衣”を貰い夏目感謝言葉述べながら谷尾崎の元へ向かっていった。そのまま姿を現すことは無かったが、無事に谷尾崎と会うことはできたらしく、二人で撮った写真後日谷尾崎から見せられ夏目は、妖力弱まり視力失いながらも幸せそうな顔で映っている素顔の彼女を見て涙を流した第1巻4話アニメ第1期6話登場。 垂申(タルサル) 声 - 高瀬右光 友人帳に名を書かれた妖の1人で、燕と同じくダムの底の廃村眠っていた。目覚めた際に他の妖と共に夏目元に赴き、名を返される夏目を「ふたばの祭り」に誘って食らおうとしたニャンコ先生邪魔されるその後友人のために必死になる夏目見て食べるより面白そうだ」と気が変わり祭りレース出ようとする夏目協力した祭りの後廃村残り、再びの眠り就いた模様本来の姿は、ニャンコ先生本来の姿にも劣らぬ巨体を持つ大妖。第1巻4話アニメ第1期6話登場ホタルキヨ 声 - 桑島法子 かつて妖を見ることのできた人間男性・章史(声 - 浜田賢二)と友人だったの妖。2人次第惹かれ合っていくが、章史はある日突然妖を見ることができなくなってしまう。 低級な妖であるために名前は無いが、章史からは「ホタル」と呼ばれていた。夏目からはある理由キヨ呼ばれている。暗いところでは体から淡い光を放つ第3巻10話アニメ第1期8話に登場アサギ 声 - 能登麻美子 高貴な妖が集う「磯月の」で蒼琴を弾いていた美しい妖。壬生神様をとても慕っていた。体が乾いた土のように崩れていく病にかかり、を出る。別の器に入れば病の進行遅らせられるため、現在は瓢箪中にいる。ひょんなことから夏目憑依することになるが、たびたび意識乗っ取ってしまう(本人悪気はない)など妖力は高い。第2巻8話、アニメ第1期10話登場アカガネ 声 - 伊丸岡篤 「磯月の」で壬生神様傘持ち兼用心棒をしていた妖。強面だが性根優しくテンション高めアサギもう一度琴を弾かせてやりたい夏目の体にアサギ憑依させる。夏目が名を尋ねた時に名乗らなかったことと、傘の姿で空から降ってきたことにより、夏目に「メリーさん2号」(アニメでは「じゃのめさん」)と命名される初登場第2巻8話、アニメ第1期10話リオウ(黒ニャンコ) 声 - 松風雅也 友人帳に名を書かれた妖の1人長らく封印されていた妖。「黒ニャンコ」の仮の姿夏目元に現れ仲間の妖たちによる人里を襲う計画阻止しようとする。本来の姿は翼と少年の顔を持つ人型夏目に名を返してもらった。 黒ニャンコ招き猫の時は、色以外はニャンコ先生とそっくりの形状であるが、一切喋ることはな言葉発しなかった。第3巻9話、アニメ第2期1話登場。 玄(げん) 声 - 吉野裕行 像に宿り長らく守り神をしていた妖。夏目協力して悪霊化した翠を止めようとする。当初夏目に憑り付くつもりが間違って近くにあった雪うさぎ (雪像)入ってしまい、それを依代とする。そのため本来の姿戻って頭部からうさぎの耳生えていた。第4巻13話アニメ第2期2話登場。 翠(すい) 声 - 高垣彩陽 玄とともに守っていた妖。本来は優しそうな笑顔をした女性だったが、貧困にあえぐ人たちによって宿っていた像を破壊され悪霊となった第4巻13話アニメ第2期2話登場スミエ 声 - 本田貴子 温泉旅館押し入れにあった瓶の中に頭が封印されていた赤い着物着た女の姿をした妖。自力封印脱出し夏目乞うて名前を返してもらうが、恩を仇で返し夏目を食らおうとするニャンコ先生こと斑をして「大物」と言わしめさせる強い力持った妖怪で、名取結界中でも人型すり抜け襲ってくるが、三つ目妖怪退治される。