主要人物の家族・縁者とは? わかりやすく解説

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主要人物の家族・縁者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:24 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・自由惑星同盟」の記事における「主要人物の家族・縁者」の解説

オルタンス・キャゼルヌ 声 - 松尾佳子(旧) アレックス・キャゼルヌの妻。旧姓はミルベール。歳は31歳頃。 茶色の髪と目に、血色良い健康美人という表現がよく似あう女性専業主婦として家事全般に秀でているが、特に料理を得意とし、作中では良き妻、良き母として描写される見識深く毒舌家の夫にもまったくひるまず、むしろ言い負かすこともあるなど強さ見せる。作中ではヤンユリアンキャゼルヌ家に招かれ夫人料理堪能したり、夫の意見愚痴に対して反論した別の見解呈するというシーンが多いが、ヤンフレデリカ結婚後は、新妻となった女に先達者として助言などを行うシーンもある。また、ヤン暗殺され時にはフレデリカにそれを伝え役目依頼される作中ではもっぱらキャゼルヌ夫人」と呼称され、オルタンスという名前は10巻判明する。これについてファンから名前はなんというのかという質問多く寄せられたために、後からオルタンス命名されたという。 銀河英雄伝説列伝エピソード士官学校生の恋』で、元上官で軍を退役し在郷軍人会事務をしていた彼女の父ミルベール元少佐からチャリティーイベントの手伝い頼まれアレックスが、タンク・ベットを納入している民間企業に働くオルタンス出会ったことがきっかけで恋愛関係発展したヤンから又聞きしていた、士官学生クラインシュタイガーとガールフレンドのロイポルツの恋のやりとり噂話アレックスがしていた所、ロイポルツの言動違和感感じたオルタンスが「クラインシュタイガーさんはもう彼女に会えないと思う」と発言、ロイポルツの素性推察しアレックス感嘆させる。 シャルロット・フィリス・キャゼルヌ 声 - 天野由梨(旧) キャゼルヌ夫妻長女登場8歳年相応可愛らしい少女ヤンのことを「ヤンおじちゃま」と呼ぶ。基本キャゼルヌの娘あるいは無邪気な少女として登場するのみだが、バーラトの和約体制下で、ヤン家が監視状態にあった際には、ヤン家にラズベリーパイ届け、そのパイ中に連絡用のメモ隠されていた。キャゼルヌ家との家族ぐるみの付き合いによって、ユリアンからは半ばのような存在見られているが、ヤンキャゼルヌからは半ば冗談で、ユリアン将来の嫁候補として扱われることが多々ある。 パトリック・アッテンボロー 声 - 井上和彦() ダスティ・アッテンボローの父。ジャーナリスト外伝49章登場人物反骨精神の強い有能なジャーナリスト取材能力問題意識優れるが、上役との衝突によって何度も職場変えたという来歴人物逆にすぐに仕事を見つけられることも有能な証と説明される)。軍隊にも批判的であったが、青年時代熱烈な恋愛をした相手保守的な軍人の家の娘であり、義父と100回以上の口論3回殴りあいの末に男子生まれた軍人にするという約束結婚認められる。しかし、男子恵まれず義父退役間近に戦死したところを、第4子で初め男子生まれ、これに義父の名でもあったダスティ名付けた。この取り決めがあったことを息子伝えた際には、彼から自分の幸福のために生まれてくる子供犠牲にしたのかと反抗されるさらには息子軍人とするために、彼が志望大学不合格となるように祈っていたこともばれ、息子からは顔も見たくないと険悪な関係となる。しかし、そもそもダスティジャーナリスト志望だったのは明らかに父の影響からであり、ヤンからはその親子関係羨ましい思われている。 少なくともヤンアッテンボロー士官学校時代存命しているが、本編中では言及がなく、現在時間軸での来歴不明シェーンコップ祖父 声 - 中博史(D) フルネーム不明ワルター・フォン・シェーンコップ祖父帝国貴族同盟への亡命者故人男爵家分家下級貴族軍務省経理局次長にまで出世し退職まであと数年というところで連帯保証人になっていた知人負債抱え込んでしまい財産屋敷を失う。