螺旋迷宮とは? わかりやすく解説

螺旋迷宮

作者田中芳樹

収載図書銀河英雄伝説外伝 2 愛蔵版
出版社徳間書店
刊行年月1998.3


螺旋迷宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:21 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の記事における「螺旋迷宮」の解説

クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー (Christof von Köfenhiller) 帝国軍人でエコニア捕虜収容所捕虜捕虜たちの自治委員会会長同盟への投降時は大佐男爵71歳外伝『螺旋迷宮』の主要人物。 →銀河英雄伝説の登場人物・自由惑星同盟#螺旋迷宮 プレスブルク (Pressburg) 帝国軍人でエコニア捕虜収容所捕虜同盟への投降時は中尉外伝『螺旋迷宮』の登場人物。 →銀河英雄伝説の登場人物・自由惑星同盟#螺旋迷宮

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螺旋迷宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 04:24 UTC 版)

銀河英雄伝説の登場人物・自由惑星同盟」の記事における「螺旋迷宮」の解説

クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー (Christof von Köfenhiller) 声 - 矢島正明() 帝国軍人でエコニア捕虜収容所捕虜捕虜たちの自治委員会会長同盟への投降時は大佐男爵71歳外伝『螺旋迷宮』の主要人物28歳捕虜となり、その後43年間に渡りエコニア捕虜収容所収容されていた老人施設の職員や他の捕虜からも一目置かれ所長も頭が上がらず収容所の主とまで称される明敏な頭脳や老貴族らしい威厳を持つと同時に柔軟さ合わせ持ち初対面ヤン興味持って友好的に接する。第2次ティアマト会戦にも関わっており、同編で起こる事件解決キーマンになると同時に第2次ティアマト会戦帝国軍人であった自分目線ヤン語り、同会戦真相ヤン辿り着く大きなきっかけとなる。 表向き前歴男爵家若き当主かつ地方行政官として出世コース乗り辺境惑星転々としていた。しかし、25歳時に突如内務省辞めて軍に入隊し28歳大佐情報参謀となり、参加していた第2次ティアマト会戦敗北同盟捕虜となる。帝国には残してきた妻もいるという。しかし、真相結婚して間もない最愛の妻が伯爵家次男不倫し、真実の愛を見つけた語って離婚しようとする妻や、手切れ金などで離婚認めさせようとする伯爵家反発して離婚認めなかったことが原因であった辺境惑星回されたのも伯爵家嫌がらせであったが、それは特に気にしていなかったところを、妻が間男の子供を産んだという知らせ聞いて絶望し、死ぬために軍に入隊する3年後上記通り同盟捕虜となるが、自分死ねば妻と間男喜ばせるだけだと気づき以降自分生き続ける=妻は間男正式に再婚できない、という復讐心で生きながらえてきた。歴代所長半数はケーフェンヒラーに好意的で、捕虜交換名簿彼の名を載せようとしたことも何度もあったが、その都度、それを拒絶していた。 第2次ティアマト会戦ではコーゼル大将麾下にいたが、そのコーゼルから直々にミヒャールゼンについて諮問されたこと、後に捕虜生活の中でミヒャールゼンが暗殺されたことなどを聞き同盟帝国に跨る巨大な陰謀について密かに調査をしていた。自分当時記憶や、新たに得た情報などから、ミヒャールゼンの死の真相や、アッシュビーの不敗神話正体などについてかなり確度の高い推測持っていた。 物語には参事官として収容所にやってきたヤン自治委員会会長として迎えたところから登場するヤンがケーフェンヒラーの経歴知って第2次ティアマト会戦やそれにまつわる人物たちに興味持って尋ねてきたことから、逆にヤン興味を持つその後プレスブルクによる暴動が起こると、自ら人質となることを申し出て同じく人質となったヤン様々な会話を交わす。暴動黒幕不正の発覚恐れたコステアであることなどをヤン明かし同事件の解決貢献するその後ムライ計らいによって同盟市民権退役大佐の格の年金付き釈放されるハイネセンに向かう道中心筋梗塞により眠るように死亡する。ケーフェンヒラーが残した書物日記などの記録物ヤン引き継いだ後に、B級重要事項指定され機密情報として25年封印されることとなった。 バーナビー・コステア 声 - 坂下光一郎() 惑星エコニアにある捕虜収容所所長大佐59歳外伝『螺旋迷宮』の登場人物作中事件黒幕ヤンから見てやや堅苦しい印象軍人第2次ティアマト会戦参加者当時16歳)で、執務室ジャスパー提督肖像画を飾るなど今も敬愛している。一兵卒からの叩き上げ極めて平凡に出世して現在の地位階級におり、若くして少佐にまで出世していたヤンにも友好的に接する。ところが、実は長年渡って収容所予算横領しており、事態把握していたケーフェンヒラーによれば、その横領額は、佐官級のコステア現状受け取れる退職金百倍余り規模達していたという。