第4巻14話、アニメ第2期3話登場三つ目妖怪 声 - 斧アツシ 三つ目巨人の姿をした妖。頭の骨を運んでいた小さなかごが水たまり進めなくなっていたのを夏目助けたため、その恩に報いるため夏目襲っていたスミエ退治した。かなり強大な妖怪らしく、結界突破するほどの力を持つスミエ容易く捕えて封じてしまった。第4巻14話、アニメ第2期3話登場タマ 声 - あおきさやか 辰未(たつみ)というと竜に近い妖。他の生き物の巣に卵を生み、その生物育ててもらう。鳥の巣残っていた所を夏目ニャンコ先生拾われる生まれて最初に見た生物の姿をとるため、夏目見たことで人に近い姿となった。名前はニャンコ先生がつけた(理由は卵から生まれたから)。第3巻12話、アニメ第2期4話登場。 磯月のネズミ 声 - 桐本琢也 辰未の雛を主人献上するために卵を狙い僧侶の姿をして藤原家現れた妖。門柱孵化までの日数記録していた。傘に鼠の字が書いてある。僧侶の姿でないときには普通のネズミの姿になる。第3巻12話、アニメ第2期4話登場台詞はないが、第1期10話の磯月のにてアサギが琴を奏でるシーン聴衆中に姿が確認できる)。 (きりのは) 声 - 寺崎裕香 友人帳に名を書かれた妖の1人で、その名を書いた紙を木の枝結ばれてしまった妖。木が成長した50年後に夏目元に現れ、その紙を一緒に探すことになる。アニメオリジナルキャラクター。第6巻特別編6、アニメ第2期5話登場笹舟(ささふね) 声 - 広橋涼 人魚の妖。可愛らしい外見だが、性格高慢フナの姿に化けるともできる。その血や肉を口にすると不老不死になれると言われる。そのため多く人間狩られ極度人間嫌い幼い頃千津(声 - 谷育子)という女性が、彼女に不死の血を求めたことがある夏目に名を返してもらった第5巻16話、アニメ第2期8話に登場。 巳弥(みや) 声 - 杉本ゆう 夏目フリーマーケットで偶然もらい受けた絵を追い夏目の家までやって来た妖。絵は自分の物で、昔交友持った八坂(声 - 野島健児)という人間男性が絵に宿っていると言い取り返そうとする。第4巻15話、アニメ第2期9話に登場。 春地蔵(はるじぞう) 声 - 太田哲治 春先現れ修行のために人々吉凶占って回る無害な妖怪。巳弥と八坂の絵に生命力吸い取られ衰弱しだした夏目警告発した第4巻15話、アニメ第2期9話に登場。 カリメ 声 - 千々和竜策 気に入った家に住む人々嫌がらせをして追い出し自分がその家に住もうとする妖怪。非常に性質の悪い妖怪コミュニケーションはほぼ不可能。かつて藤原家に憑いた時は夏目レイコ退治された。山で見かけ夏目レイコ見間違えてつけ狙いはじめるが、斧を投げつけ本気で夏目を喰おうとするなど凶悪さを増していた。食われかけたときに観たレイコとの戦い記憶から、また同様に藤原家から追い出される第5巻19話、アニメ第2期10話登場。 石尾 カイ(いしお カイ) 声 - 竹内順子 夏目が偶然足を踏み入れた廃屋知り合った少年小学生くらいの普通の子供に見えるが、実は人間化けられるほど強い力持った妖怪何者かに追われていた彼を助けた夏目と、ケガの手当をしてくれたタキ懐いていた。しかしその後ある誤解によりすれ違い夏目の前から姿を消してしまう。その境遇から他者との関係消極であった夏目が、初めて「仲直りをしたい」と感じた友人タキ作ったクッキー受け取れないまま去ってしまうが、アニメ版では夏目から受け取って食べている。また、アニメ第2期終盤では、カイ消え去った後も、夏目が「カイ会い行こう」とタキ約束している。