パン工場の関係者とは? わかりやすく解説

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パン工場の関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:45 UTC 版)

アンパンマンの登場人物一覧」の記事における「パン工場の関係者」の解説

アンパンマン(英:Anpanman詳細は「アンパンマン (キャラクター)」を参照 声 - 戸田恵子 性別 - 男 / 初登場回 - TVアンパンマン誕生本作主人公。頭があんパンでできた正義のヒーローお腹空かせた者に自分の“顔”(※作中ではそのように呼ぶが、実際頭部)を食べさせ、悪いことをする者がいれば「アンパンチ」や「アンキック」で懲らしめる弱点カビなどで力が出なくなるが、新しい顔(頭)を焼いて交換すると元気100倍になる(バタコさんが投げて交換する)。 ジャムおじさん(英:Jam-ojisan) 声 - 増岡弘TV第1話 - 第1464話、映画版第1作 - 第31作)→山寺宏一(第1465話 - ) 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1話アンパンマン誕生パン工場住んでいるパン職人で、アンパンマン生みの親。■トップ画にいる。「おいしくな〜れ…おいしくな〜れ…」と、食べてくれる人が元気になるように、笑顔になるように、真心込めてパン作っている。移動パン工場アンパンマン号でバタコさん、めいけんチーズと共に遠方でのアンパンマン戦いサポートする当初一人称が「わし」で口調老人らしいものだったが、1990年代中頃からは一人称「私」口調も「〜だよ」など素朴なものへ変化している。周りからは基本的にジャムおじさん」と呼ばれており、呼び捨てにされることは少ない。 アンパンマンとそっくりな顔をしている。基本的にいつもコック帽を被っているが、コック帽を被っている部分髪の毛がない状態である。人間に近い容姿だが、やなせによると他のキャラクター同様にではなく妖精に近い存在という設定である。 パンだけでなく他の料理食べ物作ることができる(天丼カレールーおむすびぶたまんハンバーグなど、食べ物キャラクターに力を与えたり転職への道を導いたりすることもある)。また、科学者として側面持ち併せており、巨大メカ発明歴史地理にも博識である。また、交友関係が非常に広く様々な知り合いがいる。つたで上空からダイブしたりと運動神経抜群だが、体力にはあまり自信がない様子オートバイから複葉機まであらゆる乗り物の運転もこなす。マジカちゃんのクリーナーカメラパチリくんのカメラなどあらゆる道具完璧に修理できる。絵画才能もあるが、アンパンマンと同様お芝居は苦手。 性格優しく穏やかで、パン工場の関係者や町の住民をはじめ多くの人達からの信頼寄せられている。さらに寛大で、例えばいきんまんでも悪事をしていない場合協力した食べ物分け与えたりしている。ばいきんまん誘拐された際 も、空腹困っているドキンちゃんかびるんるんパン焼いてあげるなど、達観したところもある。映画では、様々な姿に変えられたりパン工場破壊されたりしてもアンパンマン助けるために、新しい顔を焼いたアンパンマン号を操縦したりして活躍している。誰かが弱音吐いても「諦めてはいけない」と最後まで励まし続け、自らもまたその信念行動するとてもの強い人物でもある。子供達竹とんぼや凧など昔ながら遊び楽しんでいるのを見て童心返り遊びの輪に加わることが多い。小さい頃の夢は自分飛行船作って冒険することで、のちに実現している。コーヒーが特に好物担当声優増岡から山寺変更され以降チーズダブルキャストのため「ジャムおじさん/チーズ名義クレジットされている(交代直後の第1465・1466話ではクレジットされなかった)。 