その他の妖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:55 UTC 版)
登場順に掲載している。アニメオリジナルキャラクターも複数存在する。 かりかげ 声 - 河本邦弘 友人帳に名を書かれた妖の一人。夏目が初めて名を返した妖。アニメ版には「長耳の妖怪」として登場しており、前述のような友人帳に名のある妖ではなく、友人帳を狙う妖という設定に変えられている。第1巻1話、アニメは第1期1話に登場。 ひしがき 声 - 斉藤貴美子 友人帳に名を書かれた妖の1人。作中で最初に夏目に名を返された。一つ目でザンバラ髪姿。昔、空腹時にお供え物の饅頭を食べようとした所をレイコに横取りされ、「自分との勝負に勝ったらおいしい饅頭をご馳走する」という約束で勝負をし、負けて子分となる。その際、レイコはひしがきの名前を「綺麗な名前」と褒めた。 レイコが名を呼んだら飛んでいくことを約束したが、その後ずっと待ち続けても呼んでもらえることは一度もなく、孤独感を募らせる。名を返した際、レイコはもう一人で寂しくはないのかと案じながら姿を消した。第1巻1話、アニメは第1期1話に登場。 露神(つゆかみ) 声 - 青野武 友人帳に名を書かれた妖の1人。七つ森の中の住み、翁の面を着けている。ニャンコ先生とは旧知の間柄。偶然雨乞いの神として信仰されるようになり、信仰が厚い時期には人間と同じぐらいの大きさだったが、祠の場所が山中だということもあってか、信仰は途絶えていき、それに伴い現在の大きさは一寸法師程度になっている。今ではお参りに来ているのは老婆のハナさん一人だけである。 友人帳のページがススギのページと米粒でくっついてしまっていたため、ススギと同時に夏目に名を返してもらった。彼が描いたススギの肖像は夏目に「『参』しか合ってない」と評されるほどなので、絵は得意ではないらしい。 その後、最後の信仰者であるハナさんが亡くなり、居合わせた夏目とニャンコ先生に感謝しながら消滅した。第1巻2話、アニメは第1期2話に登場。 ススギ 声 - 安元洋貴 友人帳に名を書かれた妖の1人。木陰を伝い、「まいりました」と言いながら移動する。胸に「参」の文字がある。昔は木陰を伝って村へ下り、村人に残飯をもらう代わりに、その家の皿を洗って帰っていく生活をしていた。ツユカミの描いたイラストにより、遭遇するまでは仮に「キューちゃん」と呼ばれていた。夏目に名を返された。第1巻2話、アニメは第1期2話に登場。 時雨(しぐれ) 声 - 土田大 友人帳に名を書かれた妖の1人。夏目の通う学校の旧校舎に棲んでいた。もともとは人と親しい招福の神だったが、その昔に力を利用しようとした欲深い商人に監禁され、悲しみの果てに妖となってしまった。夏目に名を返される。 笹田が旧校舎でなくしたお守りを見つけてやったことがあり、そのときは学生服に、切れ目が入って片目だけのぞいているバケツをかぶった姿で接していた。このため、笹田からはバケツの君などとも呼ばれた。肝試しの際に再会した折、笹田から感謝の気持ちと、「あなたは不浄じゃない」という言葉を受け取り、自身も笹田に感謝をしながら消えていった。第2巻5話、アニメは第1期4話に登場。 さんと 声 - 平井善之 友人帳に名を書かれた妖の1人。毛むくじゃらのカバのような姿をしており、大変のんびりした口調で話す。レイコと「霧ヶ沼に行く」という約束を交わし、既に廃線となって使われなくなっていた森口駅でずっとレイコを待っていた。その後、夏目に名を返される。アニメオリジナルキャラクター。第1期5話に登場。 みくり 声 - 柳原哲也 さんとの友達。鯰のような姿をした妖で、さんととは対照的にまくし立てるような口調でしゃべる。さんとがレイコに名を預けたことに怒り、しばらく喧嘩したままになっていた。アニメオリジナルキャラクター。第1期5話に登場。 燕(つばめ) 声 - 柚木涼香 元は燕だった妖で、漢字の「鳥」のような模様が書かれた布面をしている。当初もう一枚面を被っていたが、夏目に殴り割られた。 低級の妖であるため名は無く(「燕」は夏目の命名)、あまり妖力も強くないが、ニャンコ先生への態度は「タヌキだるま」「古狸」「寸胴」と呼ぶなど大変大きい。また元が燕だったためか、雨が降ることが分かる。 長い間二葉ダムの水底で眠っていたが、ダムの水が一時的に減ったことで目覚める。