第6巻20-2話アニメ第2期12-3話に登場。 アオクチナシ 声 - 京田尚子 山上の社に祀られ神格通称オババ付いた上品な老婆の姿で現れるが、性格極めて強引でその上せっかちニャンコ先生夏目でも容易に抵抗できないほど強大な力を持っているが、信仰衰えと共に視力失い今はぼんやりとしか見えていない。かつて夏目レイコと、お互い正体に気づかぬままに交流があった。知らぬままに友人帳に名を記していたが、夏目返される第12巻48話、アニメ第3期1話登場影茶碗(かげぢゃわん) 名匠に創られた茶碗が、欠けて捨てられたあと大地の気を吸ってとなった物。家の床下住み着き夜中走りまわって災厄告げたり気まぐれ身代わりになったりする。ある時から藤原家住み着いていたが、黒い大きな妖怪に肩を噛まれ夏目身代わりになって藤原家庭先砕け散っていた。第12巻48話、アニメ第3期1話登場カナワ 声 - 星野貴紀 浮春の郷出身の妖。その名のとおり鉄環化生らしく、全身鉄環をつけ鈴を引きずっている巨躯妖怪。はるか昔、現世神楽囃子誘われてとともに現世にやってきたが、扉が閉じて帰れなくなってしまった。帰る方法探していたが、身体錆びとともに瘴気発するうになる彼の瘴気低級の妖を傷つけるので、妖たちから離れ山奥朽ちるのを待っていた。そのころ荒寺に来ていたレイコ出会い他愛もない勝負」(叩いてかぶってジャンケンポン)に敗れ友人帳に名を預ける。 田沼親子によって再建された寺を不審思い田沼父の不在の隙に忍びこみ神楽堂跡地発見、そこで夏目たちに出会い名を返される。サグメに刺されまき散らした血が、焼け落ちた神楽堂の灰で育った木々反応して扉が開き、郷に帰っていった。 自分世界で生きられないという点で共通するレイコお互い憎からず思っていたフシがあり、もし帰れたら一緒に行こう誘っていた。アニメオリジナルキャラクター。第3期2話登場。 サグメ 声 - 小林美奈 浮春の郷を追放された妖。郷の中の花のを手折った罪で郷を追放されていた。郷の扉は郷の妖の血に反応するが、咎人の血では開かない。そこでカナワをつけ回し彼に扉をひらかせ郷に戻ろうとしていた。神楽堂跡で夏目に名を返されていたカナワ後ろから刺し、その血で彼岸への扉を開こうとするが、結局カナワ鉄環捉えられ、郷の番人らしき翁の面をかぶった妖怪に、自ら手折った花の変えられた。 カナワ死んだ妹を名乗って夏目近づき友人帳奪おうとするなど性質の悪い妖怪で、八ツ原低級妖怪を喰らったとして三篠に追われていた。アニメオリジナルキャラクター。第3期2話登場崎 声 - 折笠富美子 藤の木の精。女子高生の姿をして柴田前に現れたぶらかす。木はすでに枯れかけており、人間食べれば長生きできる思っていたが、柴田と心を通わせ食べることができなくなった第10巻37-8話、アニメ第3期3話登場。 木の上妖怪 声 - 大浦冬華 夏目の悲しい望みを知る、夏目が幼い日に出会った心優しい妖。 人から姿が見えないため木の上ひとりぼっち寂しく退屈な暮らし長くしていたが、ある日自分の姿を見ることのできる夏目出会う嬉しさのあまりちょっかいをかけ始めるが、それが原因で幼い夏目の心を傷つけてしまったことを悔やんでいた。夏目引っ越しにともないもう会うことは無いと思っていたが、無事再会果たしその成長喜んだ化けることができ、この姿ならふつうの人間でも見ることができる。甘い匂いがする。第4巻特別編2アニメ第3期4話登場メナシ妖怪 声 - 渕崎ゆり子 多軌の祖父慎一郎を気に入って多軌の家によく出入りしていた妖の一体。