ガールズ&パンツァー
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『ガールズ&パンツァー』(ガールズ アンド パンツァー[1]、GIRLS und PANZER [注釈 1])は、アクタス制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品、および、これを原作としたメディアミックス作品。2012年10月から12月までと2013年3月に放送された[注釈 2]。全12話+総集編2話。略称は「ガルパン」。『World of Tanks』の日本語版サイトなど、世界各国向けのサイトでは「GuP」が用いられる。
注釈
- ^ アルファベットの題名では英語の「and(アンド)」ではなく、ドイツ語で「戦車」を意味する「Panzer」に合わせてドイツ語の「und(ウント)」と表記されている。そのため、北米でリリースされる英語吹き替え版のトレーラーでは『ガールズ ウント パンツァー』と紹介されている。[2]
- ^ 2012年10月から12月までは全12話中、第10話までと総集編の2話(5.5話、10.5話)を放送し、間をおいて、2013年3月に残りの第11話と第12話を放送した。
- ^ 「本作に登場する高校はみな女子校」という明確な設定はないが、どの学校も登場する生徒は女子のみである。
- ^ 例えば、通信時は喉頭マイク(エンジンを始めとする騒音の影響を受けないよう、喉元に密着させて喉の振動を拾うマイクで、骨振動イヤホンの原理の逆応用のもの)やインターコム、ヘッドセットなど実際の通信具を使用しており、砲塔の旋回音を含めた各種動作音や戦車の挙動、鉄製の吊り橋を通過する際には重さで橋がたわみ削れた鉄がはがれ落ちるほか、被弾の熱で生じた陽炎まで描かれている。
- ^ たとえば安全装備であるヘルメットや難燃つなぎなどは装着されず、まったく未経験の生徒たちが操縦方法を教わっていない状態ながらも、変速時の各種操作や砲弾の装填作業などを迷わず行う[ep 2]。
- ^ 漫画版では、救出されたチームにいたクラスメイトが周囲の視線に耐え切れず転校したのが決定打となった、と語る。
- ^ この規定により、裕福な学校が有利になることが防がれているほか、戦車の数が少ない学校でも参加しやすいようになっている一方、麻子が指摘[ep 3]するように試合が進むごとに強豪校には有利となる。
- ^ 砲弾に埋め込まれたチップの情報を基に、判定装置が砲弾の威力・命中箇所の装甲・入射角を瞬時に判断する。バトラーシステムの実弾版と言える[ep 4]。
- ^ 安全面を考慮して相手車輌の装甲を破れないよう、あらかじめ設計されている。それゆえ、視認や斥候目的のためなどに車外へ体を出した際に流れ弾が当たっても保障はされない[ep 4]。
- ^ 劇場版では家元に就任している。
- ^ 船舶科以外の艦の運航に関わらない生徒や職員、商業活動に従事する乗員やその家族を含む。
- ^ DVD『よくわかる! 陸上自衛隊』に収録されている「不肖・秋山優花里の戦車講座」出張版のオープニング
- ^ 履帯を意味する "kette" の複数形が "ketten" で、ケッテンクラートのそれも同じ意味。
- ^ 目標の大きさを[ミリメートル]単位で表した場合にはそのままシュトリヒとの商が距離[メートル]となる。
- ^ 上記の略算によると、1[メートル]=1,000[ミリメートル]なので、そのまま1,000÷2=500となる。
- ^ 実際に使われているのはイントロとトリオ部だが、トリオ部は1908年にエドモンド・グラーバーが作曲した「ケーソンは進んで行く」のフレーズをスーザが取り入れたものなので、「アメリカ野砲隊マーチ」のオリジナルメロディはほとんど使われていない。
- ^ 音楽著作権が作中使用のもので有効とされるため(歌曲として「カチューシャ」でも一部のカットがなされている)。詳細は各項を参照。
- ^ サンダース校潜入ビデオのエンディングにアウトロ(曲尾)を使用している。
- ^ 戦車はIV号戦車D型。
- ^ 本編に先駆けて長砲身型のIV号戦車D型改(F2型仕様)で登場する。
- ^ 第5.5話を除く。
- ^ 本編での変更を受けて装甲を強化したIV号戦車D型改(H型仕様)で登場する。
- ^ 提供はバンダイビジュアル1社のみ。
- ^ a b 茨城県ほか出資のインターネットテレビ放送。