バタコさん(英:Batako-san) 声 - 佐久間レイ 性別 - 女 / 初登場回 - TV第1話アンパンマン誕生Clip バタコさん パン工場ジャムおじさん助手をしている女の子。■トップ画にいる。バタコさんの名前はバター由来するテレビアニメ版ではジャムおじさんの孫という設定があるが、諸説設定は様々である。一人称「私」。やなせによると、ジャムおじさん同じく彼女も人ではなく妖精に近い存在である(テレビアニメ版ではジャムおじさんと同様「ふつうの人間」)。年齢子供から大人までと様々な差がある(声をあてている佐久間は「小さな女の子だが、どことなく母性感じさせる」とイメージして演じている)。テレビアニメ版では誕生日4月3日通常は「さん」付けであり、作中でもジャムおじさんばいきんまん達以外からは「さん」付け呼ばれているが、2000年代までクレジットタイトルでは「バタコ」と呼び捨てにされていた。 ジャムおじさん同じく基本的にいつもコック帽を被っているが、話や時期によって前髪の形がわずかに異なっている。 料理お菓子作りのほか、裁縫も得意で、アンパンマン達のマント作りマント破れたりした時は繕っている。 ジャムおじさん同じく優しい性格で、寛大家庭的で、掃除洗濯好きなことからふけつまんを嫌っていた。好きな食べ物綿飴ばいきんまん人質にされることの多い人物の一人でもあるが、例えばいきんまんでも悪事をしていない場合協力した食べ物分け与えたりしている。ばいきんまん拾ってきた魔法の鏡によると「(アンパンマンワールドで)最も心の美しい女性」とのこと原作では『月刊いちごえほん』版から登場。現在とは異なりかなりやんちゃでハチャメチャ性格口癖も「びじんのいのちはみじかい」だったが、テレビアニメ化に伴い、今のような性格になったテレビアニメ版初期の頃パン工場の誰よりもおむすびまんが旅から寄ってくるのを楽しみにしていた。たぬきおにから好かれているが、本人気づいていない模様かつてはジャムおじさん異なりお芝居得意なうだったが、現在は苦手になっているアンパンマン仲間達の中では、彼の新しい顔(頭)を投げて届けることが一番多い。投げ方多岐にわたり、ばいきんまんに顔を投げることを邪魔されてもほぼ百発百中アンパンマンの顔を入れ替えることができる。アンパンマンの顔は、誰が投げても邪魔さえなれけば百発百中入れ替えることができるが、多彩な投法を使うのは彼女だけ。 めいけんチーズ(英:Cheese, the dog) 声 - 山寺宏一 性別 - 男 / 初登場回 - TV第1話アンパンマン誕生Clip めいけんチーズ ある日森の中で泣いていたところを子供だったアンパンマン助けられ以来パン工場住み着いている性別オス。■トップ画にいる。愛称チーズ書籍アンパンマン研究』では「名犬」という犬種だとしている。 バタコさんと顔の輪郭がそっくり。黄色首輪付けている。 なのに二足歩行ジェスチャーができる。走る時は四足になることが多い。壊れた犬小屋くらいなら自分直せる。アンパンマン号の運転もこなしてしまう。アンパンマン達(特にバタコさん)にはチーズ伝えたいこと理解できる言葉話せない思われがちだが、やなせによるとチーズ他のキャラクター同様に言葉をしゃべることができ、作中ではしゃべる必要がないのでしゃべらないだけらしい。初期は文字読めなかった が、後に書くことはできるようになった名付け親バタコさんとは一番仲が良いクリームパンダカバオくん達とも仲良し原作での初登場となったいちごえほん版の第65回1982年1月掲載)では、元は当時犬嫌いだったばいきんまんアンパンマンに対して送り出したスパイという設定になっており、最終的にばいきんまん裏切ってバタコさんに懐いてしまい、そのままパン工場迎え入れられたという結末描かれている。 