第一班(沢村班)
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「警視庁機動捜査隊216」の記事における「第一班(沢村班)」の解説
沢村舞子〈38〉【216】 演 - 沢口靖子 班長・主任。階級は警部補。3名の部下を束ねる。けん銃番号は25番。独身。捜査一課での勤務経験あり。 捜査一課時代に、大田区蒲田で刃物を持って徒歩で逃走した男・光田を追尾中、近くにいた島村由香子が当時4か月の娘・七海をかばおうとして光田に刺し殺される、という事案に関わった。沢村はけん銃を構えて警告し光田を射殺するも、発砲すべき状況での躊躇が光田の刺殺を許す要因となったことがマスコミによる非難の対象となり、メディアスクラムに遭った。当時は食事も喉を通らないほど落ち込んだものの、現在では通常の勤務をこなしている。しかし事件を忘れることはできず、罪悪感に今でも苛まれている。島村由香子の遺族である七海には、誕生日プレゼントを贈っている。最近マンションを購入した。 金子洋平〈49〉【216】 演 - 赤井英和 班員。階級は巡査部長。沢村の部下で相勤者。愛称は苗字の金子をもじった「ねこさん」。 「深夜に活躍する機捜の金子(通称「真夜中のネコ」)」という伝説が警視庁にまで広まる猛者だが、本人は昔の話だと謙遜している。既婚者で年頃の娘がいる。その娘が職場の同期とできちゃった結婚をしたため、「順序が逆だ」と気をもんでいた。孫の誕生後は非番時には孫の面倒をよく見ている。人柄は謹厳実直。上司に忠実で、部下をよく指導している。沢村が他者と対立したときは、間に入ってなだめるなど気も使う。佐藤に対しては「機捜は事件の入り口、一課は出口」という捜査における役割分担を説明した上で、機捜にしか出来ない仕事があると、沢村の受け売りの話で諭す。第一班では年長の部類に入り、「フレグランス」の言葉の意味を知らなかった。大阪出身という設定であり、大阪弁で話すことが多い。第6作では出勤途中に遭遇した事件の被疑者を追跡中に襲撃され入院することとなる。覆面車の運転技術はかなり高い。第9作では非番だったが、後述の富田の件で中盤から登場。 富田康介〈34〉【217】 演 - 松尾諭 班員。階級は巡査長 → 巡査部長(第6作)。沢村の部下で佐藤の相勤者。けん銃番号は27番。 独身で、両親と同居している。父親が認知症を患っていた。性格は明るく、時折不謹慎な冗談も言う。職務には非常に熱心で、家出少女の保護などにも積極的。性格に砕けたところのある、善良な警察官といった人物だが激高しやすく、沢村班に嫌味を言う捜査一課の人間の胸ぐらを掴むこともしばしば。母親が独り身を心配しており、結婚相手を見つけようと思っている。料理が得意で、年次が下の佐藤よりも積極的に仲間の食事を作っている。冷やし中華を作った際は、矢島所長の器にわかめを大量に入れるなどいたずら好きも面もある。第5作ではコンビニ強盗犯を確保する際に足を骨折し(本人曰く名誉の負傷)、松岡と勤務を交代するが食事を用意したり無線で沢村達に被害者の現在地を報告するなど影ながら事件解決に貢献した。第6作では、金子の入院に際し、沢村とコンビを組む。普段は助手席で、無線を担当していることが多いが、沢村との時は運転を担当。暴走バイクを追跡する際に高度な運転技量を見せる。第9作で入院中の父親が危篤となりほかのメンバーや矢島所長の薦めもあり中盤で勤務を離れ父親の最期を看取った。 第10作では、ついに親しい女性(松岡の妻の後輩)ができ、非番だったためデートに行くことに。しかしスマホばかり見ている彼に彼女が不機嫌になってしまう。富田は彼女に事件発生のための「待機指示」が出ているためすぐに連絡を取れる状態にないといけないと説明し彼女の理解を得る。その後、拳銃を持った不審人物を目撃し連絡。事態が動くきっかけを作る。 佐藤守〈26〉【217】 演 - 斉藤祥太 班員。階級は巡査 → 巡査長(第6作)。富田の相勤者で、班の最年少。 真面目でやや融通が効かない面があり、物事を杓子定規に考えるところがある。一方で今時の若者らしく、勤務中でも髪型を気にするような面も見られる。着任して日が浅く、西山警部の顔を知らなかった。また機動捜査隊が真っ先に臨場し危険な目に遭う一方で、本庁捜査第一課が被疑者や事件の捜査権を持っていくことに不満を抱いている。機捜217の運転担当。
