主要人物の家族・関係者
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「太臓もて王サーガの登場人物」の記事における「主要人物の家族・関係者」の解説
佐渡 ケサ(さど けさ) 佐渡あいすが実界でホームスティしている家の家主の老婆。太臓が探しているドラゴンガールの一人である。 太臓に気があるようで、その影響からかあいすのコスプレ(第28章であいすの影武者として学校に行こうとした)などの奇行が目立ち、あいすの頭を悩ませる事もあるが、基本は心優しく彼女との仲は良好である。「しゃくはち式」という何かを持っているようだが、あえて聞かないことになっている。 名前の由来は新潟民謡「佐渡おけさ」から。 宏海の父 宏海と2人暮らし。職業は公務員。 息子の宏海を溺愛している上に思い込みと独占欲が激しく、宏海をゲイではないかと疑ったり、彼女が出来たら出来たで嫉妬心を剥き出しにしたりしている(そのため宏海にはかなり鬱陶しがられているが、その思い込みの強さは妹に対する彼の態度に確かに受け継がれているようだ)。この性格が原因で宏海は不良になったという。 メガネで黒髪。離婚した妻は登場せず。宏海の事を相談したり、女子高生のような文面のメールをやり取りしたり、文化祭で宏海のコスプレを一緒に見に来たりと、伊舞との仲は良い様子。結局最終回まで本名が不明。 部井 一緒(ぶい かずお) スピンを作った自称天才博士。作者の前作『無敵鉄姫スピンちゃん』に引き続き登場。 そのエロさから太臓とよく気が合う。よく孫娘に制裁を喰らっている。第17章で「私を作った博士」、第18章で「ロボットの持ち主」と、その存在は示唆されていたが、実際の初登場回となったのは第25章。 名前の由来は『超電磁マシーン ボルテスV』のボルトイン(合体)時の掛け声「Vトゥゲザー」から(together→一緒)。 部井 透瑠(ぶい とおる) 博士の孫娘。作者の前作『無敵鉄姫スピンちゃん』に引き続き登場。ビューナス女学院在学中。 普段は常識人だが、博士や太臓のスケベな行動に対しては容赦ない制裁を行うサディスト(あいすに匹敵する唯一の実界人)である。 前作最終回ラストシーンで「この世で最も見たくないものワースト1(太臓ランキング)」な光景を目にし、死を覚悟した事により決定的ななにかが切れたのか格段にサディスティックな性格を持つようになり、同時に驚愕・絶叫系のツッコミはなりを潜めるようになった(本作でその役を宏海が負っているせいもあるが)。その他前作との差異としては、右前髪に付けたV字形の髪止めが挙げられる。 父方の祖父(一緒)に似ているのは頑固な直毛のみだと自分では思っているようだが、スピンにエロ防止装置を搭載するなどロボット工学の素養もある。最近スピンに対して過保護になってきた模様。 名前の由来はVTOLから。 部井 佐蔭(ぶい さいん) 部井一緒博士の息子で透瑠の父。センター試験の試験官として登場。また、仕事の時はカツラ着用。 一応は常識人ではあるが、娘に対してはかなり過保護で心配性(これに対しては流石に父・一緒も頭を悩ませている)。 名前の由来はVサインから。 真白木 みのる(ましらぎ みのる) 第21章に登場した真白木の弟で、年齢は10歳。 髪を切る前の兄と同じアフロ風の髪形をしている。兄を慕うごく普通の少年であったが、あいすのサンタ姿がトラウマになり、以後サンタクロースの話をしなくなり、更にはハロウィンの時の兄の奇行(事故ではあるが)の所為でハロウィンの話をしなくなり、挙句の果てには節分の時の兄の奇行(公太郎達が間接的な原因でもあるが)により節分の話すらしなくなる等、行事をやらなくなる。 名前の由来は「白木みのる」から。 シャーくん ホホジロザメ。大木家のペットである。
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主要人物の家族・関係者
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「まりあ†ほりっく」の記事における「主要人物の家族・関係者」の解説
