基礎用語
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戦闘教義 - 汎用性の高い一定の合理的な戦い方。これを基礎として部隊の編制・装備・訓練は準備されている。 作戦 - 部隊が行う戦闘行動を言う。作戦目標、作戦方針、作戦計画に基づいて実行される。 攻勢・防勢 - 攻勢とは攻撃を主な戦闘行動とする作戦的な勢い、防勢とは防御を主な戦闘行動とする作戦的な勢いである。攻勢は敵を撃滅することが重要である。防勢は地形を利用し、逆襲の戦機を掴み敵を撃滅することが重要である。 外線・内線 - 外線とは後方連絡線を離心的・拡散的に配置して部隊を分散している態勢であり、内線は後方連絡線を求心的・集中的に配置して部隊を集中している態勢である。特徴として外線は攻勢的であり、内線は防勢的である。 部隊 - 2人以上の兵員から構成される集団。戦術においては師団・旅団・連隊・大隊などを指す。機能から前衛部隊・火力部隊・機動部隊・兵站部隊に分類できる。 部隊編制 - 部隊の基本的な種類であり、戦闘力を直接構成する兵科として歩兵・機甲・砲兵・工兵などがある。 戦闘力 - 部隊が有する戦闘での殺傷・破壊の能力。衝撃力(白兵力)・打撃力・防護性・機動力に細分化できるが、さらに兵站機能などを含む場合もある。 兵站 - 戦闘維持の為に戦闘部隊の後方における補給(輜重)・輸送・整備・衛生などの面での後方支援を行う、輜重兵・衛生兵・軍医などがある。 前衛・側衛・後衛 - 縦隊において前衛は本隊の先頭に、側衛は両側面に、後衛は背後に配される機動部隊などであり、警戒などを行う。 中央・右翼・左翼 - 横隊において中央は中心部に、右翼は右側に、左翼は左側に配される部隊であり、両翼はしばしば機動部隊が置かれる。加えて前衛が置かれる場合もある。 正面・背後・翼側 - 防御においては、正面は敵攻撃の方向、背後はその逆方向、翼側はその両側面。 延翼 - 右翼・左翼・両翼の横方向への延長。 予備 - 一線で戦闘展開している部隊に直接加わらずに後方で待機し、戦機を捉えてから投入される戦力。 後方連絡線 - 基地と戦場の間の交通線であり、連絡線・補給線の機能をも持つ。部隊はこの線上で基本的に行動する。 地形 - 高低起伏・地表面土質・水系・植生・人工建築物などから構成され、部隊の行動に根本的に影響する。 大事な土地 - その支配権の有無が戦術的に重大な影響をもたらす地形。交通路の収束点(交通の要衝。水域でのチョークポイント)・制高地・港湾・飛行場などが挙げられる。 偽装・掩蔽 - 偽装は敵の発見の妨害、掩蔽は敵の射撃に対する防護。 隘路 - 狭い道路で出入口が開けている路。 接近経路 - 部隊が目標地点または緊要地形に至るまでの経路。経路の価値は交通容量や機動自由度などによって左右される。 敵情 - 敵の部隊配置や戦力内容の情勢。 航空優勢・制海権 - 航空優勢は空域の支配権であり、制海権は水域の支配権である。特に航空優勢は航空作戦の成功などを左右し、地上作戦の遂行に大きく影響する。制海権は水陸両用作戦など沿岸部での戦闘において影響を及ぼす。 陣地 - 築城によって戦闘において優位を得られるように改変した地形である。機能によって前進陣地・警戒陣地・偽陣地・予備陣地・拠点陣地などに分類される。 築城 - 工事によって地形を戦闘で有利になるように陣地として改変することである。防御戦闘の基本的な準備である。 展開 - 部隊の態勢を戦闘に先立って特定の戦闘陣に変換すること。 発見 - 敵の位置を把握すること。前衛部隊によって主に行われる。本隊に敵の位置を報告して後続する部隊の展開を支援する。 拘束 - 戦闘によって敵の自由な行動を妨害すること。前衛部隊によって主に行われる。後続する部隊の戦闘展開を支援し、敵の戦闘展開を妨害する。 制圧 - 火力攻撃などによって敵の部隊行動を攪乱・無力化させること。火力部隊によって主に行われる。接近に先立って敵部隊の戦闘力を減衰し、後の攻撃を助ける。 機動 - 部隊を移動・運動させること。機動部隊によって主に行われる。敵に突破攻撃・包囲機動・迂回機動を仕掛ける。 