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第一班
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小町 小吉(こまち しょうきち) 詳細は「#小町小吉」を参照 マルコス・エリングラッド・ガルシア 声 - 石川界人 金髪で髪を立てている16歳の少年。身長174cm、体重69kg。グランメキシコ出身。マーズ・ランキング9位。専用武器は長棍『アラクネバスターMKII(マーク・ツー)』。 シーラ、アレックスと幼馴染でアレックスと共にアメリカへ不法入国した。極貧生活から抜け出すために渋々ギャングの仲間入りをするが、シーラの家族が同じ悲劇に会ったことを思い出し逃走。その後アメリカ市民権と確実な給料を求めてアレックスと共にU-NASAに志願し、乗組員となった。軽薄で子供っぽい性格だが、その戦闘力と責任感の強さを小吉から高く評価され信頼されている。U-NASAに来て以降は燈、アレックスとの3人で一緒に行動することも多い。 手術ベースはアシダカグモ。人為変態するとアシダカグモの瞬発力と反射神経、筋力、獰猛さを獲得し、空気の僅かな変化から敵の動きを先読みできる体表の毛と8つの目によって、複数のテラフォーマーを素手で蹴散らすほどの戦闘能力を発揮する。専用武器による棒術も強力だが、本人は「ただのヤンキーの鉄パイプ術」と自嘲する。また、人差し指からは一本だけだが丈夫な糸を出して活用できる。この糸を通してアラクネバスターを多節棍のように扱って戦うことも可能。一方でアシダカグモと同様にスタミナに難を抱えており、全力での戦闘可能時間は非常に短い。 第3部ではアメリカ合衆国宇宙軍特殊作戦部隊「SPACIALs」チーム4の隊員となった。専用武器としてM.O.H.(モザイク・オーガン・ハイブリッド)兵器 『アラクネバスターMK-VIII(マーク・エイト)』を新たに装備している。背中に背負ったバックパックに様々な武器の付いた4本のマニピュレーターが装備されているという武器で、マルコス本来の手足と合わせ「8本脚」となることで手術ベースのクモの特性を更に活かすことができるようになった。 『LOST MISSON』第1巻には同じ姓を持つグランメキシコ人のルナ・ガルシアが登場しており、物語の結末における描写からマルコスの父であることが示唆されている(#『LOST MISSION』の登場人物)。 鬼塚 慶次(おにづか けいじ) 声 - 小野大輔 日本出身。母親思いの実直な24歳の青年。身長175cm、体重61kg。ライト級ボクシングの元世界王者。外伝漫画『鬼塚慶次』では主人公を務める。マーズ・ランキング8位。専用武器は対テラフォーマー甲殻一体式パワーリスト『ガナ・フライ・ナウ』。 新潟県の離れ小島の出身。地道な走りこみ練習を習慣のように続けるという教本のようなアウトボクシングでライト級王者となり、スーパーフェザー級でも勝ち進んで二階級制覇目前という時、網膜剥離であることが発覚し引退を余儀なくされる。目の手術は成功したが後遺症で遠くの物にピントが合わなくなってしまった。ライセンスを再取得できるレベルにまで治癒するには大金が必要だったこともあり、病気の母親の医療費のため自身の治療を断念する。 その後U-NASAから格闘技術を買われ、母親の治療費で背負った借金も返せるとアネックス計画へのスカウトを受けた。当初、勧誘に来たミッシェルに「病床の母が亡くなったため戦う理由が無い」と告げて一度誘いを断る。しかし、もう一度本土から母の眠る故郷の島を見たいという素朴な願いから「目の良い生物」を手術ベースにすることを条件に計画に参加した。 父親も既に故人だが、幼いころ父から受けた教えのため、相手が女子供ならば自分や仲間の命が懸かっていても絶対に攻撃しないという信条を持つ。 第3部では一警護の社員として、テラフォーマーと戦っている。 手術ベースはモンハナシャコ。人為変態時は甲殻型特有の防御力や再生能力に加え、赤外線や紫外線、電磁場といった不可視光線すら識別できるモンハナシャコの視力と、銃弾にも匹敵するとされる高いパンチ力を得ている。