昔の恩人である谷尾崎(声 - 鶴岡聡)という名の人物に再会するべく、通りすがりの夏目に取り憑いた。夏目の協力もあって探し人は見つかったが、案の定触れ合うことはできず、それでも燕自身は満足していたが、後に夏目から「ふたばの祭り」のレースの優勝賞品である“一晩だけ人に化けることができる浴衣”を貰い、夏目に感謝の言葉を述べながら谷尾崎の元へ向かっていった。そのまま姿を現すことは無かったが、無事に谷尾崎と会うことはできたらしく、二人で撮った写真を後日谷尾崎から見せられた夏目は、妖力が弱まり視力を失いながらも幸せそうな顔で映っている素顔の彼女を見て涙を流した。第1巻4話、アニメは第1期6話に登場。 垂申(タルサル) 声 - 高瀬右光 友人帳に名を書かれた妖の1人で、燕と同じくダムの底の廃村で眠っていた。目覚めた際に他の妖と共に夏目の元に赴き、名を返される。夏目を「ふたばの祭り」に誘って食らおうとしたがニャンコ先生に邪魔される。その後、友人のために必死になる夏目を見て「食べるより面白そうだ」と気が変わり、祭りのレースに出ようとする夏目に協力した。祭りの後は廃村に残り、再びの眠りに就いた模様。本来の姿は、ニャンコ先生の本来の姿にも劣らぬ巨体を持つ大妖。第1巻4話、アニメは第1期6話に登場。 ホタル/キヨ 声 - 桑島法子 かつて妖を見ることのできた人間の男性・章史(声 - 浜田賢二)と友人だった蛍の妖。2人は次第に惹かれ合っていくが、章史はある日突然妖を見ることができなくなってしまう。 低級な妖であるために名前は無いが、章史からは「ホタル」と呼ばれていた。夏目からはある理由でキヨと呼ばれている。暗いところでは体から淡い光を放つ。第3巻10話、アニメは第1期8話に登場。 アサギ 声 - 能登麻美子 高貴な妖が集う「磯月の森」で蒼琴を弾いていた美しい妖。壬生神様をとても慕っていた。体が乾いた土のように崩れていく病にかかり、森を出る。別の器に入れば病の進行を遅らせられるため、現在は瓢箪の中にいる。ひょんなことから夏目に憑依することになるが、たびたび意識を乗っ取ってしまう(本人に悪気はない)など妖力は高い。第2巻8話、アニメは第1期10話に登場。 アカガネ 声 - 伊丸岡篤 「磯月の森」で壬生神様の傘持ち兼用心棒をしていた妖。強面だが性根は優しく、テンションは高め。アサギにもう一度琴を弾かせてやりたいと夏目の体にアサギを憑依させる。夏目が名を尋ねた時に名乗らなかったことと、傘の姿で空から降ってきたことにより、夏目に「メリーさん2号」(アニメでは「じゃのめさん」)と命名される。初登場は第2巻8話、アニメは第1期10話。 リオウ(黒ニャンコ) 声 - 松風雅也 友人帳に名を書かれた妖の1人。長らく封印されていた妖。「黒ニャンコ」の仮の姿で夏目の元に現れ、仲間の妖たちによる人里を襲う計画を阻止しようとする。本来の姿は翼と少年の顔を持つ人型。夏目に名を返してもらった。 黒ニャンコの招き猫の時は、色以外はニャンコ先生とそっくりの形状であるが、一切喋ることはなく言葉を発しなかった。第3巻9話、アニメは第2期1話に登場。 玄(げん) 声 - 吉野裕行 像に宿り、長らく森の守り神をしていた妖。夏目と協力して悪霊化した翠を止めようとする。当初は夏目に憑り付くつもりが間違って近くにあった雪うさぎ (雪像)に入ってしまい、それを依代とする。そのため本来の姿に戻っても頭部からうさぎの耳が生えていた。第4巻13話、アニメは第2期2話に登場。 翠(すい) 声 - 高垣彩陽 玄とともに森を守っていた妖。本来は優しそうな笑顔をした女性だったが、貧困にあえぐ人たちによって宿っていた像を破壊され、悪霊となった。第4巻13話、アニメは第2期2話に登場。 スミエ 声 - 本田貴子 温泉旅館の押し入れにあった瓶の中に頭が封印されていた赤い着物を着た女の姿をした妖。自力で封印は脱出し、夏目に乞うて名前を返してもらうが、恩を仇で返して夏目を食らおうとする。ニャンコ先生こと斑をして「大物」と言わしめさせる強い力を持った妖怪で、名取の結界の中でも人型をすり抜けて襲ってくるが、三つ目の妖怪に退治される。第4巻14話、アニメは第2期3話に登場。 三つ目の妖怪 声 - 斧アツシ 三つ目の巨人の姿をした妖。頭の骨を運んでいた小さなかごが水たまりで進めなくなっていたのを夏目が助けたため、その恩に報いるため夏目を襲っていたスミエを退治した。