このため、既にエル・ファシル英雄として名声得ていたヤンがわざわざ派遣されてきたのは自分汚職調査のためと勘違いしプレスブルク捕虜達を唆して暴動事件引き起こしヤンや、予てより邪魔者みなしていたケーフェンヒラーの謀殺を図る。しかし、ヤンやケーフェンヒラーに裏を掛かれ計画失敗の上逆に拘束されてしまう。事件調査官してやってきたムライに、ヤン捕虜暴動首謀者などと虚偽報告をして最後悪あがきをするものの、エコニア到着前に既に不正の実態ムライ暴かれており、速やかに摘発される。 ジェニングス 惑星エコニアにある捕虜収容所副所長中佐36歳外伝『螺旋迷宮』の登場人物1年4ヶ月前に赴任してきた人物極めて官僚的な人物で、必ず夜中3時所内巡回するなど神経質な面がある官僚的な能力コステア上回っており、その相反する経歴含めてコステア対立している。捕虜達の暴動において真っ先人質となり、ヤンとパトリチェフが身代わりとなって解放される。ところが、その後の戦闘での砲撃余波全身打撲負い入院加療となる。このため事後処理ヤンやることとなったプレスブルク (Pressburg) 声 - 鉄野正豊() 帝国軍人でエコニア捕虜収容所捕虜同盟への投降時は中尉外伝『螺旋迷宮』の登場人物貴族出身青年軍人貴族の子弟らしい上品げな容姿をしており、年齢不明だが、士官学校出たばかりでヤンとほぼ同輩だろうと推測されている。若者らしい短慮な面はあるものの、帝国軍人帝国貴族としての矜持持ち暴動主犯となってヤン人質にとるも、彼から悪意反感抱かれなかった。 ケーフェンヒラーの不正を暴く(そして、その見返りとして恩赦与える)とコステア唆され表向き脱獄目的とした暴動引き起こすジェニングス続いてヤンとパトリチェフ、さらにケーフェンヒラーを人質にとるが、邪魔者まとめて消し去りたいコステアの裏切りで危機瀕する結果的にヤンとケーフェンヒラーに助けられる形となり、すべてを白状する脱出後にはヤンらの黙認コステア報復行い彼の自白引き出す。 事件後の身柄については、ケーフェンヒラーからムライ帝国への送還希望されたものの、作中では別の収容所移送されたとあるのみである。 チャン・タオ 声 - たてかべ和也() 惑星エコニアにある捕虜収容所職員一等兵外伝『螺旋迷宮』の登場人物参事官してやってきたヤン従卒任命され初老軍人従卒ひとすじ35年自称し言動兵士というより安宿番頭のような人物薄給一兵卒ながら勤続30年恩給もあって生活には困っていないという。730年マフィアであるウォリス・ウォーリックの従卒務めた経験もあり、彼を崇拝している。そのため、ヤンから730年マフィア面々について聞かれるも、「大変立派な方たちばかりでした」と漠然としたことを話すのみで、ヤン考察には何ら寄与しなかった。 アルフレッド・ローザス 声 - 瑳川哲朗井上倫宏青年期同盟軍退役大将。元宇宙艦隊総参謀長730年マフィア一人78歳外伝『螺旋迷宮』の登場人物。 かつてアッシュビーの参謀長務め存命する730年マフィア最後一人である老提督730年マフィアの中では目立つような偉才恵まれていたわけではなく指揮官としては「平凡よりややまし」という程度能力であったが、幕僚としては非凡な才を持ち個性的な730年マフィア調整役緩衝役として組織としての力を大幅に引き上げた評される過去の業績のみならずその人格はヤン好印象与える。 アッシュビーは謀殺されたという投書の件でヤン訪問を受け、彼を気に入り謀殺疑惑否定したものの、730年マフィア面々についての昔話花を咲かせる。しかし、それから数日後に、自殺とも事故死とも言い難い睡眠薬大量服用によって死亡する最終的にミリアム残した遺書によって自殺判明する)。その後生前功績を讃えて元帥号追贈される。 外伝『螺旋迷宮』の登場人物だが、本伝にも回顧録執筆者としてわずかに名が登場している。 ミリアム・ローザス 声 - かかずゆみ() アルフレッド・ローザスの孫娘外伝『螺旋迷宮』の登場人物ポニーテール178歳少女利発挑発的な言動もしばしばある。ローザス大将唯一の肉親で、ローザス会いに家にやってきたヤン出迎える。その際に「アッシュビーは祖父功績偸んだ」とヤン言い興味を惹かせる。その後祖父葬儀では喪主務め参列者のヤン祖父ヤン気に入っていたことなどを明かす終盤ではさらに祖父の死が自殺であったことをヤン伝える。 ミンツ 大尉ファーストネーム不明外伝『螺旋迷宮』の登場人物キャゼルヌ部下年齢30半ばエルファシル事件後にヤンキャゼルヌ執務室呼び出された際にわずかに登場する髪の色亜麻色であり、そのファミリーネームと共にユリアン・ミンツとの関係を示唆するが、文中においてはそれ以上説明はなく、登場も1シーンだけである。また外伝3巻にはキャゼルヌユリアン亡父わずかながら面識があったという記述もあるが、このミンツ大尉指しているかは不明である。 道原版では、明確にユリアン実父であると描写され、『銀河英雄伝説ハンドブック』でも父親紹介されている。 ユリアン実父としてのキャラクターは#主要人物の家族・縁者参照

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