一斤食パン模した犬小屋チーズ住み始める前から存在しており、現在のチーズ小屋3代目で、壊れたり吹っ飛んだりした場合自分直すこともある。犬小屋で寝ることが多いが、稀にバタコさんの寝室で寝る時もある。「アンアーン!」と鳴き強靭な歯でロープバイキンメカケーブル噛み切ったり、穴掘り幽閉先から脱出したり、特に鋭敏な嗅覚活かしてばいきんまん基地探り当てたりさらわれたゲストキャラクターを見つけ出したり、空でアンパンマンの異常を知らせサイン最初に気づくなど「名犬」の名に恥じない大活躍を見せることが多い。バタコさんと一緒にアンパンマンの顔(頭)を投げて届けることもある。ジャムおじさんバタコさんとは異なりばいきんまんに対しては彼が悪さをしていない時でも警戒し威嚇することもある。ジャムおじさんらがばいきんまん優しくようとすると、チーズ制したり、腑に落ちない顔を浮かべたりすることもある。そのため、ばいきんまん変装いち早く疑い、見破ってみせることも少なくない。 とても食いしん坊で、ゲストキャラがパン工場または町へ料理振る舞い来てくれる聞くたびに嬉しがる。箸などを器用に扱い周り同じよう食事をするが、テーブルマナーの悪いところが目立ち、たびたびバタコさんに注意されている。アンパンマン曰く海水浴が好きらしい。ガールフレンドレアチーズとは相思相愛でたびたびデート誘っているが、待ち合わせ遅刻したりなど自身ドジ性格災いし、彼女の機嫌損ねてしまうことが多い。アンパンマン号の運転をすることも多いが、ジャムおじさんより少し運転が下手なようでアンパンマン号がドリフト走行している時は大抵チーズ運転している。演技力高くゲストキャラクター物真似も得意。ジャムおじさん達の仕事積極的に手伝っているが、菓子作り自分上手くやれるまでは上達していない。普段から勇敢だが、レアチーズ絡みになる(彼女がばいきんまんさらわれたり、彼女の飼い主であるウサの手作りクッキードキンちゃん食べたがっていたためにばいきんまんパン工場侵入して奪いに来た時)とその勇敢さが彼女にいいところ見せよう割り増しされる。 担当声優山寺今作チーズジャムおじさん含め20以上もキャラクター担当しており、クレジットタイトルにおいて「ジャムおじさん/チーズ」 以外がクレジットされることはないが、一部映画版では稀にその他の役名がクレジットされることがあるClip カレーパンマン Clip しょくぱんまん カレーパンマン(英:Currypan-man) 詳細は「カレーパンマン」を参照 声 - 柳沢三千代冨永みーな一時代役〈1999年〉) 性別 - 男 / 初登場回 - TV第2話B「アンパンマンカレーパンマン アンパンマン仲間で、彼と同じくジャムおじさんによって作られた。頭部カレーパン出来ている。短気熱血性格。口から熱いカレー吹き出して攻撃するカレービュー」が得意技カレーがなくなると顔がへこんで力が出なくなるが、カレーをたっぷり補給して満タンにすると辛さ100倍になる。甘い食べ物は苦手で、食べ過ぎると体弱ってしまう。カレー作ることができる。 しょくぱんまん(英:Shokupan-man) 詳細は「しょくぱんまん」を参照 声 - 島本須美 性別 - 男 / 初登場回 - TV第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」 アンパンマン仲間で、頭部食パン出来ている。アンパンマンカレーパンマンとは違いトースター山という山から生まれたらしい。「しょくぱんまん号」に乗って町や学校食パン届けている。優しく紳士的な性格芸術への関心が高い。 メロンパンナ(英:Melonpanna) Clip メロンパンナ Clip サンライズ系のメロンパン Clip ドミノマスク 声 - かないみか 性別 - 女 / 初登場回 - TV200話「メロンパンナちゃん誕生1992年平成4年)に初登場メロンパン女の子流れ星いのちの星の流群と大変よく似ている)を見たジャムおじさんが「皆が幸せ生きていくには、勇気同じくらい優しさが必要」と考えたことから、メロンパンナ作られた。