貝社員キャラクター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:45 UTC 版)
ここでは公式サイトで貝社員キャラクターの欄に記載されている貝社員のうち、未登場の貝社員を除いたものを挙げる(公式動画未登場でも書籍等で登場し、『朝だよ!貝社員』で登場したキャラクターは含める)。 アサリ(男性) 声 - モリ・マサ ありとあらゆる仕事をアッサリ投げ出す。社内ニートの貝社員。この作品のメインキャラクターとして扱われている事が多い。怠惰が信条な飽き性で、悪知恵がとても働くが、根はいいところがある。 極度の面倒くさがりで仕事は後輩や同期に(時には課長を含む先輩にも)押し付けたり、野外施設の視察を人工降雨発生装置を開発してまで中止にさせようとしたりするなど、仕事をサボるためなら、どんな努力もいとわない。その反面仕事以外の事ではピンチの仲間をクールに救ったり、アッサリ投げ出す精神が、知らず知らずのうちにワーカーホリックな社員の自殺を踏みとどめさせたりする等、役に立つ行動をする一面もある。 新人の尾崎に好意を寄せられているが、本人の好みは「アフリカスイギュウみたいな髪型の子」なので(貝社員の「投資 TO THE FUTURE」)、バレンタインに尾崎から告白された際には断っている。しかし、嫌いなわけではないため、過去に自分がマテ貝に言った「仕事は待たせても女は待たせない」の信条に従い、尾崎がデートの待ち合わせに遅れても待ち続けたり、尾崎との別れの際には飛行機に見送りに行くなど、男らしい行動をする一面もある。 カモ貝、ハイ貝、佐藤、三上とは職場で同期。電車通勤。キャリアポイントは-80万。 趣味はバードウォッチングをする人を観察する「バードウォッチャーウォッチング」であり、そのときには「キュウリ」が欠かせない。基本的に仕事をサボって携帯型ゲームで遊んでいる。動画作成のノウハウがあり、動画サイトにアップロードしたり、地元の友達の高橋のお祝いムービーも創ったりしている。 特技は作詞・作曲・ダンス。2次会のカラオケで自身が作詞・作曲の「課長への無礼講」という曲を披露した事がある。アサリが踊り始めると周りにいる人はみんな盛り上がる。ハイ貝やヘンマハンマ族の言葉を理解できる。「分身サボリの術」という、ハマグリが使用したものよりクオリティーの高い分身の術や、人間や動物からサボりパワー(怠け心)を奪って集めて集積型のエネルギー弾にして相手にぶつけ、対象物を無気力にする「サボり玉」を会得している。初期の頃は、怒ると触角(出水管)の中から水を吹き出す事があるなど貝の性質もあった。 入社の決め手は「近くにバッティングセンターがあるから」(貝社員!農林水産省へ行く)で、出世欲もプライドもなく、パウア貝のパワハラも効かない。仕事をしないだけならまだいいほうで、アニメの回が進むと「遅刻」「昼寝」「発注ミス」「メール無視」「商談放棄」「情報漏洩」更には嘘や会社の金を湯水のように使って経費で落とそうとしたり、会議などの仕事の場でも金儲けしようと企むようになる。 非常識に対する適応力が高く、荒唐無稽な種族や会社との取引は真面目に仕事したり、適応しすぎて迷惑をかけたりすることが多い。 カップイケ麺を食べると思わず(女性と結婚している)男性の課長も惚れる青髪の美青年に変身する(ただし頭の水管はそのまま)。 回を重ねるとアッサリしたキャラクターであるはずなのに、性格や趣味がかなりひねくれるようになり、アッサリではなく、社内で悪戯をするような悪戯坊主になり、仕事で課長(ら人間キャラ等)への(嫌がらせや悪戯等の)弄りが段々酷くなっていく。オフィス内に飲食店(バー、寿司屋等)を開いてサボることもあり、ハマグリとキャラクターが被ってきている。また、(自身が怠惰なキャラクターなのに)他人の怠惰を監視や注意するような話もあり、イシ貝とキャラクターが被っている。 カキ(男性) 声 - モリ・マサ 役職は課長。課長(人間)のように部下のミスに対し、相手のためを思って叱責する雷親父のようなキャラクターというより、機嫌が悪いとすぐカッカとキレ、周りにアタるヒステリックなクラッシャー上司であり、居眠りしていたという自分の非のある時にもそれを認めることが絶対にできない性格である。