人の肩に乗るほどの小さな妖だが、着物の妖怪存在夏目教えその退治にも力を貸す慎一郎に妖を見る素質無かったためにその存在知られることは無かったが、魔除けなどを熱心に勉強するその姿を最期まで見届けた慎一郎の回復願って見よう見まね小道具聴診器)を作るなど、かなり気に入っていた様子である。 多軌の家から禍が取り除かれた後、慎一郎の孫娘挨拶言葉をかけて去っていった。第11巻12-3話、アニメ第3期5話登場着物の妖怪 多軌の家に封印されていた妖怪夏目がうっかり封印破ってしまうが、多軌の祖父気に入っていた妖怪たち協力退治することに成功する第11巻12-3話、アニメ第3期5話登場。 羽の妖怪 声 - 中村千絵 夏目神社襲われているところを助けた妖怪。 見塞神(さえがみ) 声 - 加藤精三 岩の化身妖怪子狐人間妖怪流れ時間早さが違うことを諭す。アニメオリジナルキャラクター。第3期8話に登場鏡の妖怪 声 - 生天目仁美 友人の病を治すために、割れてしまった鏡の破片探していたが、そのための依り代として田沼憑依する。最後は鏡探し協力してくれた夏目たちに感謝しながら姿を消した第8巻28-9話、アニメ第3期10-1話登場。 髪の長い一つ目妖怪 声 - 沢海陽子 一つ目仮面をした妖怪夏目がかつて封印した妖怪で、当初は他の妖怪たちから夏目匿うなどしていだが、心に寂しさ抱え夏目気に入り執着するうになる第8巻30-1話、アニメ第3期12話に登場猿面妖怪 声 - 河本邦弘松山鷹志下崎紘史岡部涼音 東の森に住む猿面妖怪集団夏目の持つ友人帳を狙う。第9巻34-6話、アニメ第4期1-2話に登場六花 声 - 一条和矢 猿面妖怪集団の頭。的場あらゆる所に封印施したため力が弱っていた。第9巻34-6話、アニメ第4期1-2話に登場カルケマリ) 声 - 金田アキ 毛玉のような姿をした妖怪夏目怪我治療してもらったことに感謝し夏目アマナ襲われていたところをカル群れの竜によって救う。第9巻32-3話、アニメ第4期3話登場アマナ 声 - 折笠愛 夏目に名を返してもらいに来た際、夏目指輪盗んだ勘違いして襲う。第9巻32-3話、アニメ第4期3話登場ヨビコ 声 - 中野裕斗真似得意な妖怪第12巻47話、アニメ第4期4話登場。 カリカミ 声 - 佐々木健 友人帳に名前がある妖怪傷んでしまった紙を復元する力がある。第12巻47話、アニメ第4期4話登場スネコ ひ弱な妖怪で、人にくっついて身を護ることが多い。人を渡って夏目にくっつくが、過去にも夏目くっついていたことがあった。第9巻特別編9、アニメ第4期5話登場大鎌妖怪 声 - 西松和彦 スネコ狙いスネコくっついている夏目襲った第9巻特別編9、アニメ第4期5話登場。 鬼猿面妖怪 声 - 山本兼平 妖力の強い夏目おみ柱様への土産にしようとし、瓶に閉じ込めた第12巻49-51話、アニメ第4期6-7話に登場おみ柱様 力を失っており、鬼たちを使って本来の力を取り戻そうとしていた。第12巻49-51話、アニメ第4期6-7話に登場七瀬狙っていた妖怪 声 - 杉野博臣 幼かった七瀬封印失敗しそれ以降彼女を狙っていた妖怪ミカゲにより封印される。第8巻特別編8、アニメ第4期8話に登場ミカゲ 声 ‐ 木内秀信 友人帳名があるヒスイ石の妖怪。元は祓い屋の式で、主を亡くした後も災いをなすものを封じていた。まだ幼かった七瀬妖怪から助けるが、いずれ自分災いをなすものとなってしまうことを恐れ七瀬に自らを封印するよう求めた第8巻特別編8、アニメ第4期8話に登場小天狗 声 ‐ うえだゆうじ ミカゲとともに行動していた妖怪第8巻特別編8、アニメ第4期8話に登場豊月神 声 - 緑川光 月分祭の豊作の神。