アンパンマン違って成長した姿で誕生している。従来パン工場関連パンキャラクターでは最初女性キャラクター一人称「私」クレジットタイトルサブタイトルなどでは呼び捨てにされている が、ばいきんまん達 やロールパンナ除けば「ちゃん」付け呼ばれるのが通例また、登場初期にはアンパンマン達に呼び捨てにされることがあった。 アンパンマンや姉のロールパンナ比べて身長体格心持ち小さい。頭部は色も形も円形のメロンパンサンライズ系(■右側画像あり)に似ており、マスクメロン網目模した縦横の線が顔に6本入っていて、そうしてできた格子模様のうち、両眼位置する2つの面だけ色目濃くなっているので、古き良き時代のアメリカンコミックヒーロー張りのドミノマスク (Domino mask) (■右側画像あり)を装着しているかのような顔付きになっている。額には「m」の字が筆記体記されている。黒目緑色(■ミディアムシーグリーン)の濃淡2色で描かれ、よく目立つハイライト入っているのが大きな特徴。おでこや服には「m」の文字書いてある (服に書かれてあるマークの色は黄緑)。。緑の服着ており服のマークと同じ色の手袋とブーツを履いている。 頭からメロンジュースを出す。このジュースにはカビなどの汚れや悪い心を浄化する力があり、姉のロールパンナが悪い心に染まった時には善い心を取り戻させる効果発揮するまた、一度ブラックピエロになったピエロくんを元に戻すためにメロンジュース使い切ったことがあるアンパンマンらと同じく顔(頭)に異常を来すと力が出なくなり、顔(頭)を交換しなければならない。ただし、アンパンマンの顔(頭)より耐久性高めで、カビ生えたり、川に落ちて全体濡れたり する程度ではアンパンマンのように極端に弱ることはない。映画版では、しょくぱんまんカレーパンマン比べて強制的に変身させられたり動き封じられることは少ない。アンパンマンのようにお腹空かせた人に顔(頭)を食べさせたり、カレーパンマンのように食べ物与えたりすることはない。TV397話A「ロールパンナとかぜこんこん」の中盤では、風邪こじらせて寝込んでしまったが、飲めば回復するバタコさん同様、ばいきんまん人質されたり拉致・監禁されることが多くアンパンマン達が戦意喪失追い込まれる際には「助けてロールパンナお姉ちゃん!」と叫んでロールパンナ助け求めることが多い。心の中助け求めることもあった。 得意技は「メロメロパンチ」で、相手メロメロにさせて戦意喪失させたり、頑丈な金属柔らかくしてしまうなど、ダウナー系とも言える不思議な戦闘的効果発揮する効果時間曖昧で、ポータルサイトQ&A によれば、「好きな人会った時や美味しい物を食べた時にメロメロ』になる時と同じ位」とのこと。元気のなくなったカビンちゃんを元気づけるために用いたこともある。TV1456話B「クリームパンダと3ばいメロンパンナ」では、メロメロパンチを嫌がるメロンパン子にエンエンパンチを放たれメロンパンナ泣かされている。このように勢い欠けるためにかわされてしまうことも多くそのことから、状況によっては不意打ちの形で使われるアンパンマン達と力を合わせてダブルパンチ」や「トリプルパンチ」を繰り出すこともある。腕力などではアンパンマンバイキンメカ及ばないものの、身軽さ大きな武器で、飛ぶスピードアンパンマンよりも速く、飛ぶ音もアンパンマンとは異なりレーザーガンみたいな音である。それもあってか、アンパンマンSOS)のピンチジャムおじさん達に知らせることが多く新しく焼き上げたアンパンマンの顔(頭)を投げて届けることも多い。 可愛く優しい性格をした女の子らしい女の子。