五常とは?

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ご‐じょう〔‐ジヤウ〕【五常】

儒教で、人が常に守るべきものとする五つの道

仁・義・礼・智・信五つの道徳(漢書)。

五典(ごてん)」に同じ。

五倫(ごりん)」に同じ。


五常

読み方:ゴジョウ(gojou)

(1)義・慈・友・恭・孝。
(2)仁・義・礼・智・信


ごじょう 【五常】

儒教で、人の常に守るべき五つの道徳をいう。孟子は仁(惻隠哀れみ)、義(羞悪不善を羞じ悪む)、礼(辞譲他人に譲る)、智(是非=善悪判断)の四つ四端道徳へ進む四つ端緒)として教え漢代になると春秋博士董仲舒がこれに信を加え木火土金水五行に配して五常とした。晋代以後になると、五常を五典とする教え現れた。五典五教ともいい、『春秋左氏伝』では父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝とし、『孟子』は父子の親君臣の義夫婦の別、長幼の序朋友の信とする。この親・義・別・序・信は五倫ともいう。→ 十義

五常

読み方:ゴジョウ(gojou)

所在 長野県松本市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

五常

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 07:45 UTC 版)

五常(ごじょう)または五徳(ごとく)は、儒教で説く5つの徳目。を指す。三綱(さんこう、君臣・父子・夫婦間の恭順)とあわせて「三綱五常」(zh:三纲五常)と表現することも多い[注釈 1]


注釈

  1. ^ 「三綱」の思想は、特に『春秋繁露』『白虎通』などの漢代思想で言われる[1]。「三綱」は元々は儒家ではなく法家の思想である、とする指摘もある[2]
  2. ^ 白川静『孔子伝』によれば「狩衣姿も凛々しい若者のたのもしさをいう語」である。白川(2003)
  3. ^ 最古の字典である『説文解字』では「親」に通じると述べている。
  4. ^ 孔子はまた、「君子」について、「造次」(急変)のときも、「顚沛」(ひっくりかえること)のときも「仁に違ふことなし」として、生活のいかなる場面でもつねに身につけるべき至高の倫理とした。
  5. ^ ともに『論語』顔淵篇に収載されている。
  6. ^ 『説文解字』では、語源的に「宜」に通じると説明している。

参照

  1. ^ 関口順「人倫の「形而上学」 : 倫理を示す「礼」の考察」『歴史文化研究 : 茨城』第6巻、2019年、 4頁。
  2. ^ 土田 2011, p. 21(杜維明による指摘として、『韓非子』忠孝篇)から.
  3. ^ a b c d 本田「仁」(2004)
  4. ^ 白取(2005)pp.50-51
  5. ^ 澤田「義」(2004)
  6. ^ 高橋「礼」(2004)
  7. ^ 廣常「五常」(2004)


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