祓い屋封印されていた。第10巻40-1話、アニメ第4期10話登場。 不月神 声 - 東地宏樹 月分祭の地枯らしの神。第10巻40-1話、アニメ第4期9-10話に登場虫食い 声 - 岩崎征実 夏目同級生三世子の家に取り憑いていた妖怪第11巻45話、アニメ第4期12話に登場。 カヤツボ 声 - 遠藤綾 人が入れるくらいの大きな壺に入った見た目美しい女の妖。の中の廃屋住み着いていて、移動するときは壺ごと縦に転がって動く。 近くお屋敷に住む少女落とした人形気に入り自分のものにしてしまうが、少女人形返そうとしたレイコ取り返されてしまい、以来レイコ泥棒呼ばわりし人形取り戻そう追い続けている。 レイコ見間違えた貴志にも探して人形返すよう詰め寄り野ざらしになっていた人形見つけた貴志塔子協力人形修繕して返すと、嬉々として受け取り去っていった。 周囲の妖からは危険な存在として認識されている。日が暮れるとどこでも眠くなってしまい、壺の中で寝こけてしまう。第14巻57-9話、アニメ第5期1話登場どんぐり好きの妖怪 声 - 藤原貴弘 どんぐりばかり食べている体の大きな妖怪見た目や体の大きさの割に心根は優しい。 迷い込んだお屋敷少女探しているレイコ出会い不本意ながらカヤツボから人形取り戻そうとするレイコ協力することとなる。その後レイコとの勝負負け友人帳に名を書いた貴志レイコ見間違えて体を掴んだ際、図らずも過去記憶見せることとなり、カヤツボとレイコ間に何があったか貴志伝えることとなった。 名を返す場面直接描写されていないため名前は明らかにされていないが、貴志七辻屋饅頭手土産に名を返し行こうするところまで描かれている。第14巻57-9話、アニメ第5期1話登場少女妖怪 声 - 久保ユリカ 可愛らしい少女の姿をした低級妖怪見た目とは裏腹に貴志軽々持ち上げてしまうくらい力が強い。探している人間の絵を描いたが、子供のいたずら描きのように絵心皆無性格無邪気純真無垢人間からもらった古びたタオル大切に持っていた。 本来は普通の人間には見えないくらい力の弱い妖怪だが、中街外れバス停近くはしゃいでいるところをたまたま影響人間男性ソウゴ)に見つかってしまい、頭を拭くようタオル渡された。以来、何とかそのタオル返そうと約50年のあいだ大切に持っている貴志の暮らす町とは離れた町に住み最近バス停に来なくなった男性探すため、はるばる貴志の家を訊ねてきた。男性同じにおいのする女子高生(孫娘ナナコ)を見つけ、入院中の男性貴志通じてタオル返すことができた。男性当時のことは覚えていなかったが、お礼にと代わりに新しタオルをくれた。第14巻56話、アニメ第5期2話登場。 凶面(まがつめん) 声 - 上田燿司 お面の姿をした妖怪で、人の顔に憑りつきその人間を操ってしまう力を持つ。人間に憑りつくと、そこから子体となる分身の面を飛ばし、さらに別の人間操ってゆく。 ある祓い屋の男が的場一門仇なすため、自らに憑りつかせていた。 憑りつかれた人間見極めるのは非常に難しく祓い屋連中はおろか当主的場ですら普通の人間の顔見え見分けができなかったが、貴志は眼だけが動いているのに表情変化乏し違和感から憑りつかれている人間見極めた。 