衹堂・マリヤ・イレーネ(しどう・マリヤ・イレーネ) 声 - なし / 折笠愛 鞠也と静珠の祖母で、天の妃女学院と御星の森学園の前理事長。イタリア人。前弓道部顧問。物語開始時から数か月前に他界し、第4巻で1周忌を迎える。「鞠也と静珠がそれぞれ異性装して通学し、本当の性別が先に周囲に知られなかった方を理事長にする」と遺言した。これは「両校を管轄する理事長にふさわしい能力の育成と判別」が目的だが、それは建前で、実際の遺言の動機は「愉快そうだから」。この本音は鞠也と静珠も知っているが、2人ともそのような祖母が好きなため特に気にしていない。 寛大で豪胆だが、茶目っ気のある性格。『三国志』など古代中国史に精通していた。鞠也と静珠が化粧でほくろの位置も変えて入れ替わっていても明確に見分ける。孫たちに茉莉花と竜胆を仕えさせた。 終盤で実は生きていたことが明らかになり、最終話では孫達の前に姿を見せたが、余命幾ばくもないとのこと。 衹堂 櫻子(しどう さくらこ) 鞠也と静珠の母親。両目に泣きぼくろがある。子供たちの胸を揉むのが好き。言葉遣いは、鞠也と同じ。かなこのことは以前から知っていた。義母・イレーネ発案による子供たちの入れ替わりには反対していたが、2人が今の生活に満足していたので、黙認した。 宮前 みき(みやまえ みき) 声 - なし / 加藤英美里 かなこの妹。地元の有名私立中学校に通う、天真爛漫で、誰からも好かれる美少女。かなこには「みきたん」「みきみき」と呼ばれ溺愛されているが、本人は過保護な彼女を冷たくあしらう。かなことは反対に賢いが、亡き母譲りの体の弱さを持っている。母親の過去の悪行(かなこの母の項を参照)を知ったことから、「悪ふざけのせいでパパが天の妃を辞職した」と嫌っており、「あの人」と他人行儀に呼んで墓参りすらしない。 小学3年生の時に家出した際にイレーネと鞠也の世話になっており、イレーネを「人生の恩人」として敬し、鞠也に深い憧れを抱いている。かなこに会いに天の妃に訪れたときもイレーネの墓に訪れる。鞠也が実は男性と知り交際を申し込むが、はぐらかされてうやむやになる。来年の天の妃入学を目指す。 宮前 柚芽(みやまえ ゆめ) かなこの姉。かなこ曰く、母親が17歳の頃に産んだとのこと。かなこと違って文武両道で美人だが、かなこからは「(難しすぎて)わけのわからない単語ばかり話すバカ」だと思われており、「要らん姉(ねえ)」などと一方的かつ激しく嫌われている。その嫌われぶりは凄まじく、鞠也と茉莉花がカリフォルニア工科大学に在学していることを指摘しても「バカ過ぎて日本の大学に入れなかった」と悪びれもなく決め付け、同大学が工学系で世界屈指であることを説明しても、かなこは「裏口入学」などと屁理屈を並べ、真っ向から否定している。その実、かなこ自身が自覚しているコンプレックスすら全肯定して受け入れる姉の優しさに対する反発であった。 エキセントリックな性格をしている。鞠也とはネットで知り合った仲で、彼の正体も見抜いた(但し、天の妃の生徒ではないので、対象外)。 かなこの母 本名不明。かなこが「天国のおかあさん」と呼ぶ人物。衹堂家の分家出身。弓道部の部員でもあり、イレーネに師事を受けていた。天の妃中等部在学時に当時高等部教諭だった、かなこの父親と交際していると悪ふざけを込めた軽い気持ちで嘘をつき、保護者会をも巻き込む大問題にした過去を持つ(本人はあくまでも悪ふざけだからと罪悪感は無かったらしい)。その後、伝説のマグノリアの樹の下で結ばれて本当に交際することとなり、中等部卒業後に結婚。かなこたち三姉妹を儲けたが、生まれつき体が弱かったことが原因で、かなこの小学校入学時に他界。 かなこは母親のことが大好きだが、みきは上述の悪行を知って以降、蛇蝎の如く嫌っている。かなこは母親の顔を覚えておらず、みきに顔写真の載っているアルバムを持ってきてもらうが、本能的にまだ見る時期ではないと、いまだに確認していない。三人の娘に「夢(柚芽)が叶う(かなこ=叶子)未来(みき)」という意味の名を付けている。 