ごぎょうとは? わかりやすく解説

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ご‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【五行】

読み方:ごぎょう

中国古代世界観で、万物構成し天地の間に運行する考えられ木・火・土・金・水五つ元素。天では木星火星土星金星水星として運行し、地では木・火・土・金・水として現れ、人も五行から構成されているという。→五行説

仏語菩薩(ぼさつ)が修行する五つ行法大般涅槃経(だいはつねはんぎょう)では、聖行梵行天行嬰児(ように)行・病行。大乗起信論では、布施持戒忍辱(にんにく)・精進止観


ご‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【御形】

読み方:ごぎょう

ハハコグサの別名「おぎょう(御形)」の俗称

[補説] 春の七草一つとして用いるときの称。《 新年


ごぎょう 【五行】

中国古来哲学でいう万物組成する五つ元素(行は動き活動している意)。木・火・土・金・水。木から火を生じ、火から土、土から金、金からから木と生じていくのを五行相生といい、木は土に剋ち、土はに、は火に、火は金に、金は木に剋っていくのを五行相剋という。これらを男女の性に配し相生合えば和合幸福、相剋対すれば不和災難とする。漢代陰陽説合して陰陽五行説となった。五行それぞれに神を配し五行神とする。木に句芒、火は祝融、土は后土、金は蓐収玄冥など。→ 陰陽仏教菩薩修行五つをいう。『涅槃経』では、聖行梵行(清い心での行)・天行天然理による行)・嬰児行(慈悲の行)・病行(病者と同苦の行)とし、『大乗起信論』では、布施持戒忍辱精進止観雑念止め正し観察)とする。③イスラム教五つ信仰行為。→ イスラム教

五業

読み方:ごぎょう

  1. 料理屋旅館芸者屋、待合検番をいう。
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ハハコグサ

(ごぎょう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 14:53 UTC 版)

ハハコグサ(母子草[6]学名: Pseudognaphalium affine)は、キク科ハハコグサ属越年草である。道端や畑などに見られる小型の草で、全体が白い綿毛に包まれていて白っぽく見え、葉は細いへら形で、春から初夏に細かい黄色い花を密に咲かせる。春の七草の1つ、御形(ごぎょう、おぎょう)でもあり、茎葉の若いものを食用にする[7]


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pseudognaphalium affine (D.Don) Anderb. ハハコグサ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Pseudognaphalium luteoalbum (L.) Hilliard et B.L.Burtt subsp. affine (D.Don) Hilliard et B.L.Burtt ハハコグサ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Laphangium affine (D.Don) Tzvelev ハハコグサ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Gnaphalium luteoalbum L. subsp. affine (D.Don) Koster ハハコグサ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Gnaphalium affine D.Don ハハコグサ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年3月18日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 25.
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 田中孝治 1995, p. 105.
  8. ^ a b c 稲垣栄洋 2010, p. 57.
  9. ^ a b c d 飯泉優 2002, p. 92.
  10. ^ a b c 田中修 2007, p. 31.
  11. ^ a b c d 大嶋敏昭監修 2002, p. 328.
  12. ^ a b c d e f g 稲垣栄洋 2010, p. 56.
  13. ^ a b 主婦と生活社編 2007, p. 55.
  14. ^ a b c d 菱山忠三郎 2014, p. 17.
  15. ^ a b c 貝津好孝 1995, p. 109.
  16. ^ a b c d e 金田初代 2010, p. 135.
  17. ^ a b c d e f g 川原勝征 2015, p. 36.
  18. ^ a b c d e f g 馬場篤 1996, p. 93.
  19. ^ a b c 高橋秀男監修 2003, p. 81.
  20. ^ a b c 稲垣栄洋 2010, p. 54.
  21. ^ 主婦と生活社 2007, p. 55.


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ごぎょう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 07:30 UTC 版)

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