- ^ 『生徒会の一存 Lv.2』早期終了後の空枠を用いた同局のみ前週の3月23日の同枠に第10.5話を実質再放送。
- ^ 内容は作画などが修正された映像ソフト版、かつ第5.5・第10.5話は放送されない。
- ^ 大阪府以外の近畿1府4県では地上波初放送となる。
- ^ 初回放送版のため第5話の次回予告はカット、2017年再放送時も初回版で放送
- ^ 2017年の再放送では「ガールズ&パンツァーオーケストラコンサート~Herbst Musikfest 2015~」・OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」も放送
- ^ 東京都・栃木県以外の関東5県では地上波初放送となる。従って、この放送は(民放独立テレビ局が無い)茨城県および大洗町における地上波初放送でもある。
- ^ サブウーファー環境がない場合には、通常のステレオとほぼ変わらない音声となる。
- ^ 映像特典の第5.5話には渕上舞、菊地美香、森谷里美、竹内仁美によるキャストコメンタリーを収録(スタッフコメンタリーはない)。
- ^ 金元のコメンタリー参加は第8話のみ。
- ^ 映像特典の第10.5話には渕上舞、井澤詩織、山本希望、葉山いくみによるキャストコメンタリーを収録(スタッフコメンタリーはない)。
- ^ 第11話のみ。
- ^ 第12話のみ。
- ^ イベント『ハートフル・タンク・カーニバル』など。
- ^ 7月5日より上映イベント会場限定で先行販売。この販売手法は、過去には本作と同じバンダイビジュアルが手掛けた『機動戦士ガンダムUC』や『宇宙戦艦ヤマト2199』でも採られている。
- ^ OVAでは「ミリタリーコメンタリー」として収録。
- ^ イベント『第2次ハートフル・タンク・カーニバル』など。
- ^ 総集編のみ、主音声にボイスオーバーする形の「キャラクターコメンタリー」風ナレーションとして収録。
- ^ 第11話のエンディングで使用された決勝戦用のH型仕様。
- ^ 第3話のエンディングと同じもの。以下のチームも同様に本編エンディングで使用されたものがそのまま使われている。
- ^ 劇場版に登場するクマの乗り物。
- ^ 映画『FURY』 Amazon.co.jp限定特典Blu-ray収録。
- ^ a b ファンディスク『ハートフル・タンク・ディスク』の特典映像として収録。
- ^ OVA『これが本当のアンツィオ戦です!』に映像特典として収録。アンチョビ役の吉岡麻耶も友情出演の形でナレーションに参加。
- ^ a b 劇場版映像特典として収録。
- ^ ファンディスク『第2次ハートフル・タンク・ディスク』の特典映像として収録。
- ^ 『劇場版シネマティック・コンサート』の特典映像として収録。
- ^ TV&OVA 5.1ch Blu-ray Disc BOXの特典映像として収録。
- ^ 最終章第1話Blu-ray&DVD映像特典。
- ^ 『ガルパン・ファンブック 月刊戦車道 別冊 ガルパン入門』バンダイ、2017年9月。
- ^ 大洗女子などのドイツ軍車輌のスコープモードでも、劇中のドイツ型ではなく英米軍型の表示となっている。
- ^ 振り付けも作中のものより簡略化されている。
- ^ これ以降の本作関連イベントでも披露されることがある。
- ^ 実際にはその日付は公式設定ではない[234]。
- ^ この車両のラッピング風景は『ぶりたん!』第2回で見ることができる[252]。
- ^ ガールズ&パンツァー公式ブログ 2015年4月20日 「激闘! マジノ戦ですっ!!」最新話更新&「大洗ガルパンギャラリー」5/2開館!https://girls-und-panzer.at.webry.info/201504/article_6.html
- ^ システム音声の他、本作を用いたゲーム初心者・入門者用の解説書[302]や戦車の解説書[303]などの形がある。スマートフォンアプリの『WoT Blitz』とも連動している入門書『はじめての戦車道BLITZ』も開始された [1]。
- ^ 再放送版内でのみ放送。
- ^ 同作中でコラボレーションが行われている『蒼き鋼のアルペジオ』の主役が同じ声優(共に渕上舞)によって演じられている縁。
ユニットメンバー
作中からの引用
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