かなこの父 作中には未登場。本名不明。元は天の妃高等部の教師だったが、当時中等部の生徒だったかなこの母がついた交際の虚言によって保護者会を始めとした多くの関係者から吊るし上げを食らい、濡れ衣を着せられたまま辞職に追い込まれた。結局はかなこの母と本当に交際して結婚している。娘たちには天の妃に通ってほしいと思っていた。勉強ができないかなこに復習と予習をさせ成績をキープさせていたが、その期待も空しく、かなこは様々な要因も重なって、学院創立初の全教科赤点を取る羽目になる。 花房 桃太(はなふさ とうた) 声 - なし / 皆川純子 隆顕に会うためにやってきた男子小学生。10歳。大阪府出身。隆顕の婚約者を自称し、本気で彼女のことが好きだが、実際は互いの祖父の酒の席での冗談で、正式な婚約ではない。小生意気な性格。クワガタをこよなく愛する。
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主要人物の家族・関係者
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「ムシブギョー」の記事における「主要人物の家族・関係者」の解説
月島 源十郎(つきしま げんじゅうろう) 仁兵衛の父。現在は幕府剣術指南役。江戸幕閣を参照。 叶(かなえ) 声 - 相橋愛子 仁兵衛の母。飛騨高山出身でそこにある蟲狩の隠れ里・小里村で「常世の巫女」として崇められていた。故人。身長170cmで3サイズはB96(Iカップ)、W56、H90。。 しめ縄の髪飾りで長い黒髪を縛り、リボンの付いた青い鉢巻を巻いた女性。お春に勝るとも劣らない巨乳の持ち主で、源十郎はお春の胸を見て彼女を思い出していた。何よりも剣術が好きで、その高みを目指している時だけ自分を感じることができていた。仁兵衛が物心つく前に亡くなったため仁兵衛は彼女のことを殆ど知らないが、死ぬまでの間に当時赤ん坊だった仁兵衛に無涯が「塵外刀変化」で唱えていたものと同じ子守り歌を歌っていた。 腕の方は粗削りではあるが、源十郎の「富嶽鉄槌割り」を見ただけで覚えるなどかなりの剣の才能の持ち主。また、しめ縄の髪飾りを外すことで仁兵衛同様「常世の巫女」の力を発揮でき、白くなった長髪を自在に操ることが可能だが、本人は人ならずなこの姿を「醜い」と快く思っていない。 小里村にいた頃、山頂の社で教養と剣術、「常世の巫女」の力を扱うことに日々を費やされ外の世界に憧れていた。日本一の剣客となるために里の剣の師を倒して親と縁を切り、武者修行の旅に出た。20年前、江戸の道場破りの最中に同じく道場破りをしていた源十郎と遭遇、真剣勝負となる。互いの実力が拮抗していたために三日三晩(アニメ版では1年)戦っても勝負がつかなかったが、源十郎の腕を認め(どちらが上かはさておき)、「日本一と日本二の剣豪の子であれば健やかで逞しい子になるだろう」と考え、源十郎の子を産むと宣言した。 源十郎と二人で子に技を教える日々を楽しみにしていたが、その4年後仁兵衛を産んだ際に重い流行病にかかっており、自分の死期が間近であることを悟って源十郎に自身の過去を明かし再び真剣勝負をする。「常世の巫女」の力を解放した壮絶な一騎討ちの末決闘は自身の敗北に終わり、自分が自嘲していた「常世の巫女」の姿を「面白変化」と称した源十郎を「日の本一」と称えた。その一月後、この世を去った。 死してなおその「想い」は自身が小里村から持ち出した「天羽々斬剣」に宿っており、息子に渡り刀身を顕現しようとした際に仁兵衛に声援を送り、彼が真田に源十郎を斬られた怒りで暴走した際には正気に戻し、力を貸して「天羽々斬剣」を制御させた。 技 富嶽鉄槌割り(ふがくてっついわり) 常世の光(とこよのひかり) いろり 声 - 上坂すみれ 火鉢の妹。火鉢と同郷のくノ一。 姉同様ツインテールの髪型が特徴の幼い少女。フリルの付いたピンク色のスカート姿で、下着は水玉柄のふんどしを着用。一人称は「いろり」で口癖は「です」。火鉢を「姉様」と呼び尊敬しているが、再会した時のスキンシップは些か危ない。