パソコンが動かないだけでも叩いたりして乱暴に扱ったり、時にありもしなかった支離滅裂な指示を部下に突きあてることもある。精神は未熟なので、(課長のように雷親父的に)アサリに会議中の携帯ゲームの使用を注意しようしても結果的にゲームを助長したり、ワスレ貝の指導が結局逆切れの仕方だったりする。 野球チーム「ブラック・カンガルーズ」のファン。職場ではアサリ、カモ貝、ハイ貝達より先輩であり、パウア貝、課長(人間)と同期である。陰で「THE ブチギレダンプカー」と呼ばれている。究極ブチ切れ奥義として「活火 武血炎 戯零燃 旋風脚」が使える。汗っかきな暑がり。底生生物である牡蠣らしく、深海でも割と平気である(『デラックスだよ!貝社員』22話)。 いつも他人にキレているが、キレられると弱い。『朝だよ!貝社員』では妻子持ちである事が判明しているが、妻には頭が上がらないというより、妻が(人間でありながら)カキ以上のカッカとキレる性格である。娘が3人いるがその娘たちにも軽く扱われており、家族扱いされないどころか単なる道具扱いされることもあり、家族内のヒエラルキーは一番下(本人いわく「猫以下」)。浄化能力に優れる牡蠣らしく、自宅ではいつも台所の掃除をさせられる為、会社の後輩の女子社員が水回りの掃除に困っていた際には詳しく方法を教えた。とはいえ、節分に海外旅行に出かけることもあり、娘の可愛さのあまり、娘の学校の教諭に対して「モンスターペアレント」になることもある。寂しい時は路上で拾ってきた子猫を可愛がる。実母は普通の人間。 元々、歌の歌詞は「周りにアタる(カキだけに)」だったのだが、#158から「カッカとすぐキレる(カキだけに)」に変更されている。だが、「カッカとすぐキレ…られない」の場合もある(花粉症を患った時、カキ家での話等)。 モチーフにしているのはマガキである。 「デラックスだよ!貝社員」では、16話にパウア貝と共にZ課に社内左遷させられた。「貝社員の描くっす!自分らしいキャリア」の漫画には額に「5」が書かれた「5年後のカキ」が登場する。 ハイ貝(男性) 声 - モリ・マサ 本来はイエスマンというより「空返事だけして理解していない会社員」であり、アニメでも返事だけは「ハイ!」っと立派とあるあるネタをすることもあるのだが、(言語がすべて「ハイ!」の)ハイ語しか喋らず、(アサリ以外の)他人と話が通じない設定になっている。課長と人格の入れ替わりをした際には、入れ替わった課長も「ハイ!」しか話せなくなるなど体質的なものであり、作中では「ハイ!」しか喋らないものの、一定の手続き(嘘発見器、アサリの通訳等)で何を言っているは分かる。同じハイでも、言い方にはいくつか種類があり(「ハイ⤴︎?」で不満、溜息をつきながら言う等)、多少変化したセリフを喋った事が何度かあれば、文字を書くことも出来る。どうしても嫌な時だけ、首を横に振るか、低い声で否定や反対を表現する上、「ナイ!」や「いいえ!」と喋ったこともある(カモ貝や課長の意見に反対する時等)。アサリの夢の中では低めの声で饒舌にしゃべる人格である。 英語で話す時も「Yes!」を連呼し、外国人を困らせていたが、世界数ヶ国・地域(ニューヨーク、フランス、中国等)にも同種がいて、それぞれの言語・方言の「ハイ!」を連呼している。 「ハイ!」を連発して口をアップするシーンが多い。公式動画の貝社員グッズ紹介で「ハイ!」を連呼し、アサリにうるさがられて、水をかけられることがよくある。 カラオケでは「ハイッ!」を連呼するだけの歌詞の「HENJI」という曲を歌っていた(その曲の作詞はムール貝の元彼氏)。 涙に五月病を治療する効果がある。海を濾過する貝だけあってナチュラリストであり、(生物学を無視して、ヒヨコから育った)プテラノドンの棲息地をアサリ達で守った。 課長の機嫌をとるために、動物(犬、パンダ等)に変装することもあり、まるで幼児かと見間違うような言動だが、アサリやカモ貝達と職場で同期である。彼の家族全員も「ハイ!」しか喋らず、(2020年4月5日現在)判明している貝社員の家族では、唯一の両親とも貝である。 