おひたし
京ことば | 意味 |
おひたし | 醤油 |
おひたし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/17 18:08 UTC 版)
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おひたし(別名:御浸し、おしたし、ひたし、ひたし物)とは、調理法の1種である。食材を出汁に浸す過程より派生した調理名であるが、この工程は省かれることも多く、単に茹でた食材に醤油(麺つゆ)をかけたものも、おひたしと呼ばれる。類似する調理法として胡麻和えがある。
概要
歴史
古くは浸物と表記され、「おひたし」という名称はその美称だった。奈良時代の文書からもこの調理法があったことが推定されているが、戦国時代の永正14年(1517年)の記録に「ヒタシ物」という語句が出現する[1]。江戸時代には煎り酒や酢で味付けする物や原料にアワビやいりこ、くらげなどの海産物を用いた物も存在したが、明治以後には野菜を醤油で味付けする形式が主流となった。セリやあく抜きしたワラビやコゴミ(クサソテツの若芽)、コシアブラなど、山菜が用いられる場合もある。
揚げ浸し
ナスなど茹でずに油で揚げて熱湯をかけて油抜きしたものを調味した出し汁に浸したものも、おひたしの一種であり、この場合はとくに揚げ浸し(あげびたし)という。
脚注
- ^ 『鈴鹿家記』より。
関連項目
- 温野菜
- 煮びたし
- ナムル
- 和え物
- ホルタ・ブラスタ - ギリシャで「茹でた葉野菜」の意味の調理法が類似する料理
- en:boiled greens
おひたし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 08:48 UTC 版)
「頭文字を繋げた言い回しの一覧」の記事における「おひたし」の解説
2017年(平成29年)に「報・連・相」に対する標語としてインターネット上で話題となった「お・ひ・た・し」があり、それぞれ 怒らない(おこらない) 否定しない(ひていしない) 助ける(たすける) 指示する(しじする) の頭文字をとっている。 さらに派生系として「こまつな(困ったら、使える人に、投げる)」や「きくな(気にせず休む、苦しいときは言う、なるべく無理しない)」、してはいけないこととして「ちんげんさい(沈黙する、限界まで言わない、最後まで我慢)」がある。
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