かなり強大な妖怪らしく、結界を突破するほどの力を持つスミエを容易く捕えて封じてしまった。第4巻14話、アニメは第2期3話に登場。 タマ 声 - あおきさやか 辰未(たつみ)という鳥と竜に近い妖。他の生き物の巣に卵を生み、その生物に育ててもらう。鳥の巣に残っていた所を夏目とニャンコ先生に拾われる。生まれて最初に見た生物の姿をとるため、夏目を見たことで人に近い姿となった。名前はニャンコ先生がつけた(理由は卵から生まれたから)。第3巻12話、アニメは第2期4話に登場。 磯月のネズミ 声 - 桐本琢也 辰未の雛を主人に献上するために卵を狙い、僧侶の姿をして藤原家に現れた妖。門柱に孵化までの日数を記録していた。傘に鼠の字が書いてある。僧侶の姿でないときには普通のネズミの姿になる。第3巻12話、アニメは第2期4話に登場(台詞はないが、第1期10話の磯月の森にてアサギが琴を奏でるシーンで聴衆の中に姿が確認できる)。 霧葉(きりのは) 声 - 寺崎裕香 友人帳に名を書かれた妖の1人で、その名を書いた紙を木の枝に結ばれてしまった妖。木が成長した50年後に夏目の元に現れ、その紙を一緒に探すことになる。アニメオリジナルキャラクター。第6巻特別編6、アニメは第2期5話に登場。 笹舟(ささふね) 声 - 広橋涼 人魚の妖。可愛らしい外見だが、性格は高慢。フナの姿に化けることもできる。その血や肉を口にすると不老不死になれると言われる。そのため多くが人間に狩られ、極度の人間嫌い。幼い頃、千津(声 - 谷育子)という女性が、彼女に不死の血を求めたことがある。夏目に名を返してもらった。第5巻16話、アニメは第2期8話に登場。 巳弥(みや) 声 - 杉本ゆう 夏目がフリーマーケットで偶然もらい受けた絵を追い、夏目の家までやって来た妖。絵は自分の物で、昔交友を持った八坂(声 - 野島健児)という人間の男性が絵に宿っていると言い、取り返そうとする。第4巻15話、アニメは第2期9話に登場。 春地蔵(はるじぞう) 声 - 太田哲治 春先に現れ、修行のために人々の吉凶を占って回る無害な妖怪。巳弥と八坂の絵に生命力を吸い取られて衰弱しだした夏目に警告を発した。第4巻15話、アニメは第2期9話に登場。 カリメ 声 - 千々和竜策 気に入った家に住む人々に嫌がらせをして追い出し、自分がその家に住もうとする妖怪。非常に性質の悪い妖怪でコミュニケーションはほぼ不可能。かつて藤原家に憑いた時は夏目レイコに退治された。山で見かけた夏目をレイコと見間違えてつけ狙いはじめるが、斧を投げつけ本気で夏目を喰おうとするなど凶悪さを増していた。食われかけたときに観たレイコとの戦いの記憶から、また同様に藤原家から追い出される。第5巻19話、アニメは第2期10話に登場。 石尾 カイ(いしお カイ) 声 - 竹内順子 夏目が偶然足を踏み入れた廃屋で知り合った少年。小学生くらいの普通の子供に見えるが、実は人間に化けられるほど強い力を持った妖怪。何者かに追われていた彼を助けた夏目と、ケガの手当をしてくれたタキに懐いていた。しかしその後ある誤解によりすれ違い、夏目の前から姿を消してしまう。その境遇から他者との関係に消極的であった夏目が、初めて「仲直りをしたい」と感じた友人。 タキが作ったクッキーを受け取れないまま去ってしまうが、アニメ版では夏目から受け取って食べている。また、アニメ第2期の終盤では、カイが消え去った後も、夏目が「カイに会いに行こう」とタキと約束している。第6巻20-2話、アニメは第2期12-3話に登場。 アオクチナシ 声 - 京田尚子 山上の社に祀られた神格。通称オババ。杖を付いた上品な老婆の姿で現れるが、性格は極めて強引でその上せっかち。ニャンコ先生や夏目でも容易に抵抗できないほど強大な力を持っているが、信仰の衰えと共に視力を失い、今はぼんやりとしか見えていない。かつて夏目レイコと、お互いの正体に気づかぬままに交流があった。知らぬままに友人帳に名を記していたが、夏目に返される。第12巻48話、アニメは第3期1話に登場。 影茶碗(かげぢゃわん) 名匠に創られた茶碗が、欠けて捨てられたあと大地の気を吸って妖となった物。家の床下に住み着き、夜中に走りまわって災厄を告げたり、気まぐれに身代わりになったりする。ある時から藤原家に住み着いていたが、黒い大きな妖怪に肩を噛まれた夏目の身代わりになって、藤原家の庭先で砕け散っていた。