打撃 - 敵を火力・衝撃力によって攻撃すること。敵部隊の戦闘力を減殺する。 誘致 - 敵を意図的にある地点にまで誘い出すこと。 挟撃 - 敵を同時に二方面から攻撃すること。 占領 - 地形の支配権を確保すること。陸上作戦では占領によって地上権を獲得する。 情勢判断 - 情報収集活動などに基づいて情勢がどのようにあるのかを判断すること。指揮官の指揮統制に全般的な影響を与える。 決心 - 任務分析・情勢判断・敵の可能行動の列挙・行動方針の列挙を経て指揮官が下す最終的な決断。 戦機 - 戦闘において勝敗を決する決定的な機。 士気 - 兵員の任務に対する積極的な意欲。
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基礎用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 08:57 UTC 版)
親と子は3尺ほどの間隔を開け、「盆茣蓙/盆蓙/盆布(ぼんござ)」と呼ばれる木綿の白布を挟んで、平行に向かい合わせに座る。親側は胴を中心に、その両隣には「合力」と呼ばれる補助の役目が座る。数字の呼び方は、一(ぴん)、二(に)、三(さん)、四(し)、五(ご)、六(ろく)で、一のことを「いち」、四を「よん」とは呼ばない。一を「いち」と呼ばないのは、七(しち)と混同しないように、16世紀にカルタがポルトガルから日本に伝来した際、1を意味する「às pintas(斑点という意)」をそのまま賭博用語として使い続けてきたという経緯がある。 盆(ぼん) 賭場のこと。盆中(ぼんなか/ぼんちゅう)、盆屋(ぼんや)、敷(しき)、鉄火場(てっかば)、博打場(ばくちば)、場(ば)、道場、入れ物とも言う。中国の盂蘭盆経(うらぼんきょう)で祖先の霊を供養する仏事が日本へ伝わり、供え物を載せる敷物のことを盆茣蓙(ぼんござ)と言った。江戸時代、寺社は寺社奉行の管轄下にあったため、非合法な賭博が寺社で開催されても町奉行による捜査検挙が困難で、寺社で行われる賭博には盆茣蓙が用いられたことから、賭場のことを盆と呼ぶようになった。室内には神棚が祀られ、入口玄関にはお浄盛り塩が置かれるのが一般的である。博徒たちは賭場で知り合い親しくなった仲間のことを「盆仲(ぼんなか)」と呼ぶ。 胴(どう) 親のこと。胴親、胴元、胴師、胴取(どうとり)、胴頭(どがしら)とも言う。手本引きでは繰札を扱うことから、札師とも呼ばれる。賽本引きでは壺振りや中盆(なかぼん)とも呼ばれる。喋ると言質から張子にヒントを与えかねないため、終始無言なおかつ無表情であることが多い。張子からは特に目の動きに注目されることから、胴はサングラスやメガネを外して臨むのが礼儀とされる。元来、胴は「筒」という漢字で書かれ、これはサイコロを入れる筒(つつ)に由来するのだが、親が軍資金を腹巻きに入れていたことから、「胴」の字が当てられるようになった。 胴前(どうまえ) 胴が用意する軍資金のこと。親金(おやきん)、胴前金、胴金(どうきん)、胴面(どうづら)、胴芯、芯、芯玉、前とも言う。「前切(まえぎり)/縁(ぶち)」と呼ばれる最初に提示した額までしか支払い義務はなく、原則的には、この額と同じだけ儲けたら胴を交代しなければならないことから、胴の損得の上限を意味する。胴前が減って配当の全額が支払えそうになければ、「胴は前切でっか?」と確認して、賭け金の額を調整すべきである。 繰札(くりふだ) 胴が用いる一から六までの数字を示す6枚の札のこと。天正かるた系の地方札で明治期の「小丸」のオウル(金貨)の紋標をベースにしていることから、豆札とも呼ばれる。豆一六、小点(こてん/こでん)、親札、引札、本綱(ほんづな)とも言う。片手で繰りやすいように、張札よりも小型で細長く作られている。繰札は新品だと手に馴染まないので、胴が自前の持参するものである。三の札には「願ひなし」や「ながいち」と崩し字で書かれ、四の札には製造元の意匠が記されている。大正期に大阪の土田天狗屋が駿河と甲斐に「山西(やまにし)/山丙(やまへい)」と称して卸していた札が繰札であった可能性がある。