恋愛事にも目ざとく、火鉢が仁兵衛を意識していることにも気付いており、そのことで彼女をからかったりしている。 吹き矢を武器に用い、指笛を吹いて森の生類(動物)達を味方につけることが出来る。また木から飛び降りて無事に着地したり、火鉢と共に松阪和歌山城の水堀に潜ったりと幼いながらも身体能力は高い。 紀州の異常を探っている最中に望月に捕まったが、連れてこられた岩松村に潜伏していた仁兵衛達に助けられ、以後彼らの協力者となる。事件終息後、紀州の異変に一切無関心だった田舎の村を見限り、火鉢と共に江戸に渡る。仁兵衛のことは出会った当初から彼に懐いており(本人曰く年上が好き)、悪党達から助けられて以降「お兄ちゃん」と呼んで慕うようになる。 技 生類突撃隊(しょうるいとつげきたい) 様々な動物を呼び出し、相手に突撃させる。 モコ太ストライク 吹き矢の先に丸めたモコ太を付けそのまま発射する。 モコ太(モコた) いろりに従うムササビ。 小さい頃から自分を調教したいろりの影響を受けているせいか火鉢(というより女性)が大好きで、よく彼女に引っ付いているスケベな性格。人間とは筆談でコミュニケーションを取る。いろりを「マスター」、天間を「シャイボーイ」と呼ぶ。 弥三郎(やさぶろう) 火鉢・いろりの祖父。現在は「常世の神の僕」の一人。蟲を参照。 恋川 左之助(こいかわ さのすけ) 声 - 小杉十郎太 かつて関東を席巻した大盗賊「黒蜘蛛組」首領。春菊の父。 左こめかみと口元にある傷や大きな鼻が特徴。人を傷つけることを嫌っていた幼少期の春菊に辛く当たり散らしていた。 アニメ版ではお菊を斬殺したと春菊に勘違いされた挙句、殺される寸前までに追い詰められた。 お菊(おきく) 声 - 若林彩子 春菊の母。故人。 原因は不明ながら死の床に就いており、その苦しみから解放されるために春菊に自らを殺すように請うた。それが春菊の最初の人斬りとなった。 アニメ版では立場の弱い春菊を庇っていたが殺された。殺害犯は蟲狩の蓋骨となっている。 千鶴(ちづる) 黒蜘蛛組に所属していた松兵衛の母違いの娘。故人。 欠けた歯と赤髪が特徴の少女。自分の名前の漢字も分からず自分でも認めるほど頭が悪く、春菊曰く「どこまでもポンコツで、いつもどこかズレていて、常に笑っている」底抜けに明るい性格の持ち主。元は松兵衛によって村の外で違う母親の元で産まされ、赤ん坊の自分を養えないという理由から母が金で松兵衛に世話を頼み女中として働くことを条件に家に置かれている。松兵衛には父親として感謝しているが、当の本人からは娘だとは思われておらず本来の子供二人と比べて冷遇されており、松兵衛が外で悪事を働いていたことにも気付いていた。 2年前幕府に追われ自分の村に隠れ住んでいた春菊の世話係兼監視役を命じられ、彼を「春ちゃん」と呼んで親しみ一時的に春菊が人斬りから離れる切っ掛けを作った。松兵衛に短刀で春菊を殺すよう託された時も春菊に教えて無かったことにしようとしたが、蟲に襲われていた松兵衛を庇って重傷を負い、春菊に看取られながら息を引き取った。春菊が捕まった後、その亡骸は小鳥によって自分が気に入っていた松の木の丘に埋められた。 松兵衛(まつべえ) 元黒蜘蛛組の一員。関八州北にある山深い村の大地主で、千鶴の父。故人。 黒蜘蛛組在籍時は金に汚い一番の下っ端で、黒蜘蛛組が散り散りになった後は家に帰って大地主の跡取りになっている。後に村にやって来た春菊を昔の命の恩人と偽り匿っていたが、村で問題を起こす彼を置いたままでは自分の悪事が露見されることを危惧し、千鶴に春菊抹殺を命じ別の手として町奉行所に密告する。跡を付けていた際に蟲に襲われ千鶴が自分を庇って死んだことで結果的に町奉行所に春菊を捕えさせたが、悪事がばれないことに安堵して千鶴に「死んでくれてありがとう」と言ったことが春菊の逆鱗に触れ、彼に同心共々殺害された。 空(そら) 有虚と無涯の妹。故人。 滅多に外に出られないほど体が弱かったが、勉強熱心で頭が良く誰にでも優しい気丈な性格。当時の蟲狩メンバーの中心にいた人物で、中でも美月(蜜月)とは親友同士だった。また末那蚕や至胴曰く「つんつん」。 