その顔(実質、頭でメロンパン)には「愛の花」の蜜が混ぜられており、ジャムおじさん曰く「誰にでも優しくて愛の心を持ったパン」。登場初期の頃は末っ子のような存在で、ナイーブで、ばいきんまん達が悪さをしていても優しく接したこともあった。また、メロン"パンダ"」と呼ばれて怒るなど道化師役回り多かった弟分クリームパンダ登場した頃からは母性的な面も見られるようになり、徐々に道化師役回り影を潜めていった。しょくぱんまんカレーパンマン同じく普段どのような生活をしているかは不明だが、パン工場寝泊まりする描写少なくないジャムおじさん頼んで作ってもらった“姉”のロールパンナが大好きで、いつかずっと一緒に暮らせるようにと願っており、姉のことを思い出したり心配したりしている。気持ち切り替え早く、姉が飛び去るたびに涙を流すが、その際アンパンマン達に励まされ元気を出すことが多い。弟分クリームパンダにも優しく彼のわがままな態度にも柔軟に応じ辛抱強さ持ち併せている。アンパンマン違って食事をするシーンがある。食欲旺盛で、ウサ子から「カバオくんみたい」と言われたこともある。学校授業を受けることが時々ある。パン工場仕事をしていない時は野原草花遊び興じていることが多い。 映画版ではアンパンマン次に主役回が多く、ゲストキャラ(ノッシーリリカマリンカボちゃんカーナなど)と深くかかわる機会多かった。 やなせは、メロンパンナキャラクター制作取り掛かるまでメロンパン食べたことがなかったという。 ロールパンナ(英:Rollpanna) 声 - 冨永みーな 性別 - 女 / 初登場回 - TV300話ロールパンナのひみつ」 1994年平成6年)に初登場ジャムおじさんメロンパンナのために作ったロールパン女戦士で、ジャムおじさん作った最後パンキャラクタージャムおじさん単なる仲間作るつもりだったが、「お姉ちゃん欲しい」と言うメロンパンナ願い叶えてやることにし、彼女より後に生まれながらも「姉」に当たるロールパンナ生まれたメロンパンナ同様、現在の姿誕生している。名前はメロンパンナ似せて名付けられた。ロールパンナ登場する話では大抵メロンパンナ登場する絵本では後述する海の白馬マリンに跨って登場することが多い。一人称「私」で、男性語を話す。優しい心が強くなると丁寧口調になることもある。 頭部は白い布の覆面眼の周り以外のほとんどを隠しており、一束巻き毛眉間(みけん)のあたりから飛び出している。覆面外した場面も剥がされた場面描かれていないため、どのような素顔をしているのかは分からない黒目の色は濃い目のターコイズブルー(■)の濃淡2色で描かれメロンパンナ同じくよく目立つ眼球ハイライト入っている。覆面の額の位置には赤い字で「R」記されている。黒い服に、白手袋と白いブーツと白いベルトをしており、裏地が赤い紺色マント羽織っている。黒い服の胸の部分には赤色青色ハートマークがあり、彼女の内なる善と悪(※後述)を象徴している。 妹のメロンパンナ10年一度咲く「まごころ」を偶然見つけたことでその花粉加えてジャムおじさん作ろうとしたが、それを聞きつけたばいきんまんが「バイキンエキス」も入れてしまったため、ロールパンナ善と悪という相反する心を一身抱いて生まれてしまった。誕生直後ばいきんまんに「アンパンマンはお前の敵だ」と刷り込まれたことで、アンパンマン対峙すると悪い心になり、アンパンマン達と戦うことになってしまう。正義のヒーローとは相剋せざるを得ない境遇にあり、アンパンマンのいるパン工場とは距離を置いている。善悪二つの心の板挟みに悩むロールパンナは、普段くらやみ谷や高い岩山あちこち連なる荒地にいる。メロンパンナに「一緒にいて欲しい」と懇願されても、パン工場帰ることを拒んでいる。 当初は悪い心になって外見上は変化の無い描写だったが、途中から、悪い心になるとブラックロールパンナに変身するという設定変わったブラック化すると、衣装白かった部分全て黒くなり、マントの色も彩度低くなる肌の色屍人色(あるいは、ゾンビカラー)に、黒目禍々しい赤色に変わる。