昭和初期の限られた期間ではあるが、任天堂では「本生水(ほんしょうず)」とカタログに記載していた札があり、これも繰札で「本小豆(本引き用の小豆という意)」の換字の可能性がある。 紙下(かみした) 胴が繰札を隠すために使用する手拭のこと。的(まと)を倒語にしてトマとも言う。江戸時代になって藩札が使われるようになると、紙幣を入れる財布のことを紙入(かみいれ)と言い、手拭をお金(紙)の下に敷いて用いたことから紙下と呼ぶようになった。博徒の襲名披露などで引出物として配られた代紋入りの手拭が使用されることが多く、手拭を縦に一重、横に三つ折りにして周囲と対角線を縫い合わせている。この裁縫作業は、博徒の妻や妾である場下(ばした:立場が下という意)にやらせた。基本的に紙下は胴ごとに自前で用意するものである。 目木(めもく/めき) 胴の前に置かれる一から六までの漢数字が書かれた出目の履歴を示す札のこと。目安駒、目安札、出目札、木札(もくふだ)、木(もく)、見子(けんこ)、前綱(まいづな)、前縄(まえなわ)とも言い、扱い易いように厚みがあり、柘植や樫などの木製で漢数字部分が浮き彫りになった本格的な物から、木駒に張札を貼り付けニスで塗装した物、田村将軍堂のようにカルタを固めた物など多種多様である。胴が自身の選んだ繰札の目(数字)を認識していることを証明するための道具であり、胴は選んだ目を逐次、自分の右側へ並べることから、どのようなサイクルで引いてきたかが明白となり、張子らはそれを推測の目安にしている。 張子(はりこ) 子のこと。張手、張客、側師、側(がわ)とも言う。盆屋から見れば、賭客(ときゃく)ということになるのだが、客とは金を支払う人を指すため、盆屋が張子のことを「客」と呼ぶのは禁句とされており、敢えて「店(みせ)」と呼んだりする。帯封をした100万円を下銭(さげせん/さげぜに)として出せば、盆側が10万円で束(そく)った豆玖(ずく)と交換してくれる。 張札(はりふだ) 張子が用いる一から六までの漢数字が書かれた6枚の札のこと。書札(かきふだ)、持札(もちふだ)、大一六(だいいちろく)、機会(きかい)とも言う。裏貼りが黒と赤の二種類があり、赤裏の張札は対角をカットして、廻札やケイモン札といった特殊な張り方に用いられる。一・三・五の奇数字が赤色の大阪タイプを「赤ピン/赤半/半目赤」、すべての数字が黒色の京都タイプを「黒ピン」と呼んで区別したりする。大阪の小原商店本店が製造した張札の六の札には、赤短冊が描かれ、中に「よろし」と書かれている。京都の松井天狗堂では、盆の需要に応えて数字を白抜きにしたり、カラフルな地紙を使った特殊な張札も製造していた。 采配(さいはい) 盆を取り仕切る実質的な責任者こと。親分である貸元が逮捕されては組織の存亡に関わるため通常は不在で、ナンバー2である若頭が担当する場合が多く、代貸や盆守(ぼんもり)とも呼ばる。胴の不調が続くようであれば、「一遍、洗ろうとけ!」と胴の交代を命じたり、場合によっては自ら胴を務めることもある。賭客が来れば「ようお越し!」、帰る時は「悪おましたな。また来とくんなはれ!」と挨拶を欠かさない。 盆守(ぼんもり) 張子がイカサマなどの不正行為をしていないかを監視する役目のこと。これとは別に「賭場荒し」に備え、より強力な組織が後楯をしていることがあり、「あそこの盆はワシとこが守りしてまんねん」と言ったりする。 三下(さんした) 盆の雑用係や見習いの下っ端のこと。三下奴(さんしたやっこ)、凭(もた)れ、手伝い(てったい)とも言う。博徒組織において、貸元、代貸、出方という三役の下に位置することから、若い衆のことを三下と呼ぶようになった。賭客の靴を管理する下足番、見張り(木戸番、梯子番、中番)、客引きや客送り、お茶を出したり、煙草を買いに行くなどの使い走りをしたり、灰皿の吸い殻をブリキのバケツに入れ、座席をハンドクリーナーで清掃した後、座布団をひっくり返すといった庶務を受け持つ。 敷張(しけはり) 盆の見張り役で木戸番(きどばん)のこと。警察の摘発(バラシ)を警戒して、外で屋敷を見張るため、関西ではそう呼ばれるようになった。