8年前、故郷である飛騨高山の小里村において鳰の里の資料整理や祠の調査を手伝い彼の屋外調査や見聞などを整理して書に記していたが、村やその歴史を知らなすぎた自分達に対して余りに秦河勝や常世の蟲のことに詳しかった鳰に疑念を抱き、その正体を探っていた。書には確証には到ってないものの自分なりに鳰の正体を調べたものを綴り、最後に「あなたは誰」と書き残して鳰に渡すつもりだったが、黒い蟲の襲撃の際に有虚と無涯、美月を庇い蟲に食い殺された。なお、彼女を殺した蟲は仁兵衛の強い蟲狩の血に反応して北の津軽藩に向かいそこで源十郎に倒され、書の方も無涯に発見され彼が鳰の元を離れる切っ掛けを作った。 棗(なつめ) 声 - 下崎紘史 天間の祖母。土御門家に仕える多くの一族の主を束ねる人物。 普段は梵字の書かれた覆面を被っており、周囲からは「ご隠居」と呼ばれる。天間の前では厳格な人物として振る舞っているが、本来は非常に孫思いな心優しい性格で、町の往来で天間が世話になっている市中組の面々に頭を下げる礼儀正しさも持つ。土御門家随一の式神制作の腕を持ち、天間の「為吉」「末吉」も自分が作った。 両親から見捨てられた天間を可哀想に思い、彼についた嘘が結果的に天間の寿命を縮めることになってしまった。天間が公家組に所属することになったことを聞いて蟲奉行所に駆けつけ、仁兵衛達に「裁かれる日が来た」と天間の過去を告白した。壱与の暴走時に天間に嘘をついていたことを涙ながらに謝罪し、互いに大事に想っていることを約束・認識してその後は従来の優しさで天間と接せるようになった。 一兵衛(いちべえ)、四保(しほ)、七太(ななた) 最終話に登場した仁兵衛と火鉢の子供達。他の仁兵衛の子供達と共に長福丸を「上ちゃま」と呼び懐いているものの、火鉢似の四保は小鳥を「鳥ヤロー」と呼ぶなど口が悪い。 双海(ふたみ)、五月(いつき)、八兵衛(はちべえ) 最終話に登場した仁兵衛とお春の子供達。五月は子供達の中で父である仁兵衛に一番似ている。 三太(さんた)、六拓(むつみ)、九子(くこ) 最終話に登場した仁兵衛と蟲奉行の子供達。3人とも蟲奉行譲りの銀髪が特徴。
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主要人物の家族・関係者
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「ガールズ&パンツァー」の記事における「主要人物の家族・関係者」の解説
西住 しほ(にしずみ しほ) 声 - 冬馬由美 西住姉妹の母親で、西住流戦車道の師範。黒森峰女学園や陸上自衛隊においても師範として活動しており、蝶野たちに指南している。 試合を放棄して仲間を救助したみほに対して、厳しく指導する非情な一面を持っている。全国大会の新聞記事でみほが勝手に戦車道へ復帰したことを知り、みほに勘当を言い渡すことを決めると同時に、そのことを黙っていたまほも叱責する。 姉妹対決となった決勝戦を遠くから観戦し、最終回(第12話)では己の道と信念を貫き通して勝利したみほを静かに褒め称える。 劇場版では西住流戦車道家元を正式に継承。高校戦車道連盟の理事長を務め、2年後の戦車道世界大会に向けての戦車道プロリーグ設置委員会の委員長就任を文科省から打診される。その矢先、蝶野から大洗女子学園の廃校決定を聞くに及んで、次年度の全国大会で黒森峰女学園が雪辱を果たせないという憂慮から同校の存続活動に協力し、杏が担当官と交渉する際、同席し彼女の後ろ盾となる。また、みほに対する態度も軟化しており、彼女の帰省に気づきつつもあえて目をつぶり、大学選抜チームとの試合の際には観戦して見守る姿を見せる。 蝶野 亜美(ちょうの あみ) 声 - 椎名へきる 大洗女子学園に特別講師として招かれた陸上自衛隊富士学校富士教導団戦車教導隊の1等陸尉で、戦車道の教官。使用車輌は試作型の10式戦車。日本戦車道連盟の強化委員でもあり、公式戦の決勝戦では審判長を務める。制服のスカートはミニに改造したものを着用している。