それでも完済はできず投獄されそうになったが、男爵家家名が傷つくことを恐れた親族によってフェザーン経由旅費だけ与えられ当時6歳だったワルター少年連れて追放同然の形で同盟亡命したという。 ノイエ版第7話シェーンコップ回想という形で登場している。門閥貴族狡猾な手段によって全財産奪われた上に、皇帝対す叛意濡れ衣を着せられ亡命決意したという設定変更されている。シェーンコップ祖父形見として帝国国章入った万年筆肌身離さず携えており、これが第7次イゼルローン攻防戦キーアイテムになる。 ユリアンの父 フルネーム不明宇宙艦隊所属大尉故人ユリアン・ミンツ亡父であり、本編開始6年前(ユリアン8歳の時)に帝国軍との戦闘戦死した軍人外伝2巻『ユリアンのイゼルローン日記』で明かされところによれば、ミンツ家は国父ハイネセンの「長征一万光年」にも参加していた自由惑星同盟名家であり、そのプライド強かった母(ユリアン祖母)の反対押し切って帝国平民出身亡命者の子孫の女性と結婚し、息子ユリアン授かったという。人物描写はほぼないが、ユリアン紅茶入れるのが上手いのはヤン以上に茶道であった父が伝授したからだという。生前キャゼルヌとも面識があり、後にトラバース法に基づきユリアンヤン養子になったきっかけでもある。 外伝4巻には生前の彼らしき登場人物がいる(詳細は#螺旋迷宮参照)。

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主要人物の家族・縁者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 03:36 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事における「主要人物の家族・縁者」の解説

エヴァンゼリン・ミッターマイヤー (Ewanselin Mittermeyer) 声 - 山本百合子(旧)/潘めぐみ(D) ミッターマイヤーの妻。愛称エヴァ」。 クリーム色の髪とすみれ色の瞳とバラ色の頬をした明るく献身的な女性ミッターマイヤーの母の遠縁にあたり12歳時に彼女の父の戦死によってミッターマイヤー家に引き取られた。当時士官学校2年生16歳であったミッターマイヤー実家帰省した歳に出会い互いに惹かれ合ってその7年後ミッターマイヤーからのプロポーズでようやく結婚に至る(本編開始6年前にあたる)。仲睦まじい夫婦だが、子供には恵まれなかった。 ロイエンタール叛乱後、ロイエンタールエルフリーデとの間に生まれた子供引き取りたいという夫の提案快く賛同し、「幸福」を意味するフェリックス名付け養育する同時にロイエンタールの元従卒ハインリッヒ・ランベルツ(直前両親亡くしていた)の保護者にもなる。また、ラインハルト・ヒルダ夫妻からも婚姻生活の先達者として信頼受けており、彼らの話し相手となる。 フェリックス・ミッターマイヤー (Felix Mittermeyer) 声 - 半場友恵(旧) ロイエンタールエルフリーデ息子で、後にミッターマイヤー夫婦養子新帝国暦2年5月2日生まれロイエンタールと、家に居着いたエルフリーデとの間にできた息子瞳の色両方とも青。第7巻9章においてラングロイエンタール仕掛けた策謀登場したエルフリーデが身籠った子であり、その後ラインハルト計らい無事に出産されていた。後述経緯から後にミッターマイヤー家の養子となり、エヴァンゼリンによってフェリックス(古い言葉で「幸福」を意味している)と名づけられる。姓はミッターマイヤーだが、ミッターマイヤー実父ロイエンタール素晴らしい男であったことをいずれ教え、彼が成人して自らの考え価値観持った時、実父の姓を名乗らせてもいい考えている。 出産後間もなくエルフリーデ子供連れて姿を消したために行方不明となる(その間母子共にルビンスキーの隠れ家に匿われていた)。