『朝だよ!貝社員』では、頬に渦巻きが追加された。 誕生日は8月1日。獅子座。故郷はジップ商事から徒歩で行けるくらい近いハイ貝村であるが、自身は八王子方面在住(#117で、タクシーで一緒に乗った課長が指名しただけであり、詳細な住所は不明)。から揚げが大好物であり、待ち受け画面にするほどである。 『デラックスだよ!貝社員』では、『お盆休み』の回に、Z課の社員なのに、(配信時登場している貝社員の中で)唯一出勤ボードに名前が書かれていなく、(あるあるネタではない)ハイ語を話すだけのキャラと化しており、返事だけは「ハイ!」っと立派に相当する生返事に関する言動はとっていない。 アワビ(男性) 声 - モリ・マサ その場しのぎの貝社員。しゅ(す)みませんが口癖で、自分がどんなに悪いことをしても謝罪すれば周りの気が済むと思っているため謝罪の言葉に誠意がなく、謝罪したあとは何事も無かったかのように通常通りに仕事をする。お詫びの為のツール(目薬、世界各国の言語で書かれた謝罪状等)を数多く完備している。いつも土下座する際に額を強打しているので、絆創膏をしている。 フグが好物(#222)。アサリやムール貝がさん付けしており、アサリ達やムール貝より先輩である。 プライベートでは、OUR-b名義でメタルバンドのメインボーカルを務め、破壊的なステージを繰り広げている。一度ソロでメジャーデビューの話が来たが、メンバーのために断っている。 単語のアクセントが標準語に比べておかしいことがある(#334)。 アニメの回が進むと、迷惑をかけても謝らなくなり、仕事中漫画を読んだりしていて、アサリとキャラクターが被ってきている。 『デラックスだよ!貝社員』では("excuse me"の意味以外で)長らく、謝罪に関する行動はとっていなく、初めて謝罪をしたのは2019年11月1日の分が初であり、極端に少なくなっている。 『朝だよ!貝社員』では会社の近くに住んでいたが、『デラックスだよ!貝社員』では電車通勤である。 モチーフにしているのはマダカアワビである。 ムール貝(女性) 声 - ゴンチ(Charisma.com)(コラボレーション時のみ)、山根万菜実(『デラックスだよ!貝社員』) スイーツ(笑)系の貝社員。飲み会やラーメンなどの女子力が低いことを嫌い、適当な答えで惑わせて周りが被害を被る。どんな場合でも定時(17:00)になると即退社する。体にはかなり敏感で、ニキビができただけで有給休暇を志望する。冷え性で寒がり。汐留ニャッツ・アイの次女(的存在)。 公式動画では貝殻に何も無かったが、『朝だよ!貝社員』では、貝殻に宝石が追加され、服装も(普通の事務服から)マイナーチェンジしている。 『デラックスだよ!貝社員』ではトリ貝と共に社員として登場。デラックスだよ!貝社員では初のモブキャラ以外の女性キャラクターである。 ムール貝とはイガイ科の貝の総称であるが、モチーフにしているのはムラサキイガイである。 カモ貝(男性) 声 - モリ・マサ 曖昧模糊な貝社員。語尾に「~カモ」を付けてあやふやにするが、課長のせいにする時や、非常事態(プテラノドンの故郷を守る時、会社を辞めようとする課長を思いとどまらせる時等)の時等は、断言する。 新人の尾崎に密かに思いを寄せ、幾度となくアプローチをかけようとするがいつも失敗に終わってしまう。ついに口癖の「カモしれないっすね」を語尾に付けずに告白を言い切り尾崎を驚かせるが、フラれてしまう。 性格は曖昧で恋愛についてだけでも、17才の視聴者のデートの誘いを合コンの保険にするほど狡猾だったり、尾崎に一途だったり、初デートで親を同伴させるくらい甘えん坊だったりする。 職場ではアサリやハイ貝とは入社当初からの付き合いだが、ハイ語を理解できない。両親とは離れて暮らしていて、自転車通勤(#4)であるが、合コンなど(飲酒するような会)では山手線を使い、遅刻しそうな時等にはわざわざ遠くに住んでいる両親に車で送ってもらったこともある。スノーボードが上手だが、本人は向いていないと思っている。過去に「サモアの大鷲」と揶揄されたことがある。 