第12巻48話、アニメは第3期1話に登場。 カナワ 声 - 星野貴紀 浮春の郷出身の妖。その名のとおり鉄環の化生らしく、全身に鉄環をつけ鈴を引きずっている巨躯の妖怪。はるか昔、現世の神楽囃子に誘われて妹とともに現世にやってきたが、扉が閉じて帰れなくなってしまった。帰る方法を探していたが、身体が錆びるとともに瘴気を発するようになる。彼の瘴気は低級の妖を傷つけるので、妖たちからも離れ山奥で朽ちるのを待っていた。そのころ荒寺に来ていたレイコと出会い「他愛もない勝負」(叩いてかぶってジャンケンポン)に敗れ、友人帳に名を預ける。 田沼親子によって再建された寺を不審に思い、田沼父の不在の隙に忍びこみ神楽堂の跡地を発見、そこで夏目たちに出会い名を返される。サグメに刺されてまき散らした血が、焼け落ちた神楽堂の灰で育った木々に反応して扉が開き、郷に帰っていった。 自分の世界で生きられないという点で共通するレイコとお互い憎からず思っていたフシがあり、もし帰れたら一緒に行こうと誘っていた。アニメオリジナルキャラクター。第3期2話に登場。 サグメ 声 - 小林美奈 浮春の郷を追放された妖。郷の中の花の枝を手折った罪で郷を追放されていた。郷の扉は郷の妖の血に反応するが、咎人の血では開かない。そこでカナワをつけ回し、彼に扉をひらかせ郷に戻ろうとしていた。神楽堂跡で夏目に名を返されていたカナワを後ろから刺し、その血で彼岸への扉を開こうとするが、結局カナワの鉄環に捉えられ、郷の番人らしき翁の面をかぶった妖怪に、自ら手折った花の枝に変えられた。 カナワの死んだ妹を名乗って夏目に近づき友人帳を奪おうとするなど性質の悪い妖怪で、八ツ原で低級妖怪を喰らったとして三篠に追われていた。アニメオリジナルキャラクター。第3期2話に登場。 村崎 声 - 折笠富美子 藤の木の精。女子高生の姿をして柴田の前に現れ、たぶらかす。木はすでに枯れかけており、人間を食べれば長生きできると思っていたが、柴田と心を通わせ、食べることができなくなった。第10巻37-8話、アニメは第3期3話に登場。 木の上の妖怪 声 - 大浦冬華 夏目の悲しい望みを知る、夏目が幼い日に出会った心優しい妖。 人から姿が見えないため木の上でひとりぼっちの寂しく退屈な暮らしを長くしていたが、ある日自分の姿を見ることのできる夏目と出会う。嬉しさのあまりちょっかいをかけ始めるが、それが原因で幼い夏目の心を傷つけてしまったことを悔やんでいた。夏目の引っ越しにともないもう会うことは無いと思っていたが、無事再会を果たしてその成長を喜んだ。 猫に化けることができ、この姿ならふつうの人間でも見ることができる。甘い匂いがする。第4巻特別編2、アニメは第3期4話に登場。 メナシの妖怪 声 - 渕崎ゆり子 多軌の祖父、慎一郎を気に入って多軌の家によく出入りしていた妖の一体。人の肩に乗るほどの小さな妖だが、着物の妖怪の存在を夏目に教えその退治にも力を貸す。 慎一郎に妖を見る素質が無かったためにその存在を知られることは無かったが、魔除けなどを熱心に勉強するその姿を最期まで見届けた。慎一郎の回復を願って見よう見まねで小道具(聴診器)を作るなど、かなり気に入っていた様子である。 多軌の家から禍が取り除かれた後、慎一郎の孫娘に挨拶の言葉をかけて去っていった。第11巻12-3話、アニメは第3期5話に登場。 着物の妖怪 多軌の家に封印されていた妖怪。夏目がうっかり封印を破ってしまうが、多軌の祖父を気に入っていた妖怪たちの協力で退治することに成功する。第11巻12-3話、アニメは第3期5話に登場。 羽の妖怪 声 - 中村千絵 夏目が神社で襲われているところを助けた妖怪。 見塞神(さえがみ) 声 - 加藤精三 岩の化身の妖怪。子狐に人間と妖怪は流れる時間の早さが違うことを諭す。アニメオリジナルキャラクター。第3期8話に登場。 鏡の妖怪 声 - 生天目仁美 友人の病を治すために、割れてしまった鏡の破片を探していたが、そのための依り代として田沼に憑依する。最後は鏡探しに協力してくれた夏目たちに感謝しながら姿を消した。第8巻28-9話、アニメは第3期10-1話に登場。 髪の長い一つ目妖怪 声 - 沢海陽子 一つ目の仮面をした妖怪。夏目がかつて封印した妖怪で、当初は他の妖怪たちから夏目を匿うなどしていだが、心に寂しさを抱える夏目を気に入り執着するようになる。