第2次ランテマリオ会戦後、敗北し致命傷負って死につつあるロイエンタール前に、母エルフリーデに連れられて現れる初め会った息子の瞳が「金銀妖瞳」でないことをロイエンタールに安心させ、その上で親友ミッターマイヤー養子とすることが決められる亡きロイエンタール希望通りミッターマイヤー夫妻引き取られると、上記通りフェリックス名付けられる本編最終盤、死の床にあるラインハルト元に彼の希望連れてこられ、そこで生後間もない彼の息子アレク友人になって欲しいと願われる。そこで互いに小さな手合わせて2人将来暗示させ、ラインハルト満足させるラインハルト崩御後ミッターマイヤー夫妻抱きかかえられて庭に出た際に、上空の星を取ろうとして手を伸ばし、その姿を見たミッターマイヤーフェリックス行く末想うシーン物語は終わる。 ハインリッヒ・フォン・キュンメル (Heinrich von Künmel) 声 - 三ツ矢雄二(旧)/逢坂良太(D) 男爵家当主ヒルダ従姉弟(マリーンドルフ伯の甥)。18歳キュンメル事件実行犯先天性代謝異常という難病によって幼少よりベッド人生大半過ごしてきた病弱な青年貴族一方で知的能力問題なく学問全般に造詣深く自身相反する存在切望するために英雄崇拝傾向がある。特にレオナルド・ダ・ヴィンチや魏の曹操といった複数分野業績残した人物好み当代ではメックリンガー尊敬している。幼少時両親の死により家督を継ぐが、上記問題があるため伯父のマリーンドルフ伯が後見人となっており、ヒルダとも昔から実の姉弟のように接していた。 初登場リップシュタット戦後第3巻4章ヒルダメックリンガー見舞い受けたシーンから。病床の身ゆえにリップシュタット盟約には加わらず、家を残せたとある。18歳まではなんとか生きながらえたが、もはやこれ以上は無理だろうという死の恐怖と共に、何も残していない自分死後忘れ去られてしまうだろうという恐怖襲われる。それを地球教利用されラインハルト暗殺犯として歴史に名を残すために皇帝暗殺未遂事件通称キュンメル事件」を企てる。マリーンドルフ伯を通して自邸皇帝即位間もないラインハルト行幸行わせることに成功しゼッフル粒子使った自爆計画暗殺成功寸前にまで及んだが、ラインハルトを殺すことより彼の命を握っているという優越感を得ることを優先したために、屈服しなかった彼に腹を立て結果的に暗殺失敗するキスリング身柄拘束されるも、既に生命力使い果たしており、最後に心中独白して息絶える。後にヒルダキュンメル実際にラインハルトを殺すつもりはなく、人生最後のあの数分間を得るために刺客という不名誉な役を表面引き受けたではないか推測している。なお、皇帝弑逆未遂という大罪であったものの、ラインハルト意向により、真犯人地球教であってキュンメルその道具に過ぎないとして、その個人の罪を問わず、これによって親族であるマリーンドルフ伯とヒルダ不問付された(ただし、2人自主的に謹慎している)。 マリーカ・フォン・フォイエルバッハ (Marika von Feuerbach) 声 - 久川綾(旧) 皇妃となったヒルダ侍女物語後にケスラー夫人第10巻6章館(シュテッヒパルム・シュロス)炎上」の登場人物17歳ぐらいの黒っぽい髪と瞳をした、繊細な顔だち少女地球教徒による襲撃時にチョコレートアイスを買いに行っていたため被害免れる年相応世情疎く素樸なところがあり、現場にいたケスラー大佐誤解し(さらに本当中佐だと思っていた)、事件自分アイスを買いに行っていたせいと言うなど、ケスラーをやや面食らわせる。しかし、建物間取り覚えていたことで、事件解決貢献するその後病院ケスラーと共にヒルダ出産にも立ち会い、そこで互いの名を知り、ようやく相手憲兵総監だったと知る。出産の報を聞くと共に喜び分かち合い、この2年後20歳上の歳の差ながらマリーカがケスラー夫人になったとある(自分から積極的にケスラーアプローチしたことが示唆されている)。 祖父教わった幸運おまじないとして「ホクスポクス・フィジブス、ホクスポクス・フィジブス!(「凶事消えうせろ」の意)」という呪文唱える(この呪文は、他の田中芳樹作品中でも見られる)。 キルヒアイス両親 声 - 父:屋良有作、母:沢田敏子(旧) / 不明(黄) 父は司法省下級官吏で、日夜上司仕事追われ趣味食後の黒ビールバルドル星系産の一種育てことという平凡で善良な男。