胸にある二つハートマークは、善い心が強調される時には赤いほうが、悪い心が強調される時は青いほうが光る。善い心と悪い心との間で気持ち揺れ動き出すと両方マーク交互に点滅し頭を抱えて悩む。TV852話「ばいきんまんとブラックロールパンナ」、TV1283話「メロンパンナとブラックロールパンナ」、TV1319話「ジャムおじさんとブラックロールパンナ」ではブラック変身しアンパンマン含めて仲間たち襲撃する場面見られるほか、TV998話B「しょくぱんまんロールパンナ」ではアンパンマン落ちてくる絵を見てブラック変身する場面もある。映画第7作ゆうれい船やっつけろ!!』では、ドクター・ヒヤリによってまごころ全て抜き取られる形でブラックになってしまう場面もあった。映画第14作ロールローラ うきぐも城のひみつ』では、バイキン光線まともに浴びてしまい、ブラックロールパンナの額のマーク「R」から「B」になり、胸の青いハート真ん中位置している。 メロンパンナクリームパンダ大切に思っていて、特にメロンパンナ現れる(姿を見せる、話しかけるメロンジュースをかけるなどする)とブラック状態であっても元に戻る。TV第654話「ふたりのロールパンナ」では、ドクター・ヒヤリが開発した「フタリニナール」によって善い心と悪い心の二人分かれ善い心を持ったロールパンナは悪い心が抜けたため、口調も丁寧で穏やかな性格となり、破壊を好む完全な悪の心を持ったロールパンナ誕生してしまったことがある。“完全体”のブラックは、ばいきんまんの言うことすら聞かなくなりメロンパンナの声にも全く反応せずに彼女さえ攻撃対象とした。また、善い心には悪い心を浄化させる能力が、悪い心には相手石化させる能力追加された。最終的に双方ロールパンナ同士による壮絶な戦いになったが、互い激突した同時に効果切れて元に戻ったその後メロンパンナに「一緒にパン工場帰ろう」と誘われる自分の悪い心が犯した罪を重く受け止めて飛び去ってしまう。ジャムおじさんは「いつか悪い心に勝つ日がやって来るだろう」と彼女を見送った主要な攻撃新体操使われているのと同じスティック付きリボン帯状布)「ロールリボン」をくるくると回すことで繰り出される得意技特訓によって体得した「ローリングハリケーン」で、自分中心にして高速回転して竜巻起こすパターンと、リボン回転させて気流発生させるパターンがある。普段は1本だが、稀に2本所持している場合もあり、両手持ちで戦うこともある。ロールパンナ格闘戦でアンパンマン圧倒する数少ないキャラクターだが、大抵はメロンパンナ現れ戦闘中断するまた、アンパンマンのほうは前述経緯からロールパンナとの戦闘拒否しているため、普段まともに戦おうはしない助け求めてメロンパンナが叫ぶ時にはロールパンナどんなに遠くにいてもすぐに駆けつける飛行時は直立不動姿勢で飛ぶ。声色について、当初善悪大差なかったが、ブラック化する野太い声変化する描写変更された。その後、善の状態でも以前比べて低く落ち着いた雰囲気変わっていった。メロンパンナ同じくばいきんまん達以外からは基本的に「ちゃん」付け呼ばれることが多い がフラワー姫からは「さん」づけで呼ばれていた。。 やなせ曰く宝塚歌劇団男役モデルにしており、また、悪役(ブラックロールパンナ)のほうが美少女ぶりが冴えて格好よくなるのには少々困っている」「なぜこのような陰のあるキャラクター考えたのだろう」などと語っている。登場する時や攻撃時の掛け声は、ターザンイメージしている。 登場初期は強い者(アンパンマン鉄火マキちゃんばいきん仙人など)との勝負望んでいたが、ブラックロールパンナにされた頃から普段は優しい気持ちのほうが強くなった。ばいきんまんジャムおじさんによると、これはバイキンの力が弱まっているため。