関東では屋敷を展望することから、敷展(しきてん)と呼んでいる。警察関係者が訪れた時は、人差し指と親指で輪を作ってオデコに当て、ジェスチャーで仲間に知らせた。 合力(ごうりき) 盆の世話役のこと。中盆(なかぼん)、出方(でかた)、脇(わき)とも言う。合力の役目は多彩で、進行係、あおり役、配当計算、配当付け、賭け金の回収、イカサマの監視、手入れの時には賭客を逃がすために身体を張って警察の進入を防ぐのもその役割で、熟練者の兄貴分が受け持つことが多い。上半身裸に晒を巻いておくか、もしくはダボシャツにステテコといった下着姿。胡座(あぐら)でも構わないが、正座をして手のひらを上に向け膝に乗せておくのが、礼を弁えた基本姿勢である。大規模な盆になると合力が4人に増えることもある。 合力は「さァ、入ってまっせ。どうぞ!」「どちらさんも、早いとこ頼んまっせ!」「ここが喰い所、張っておくんなはれ」「胴前が増えてまっせ! 手早う合わせたってや」「さァ、行こか、でけた!(揃いました)」「手ェ切って、勝負!」「ろく!(6の出目を叫ぶ)」などと威勢の良い声で張子を適度に熱くさせ、胴に対しては「受かりました(親が儲かることを差す)」「いい綱です。次、入って下さい」、場合によっては「そろそろ引き退きではないですか?」などと逆に冷ましたり、合力の力量次第でその場が盛り上がるかどうかの鍵を握っている。 合力が金をちょろまかしてくすねることを「タコ行く」と言う。これは蛸が空腹になると自分の足を喰ってしまうことから、それを形容している。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 05:38 UTC 版)
1988年・1991年・リレイション共通 アンヘル 古代人機の侵攻を防ぐためにベネズエラ政府が創設(役人の責任の擦り付け合いによって設立)した組織。前身は才能機(後の人機)を製作していた高津重工。カナイマ、ルエパ、ウリマンの3つから成る。1991年(旧・エクステンド) カナイマは壊滅し、ルエパとウリマンは統合して1つになった。 人機(ジンキ) 高津重工が開発した大型の人型機械。血塊を動力源とする血塊炉を主出力機関とする。作業用、戦闘用、種々のタイプが存在し、頭部のコックピットに操主(パイロット)が乗り込んで操縦する。操縦は単座、もしくは複座で行われ、血続が操主となる場合はトレースシステムを使用することが可能となる。 正式名称は「人型特殊才能機」。開発の初期段階では「才能機」と呼ばれていた。生みの親は大池赤菜。 アニメ版では「人工人機」と呼ばれたこともあった。 血塊(けっかい、ブルブラッド) テーブルマウンテンから採れる青い鉱石。人機の動力源。 永きにわたる時の中で、地球に生きる全ての生命が死後に結晶となり大地に眠ったもの。人の精神エネルギーを蓄積し、それを力に変える。 血塊炉(けっかいろ、ブルブラッドシステム) 人機の動力炉、永久電力を利用した超伝導体。 操主(そうしゅ) 人機の操縦手をこう呼ぶ。血続が操主となる場合、その人機のポテンシャルは想定されていた水準以上の能力となる。 長く人機を操縦する操主には人機に“取り込まれる”という現象が起こる。その対策として人機の操縦方式は複座方式が用いられることとなった。 古代人機(こだいジンキ) テーブルマウンテンの太古の地層から突如現れた正体不明の巨怪。血塊で動くゆえか“人機”と呼ばれる。鍵穴のような形をし、人間大サイズのものも存在する。 その正体は「命の眠る場所=テーブルダスト」の番人(命の番人)。1991年(旧・エクステンド) 八将陣たちが使役し、戦闘に利用している。 テーブルマウンテン 秘境ラ・グラン・サバナにいくつも存在する台形状の山。血塊が採掘される場所であり、また古代人機の発生場所でもある。テプイ(先住民の言葉)とも呼ばれる。 八将陣(はちしょうじん) 黒将が率いる人機特化部隊。ダビング・スールの協力を仰いだ黒将が「八将陣計画」のもと発足、結成した。1991年(旧・エクステンド) キョムの特殊部隊。強化人造人間を扱う恐るべき戦闘集団。 ファントム 人機の高度な操縦技術の一つ。