なお作中的場発言によると凶面というのは人に仇なす面の妖怪の総称で、いくつか種類あるらしい第13巻52-4話、アニメ第5期3-4話に登場モサモサした妖怪 声 - 田中美央にあった古木住んでいた大きな妖怪住んでいた木が切られてしまったため、南にあるその木と対になる木に移り住む途中近道をしようとタキの家へ入り込んだ際、迷って出られなくなる。 その後祖父の陣を使って姿を見たタキ協力で家から出ていった。この時お礼としてタキ梅の花送っている。しかし、人の心に触れたことでタキ忘れられなくなり、時々戻ってきてはタキのことを見つめていた。 タキ為に何かをしたいと思い貴志協力する形でウサギ妖怪捜索手伝ったものの、結局タキへの想い隠したまま、ウサギ妖怪たち連れて去っていった。 自分気持ち葛藤見せ反面、冷静で分別がある。終始名乗らなかったため、タキアワユキからは「大きくてモサモサした妖怪と言われていた。第16巻64-5話、アニメ第5期5話登場アワユキ 声 - 伊東みやこ タキの家に迷い込んだ小さな旅ウサギ妖怪。白に近い灰色をしており、紺色着物着ている。耳が短く顔立ちネズミ似ているため、貴志ネズミ妖怪間違われた。このときは「しっぽを見れば違い判る」と、着物の裾をまくって丸くふさふさのしっぽを見せた好奇心から友人の旅ウサギ妖怪タケミツ一緒にタキの家へ入り込み迷って離ればなれになったタケミツ探していたところ、タキの家へやってきた貴志たちに発見され、友探し協力してもらうこととなる。 自らは名乗らずタケミツ再会した際に初めて名を呼ばれている。貴志探し出すウサギ妖怪区別するために「兎一号」と呼んでいた。第16巻64-5話、アニメ第5期5話登場タケミツ 声 - 金田アキ 茶色をした小さな旅ウサギ妖怪友人の旅ウサギ妖怪であるアワユキとともにタキの家に入り込みタキ祖父張り巡らせ結界や符の影響迷って2階納戸閉じ込められていた。 薄汚れた姿で発見されアワユキとの再会喜んだあとはアワユキとともにモサモサした妖怪に連れられタキの家を出て行った。名はタケミツ発見した際にアワユキ叫んでいる。第16巻64-5話、アニメ第5期5話登場毛むくじゃら妖怪 声 - こぶしのぶゆき高野慎平赤澤涼太 隣町に住む茶色い毛むくじゃら妖怪連中友人帳目当て貴志襲い瘴気で喉をつぶす「声封じの術」をかけた。 集団で家まで押しかけてきて貴志襲ったが、斑に撃退され貴志置いて逃げ帰っていった。 声が出せなくなった貴志様子を見に来たヒノエは「厄介な奴らで、集まるとタチが悪いと言い表している。第14巻55話、アニメ第5期6話登場。 ひだか 声 - 新谷真弓 音無しの谷に住む妖怪で、大きなスズメ頭巾かぶったさんような姿をしている。貴志妖怪襲われていたところをレイコ間違えて助け自分住処連れてきた。 マイペースにぎやかな妖怪にぎやかなこと・うれしいことが大好きで、斑姿のニャンコ先生貴志連れ戻しに来た際も怖がることなく、むしろ「客が増えた」と喜んでいた。 かつて山道迷って音無しの谷入り込んだレイコ出会い勝負負けて友人帳に名を書いている。 長い間もう一度レイコ訪れると信じて谷でひとり寂しく待ち続けていたが、レイコ他界していることを知り貴志に名を返してもらった後、にぎやかな所を求めて旅に出た第14巻55話、アニメ第5期6話登場イト 声 - 沢田敏子 要の親戚経営する民宿近くに住む初老老婆で「イトさん」と呼ばれている。その正体は、近く神社仕えて山の祭り護るという神社守り妖怪何かと便利という理由普段から人の姿をして正体隠し人間紛れて生活している。 祭りに使う白い女の面が民宿にもぐり込んだ妖怪盗まれたため探していたところを貴志に見つかってしまう。