公式アプリ貝社員の断末魔では、初期は公式Twitterで「偽りのカモ貝」と言われるほどまったく異なる姿だったのだが、アップデートでデザインが公式動画の姿に変更され、更に『朝だよ!貝社員』では、無地のジャケットから、カモフラージュの「カモ」にかけて迷彩柄のジャケットに変更されている(通称カモ柄)(公式動画では課長の妻と不倫している設定だった)。元々、調理オチの歌詞は「あぁ~ 殺菌して缶詰にして~」だったのが、『朝だよ!貝社員』では「あぁ~工場送りにして缶詰にしてぇ~」に変更されている。 アニメの回が進むうちに(ひねていくアサリとは反対に素直になり)あやふやにするよりもツッコミ役や両親が迷惑をかける話が増えていき、「カモ」が語尾の口癖と化している回も増え、その口癖さえ言わない回が増えていく。 『デラックスだよ!貝社員』では長らく、「カモ」と言ったことはなく、初めて「カモ」と言ったのは2019年11月1日の分が初であり、極端に少なくなっている。デラックスだよ!貝社員では朝だよ貝社員とは異なり、実家暮らしであり電車通勤である。 シャコ貝(男性) 声 - モリ・マサ 社交辞令がしつこくて嘘くさい太鼓持ちな貝社員。社長や常務のような立場が上の人物をただひたすら褒めており、逆に人を食った態度が相手に不快な思いをさせてしまっている。上司や将来性のある相手には腰巾着に徹するが、そうでない相手(春日が大企業「玉の輿商事」を退社したことがわかったときなど)には手のひら返しとばかりに悪態をつく。 毎朝自宅の本棚の裏に隠された部屋で次々に現れるポスターに描かれたお題に対し、瞬時に社交辞令を言うトレーニングが日課であり、影で努力をしている。社長との接待ゴルフの際ホールインワンをしたり(#149)、壁を登ったり貝殻を変形させてホバーするなど驚くべき身体能力を発揮する。ピコピコハンマーや扇子などの小道具を瞬時に出すことが出来る。秘めたる力を開放すると潜在社交辞令力を3%から100%に引き上げる「エクストリーム社交辞令」を発動できるが、使用すると入院するほど体を酷使する。 自分のことは棚に上げて、他人の社交辞令には非常に厳しい面も(#363)。カモ貝がさん付けしていることから、アサリ達より先輩である。 ジップ商事元社員の徳島えりかとは幼馴染みである。えりかに対しては子供の頃キーホルダーを渡した頃からほのかな恋心を抱いていたが、叶わぬ恋に終わった。高校時代、彼女に一人しか選ばれない大学の推薦枠を譲った(#422)。幼いころはえりか曰くおとなしくてかわいかったらしい(#317)が、えりかのせいでシャコ貝は今の性格になった。 アニメの回が進むと、社交辞令を全く言わない回も増えてきている。 『デラックスだよ!貝社員』本編では、はっきりとした社交辞令は行われなく、『FXだよ貝社員』の動画にしか社交辞令の描写がない。 モチーフにしているのはシャゴウガイである。 ホラ貝(男性) 声 - モリ・マサ、白井悠介(イケメンVer.) 後輩や女性の前で平気でホラを吹く法螺吹きの貝社員。ただし絶対に人を騙すような詐欺はしないなど、少なくともほら話に対して一定の善悪基準を設けている。 女性キャラクターをお持ち帰りしようと企む、少しエッチな一面もある。 本人は意識高い系を装っているが、運動も歌も英語も不得手。また、貝の癖に泳げない(#75)。 学生時代はテニスサークル「ラブリーズ」のメンバーだった(#345)。 職場では大金持ちの父親がいるようなほらを吹いているが、実は弟と妹とアパートに住んでおり(親の存在は不明)、帰宅後は弟達にすぐに夕食を作って食べさせたり、妹の誕生日には欲しがっていたプレゼントを探し回って買ったり、優しい兄である。家で吹くホラは、兄弟を楽しませるためのもの。 一時期(2019年2月11日#710『特訓』)法螺吹き養成機関「ホラの穴」で特訓したことがある。 吹くホラがだんだんと変遷し、公式動画や朝だよ!貝社員初期は意識高い系で、モテたり、自分を高く見せるホラがメインである。 中期は妹たちのために吹く方便的なホラがメイン(この頃から作中で一切ホラとは関係ない話の回が出てくる)。 末期やデラックスだよ!