足の関節の伸縮のタイミングとブースターの加速のタイミングを合わせて一瞬だけ超加速を得る技。応用技として機体全体の動力パイプの伸縮を利用して空中で向きを変えたり、急加速を得る「空中ファントム」がある。 アルファー 血続に反応する鏃型の板小片。テーブルマウンテンから発掘されたといわれている(黒将は先んじてこれを使っていたが、アルファーという名称が登場するのは1991年から)。 血続はこれを使い戦闘に際する攻防や、人機との通信・発信機代わりに使用できる。人機を遠隔操作する際の媒体としての役割もあると思われる。 個人差もあるが、使いこなすにはある程度の訓練が必要。 血続(けつぞく) 人機の操縦に長けた特性を持つ者の総称。 通常の人間よりも精神波が強く、それ故に血塊に共鳴する力が高い。女性が多く、男性の血続は数が少ないらしい。 Rスーツ(アールスーツ) 血続の力を人機にダイレクトに伝わりやすくするためのスーツ。1991年(旧・エクステンド) 人工アルファーで出来ており、着用者をある程度の衝撃から守る役割も果たす。 トレースシステム 人機の操縦システム。外観は操主の全身に装着する形をしている。これを扱う操主は血続が条件とされ、単座による操縦でも従来の複座型の操縦システムより操縦レスポンスは高くなる。 キョム 黒将、八将陣と関わりのある組織。黒将亡き後は八将陣残党がこの名を掲げ「黒将復活」のため活動を起こす(モノローグで語られている)。->1991年(旧・エクステンド) 八将陣が率いる組織。 人機の開発、人造生命体を生み出す技術など、そのどれもが常識では計り知れない水準を有しており、人類社会にとって「ロストライフ現象」を引き起こす脅威的な存在。 テーブルダスト テーブルマウンテンにおいてアンヘルが呼称する「ポイント0」の地下深くに存在する。 数万年前から、あらゆる生物の物質とも呼べないほんの少しの「命の欠片」=血塊が集まってできた場所。 古代人機はその血塊=「命」を守っている。 ロストライフ現象(ロストライフげんしょう) 黒将を倒した際に飛び散った邪悪な私念エネルギーに当てられた人達が起こしている凶悪事件。アンヘルメンバーはこの処理のために行動している。キョム(八将陣残党)の目的は飛び散った私念エネルギーを集め、黒将を復活させることである。1991年(旧・エクステンド) 1988年にベネズエラのラ・グラン・サバナで起きた核爆発以降、世界各地で起こっている怪事件。その規模は殺人から町1つを地図から消し去るほどのものまで様々。 その実態は黒将率いる「キョム」が人機を使い、世界各地を攻撃しているものであった(殺人は強化人間の仕業)。 1988年 エクステンドチャージ 人機の血塊=「命」に操主が最大限に共鳴することで、操る人機が通常をはるかに超える性能を発揮する現象。黒将曰く「本能の力」。 1991年(旧・エクステンド) シャンデリア キョムの衛星要塞。おそろしく巨大な建造物ながら、地上のどの国家にも察知されることなく超高空に潜む。 リレイション ハイアルファー 人機サイズの巨大なアルファー。それぞれが異なる能力と形状を持ち、一定の発動条件を満たさなければ使用できない。 黒い波動(くろいはどう) 大地に眠る命の力「Rエネルギー」が変異して負の力となったもの。キョムはこのエネルギーを集めている。 ビッグナナツー アンヘルの人機運用艦船。タンカーを元に造られており、艦橋の外部形状はナナツーウェイの頭部に似ている。 黒い波動の浄化装置を有する。 Rフィールド装甲(アールフィールドそうこう) 発生させたエネルギー力場により、実体弾を撥ね返す能力を有する装甲。この装甲を施した機体に対する実体弾の攻撃は無効とされ、損傷を与えられるのはリバウンド兵器に限定される。キリビト・ザイ、ポーンズに搭載されている。重量がかさむとのこと。 Rブレード(アールブレード) 人機の武装の一つ。いわゆるビーム剣であり、キリビト・コアが装備している。 Re:VISION リバウンド 血続が持つ能力の別名。通常、アルファーを媒介にしなければ発現しない。
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