クール寡黙だが、普段優しく大人しい性格で、特に小さい子供や弱い者には同情寄せる。メロンパンナ同じく花が好きで、自然や動物愛す女の子らしい面がある。自らが率先して犠牲になることができるアンパンマンの「強さ」も理解している。映画第9作『虹のピラミッド』ではジャムおじさんに代わってパン作ったことがあるほか、裁縫もできる模様で、バタコさんの代わりにアンパンマン破れたマント繕ったこともある。しょくぱんまん誘われて絵を描いたこともある。映画第12作同時上映やきそばパンマンとブラックサボテンマン』では、自分同様にばいきんまんの手によって悪の道に進んでしまったブラックサボテンマンに同情寄せ場面があった。また、映画第18作いのちの星のドーリィでも、自分が心を持った意味に悩むドーリィと2人きりで話をしている。直接食事をする場面見られないが、メロンパンナ作ったケーキ美味しいと言ったり、TV753話B「ロールパンナドクダミ夫人」では後ろ姿ながらどくだみを飲むシーンがあり、飲食をしないというわけではない。 登場初期テレビアニメ版映画版ともに出番多かったが、2000年代後半から出番減少している。また、TV第998話B「しょくぱんまんロールパンナ以後、第1283話「メロンパンナとブラックロールパンナ」まで(放送期間では6年余り)ブラックロールパンナに変身することが無くアンパンマンの名前を聞いたり彼と対峙しても悪い心が反応しなくなりばいきんまんアンパンマンを倒すよう命令することもほとんど無かったロールパンナの話は前述複雑な設定ゆえに複数の回に跨る伏線多数散りばめられていて、彼女が頻繁に苦悩葛藤し、着実に変化見せる姿が描かれるなど、他のキャラクターの話に比べてドラマ性が強い作品多く、やや大人向けテイストになっている配役については、冨永ドキンちゃん役を引き継いでからはダブルキャスト二重配役)となるため、基本的にクレジットされなくなったクリームパンダ(英:Creampanda) Clip クリームパン Clip クリームパンダ / 焼きたてクリームパンを手にしている。 声 - 長沢美樹 性別 - 男 / 初登場回 - TV469話「アンパンマンクリームパンダ1998年平成10年)に初登場ある日突然ジャムおじさん呼んだクリームパン男の子。■トップ画にいる。パン工場関連キャラクターでは最後に登場したカスタードの国からやって来た。家族経歴不明だが、メロンパンナロールパンナを「お姉ちゃん」と呼んで慕っており、彼女たちにとっては可愛弟分という位置付けにある。一人称「僕」。名前は、他のパン工場関連男の子タイプキャラクターが「〇〇パン + マン」という語構成なっているのと違い女の子タイプパンキャラクター使われる〇〇パン + …ナ」をアレンジしたものとなっており、愛称敬称も「ちゃん」が使われている(ばいきんまん達やロールパンナを除く)。 頭の形は、焼きむらを防ぐための切れ込みが数か所入った野球グラブにも似たクリームパンにそっくりで、焼いたパンの色(濃い目の■小麦色)をしている。当初本人自分のことを「『クリームパン』だ!」と言い張っていたが、ジャイアントパンダのように眼の周りが黒いことから「クリームパンダ」と勘違いされることが多くそのうち諦めて自ら「クリームパンダ」と名乗るようになったキャラクターソングによると、これは「仕方がない」ことらしい。それでも単に「パンダ」と呼ばれるのだけは嫌がっており、しばしば「『パンダじゃないやい!」と抗う。しかし、ドン・キ・ホタテがサンチョ・パンダを呼んだ際は「パンダ」に思わず反応し間違って返事をしてしまった。映画版では「くたびれパンダ」「くちびるパンダ」と呼ばれたこともある。クリーム色(■)の服を着て黄色手袋ブーツをしているが、アンパンマン達とは違ってベルト着けていない。服の胸の部分には「C」かたどった赤いマークがある。