貴志協力面を取り戻し祭りを無事終わらせた後は、貴志正体見られたため人間の姿を捨て別の姿で別の街へ移り住んで神社祭り守り続けていくこととなった。 根は優しく幼い頃から要を見守っていたが、要は他の人とは違う雰囲気感じ取っていたが妖怪だとまで気づくことはなかった。第16巻66-7話、アニメ第5期7話登場三ツ皿(みつざら) 声 - 菊池こころ 手のひらに乗るくらいの小さなキノコ妖怪で、シハラの住んでいた。深編み笠のようなカサかぶっており、その見た目から貴志ニャンコ先生からは「シイタケ呼ばわりされている。 かつて食われそうだったところを助けてもらい友となった遠に会うため、遠の修行一行が通るという情報頼り貴志の住む街へとやってきた。 本来の顔は滅多に見せず作中ではかつて遠に助けられたときに一度だけカサ外して礼を述べている。 妖怪追われていた貴志巻き込まれカサに傷がついてしまったため、貴志子分扱いにして、遠に自分をよく見せようあれこれ奮闘する再会した遠には友への情から同行断られたが、同行者妖怪から「覚悟があるならこなして来い」と分厚い修行書物受け取り、友と行くため気持ち新たに修行に励むことを決意した第15巻特別編13アニメ第5期9話に登場遠(しゅおん) 声 - 清川元夢 温厚人徳備えた老人のような姿をした高貴な妖怪糸目でハの字の口髭あごひげ持っており、その顔は翁の面に似る。 仙術修行を行う身で、多数妖怪修行同行者として付き従っている。 修行ひと時休息訪れたシハラので、たまたま見かけ三ツ皿が食われそうだったところを助けたことにより親しくなった。 しばらく三ツ皿と穏やかな日々過ごしていたが、一行旅立ち決まったため、追いすがる三ツ皿を残して険し修行の道へと戻った修行一行追ってきた三ツ皿と再会した際は、かつて情をかけたことを詫び険し修行に耐えられないだろうとの思いから帰るよう言諭し去って行ったが、それでも最後まで三ツ皿を「友」と呼んだ第15巻特別編13アニメ第5期9話に登場オオツノ 声 - 岩崎征実 四峰に住む大型妖怪手足はなくのようなウロコの体に人のような顔がついていて、般若の面のような大きく鋭い二本ツノ持っている妖怪に効く熱さましの薬草持っていて、大沼河童の子の病を治したことがある。なお中妖怪たち貴志風邪治すために薬草もらって飲ませたが、後でヒノエ人間には効かない代物と言われている。 山中石灯籠倒れると機嫌悪くなる中級たちや他の妖怪からは「オオツノ様」と畏れ敬われている。第14巻特別編12アニメ第5期11話に登場。 ヒヅチ、ハツナ 声 - 西村知道杉山佳寿子 旅をしながら100年上ものあいだ盃を作っている焼き物職人夫婦妖怪。夫のヒヅチは貴志座高くらいの背丈で、首まわりの無い面長な顔で青い着物に白い前掛けをつけている。妻のハツナは夫の膝ほどの背丈しかなく、貴志やヒヅチの肩に乗れるほど小さい。赤い着物着て団子頭にかんざし挿している。 レイコとは旧知の中で、妖怪話しかけてきた珍しい人の子と酒を飲み交わそうとヒヅチが自ら勝負持ちかけたが、未成年だったレイコはそれを断った。時が経ちもう一度レイコ会って今度一緒に酒を飲み交わしたいと思いやってきたが、12年一度紡錘岩に湧く妖力強くするを採り行った際、独り占めにしようとした妖怪襲われところを貴志助けられレイコ他界したことを知る。 土をこねて形を作り窯で焼成するのがヒヅチの仕事で、できた盃に上薬を塗るのがハツナの仕事夫婦作る盃は注いだ飲み物(特に酒)が極上に美味くなるがたった一晩崩れて消えてしまうことから「一夜盃(ひとよさかずき)」と呼ばれ各地妖怪たち評判で、行く先々毎夜大勢集まって宴会開かれるほどだった。 