経歴に違わぬボクシング技術を駆使し、一対一での戦闘では無類の強さを発揮する。専用武器は防具兼重りであり、外すことでボクシング技術を遺憾なく発揮できるようになる。戦闘員ではあるが、その視力から偵察を任されることもある。モンハナシャコは幹部用を想定して用意された特別なベース生物で、最強と言われる。 三条 加奈子(さんじょう かなこ) 声 - たかはし智秋 元陸上選手の19歳の女性。日本出身。身長160cm、体重42kg。貧乳。マーズ・ランキング15位。専用武器は対テラフォーマー飛翔補助ウィング『飛燕(ひえん)』。 手術ベースはハリオアマツバメ。人為変態時には両腕が翼に変化し、加えて専用装備のサポートを受けることで全生物の中で最速と言われるハリオアマツバメの飛行能力を遺憾なく発揮する。陸上での行動や飛び立つ初速は遅いが、飛行速度においては通常のテラフォーマーを遥かに上回るスピードでの飛翔が可能。縦横に空を飛び回りながら、衝撃波とともにすれ違い様に敵を粉砕・両断する。僅かならば人を乗せて飛ぶことも可能である。地上では遅いという弱点を突かれて何度もテラフォーマーに殺されかけるも、どれも間一髪のところでマルコスに助けられたことから、彼に対し特別な感情を抱いている。 第2部終盤で爆発の瓦礫が背中に刺さる重傷を負うも、辛くも生き延び地球に帰還した。第3部では燈や慶次とともに一警護の社員として登場。ハンドバッグに変形する機能などが追加された対テラフォーマー仕込み飛翔補助ウィング『飛燕マークII』を新たに装備している。コードネームは『ハリケーンソニック』。 ジャレッド・アンダーソン 声 - 平勝伊 軍所属で25歳の大柄な男性。身長181cm、体重86kg。アメリカ出身。仲間想いで気の良い性格。マーズ・ランキング23位。 手術ベースはシャチ。人為変態により、ハクジラ亜目特有のメロン器官を使った「反響定位」が可能になり、広範囲にわたる索敵で敵や地中の異物などを関知して仲間をサポートする。また、対テラフォーマー発射式蟲取り網を器用に扱い、捕獲だけではなく打撃武器や盾として使用している。テラフォーマーに左足を切断されてしまうが、その後も索敵能力を生かして後方支援に努めた。 救助艦を目指して海に向かう途中、ハリモグラ型テラフォーマーから仲間を庇い命を落とす。 シーラ・レヴィット 声 - 茅野愛衣 セミロングの髪に髪留めを着けている16歳の女性。身長159cm、体重44kg。グランメキシコ出身。マーズ・ランキング89位。 祖国ではいわゆる小金持ちの娘であり、父がアレックスとマルコスの親をそれぞれ雇用していたことから幼いころは3人で仲良く遊んでいた。しかし長期の給料未払いを理由に従業員から暴動を起こされ、父は自殺。親類を頼ってアメリカへと渡るが、母は国境を横切る砂漠で死亡した。その後行き場を失いアネックス計画に参加。U-NASAで幼馴染みのマルコス、アレックスと再会を果たした。火星任務の訓練を受ける中、同時期に手術を受けた燈やエヴァらと仲良くなり、また小吉に片想いの恋心を抱く。しかし、火星到着後ミイデラゴミムシ型テラフォーマーの不意討ちにより致命傷を受け、最期は小吉の腕に抱かれ死亡した。その性格から、マルコスからは異性というより一人の人間として深く尊敬されていた。 手術ベースはヤドクガエル。人為変態により皮膚や長い舌から強力な神経毒を分泌することができる。ただし、変態が解けると自分も毒の影響を受けてしまうため、その都度着替える必要がある。 中之条 江莉佳(なかのじょう えりか) 声 - 加隈亜衣 ショートカットの26歳の女性。日本出身。身長158cm、体重54kg。マーズ・ランキング95位。 医師。アネックス本艦奪還作戦では、能力でウォルフ達をコントロールルームに連れていった。 地球に帰還後は一警護や「SPACIALs」に医師として同行している。 手術ベースはニホンヤモリ。人為変態によりヤモリの手足に変異すると両手足の指の毛に分子間力が発生し、垂直な壁や天井に張り付くことができる。吸盤や棘ではなく「分子と分子が吸着しようとする力」によるものであるため非常に強力で、作中では大人4人を運びながら壁を登ることができた。 河野 開紀(こうの かいき)、ジェイソン・カルロス・ボーン 殉職した日米合同第一班の班員。 手術ベースは開紀がハブ、ボーンがウロコフネタマガイ。 マーズ・ランキングは開紀が21位。
