探偵として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:57 UTC 版)
「L (DEATH NOTE)」の記事における「探偵として」の解説
世界の迷宮入り事件を何度も解決し、全世界の警察を動かせる唯一の存在として「影のトップ」「最後の切り札」「世界一の探偵」と呼ばれる。13巻のインタビューで大場つぐみが「登場人物の中で最も頭がいいのは誰だと思うか」という質問に対し「L。漫画の設定上そうでないといけないから(笑)」と答えており社交性などでは月に劣るがその発想力は天才的で大胆な行動力ももっている。また、作中でLと並び「世界三大探偵」と評されるドヌーヴ、エラルド=コイルもLと同一人物である。ノベライズ版では、この2人の探偵は実在し、欧州バイオテロ事件と呼ばれる事件での探偵合戦でLが名前を勝ち取ったものとされている。 子供のころから頭が良く、「これからの時代で武器になる」と言って当時普及してなかったパソコンをワタリに用意させ、上昇する株を予測していくつも買わせ、莫大な資金を作った。また、腕っ節も強く、ワイミーズ・ハウスにやって来て一時間後に、殴りかかってきた子供たちを返り討ちにした(DEATH NOTE 漫画短編集収録のL-The Wammy's House )。 自分の気に入った事件にしか関わらず、「正義」についても作中で発言する以上のこだわりはない。特別編では、探偵業は遊びの延長で趣味であり、子供が推理小説の謎解きやテレビゲームをクリアしたいと思うのと同じと語っている。 キラ事件の際には、自分がLであることを本部以外の人間に悟られぬよう、日本捜査本部の刑事たちや補佐役のワタリにまで自分を「竜崎」と呼ばせる。東応大学に入学した際には、「流河 旱樹(りゅうが ひでき)」という作中の人気アーティストと同じ名前を偽名として使用し、月を挑発する。 一見すると安楽椅子探偵にも見えるが、行動的な面もあり、キラ事件においては捜査員の指揮から容疑者の迅速な確保の手回しまで1人で全て行った上、自ら東応大学に潜入して容疑者である夜神月に接触を図った。また、ロサンゼルスBB連続殺人事件では事件が解決したにもかかわらず危険を冒してまで事件解決の立役者である南空ナオミと接触する。運動の面でも、イギリス在住中にテニスのJr.チャンピオンを獲得したと語り、格闘技のカポエイラを習得している。ノベライズ版では、南空ナオミからカポエイラのことを聞き、ビデオを見てほぼマスターしたというエピソードが語られた。
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