隣に引っ越してきたミューゼル家に対す特段描写はないが、アンネローゼ宮廷召された後、ラインハルト息子キルヒアイス帝国軍幼年学校誘った際には反対なくこれを認める。作中特に登場するともなく外伝では息子と月に一度手紙(ビデオメール)を交換する程度で、直接会うことは年に1度もないという。息子の死後についても不明ミッターマイヤー両親 声 - 父:松岡文雄、母:花形恵子(旧) / 不明(黄) / 父:小谷津央典、母:喜代原まり(D) 父は造園技師という一家平民だが貴族富裕な平民相手堅実な商売をしており、社会的地位生活水準まずまずという生活を送る。階級社会において平民手に職をつけることが大事だと、息子にも職人の道を歩んで欲しかったらしいが、結果として軍人として名を残すことになる。引き取った遠縁少女エヴァンゼリン(エヴァと息子が両想いであることに気づいてはいたが、奥手息子中々告白しないことを歯がゆく感じていた。 息子エヴァ結婚式では、父がエヴァロイエンタール惚れてしまうのではないか恐れたが、母は息子良い男だと一笑に付したという。 ロイエンタールの父 声 - 筈見純(旧) 下級貴族。元財務官僚。故人勤勉実直な人物で、貴族とは名ばかりの家の出身ながら大学卒業後に財務官僚となる。しかし、そうそうに見切りをつけて職を辞し鉱山投資で富を築く。40まで独身貫いた後に、困窮していたマールバッハ伯爵家三女レオノラとの縁談持ち込まれ、その容姿一目惚れし結婚に至る。しかし、20という歳の差や元の身分違いによるコンプレックスから結婚生活早々に破綻する。しかし、それでも妻レオノラ愛しロイエンタール誕生に伴う彼女の自殺の原因息子求めて逆恨みし、半ば廃人化して酒に溺れ毎日を過ごす。物心ついたロイエンタールに「お前など生まれてなければよかった」と罵倒し続け彼の人形成大きな影響与えたその後死亡し莫大な財産を残す。 レオノラ・フォン・ロイエンタール (Leonora von Reuenthal) 声 - 元吉有希子(D) ロイエンタールの母。マールバッハ伯爵家三女故人類いまれ美貌を持つ伯爵令嬢困窮していた上流貴族であるマールバッハ家の出身で、同家借金肩代わりする形でロイエンタール家嫁ぐ閉鎖社会の上貴族出身らしい性格をしており、身分差や年齢差ですぐに夫との結婚生活破綻する。夫の財力をあてにした放蕩生活と共に、とある黒い目青年愛人密かに囲っていたが、やがて誕生した息子が、青い目黒い目の「金銀妖瞳」であり、それゆえ愛人の子短慮してその黒い瞳ナイフで抉ろうとしたが、露見し失敗し絶望のままに自殺する。これら逸話成長したロイエンタール伝えられ、「女という生物は男を裏切る」という彼の女性不信や、金銀妖瞳へのコンプレックスにつながる。 クララ (Klara) 声 - 池本小百合(旧:第77話) フェザーンでの爆弾テロ負傷したルッツ担当した看護婦。ただし原作にはルッツ婚約者の名は記されず、クララという名はOVA版のみに登場する。後にルッツ婚約したが、ルッツウルヴァシー死亡したため婚前未亡人となる。ラインハルト年間10万帝国マルク年金下賜ようとしたが、自立能力があることを理由固辞している。この年金はヒルダ発案によって従軍看護婦育成費と功労金の基金充てられることになり、クララ運営委員1人就任した。 ラーベナルト (Rabenardt) 声 - 野本礼三(旧) オーベルシュタイン家の執事夫婦オーベルシュタイン仕え初老執事オーベルシュタイン家族持たず、その私邸にはこの執事夫婦とダルマチアン種の老犬がいるのみとされる猜疑心が強いオーベルシュタインにあって自分忠実だ信頼されていた。その存在第3巻2章言及有り第4巻2章にもわずかに登場しているが名前がわかるのは、オーベルシュタインが死の間際遺言託すシーンである。遺言状執行と、老い先短い老犬好きなようさせるよう託されるハンス 声 - 堀之紀(旧) / 荻野晴朗(D) マリーンドルフ伯爵家家令。 妻と共にマリーンドルフ父娘仕え初老家令

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