貝社員では、ホラを仕事をサボる口実にする等、ホラというより嘘をつくようになり、(中にはホラとは関係なく、ただ社内でバカンス気分でサボる回もある)アサリのようなキャラクターになった。 マテ貝(男性) 声 - モリ・マサ 上司キャラ。いつも「待ってー」で用件を先延ばしにする。ときに、重要な事まで先延ばししてしまう事も。 のんびり屋のマイペースで周りを振り回す行動も多く、課長に注意される事もある。 人を待たせておきながら、自分は待たない一面もあり、レストランで「15分かかる」と言われた時は「もっと早く出来ないの?」と催促していた。 長年付き合っていたが、マテ貝の煮え切らない態度に愛想をつかせて別の男と結婚しようとした小苗と結婚し、子供が誕生している。 車の運転と歯医者が苦手。仕事を催促する優秀な社員よりアサリ達のような無能な指示待ち人間を好む。 職場ではアサリ、カモ貝、ハイ貝達より先輩である。公式サイトのTwitterでは課長(おっさん)でいることより、思春期でいたいと思っている。口癖の「(ちょっと)待って」という時はたとえ常務のような上司が相手でもタメ口である。 体の伸ばすことが出来る貝社員の中で、体型も相まって一番変形することが出来、壁を作ったり、巻き付いたり、こん棒のように体を叩きつけたりすることが出来る。 トリ貝(女性) 声 - いつか(Charisma.com)(コラボレーション時のみ)、瀧田理絵(『デラックスだよ!貝社員』) 肉食系女子の貝社員。若い男(GUY=ガイ)を獲得しようと必死。ホラ貝とは逆に男性キャラクターをお持ち帰りしようと企む。 汐留ニャッツ・アイの長女(的存在、つまりリーダー)。 幼少時には自称男嫌いであり、眼鏡をかけていた。 アニメの回が進むと、マッチョの男を侍らしてサボるような回もある。 『デラックスだよ!貝社員』ではムール貝と共に社員として登場。デラックスだよ!貝社員では初のモブキャラ以外の女性キャラクターである。『デラックスだよ!貝社員』本編では、はっきりとした男性を漁る描写は行われなく、『FXだよ貝社員』の動画にしか男性を漁る描写がない。 パウア貝(男性) 声 - モリ・マサ 上司キャラ。大量の書類を強引に押し付けるなどして、「査定に響くぞぉ~」と脅してくるパワハラ上司。しかし、若手社員の名前をあまり覚えていない。「えーっ?」が口癖。また、佐藤へのパワハラの一部始終が新人研修の動画に使用されたこともある。社員との野球では、キャッチャーを担当する。 「査定を操りし俺」を自称し(#53)、花粉を纏ったり迎えに来なかった佐藤を「左遷」宣告したり(#245)、ジップ商事の二次面接官であったこと(#310)から、人事系の部署所属と思われるが、ビジネスの専門用語には疎い。相手のプライベートなことを言って追い詰める精神攻撃が得意。 職場ではアサリ、カモ貝、ハイ貝達より先輩であり、カキ、課長(人間)とは同期だが部署はそれぞれ違う(#286)。 妻帯者だが、夫婦仲は冷め気味である。有名な実業家の著書を読み、部下に対しての飴と鞭の使い方を覚え実践しようとしたが失敗してしまい、結局いつも通りただのパワハラになってしまったり、後輩にご飯に誘われても照れて逃げてしまったりと実は後輩と素直に接する事が出来ないのを悩んでいる。マテ貝とは逆にまじめに頑張る部下を評価し、珍しくアサリ達が頑張った時は手伝ったり、佐藤が誕生日を迎えた時は書類の山にメッセージカードを封入したり、彼が風邪で寝込んだ時は家を訪問し、お粥を振る舞ったりした。 公式動画では髪がフサフサだったが、『朝だよ!貝社員』では、アワビとの差別化のためバーコード頭に変更された(新入社員時代は例外)(公式動画の髪型は「若き日の三人」の時のパウア貝の髪型として採用されている)。 『朝だよ!貝社員』の回が進むと、普通パワハラは本人には自覚はなく(鴨山課長のように)仕事に自分に厳しいがゆえに部下にもそれ以上を求めるゆえに起きるが、パウア貝の場合は「本人はパワハラしているという自覚があるが、実際は楽しようとして他人に仕事を押し付けるだけ」ということにされる。 パウア貝とは3種の貝の総称であるが、モチーフにしているのはヘリトリアワビ(学名 Haliotis iris)である。