第8巻30-1話、アニメは第3期12話に登場。 猿面の妖怪 声 - 河本邦弘、松山鷹志、下崎紘史、岡部涼音 東の森に住む猿面の妖怪の集団。夏目の持つ友人帳を狙う。第9巻34-6話、アニメは第4期1-2話に登場。 六花 声 - 一条和矢 猿面の妖怪の集団の頭。的場が森のあらゆる所に封印を施したため力が弱っていた。第9巻34-6話、アニメは第4期1-2話に登場。 カル(ケマリ) 声 - 金田アキ 毛玉のような姿をした妖怪。夏目に怪我を治療してもらったことに感謝し、夏目がアマナに襲われていたところをカルの群れの竜によって救う。第9巻32-3話、アニメは第4期3話に登場。 アマナ 声 - 折笠愛 夏目に名を返してもらいに来た際、夏目が指輪を盗んだと勘違いして襲う。第9巻32-3話、アニメは第4期3話に登場。 ヨビコ 声 - 中野裕斗 声真似が得意な妖怪。第12巻47話、アニメは第4期4話に登場。 カリカミ 声 - 佐々木健 友人帳に名前がある妖怪。傷んでしまった紙を復元する力がある。第12巻47話、アニメは第4期4話に登場。 スネコ ひ弱な妖怪で、人にくっついて身を護ることが多い。人を渡って夏目にくっつくが、過去にも夏目にくっついていたことがあった。第9巻特別編9、アニメは第4期5話に登場。 大鎌の妖怪 声 - 西松和彦 スネコを狙い、スネコのくっついている夏目を襲った。第9巻特別編9、アニメは第4期5話に登場。 鬼猿面の妖怪 声 - 山本兼平 妖力の強い夏目をおみ柱様への土産にしようとし、瓶に閉じ込めた。第12巻49-51話、アニメは第4期6-7話に登場。 おみ柱様 力を失っており、鬼猿たちを使って本来の力を取り戻そうとしていた。第12巻49-51話、アニメは第4期6-7話に登場。 七瀬を狙っていた妖怪 声 - 杉野博臣 幼かった七瀬が封印に失敗し、それ以降彼女を狙っていた妖怪。ミカゲにより封印される。第8巻特別編8、アニメは第4期8話に登場。 ミカゲ 声 ‐ 木内秀信 友人帳に名があるヒスイ石の妖怪。元は祓い屋の式で、主を亡くした後も災いをなすものを封じていた。まだ幼かった七瀬を妖怪から助けるが、いずれ自分が災いをなすものとなってしまうことを恐れ、七瀬に自らを封印するよう求めた。第8巻特別編8、アニメは第4期8話に登場。 小天狗 声 ‐ うえだゆうじ ミカゲとともに行動していた妖怪。第8巻特別編8、アニメは第4期8話に登場。 豊月神 声 - 緑川光 月分祭の豊作の神。祓い屋に封印されていた。第10巻40-1話、アニメは第4期10話に登場。 不月神 声 - 東地宏樹 月分祭の地枯らしの神。第10巻40-1話、アニメは第4期9-10話に登場。 虫食い 声 - 岩崎征実 夏目の同級生の三世子の家に取り憑いていた妖怪。第11巻45話、アニメは第4期12話に登場。 カヤツボ 声 - 遠藤綾 人が入れるくらいの大きな壺に入った見た目は美しい女の妖。森の中の廃屋に住み着いていて、移動するときは壺ごと縦に転がって動く。 森の近くのお屋敷に住む少女が落とした人形を気に入り自分のものにしてしまうが、少女に人形を返そうとしたレイコに取り返されてしまい、以来、レイコを泥棒呼ばわりし、人形を取り戻そうと追い続けている。 レイコと見間違えた貴志にも探して人形を返すよう詰め寄り、野ざらしになっていた人形を見つけた貴志が塔子の協力で人形を修繕して返すと、嬉々として受け取り去っていった。 周囲の妖からは危険な存在として認識されている。日が暮れるとどこでも眠くなってしまい、壺の中で寝こけてしまう。第14巻57-9話、アニメは第5期1話に登場。 どんぐり好きの妖怪 声 - 藤原貴弘 どんぐりばかり食べている体の大きな妖怪。見た目や体の大きさの割に心根は優しい。 森に迷い込んだお屋敷の少女を探しているレイコと出会い、不本意ながらカヤツボから人形を取り戻そうとするレイコに協力することとなる。その後レイコとの勝負に負け、友人帳に名を書いた。 貴志をレイコと見間違えて体を掴んだ際、図らずも過去の記憶を見せることとなり、カヤツボとレイコ間に何があったかを貴志に伝えることとなった。 名を返す場面が直接描写されていないため名前は明らかにされていないが、貴志が七辻屋の饅頭を手土産に名を返しに行こうとするところまで描かれている。第14巻57-9話、アニメは第5期1話に登場。 