着任時はC-2改輸送機から戦車ごと学園の駐車場へLAPESで降下し、学園長の外国製高級スポーツカー(フェラーリ・F40に酷似)に衝突。さらに履帯で踏み潰す。 未経験の生徒たちに操縦方法をまったく教えないまま、初日から本格戦闘の練習試合を行わせる。指導はみほ以上に擬音が多く、大雑把かつ非常に適当だが、礼儀にだけは厳しい。 西住流戦車道師範で陸上自衛隊戦車部隊師範でもあるしほの教えを受けており、まほとみほのことも知っている。その後もサンダース大学付属高校との試合を観戦したり、チームの練習を視察したりする。劇場版では大洗女子学園の存続のため奔走し、大学選抜との試合でも審判長を務めている。 ドラマCDではみほをアシスタントに迎え、ラジオ番組「蝶野が斬る」のMCを務める。リスナーからの投書に対しては普段どおりに適当な返答をするが、結果論とはいえ、それが的確なアドバイスになることもある。 五十鈴 百合(いすず ゆり) 声 - 倉田雅世 華の母親で、華道の五十鈴流家元。鉄と油の「臭い」が大嫌いなため、戦車道に対してあからさまな偏見を持っている。 娘である華の「花を生ける繊細な手」から「鉄と油の臭い」を感じて失神し、戦車道の履修を止めるようにとの説得を聞き入れない華を勘当する。 準決勝のプラウダ戦では新三郎とともに現地で観戦するも、砲手である華が雪の壁を榴弾で破壊した際にも「花を生ける繊細な手で」と愚痴をこぼす。しかし、決勝戦を前に華が展示会に出品した力強い作品を見て、以前の華の生け花が「まとまってはいるが、個性と新しさに欠ける」のに対して、戦車道の影響で彼女が新境地を開いたことを喜び、和解する。決勝戦で観戦した際にはいっさい愚痴をこぼさず、娘の活躍を素直に喜ぶ。 新三郎(しんざぶろう) 声 - 伊丸岡篤 五十鈴家奉公人で送迎用人力車を引く角刈りの車夫。華の良き理解者にして「お嬢」と呼び慕い、その一挙手一投足を影で見守る。百合と華の仲が拗れた際には気を揉み心配、板挟みになりながら双方の間に入って説得し仁義を通そうとするも願い届かず華の心意気を汲み、号泣しながら人力車を引き学園艦まで送る。 百合が華を勘当した後も華を擁護し、プラウダ戦からは百合とともに現地で観戦し、華が活躍するたびに大げさに歓喜する。 劇場版では華から廃校の報を聞き、実家へ戻る事を進言したが却下される。 秋山 淳五郎(あきやま じゅんごろう) 声 - 川原慶久 優花里の父親で、秋山理髪店を経営する。髪形はパンチパーマ。優花里も父親の影響を受け、小学生時代はパンチパーマにしていた。 みほたちが訪問した際は優花里に友だちができたと喜ぶ。涙脆い。 秋山 好子(あきやま よしこ) 声 - 仙台エリ 優花里の母親。秋山理髪店を支えるしっかり者。髪形は優花里と似て、癖毛。 冷泉 久子(れいぜい ひさこ) 声 - 愛河里花子 麻子の祖母で、麻子が「おばぁ」と呼ぶ人物。両親を亡くした麻子にとっては唯一の肉親。 病院でも怒鳴り散らすほどだが、実際はたびたび倒れている。麻子の前では厳しい態度を取るものの、麻子を誰よりも心配している。そのため、麻子の前では心配をかけさせないように、元気なふりをしている。 島田 千代(しまだ ちよ) 声 - ゆきのさつき 島田流戦車道の家元で、愛里寿の母。大学戦車道連盟の理事長と大学選抜強化チームの役員を務める。 西住流をライバル視しており、大洗女子学園と試合することになった愛里寿に徹底的に叩きつぶすことを言い付ける。一方で娘にはやや甘い面もあり、愛里寿の「試合に勝ったらボコミュージアムのスポンサーになってほしい」という願いをあっさりと承諾する。 この試合(=大洗女子対大学選抜)が「政治的思惑」を多分に含んでいることは初めから知っており、試合後は「次からはわだかまりのない試合をしたい」と漏らす。そして惜敗した娘に対して健闘を称えるとともに、特別に褒美としてボコミュージアムのスポンサーとなり、ミュージアム改装の資金を提供する。
※この「主要人物の家族・関係者」の解説は、「ガールズ&パンツァー」の解説の一部です。
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