しかし、動画の最後の貝類の紹介箇所で(ヘリトリアワビ)とはなっていない。 『デラックスだよ!貝社員』では、2話でアイキャッチ風にカメオ出演した後、16話で本格的にうずしお商事の課長(課は不明)として同じような設定で登場し、パワハラを部下にして、その罰として懲戒的にZ課に左遷させられた。『朝だよ!貝社員』とは異なり、(少なくとも表向きには)本人はパワハラを否定し、「教育的指導」と称している。 この他、普通の人間として第4話に「パワハラ上司」(声 - モリ・マサ)がいるが別人。 オウム貝(男性) 人の説明をいちいちオウム返しにする。 課長などと言い合いになると、オウム返しした言葉に、相手の悪口を付け加えて言う事がある。他の貝社員の言葉や、機械や生き物などの物音、相手の行動、字や絵やついには劇中歌さえも第四の壁をも破ってオウム返しにする。オウム返し以外の言葉は基本無口だが、ハイ貝のように全く言葉が通じないわけではなく、多少はしゃべることが出来る。4人兄弟の次男。 『朝だよ!貝社員』でメインとしての登場は、2017年10月26日(#390)『オウム貝一家』が最後である。 なお、モチーフであるオウムガイは頭足類に所属する。 ワスレ貝(男性) 声 - モリ・マサ 忘れん坊な鳥頭の貝社員。肝心なことは忘れる癖にどうでもいいことは覚えている。課長の顔すら忘れてしまう反面、課長との思い出や幼い頃の初恋の相手など感情とともに覚えたことは忘れなく、風邪などの病気になると逆に記憶力が良くなる。「ポカやっちゃった~」が口癖。 職場ではアサリ達に敬語で話している。(カモ貝のようにしらばっくれているわけではなく)忘れっぽいだけなので怠惰な貝社員の中では努力家なほうであり、カキに弟子入りしたことがある。 実家は新幹線の沿線(#352)で最寄りの駅名は「ここ」。母親や、祖父母(父方か母方かは不明)は普通の人間。普通免許を所持している。 公式アプリでは女性貝社員だったが、『朝だよ!貝社員』では性別とデザインが変更されている。 「デラックスだよ!貝社員」では本編より先に「リポビタンマン」×「貝社員」コラボでZ課の社員の一員として初登場した(本編では13話で初登場)。 ミル貝(男性) 声 - 不明(2016年12月29日『2016年を振り返って』まで)→杉山紀彰(2017年4月11日『ミル』以降) SNS及びインターネット依存症の貝社員。 パソコンできちんと仕事をしていると見せかけて、いつもfacebook(『朝だよ!貝社員』ではSNS)や動画サイトなどを見ているネットジェネレーション。 しかも、人の給料明細のような個人情報も覗き見る。アサリよりも結婚は早く、相手はネット上で知り合った人である(貝社員の「投資 TO THE FUTURE」)。 『朝だよ!貝社員』でメインとしての登場は、2017年6月12日(#294)『投稿者は…』が最後である。 ミル貝とはミルクイとナミガイ類の総称であるが(この二つは分類学的にも離れている)、学名部分はミルクイ(Tresus keenae)のはずだが、顔(水管)は白くてナミガイのようになっている(「ビックリ!貝まつり」の展示もナミガイである)。 『デラックスだよ!貝社員』本編では一切登場しないが、「貝社員の描くっす!自分らしいキャリア」の漫画には登場している。 シジミ(男性) 声 - 不明(公式動画)→増田俊樹(『デラックスだよ!貝社員』) 干物男の貝社員。スーツはビシッとしているが私服が地味。仕事が出来るので、女性社員からは好かれている。 『さわるとキケン! 貝社員図鑑』では、デートで予約するレストランが地味だったり、割り勘である。 『デラックスだよ!貝社員』では、ヘビメタ調のエンディング曲を歌っているが、毎度のようにアサリから歌の詞が地味とツッコまれている。 『デラックスだよ!貝社員』の本編には登場したが、前述の「仕事では迷惑をかけないキャラクター」ではなく、真面目なはずのスーツ姿で(アサリ達が勝手に開催した)社内カートレースの審判になるなど、キャラ崩壊も甚だしい言動や設定が付け加えられる。
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