少女妖怪 声 - 久保ユリカ 可愛らしい少女の姿をした低級妖怪。見た目とは裏腹に貴志を軽々持ち上げてしまうくらい力が強い。探している人間の絵を描いたが、子供のいたずら描きのように絵心は皆無。性格は無邪気で純真無垢。人間からもらった古びたタオルを大切に持っていた。 本来は普通の人間には見えないくらい力の弱い妖怪だが、雨の中街外れのバス停近くではしゃいでいるところをたまたま雨の影響で人間の男性(ソウゴ)に見つかってしまい、頭を拭くようタオルを渡された。以来、何とかそのタオルを返そうと約50年のあいだ大切に持っている。 貴志の暮らす町とは離れた町に住み、最近バス停に来なくなった男性を探すため、はるばる貴志の家を訊ねてきた。男性と同じにおいのする女子高生(孫娘のナナコ)を見つけ、入院中の男性に貴志を通じてタオルを返すことができた。男性は当時のことは覚えていなかったが、お礼にと代わりに新しいタオルをくれた。第14巻56話、アニメは第5期2話に登場。 凶面(まがつめん) 声 - 上田燿司 お面の姿をした妖怪で、人の顔に憑りつきその人間を操ってしまう力を持つ。人間に憑りつくと、そこから子体となる分身の面を飛ばし、さらに別の人間を操ってゆく。 ある祓い屋の男が的場一門に仇なすため、自らに憑りつかせていた。 憑りつかれた人間を見極めるのは非常に難しく、祓い屋連中はおろか当主の的場ですら普通の人間の顔に見え見分けができなかったが、貴志は眼だけが動いているのに表情に変化が乏しい違和感から憑りつかれている人間を見極めた。 なお作中の的場の発言によると凶面というのは人に仇なす面の妖怪の総称で、いくつか種類があるらしい。第13巻52-4話、アニメは第5期3-4話に登場。 モサモサした妖怪 声 - 田中美央 北にあった古木に住んでいた大きな妖怪。住んでいた木が切られてしまったため、南にあるその木と対になる木に移り住む途中、近道をしようとタキの家へ入り込んだ際、迷って出られなくなる。 その後、祖父の陣を使って姿を見たタキの協力で家から出ていった。この時お礼としてタキに梅の花の枝を送っている。しかし、人の心に触れたことでタキが忘れられなくなり、時々戻ってきてはタキのことを見つめていた。 タキの為に何かをしたいと思い、貴志に協力する形でウサギ妖怪の捜索を手伝ったものの、結局タキへの想いを隠したまま、ウサギ妖怪たちを連れて去っていった。 自分の気持ちに葛藤を見せる反面、冷静で分別がある。終始名乗らなかったため、タキやアワユキからは「大きくてモサモサした妖怪」と言われていた。第16巻64-5話、アニメは第5期5話に登場。 アワユキ 声 - 伊東みやこ タキの家に迷い込んだ、小さな旅ウサギの妖怪。白に近い灰色をしており、紺色の着物を着ている。耳が短く顔立ちはネズミに似ているため、貴志にネズミの妖怪と間違われた。このときは「しっぽを見れば違いが判る」と、着物の裾をまくって丸くふさふさのしっぽを見せた。 好奇心から友人の旅ウサギ妖怪・タケミツと一緒にタキの家へ入り込み、迷って離ればなれになったタケミツを探していたところ、タキの家へやってきた貴志たちに発見され、友探しを協力してもらうこととなる。 自らは名乗らず、タケミツと再会した際に初めて名を呼ばれている。貴志は探し出すウサギ妖怪と区別するために「兎一号」と呼んでいた。第16巻64-5話、アニメは第5期5話に登場。 タケミツ 声 - 金田アキ 茶色をした小さな旅ウサギの妖怪。友人の旅ウサギ妖怪であるアワユキとともにタキの家に入り込み、タキの祖父が張り巡らせた結界や符の影響で迷って2階の納戸に閉じ込められていた。 薄汚れた姿で発見され、アワユキとの再会を喜んだあとはアワユキとともにモサモサした妖怪に連れられタキの家を出て行った。名はタケミツを発見した際にアワユキが叫んでいる。第16巻64-5話、アニメは第5期5話に登場。 毛むくじゃらの妖怪 声 - こぶしのぶゆき、高野慎平、赤澤涼太 隣町に住む茶色い毛むくじゃらの妖怪連中。友人帳目当てに貴志を襲い、瘴気で喉をつぶす「声封じの術」をかけた。 集団で家まで押しかけてきて貴志を襲ったが、斑に撃退され貴志を置いて逃げ帰っていった。 声が出せなくなった貴志の様子を見に来たヒノエは「厄介な奴らで、集まるとタチが悪い」と言い表している。第14巻55話、アニメは第5期6話に登場。 