裏地ピンク色赤いマント羽織っている。 頭が野球グラブ状なのを活かしパンチを手ではなく頭で行うことが多い。登場初期空を飛ぶのが苦手だったものの、アンパンマンメロンパンナ特訓してもらったお蔭で安定して飛べようになった。それでも、急な突風煽られ墜落してしまい、マント破ってしまうこともある。ジャムおじさん特製カスタードクリーム食べると、非常に速く飛ぶことができる。得意技頭突き技の「グー・チョキ・パンチ」で、末尾グー・チョキ・パーいずれかが入る(グー頻度が高い)。威力バイキンUFO軽く突き飛ばして隙を作る程度それほど強くないが、つなぎの技となることが多い。メロンパンナと同様、アンパンマン戦闘後方からサポートする立場にいることが多くアンパンマンピンチになった時にはジャムおじさん達に知らせたり新しく焼き上げられた顔(頭)を投げて届けることもある。前線戦おうとする時もあるが、力不足のため、しばしば足手まといになってしまい、ばいきんまん達から見くびられて軽くあしらわれることも多い。 怖いもの知らず意地っ張りな性格負けず嫌いな一面もあり、映画第15作ルビー願い』のルビーや『いのちの星のドーリィ』のドーリィ、テレビアニメ版クリスマススペシャルがんばれクリームパンダ!クリスマス冒険」のアミちゃんなど、わがままで押しの強い女性衝突することもしばしば。性格の不一致なければ誰とでも仲良くなれるが、人見知り激しい。アンパンマン同じく舞台に立つと緊張してしまうことがある他人に対して感情的になりやすく、時々自分を見失いがちになったり、周り見えなくなったりしてしまう。初登場時は、ばいきんまん落とし穴引っ掛けたり、勝手にバイキンUFO乗り回したりなど、悪戯好きだったまた、当初甘えん坊泣き虫一面強かったが、アンパンマン達と交流重ねていくうちにわずかながら逞しさ見せるようになり、子供扱いされることも嫌うようになった。「悪者やっつける強いヒーロー」を目指していたが、アンパンマンらに助けられたことをきっかけに、率先して人助けを行う彼らを尊敬するうになるロールパンナについては、初めは彼女を第一印象から怖がり、さらにブラック化した彼女を目の当たりにしたことで嫌ってしまうが、彼女の性質や事情アンパンマンから聞かされたことで和解し、彼女を慕うようになったメロンパンナと同様、顔(頭)の一部食べ物与えことはない。アンパンマン違って食事をするシーンがある。メロンパンナと同様、学校授業参加しパン工場寝泊まりすることがある(特に映画版)。普段ジャムおじさん作ったパン届けお手伝いをしている。 好物カスタードクリームで、豚肉代わりにカスタードクリーム入れたクリームまん」などを好む。前述したようにジャムおじさん特製カスタードクリーム食べると飛行能力まで向上する初登場時には「カスタードクリームしか食べない」と発言していたが、よくおやつやゲストキャラクター料理などを呼ばれるので、実際に偏食をする描写少なく、その一方で食わず嫌い克服する描写はある。当初は辛い物が苦手で、通常のカレー代わりに辛味控えた「クリームカレー」を食べていたが、普通のカレーライス食べシーンものちには描かれるようになった。餡の入った食べ物敬遠する

※この「パン工場の関係者」の解説は、「アンパンマンの登場人物一覧」の解説の一部です。
「パン工場の関係者」を含む「アンパンマンの登場人物一覧」の記事については、「アンパンマンの登場人物一覧」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアンパンマンの登場人物一覧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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