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第一班
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「DOLLS (漫画)」の記事における「第一班」の解説
柏原 謙信(かしわばら けんしん) 声 - 鳥海浩輔 第一班班長。手腕は超一級。一見軽薄そうで「仕事に命はかけない」とも公言するが、それは諜報課の捜査範囲を自覚しているから(曰く「命をかけるラインを超えたら、その先は特刑の仕事」)で、必要とあらば自ら現場に乗り込むことも厭わない。諜報員の仕事に誇りを持ち、「雑用係」と呼ばれるのを不満に思っている。 くせのある髪と目は焦げ茶。右目の下に泣きボクロがある。ジャンクフード好き。6月17日生まれの25歳。167cm、B型。
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第一班
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「JDCシリーズの登場人物」の記事における「第一班」の解説
刃 仙人(やいば そまひと) ジン推理 - 弁証法推理。 第一班班長。名字の音読みで、ジンと呼ばれる。九十九十九とはJDCの双璧と言われる。DOLLのランクではA探偵。 旧名・柏木 杣人(かしわぎ そまひと)。両親が離婚した時に、母方の姓にし、「仙人」に改名した。 祖父母・両親ともに精神を患っていた。また、他の親族にもそういった者が多く、弟の天人は12歳の時に今後の人生に悲嘆して自殺した。天人は常々、自分たちは自殺する運命にある、と口にしていたが、血の呪縛から逃れたい仙人は取り合わず、自殺したければすればいい、と突き放してしまう。それ以来、自分もいつか精神を患ったり、発狂してしまうのではないかと時々考えてしまう。12歳の頃、性的虐待をされ、その時加害者の女が仙人の子を身ごもり、その子が後にある凶悪事件の犯人となった時には、内なる狂気が暴走しかかった。 1996年8月、激務がたたり、倒れてしまい、1ヶ月間の療養を命じられる。その入院中、亡き弟・天人に似た、入院患者の天野という少年に毒殺されかける。その後、天野少年を伴い、ロシアへ逃亡。シベリア鉄道走行中、列車内で、ロシアで起こっていた連続無差別首斬り殺人組織「アムール虎」による殺人事件に巻き込まれ、犯人に仕立て上げられそうになる。 九十九 十九(つくも じゅうく) 神通理気(じんつうりき) - 推理に必要な手掛かりが全てそろうと、一瞬にして真相を悟ってしまう。 第一班副班長。 旧姓・彩紋。1973年10月31日生。彩紋家事件の時は6歳にして、事件解決に大きく貢献。その事件で血縁者を亡くし、実父と親交のあった九十九乱馬の養子となり、音夢と義兄妹となる。しかし、部分的な記憶喪失で彩紋家事件のことをよく覚えておらず、神通理気をどのように体得したのかは謎である。自分の謎を解きたいという思いから探偵を志した。 腰まで届く長い黒髪が特徴で、常にサングラスをしているのは、あまりに美しい瞳で、人々を失神させないようにと、警察庁がサングラスの着用を依頼しているためである。中には、サングラスをかけたままでも失神してしまう人もいる。彼の微笑みは「微笑」ではなく「美笑」と記される。探偵として史上初の写真集が発売される予定だったが、「あまりに妖美すぎる」との理由で発禁処分になってしまった。 密室卿事件の時は、DOLLと英政府の依頼で、イギリスの連続切り裂き殺人事件の捜査に協力するため、渡英していたが、帰国後に両事件を同時解決した。 鴉城蒼司からは全幅の信頼を寄せられている。1994年1月1日、「幻影城殺人事件」を解決したことで史上最年少のS探偵に認定される。1994年8月、「密室卿殺人事件」と「連続切り裂き殺人事件」、日英双方の大犯罪を解決したことで、「探偵神
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