ひだか 声 - 新谷真弓 音無しの谷に住む鳥の妖怪で、大きなスズメが頭巾をかぶった尼さんような姿をしている。貴志が妖怪に襲われていたところをレイコと間違えて助け、自分の住処へ連れてきた。 マイペースでにぎやかな妖怪。にぎやかなこと・うれしいことが大好きで、斑姿のニャンコ先生が貴志を連れ戻しに来た際も怖がることなく、むしろ「客が増えた」と喜んでいた。 かつて山道に迷って音無しの谷に入り込んだレイコと出会い、勝負に負けて友人帳に名を書いている。 長い間もう一度レイコが訪れると信じて谷でひとり寂しく待ち続けていたが、レイコが他界していることを知り、貴志に名を返してもらった後、にぎやかな場所を求めて旅に出た。第14巻55話、アニメは第5期6話に登場。 イト 声 - 沢田敏子 要の親戚が経営する民宿の近くに住む初老の老婆で「イトさん」と呼ばれている。その正体は、近くの水凪神社に仕えて山の祭りを護るという神社守りの妖怪。何かと便利という理由で普段から人の姿をして正体を隠し、人間に紛れて生活している。 祭りに使う白い女の面が民宿にもぐり込んだ妖怪に盗まれたため探していたところを貴志に見つかってしまう。貴志の協力で面を取り戻し祭りを無事終わらせた後は、貴志に正体を見られたため人間の姿を捨て、別の姿で別の街へ移り住んで神社と祭りを守り続けていくこととなった。 根は優しく、幼い頃から要を見守っていたが、要は他の人とは違う雰囲気は感じ取っていたが妖怪だとまで気づくことはなかった。第16巻66-7話、アニメは第5期7話に登場。 三ツ皿(みつざら) 声 - 菊池こころ 手のひらに乗るくらいの小さなキノコの妖怪で、シハラの林に住んでいた。深編み笠のようなカサをかぶっており、その見た目から貴志やニャンコ先生からは「シイタケ」呼ばわりされている。 かつて獣に食われそうだったところを助けてもらい友となった朱遠に会うため、朱遠の修行一行が通るという情報を頼りに貴志の住む街へとやってきた。 本来の顔は滅多に見せず、作中ではかつて朱遠に助けられたときに一度だけカサを外して礼を述べている。 妖怪に追われていた貴志に巻き込まれてカサに傷がついてしまったため、貴志を子分扱いにして、朱遠に自分をよく見せようとあれこれ奮闘する。 再会した朱遠には友への情から同行を断られたが、同行者の妖怪から「覚悟があるならこなして来い」と分厚い修行の書物を受け取り、友と行くため気持ちを新たに修行に励むことを決意した。第15巻特別編13、アニメは第5期9話に登場。 朱遠(しゅおん) 声 - 清川元夢 温厚で人徳を備えた老人のような姿をした高貴な妖怪。糸目でハの字の口髭とあごひげを持っており、その顔は翁の面に似る。 仙術の修行を行う身で、多数の妖怪が修行の同行者として付き従っている。 修行中ひと時の休息に訪れたシハラの林で、たまたま見かけた三ツ皿が獣に食われそうだったところを助けたことにより親しくなった。 しばらく三ツ皿と穏やかな日々を過ごしていたが、一行の旅立ちが決まったため、追いすがる三ツ皿を残して険しい修行の道へと戻った。 修行の一行を追ってきた三ツ皿と再会した際は、かつて情をかけたことを詫び、険しい修行に耐えられないだろうとの思いから帰るよう言い諭し去って行ったが、それでも最後まで三ツ皿を「友」と呼んだ。第15巻特別編13、アニメは第5期9話に登場。 オオツノ 声 - 岩崎征実 四峰に住む大型妖怪。手足はなく蛇のようなウロコの体に人のような顔がついていて、般若の面のような大きく鋭い二本のツノを持っている。 妖怪に効く熱さましの薬草を持っていて、大沼の河童の子の病を治したことがある。なお中級妖怪たちが貴志の風邪を治すために薬草をもらって飲ませたが、後でヒノエに人間には効かない代物だと言われている。 山中の石灯籠が倒れると機嫌が悪くなる。中級たちや他の妖怪からは「オオツノ様」と畏れ敬われている。第14巻特別編12、アニメは第5期11話に登場。 ヒヅチ、ハツナ 声 - 西村知道、杉山佳寿子 旅をしながら100年以上ものあいだ盃を作っている焼き物職人の夫婦妖怪。夫のヒヅチは貴志の座高くらいの背丈で、首まわりの無い面長な顔で青い着物に白い前掛けをつけている。妻のハツナは夫の膝ほどの背丈しかなく、貴志やヒヅチの肩に乗れるほど小さい。赤い着物を着て、団子頭にかんざしを挿している。 