しかし、寿命が近づいた二人作る最近の盃は妖力足りず一晩もたずに崩れてしまうようになっていて、一夜盃のうわさを聞きつけたニャンコ先生集まった妖怪たち昼間から宴会開いていた時にもその状態が起きてしまう。そのため何とか紡錘岩湧き水手に入れようとしており、最終的に貴志ニャンコ先生助け得てを採ることに成功した手に入れた最後となる一夜盃を自分たちの為だけに作ろう決め今後盃が作れなくなってふたりでいる間はずっと旅を続けと言って貴志たちと別れた去り際、ヒヅチはレイコ果たせなかった願い代わりに貴志大人になったら酒を飲もう伝えたが、果たされたかは定かでない最後に貴志ニャンコ先生二人思いを馳せるシーンでは、作った夫婦盃を手に大きな満月明かりの中で酒を飲みかわすヒヅチとハツナのシルエットと、そのあと朝日浴びて次第崩れてゆく黒と赤の夫婦盃描かれている。なお、ハツナはニャンコ先生を「豆大福のだんな」と呼んでいたが、紡錘岩襲われ妖怪から助けられた際はきちんと「先生」呼んでいた。アニメオリジナルキャラクター。 遊ゆうづる) 声 - 鈴村健一 白い襦袢着た傷だらけの若い成年の姿をした妖怪。三隅岳(三隅の山)の近くにある谷の主で、の中の荒れ果てた屋敷廃屋)を所有している。時々屋敷妖怪たち集めては谷の覇権をかけたゲームを行う酔狂な妖怪だが、ちょび曰く酔狂だが話は分かる妖怪だという。ゲーム参加していた妖怪曰く豪胆だが貴志よりもひょろひょろとしている。なお、ちょびが描いた似顔絵絵姿まさしくと言うくらいよく似ていた。 ニャンコ先生追いかけてたまたま迷い込んだ貴志を、戯れゲーム参加したみなして妖怪かくれんぼ大会巻き込んだが、人の子である貴志にはあまりにきついゲームで、ニャンコ先生不在に代わって協力したの会メンバーヒノエ、三篠、中級妖怪たち、ちょびの協力かくれんぼから抜けることを請う貴志赦し与えた17巻70話、アニメ第5期Blu-ray/DVD収録OVAに登場 銀露 声 - 真山亜子祓い屋タクマの式。主が突然妖怪見えなくなったため解約の儀を行うことができず、さらに月子貼っ護符によって家からも出ることができなくなる。タクマの式たちが引き起こそうとする災いから、タクマ月子を守るために奔走していた。 最後夏目が行った解約の儀によって自由となるが、タクマ寿命尽きるまでは家を守り続けると告げた第15巻60-2話、アニメ第6期4-5話に登場ジンベ、紅紐 声 - 杉山紀彰森下由樹子祓い屋タクマの式。解約の儀が行われないまま、護符によって家から閉め出されてしまったため、タクマの家に災い引き起こそうとしていた。 銀露曰く頭があまり良くないらしく、災い起こそうとしていた理由は、タクマ自分たちの有能さ見せて再び式として使役してもらうためであり、彼に恨み抱いていたわけではない最後夏目が行った解約の儀で自由となり、タクマがもう妖怪を見ることができないこと理解すると、彼の前から姿を消した第15巻60-2話、アニメ第6期4-5話に登場ハクヒ 声 - 速水奨 鎮守様的存在人里降りる時にはフクロウの姿になる。石を無くし届けてくれるようにタマミ(声 - 安藤瞳)に頼んだ銀杏妖怪 声 - 緒方賢一 20年前、友達のさち(声 - 種崎敦美)と喧嘩してしまった愛子(声 - 久野美咲)とある約束をした。

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