そう‐こく〔サウ‐〕【相克/相×剋】
五行思想
(相剋 から転送)
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五行思想(ごぎょうしそう)または五行説(ごぎょうせつ)とは、古代中国に端を発する自然哲学の思想。万物は火・水・木・金・土(七曜の命令)の5種類の元素からなるという説である。
- ^ 《台日大辭典》、小川尚義
- ^ 小柳司気太 『道教概論』世界文庫刊行会、1923年、26頁。
- ^ 井上聰 『古代中国陰陽五行の研究』翰林書房 (原著1996-3-15)、200-203頁。ISBN 4906424805。
- ^ すうえん。騶は{馬芻}。鄒衍と表記する場合もある。
- ^ 井上聰 『古代中国陰陽五行の研究』翰林書房 (原著1996-3-15)、191-195頁。ISBN 4906424805。
- ^ 黄帝内経による。
- ^ 山田慶児 『中国医学の思想的風土』潮出版社、1923年、109頁。
- ^ 島邦男 『五行思想と禮記月令の研究』汲古書院 (原著1972-3)、18-20頁。
- ^ 島邦男 『五行思想と禮記月令の研究』汲古書院 (原著1972-3)、103頁。
- ^ 井上聰 『古代中国陰陽五行の研究』翰林書房 (原著1996-3-15)、206-207頁。ISBN 4906424805。
相剋(そうこく)
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相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。 木剋土(もっこくど) 木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。 火剋金(かこくきん/かこくごん) 火は金属を熔かす。 土剋水(どこくすい) 土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。 金剋木(きんこくもく/ごんこくもく) 金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。 水剋火(すいこくか) 水は火を消し止める。 元々は「相勝」だったが、「相生」と音が重なってしまうため、「相克」・「相剋」となった。「克」には戦って勝つという意味がある。「剋」は「克」にある戦いの意味を強調するために刃物である「刂」を「克」に付加した文字である。同様に克に武器を意味する「寸」を加えた尅を使うこともある。
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