レイコとは旧知の中で、妖怪に話しかけてきた珍しい人の子と酒を飲み交わそうとヒヅチが自ら勝負を持ちかけたが、未成年だったレイコはそれを断った。時が経ち、もう一度レイコと会って今度は一緒に酒を飲み交わしたいと思いやってきたが、12年に一度紡錘岩に湧く妖力を強くする水を採り行った際、水を独り占めにしようとした妖怪に襲われたところを貴志に助けられ、レイコが他界したことを知る。 土をこねて形を作り窯で焼成するのがヒヅチの仕事で、できた盃に上薬を塗るのがハツナの仕事。夫婦が作る盃は注いだ飲み物(特に酒)が極上に美味くなるがたった一晩で崩れて消えてしまうことから「一夜盃(ひとよさかずき)」と呼ばれ各地の妖怪たちに評判で、行く先々で毎夜大勢集まって宴会が開かれるほどだった。 しかし、寿命が近づいた二人が作る最近の盃は妖力が足りず一晩もたずに崩れてしまうようになっていて、一夜盃のうわさを聞きつけたニャンコ先生が集まった妖怪たちと昼間から宴会を開いていた時にもその状態が起きてしまう。そのため何とか紡錘岩の湧き水を手に入れようとしており、最終的に貴志とニャンコ先生の助けを得て水を採ることに成功した。 手に入れた水で最後となる一夜盃を自分たちの為だけに作ろうと決め、今後盃が作れなくなってもふたりでいる間はずっと旅を続けると言って貴志たちと別れた。去り際、ヒヅチはレイコと果たせなかった願いの代わりに貴志が大人になったら酒を飲もうと伝えたが、果たされたかは定かでない。 最後に貴志とニャンコ先生が二人に思いを馳せるシーンでは、作った夫婦盃を手に大きな満月明かりの中で酒を飲みかわすヒヅチとハツナのシルエットと、そのあと朝日を浴びて次第に崩れてゆく黒と赤の夫婦盃が描かれている。なお、ハツナはニャンコ先生を「豆大福のだんな」と呼んでいたが、紡錘岩で襲われた妖怪から助けられた際はきちんと「先生」と呼んでいた。アニメオリジナルキャラクター。 遊蔓(ゆうづる) 声 - 鈴村健一 白い襦袢を着た傷だらけの若い成年の姿をした妖怪。三隅岳(三隅の山)の近くにある谷の主で、森の中の荒れ果てた屋敷(廃屋)を所有している。時々屋敷に妖怪たちを集めては谷の覇権をかけたゲームを行う酔狂な妖怪だが、ちょび曰く酔狂だが話は分かる妖怪だという。ゲームに参加していた妖怪曰く豪胆だが貴志よりもひょろひょろとしている。なお、ちょびが描いた似顔絵の絵姿はまさしくと言うくらいよく似ていた。 ニャンコ先生を追いかけてたまたま迷い込んだ貴志を、戯れにゲームに参加したとみなして妖怪のかくれんぼ大会に巻き込んだが、人の子である貴志にはあまりにきついゲームで、ニャンコ先生の不在に代わって協力した犬の会メンバーのヒノエ、三篠、中級妖怪たち、ちょびの協力でかくれんぼから抜けることを請うた貴志に赦しを与えた。17巻70話、アニメは第5期Blu-ray/DVDに収録のOVAに登場 銀露 声 - 真山亜子 元祓い屋・タクマの式。主が突然妖怪が見えなくなったため解約の儀を行うことができず、さらに月子が貼った護符によって家からも出ることができなくなる。タクマの式たちが引き起こそうとする災いから、タクマと月子を守るために奔走していた。 最後は夏目が行った解約の儀によって自由となるが、タクマの寿命が尽きるまでは家を守り続けると告げた。第15巻60-2話、アニメは第6期4-5話に登場。 ジンベ、紅紐 声 - 杉山紀彰、森下由樹子 元祓い屋・タクマの式。解約の儀が行われないまま、護符によって家から閉め出されてしまったため、タクマの家に災いを引き起こそうとしていた。 銀露曰く頭があまり良くないらしく、災いを起こそうとしていた理由は、タクマに自分たちの有能さを見せて再び式として使役してもらうためであり、彼に恨みを抱いていたわけではない。最後は夏目が行った解約の儀で自由となり、タクマがもう妖怪を見ることができないことを理解すると、彼の前から姿を消した。第15巻60-2話、アニメは第6期4-5話に登場。 ハクヒ 声 - 速水奨 杜の鎮守様的存在。人里に降りる時にはフクロウの姿になる。石を無くし届けてくれるようにタマミ(声 - 安藤瞳)に頼んだ。 銀杏の樹の妖怪 声 - 緒方賢一 20年前、友達のさち(声 - 種崎敦美)と喧嘩してしまった愛子(声 - 久野美咲)とある約束をした。
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